2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場・会社予想からの修正はなし(業績予想の修正無し)。売上は上振れ傾向(前年同期比+13.3%)だが、営業利益・純利益は想定どおり改善せず大幅減益(営業利益△36.6%、親会社株主帰属四半期純利益△51.6%)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高:2,569百万円、前年同期比+13.3%/営業利益:114百万円、前年同期比△36.6%)。
- 注目すべき変化:報告セグメントを3→4に変更(保険クリニック、FA、ソリューション、システム)。保険クリニックの店舗数拡大(直営99店・FC197店、合計296店)や事業譲受に伴う無形資産(のれん等)の増加が確認される。
- 今後の見通し:通期業績予想(通期売上11,288百万円、営業利益844百万円、親会社株主帰属当期純利益507百万円)に対する第1四半期進捗は売上で約22.8%、営業利益で約13.6%、純利益で約10.7%。会社は通期予想に変更無しと表明。
- 投資家への示唆:売上の拡大は顕在化しているが、店舗増加・マーケティング強化や短期借入の増加で利益率・自己資本比率が低下(自己資本比率58.9%)。ソリューション事業はMRRで増減分が混在しており、大口取引の解除リスクやSaaSの成長性を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アイリックコーポレーション(コード 7325)
- 主要事業分野:来店型保険ショップ「保険クリニック」運営(保険販売)、FA(ファイナンシャルアドバイザリー)事業、保険業界向けソリューション(ASシリーズ等のSaaS)、システム事業(AI-OCR、電子帳簿保存等のプロダクト)
- 代表者名:代表取締役社長CEO 勝本 竜二
- IR問合せ責任者:取締役CFO 管理本部長 相原 尚昭(TEL (03)5840-9551)
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期(2025年7月1日〜2025年9月30日)
- 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会:無
- セグメント(2026年6月期からの報告区分)
- 保険クリニック事業:来店型保険ショップ運営(直営・FC)
- FA事業:子会社を通じたファイナンシャルアドバイザリー等
- ソリューション事業:ASシリーズ等、保険業界向けSaaS(MRRベース収益)
- システム事業:AI-OCR(スマートOCR)、電子帳簿保存(DenHo)、エンタープライズサーチ(brox)等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):8,708,000株
- 期末自己株式数:530,667株
- 期中平均株式数(四半期累計):8,177,333株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表・IRイベント等:当四半期は決算説明会無し。その他スケジュールは未記載。
- 株主総会等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する当第1四半期の達成率)
- 売上高:第1四半期 2,569百万円 → 通期予想11,288百万円に対する進捗率 22.8%(通常期の進捗判断は季節性に依存)
- 営業利益:第1四半期 114百万円 → 通期予想844百万円に対する進捗率 13.6%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:第1四半期 54百万円 → 通期予想507百万円に対する進捗率 10.7%
- サプライズの要因:
- 売上は店舗拡大(事業譲受含む)とFA事業の好調で増加。
- 利益が減少した主因は、直営店増加に伴う人件費・地代家賃の増加、マーケティング強化(来店獲得のための広告投下)、および第1四半期に計上された特別損失(賃貸借契約解約損13.7百万円等)。
- また短期借入金(700百万円)計上により財務構成に変化。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正しておらず、現状では「予想据え置き」。ただし第1四半期の営業利益進捗率が低いため、以降の利益改善(MRR回復、店舗の効率化、費用コントロール)が達成のカギ。
財務指標(要点)
- 損益(第1四半期、単位:百万円)
- 売上高:2,569(前年同期2,267、+13.3%、増収)
- 売上総利益:1,918(前年同期1,761、+8.9%)
- 販管費:1,803(前年同期1,580、+14.2%)
- 営業利益:114(前年同期181、△36.6%)
- 経常利益:118(前年同期183、△35.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:54(前年同期112、△51.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):6.63円(前年同期13.65円)
- 収益性指標
- 売上総利益率(粗利率):1,918 / 2,569 = 約74.7%(前年同期約77.7%)→ 粗利率低下
- 営業利益率:114 / 2,569 = 約4.5%(前年同期約8.0%)→ 大幅低下
- 四半期ベース年率換算ROE(注:四半期純利益を年率換算):おおむね5.9%(年率換算)(目安:8%以上が良好)
- 四半期ベース年率換算ROA:おおむね3.6%(年率換算)(目安:5%以上が良好)
- (注)ROE/ROAは四半期純利益の年率換算値で概算。資料に年間ベースのROE/ROAは記載なし。
- 主要貸借対照表(単位:百万円)
- 総資産:6,263(前期末6,052、+211)
- 流動資産:3,617(前期末3,830、△212)※売掛金・契約資産が減少
- 固定資産:2,646(前期末2,222、+424)※無形固定資産(のれん・顧客関連資産)の増加
- 現金及び預金:2,187(前期末2,223、△35)
- 流動負債:2,443(前期末2,060、+382)※短期借入金700を計上
- 純資産:3,758(前期末3,945、△186)※配当支払等により利益剰余金が減少
- 自己資本比率:58.9%(前期末64.2%)(目安:40%以上で安定)
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率:22.8%
- 営業利益進捗率:13.6%
- 純利益進捗率:10.7%
- コメント:売上は一定の進捗を示すが、費用先行により利益の進捗は低め。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付されていない(未作成)ため、営業CF・投資CF・財務CFの詳細は不明。
- 現金同等物残高:現金及び預金 2,187百万円(前期末比 △35百万円)
- 短期借入金の計上(700百万円)により流動負債が増加。フリーCFは不明(資料未作成)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:58.9%(安定水準)
- 流動比率・負債比率の詳細は資料に明記なし(流動資産3,617/流動負債2,443 → 流動比率 ≈ 148%)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:合計15,415千円
- 固定資産除却損:1,712千円
- 賃貸借契約解約損:13,702千円(主因)
- 一時的要因の影響:当第1四半期の税引前利益を押し下げているが、金額は四半期損益に対して限定的(15.4百万円)。
- 継続性の判断:賃貸借契約解約損は事象ベースの一時項目と考えられるが、今後の店舗戦略次第で類似費用の発生可能性は留意。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年6月期(実績):年間30.00円(期末30円、内訳:普通25円+記念配当5円)
- 2026年6月期(予想):中間16.00円/期末16.00円/年間合計32.00円(直近予想から修正無し)
- 配当性向:通期予想に対する配当性向は資料に明記なし(計算例:通期当期純利益予想507百万円と配当総額の関係で算出可)。
- 自社株買い:記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資・無形資産:
- 固定資産合計は424百万円増加(有形固定資産+51.4百万円、無形固定資産+319.8百万円、顧客関連資産+190.7百万円)。のれんが124.9→241.2百万円に増加(+116.3百万円)→ 事業譲受/買収による影響。
- 第1四半期の減価償却費:94,353千円(前年同期61,646千円)
- 取得対価:事業譲受の取得原価 148,000千円(現金)を計上(注記)
- 研究開発費:明確な金額記載なし(–)
受注・在庫状況
- 該当情報:資料に記載なし(–)
セグメント別情報(当第1四半期)
- 保険クリニック事業
- 売上高:1,298.7百万円(前年同期比+11.2%)
- セグメント利益:156.7百万円(前年同期比△31.5%)
- 事業動向:直営店増(+12店)・FC197店。新規来店数9,064人(四半期ベースで過去最高、+22.4%)、成約件数5,020件(+6.3%)。人件費・地代家賃増、広告強化で費用増。
- FA事業
- 売上高:565.3百万円(前年同期比+20.5%)
- セグメント利益:20.9百万円(前年同期は12.2百万円の損失→黒字転換)
- 事業動向:子会社(ライフアシスト)の採用強化等で好調。
- ソリューション事業
- 売上高:327.7百万円(前年同期比△10.8%)
- セグメント利益:96.9百万円(前年同期比△34.3%)
- 事業動向:ASシリーズのID数は前期比+3.9%(7,193 ID)。代理店・金融機関向けで生成AIプロダクト投入(AS FiNDER)等。保険会社向けMRRは大手1社との契約解除影響で減少。
- システム事業
- 売上高:377.4百万円(前年同期比+29.2%)
- セグメント利益:29.9百万円(前年同期比+176.5%)
- 事業動向:『スマートOCR』『DenHo』『brox』等のライセンス/保守でストック収入が増加。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2026年6月期を初年度とする3か年計画を開始。成長と資本効率の両立を基本方針。保険クリニックのブランド強化・成約向上、ソリューション事業を保険業界特化のバーティカルSaaSへ転換することを掲げる。
- KPI進捗:MRR(ASシリーズ)や店舗数拡大は進展。ただし利益率やROE改善の進捗は現時点で鈍い。
競合状況や市場動向
- 市場動向:保険業界では改正保険業法の施行が見込まれ、顧客本位の業務運営や体制整備の必要性が高まる(業務運営コストやコンプライアンス対応負担の増加リスク)。
- 競合評価:同業他社比較は資料に記載なし(–)。SaaS(保険向け)や来店型ショップの競争環境を踏まえ、差別化(ブランド・プロダクト)とコスト効率がカギ。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上 11,288百万円(前期比+19.8%)、営業利益 844百万円(+13.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 507百万円(+16.4%)、1株当たり当期純利益62.00円。
- 会社の前提条件等:詳細は添付資料(P.3参照)を参照。
- 予想の信頼性:第1四半期は売上が順調だが利益進捗が弱く、以後の固定費・販管費コントロールとソリューションのMRR回復が重要。
- リスク要因:大口顧客契約の解除、改正保険業法への対応コスト、マーケティング投資の効果、為替・金融環境の変動、M&Aの統合リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- セグメント変更:第1四半期より報告セグメントを3→4区分に変更。過去比較は遡って組替済み。
- 重要な後発事象:2025年10月27日取締役会決議により、アセットガーディアン株式会社から来店型保険ショップ事業の事業譲受を決定(譲受日:2025年12月1日、取得対価:現金148,000千円)。のれん等の増加が見込まれる(現時点でのれん確定金額は未定)。
- 監査:四半期決算に対する監査法人のレビューは無し(該当期はレビュー無し)。
注記・留意事項
- 不明項目は“–”と記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7325 |
| 企業名 | アイリックコーポレーション |
| URL | https://www.irrc.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 保険業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。