2025年12月期 第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:第3四半期の実績は会社予想から大きな乖離はなく「ほぼ予想通り」。ただし、通期業績予想は為替想定の見直し等を受け上方修正(売上高・経常利益・当期純利益を増額)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高+6.4%、営業利益△2.5%、親会社株主に帰属する四半期純利益△13.1%、いずれも前年同期比)。
  • 注目すべき変化:海外(特に米州・欧州)で小型屋外作業機械(OPE)が好調で海外売上高が前年同期比+7.8%と寄与。一方、為替差益→差損への転換およびIT投資や人件費増で利益が圧迫。
  • 今後の見通し:通期予想を修正(売上高1,720億円→前回比+3.0%、営業利益据え置き18,500百万円、経常利益17,500百万円(+2.9%)、当期純利益13,000百万円(+4.0%))。第4四半期の想定為替は1USD=150円(従来145円)、1EUR=170円(従来165円)。
  • 投資家への示唆(助言ではない):売上進捗は良好で営業利益・純利益は通期目標に対して高い進捗率を示すが、為替変動・米国の関税政策・人件費/IT投資が今後の利益動向を左右する主要要因。

基本情報

  • 企業名:株式会社やまびこ(6250)
  • 主要事業分野:小型屋外作業機械(OPE)、農業用管理機械、一般産業用機械等の製造・販売(国内外、特に北米・欧州が主要市場)
  • 代表者名:代表取締役社長執行役員 久保 浩
  • 問合せ:経理部長 佐々木 敏一 TEL 0428-32-6111
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月13日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期連結累計)
    • 決算説明資料の作成:有、決算説明会:無
  • セグメント(報告セグメント):
    • 小型屋外作業機械:家庭向け・業務向けの芝刈機、刈払機、ロボット芝刈機など
    • 農業用管理機械:水田管理等の防除機等
    • 一般産業用機械:発電機、エンジンカッター、投光機等
    • その他:主要3事業に含まれない生産子会社売上等
  • 発行済株式等:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):44,108,428株
    • 期末自己株式数:3,199,302株
    • 期中平均株式数(第3四半期累計):40,943,498株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(第3四半期)提出済
    • 株主総会・IRイベント:–(本短信に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 実績(連結、第3四半期累計:百万円)
    • 売上高:135,317(前年同期127,151、+6.4%)
    • 営業利益:16,799(前年同期17,238、△2.5%)
    • 経常利益:16,053(前年同期17,017、△5.7%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:11,668(前年同期13,430、△13.1%)
  • 予想対比(会社予想との比較)
    • 第3四半期単独の会社計画との明確な乖離開示はなし。通期については8月公表予想から修正(売上・経常・純利益を上方修正、営業利益は据え置き)。
  • サプライズ要因(上振れ/下振れの主因)
    • 上振れ要因:為替想定の変更(想定ドル安=円高の逆ではあるが、会社は想定レート変更により通期売上を増額)および北米・欧州でのOPE販売好調。
    • 下振れ要因:DX関連IT投資費用や国内外人件費増加、米国の関税政策に伴う価格対応コスト、為替差損の発生(前年は為替差益)。
  • 通期への影響
    • 通期進捗率:売上進捗78.6%(135,317/172,000)、営業利益進捗90.8%(16,799/18,500)、純利益進捗89.8%(11,668/13,000)。営業利益・純利益は高い進捗で、通期予想の達成可能性は高いと会社は想定。だが第4四半期に関税対応や為替動向が影響する点はリスク。

財務指標(要点、単位:百万円)

  • 財政状態(2025/9/30)
    • 総資産:160,592(前期末155,779、+4,813)
    • 純資産:112,107(前期末107,354、+4,752)
    • 自己資本比率:69.8%(前期末68.9% → 0.9pt増、安定水準)
    • 現金及び預金:15,823(前期末15,769、ほぼ横ばい)
  • 損益(第3四半期累計)
    • 売上高:135,317(+6.4%、増収)
    • 売上原価:89,403(前年83,107)
    • 売上総利益:45,914
    • 販管費:29,114(前年26,805、増加)
    • 営業利益:16,799(△2.5%)
    • 経常利益:16,053(△5.7%)
    • 四半期純利益(親会社株主):11,668(△13.1%)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):284.99円(前年326.27円)
  • 収益性指標(第3四半期累計ベース、注:累計数値を分母に使用)
    • 営業利益率:16,799 / 135,317 = 12.42%(業種平均は記載なし。参考:12%台は製造業では堅調な水準)
    • ROE(累計ベース)=11,668 / 112,107 = 10.4%(累計利益ベース、目安:8%以上で良好)
    • ROA(累計ベース)=11,668 / 160,592 = 7.3%(目安:5%以上で良好)
    • 注記:上記ROE/ROAは第3四半期累計利益÷期末残高で算出しており、年率換算ではない点に注意
  • 進捗率分析(通期予想:単位百万円)
    • 通期売上予想:172,000 → 売上進捗率 78.6%
    • 通期営業利益予想:18,500 → 営業利益進捗率 90.8%
    • 通期純利益予想:13,000 → 純利益進捗率 89.8%
    • 備考:第3四半期(3Q)累計が年の75%相当である点を踏まえると、売上はやや上振れ、利益はかなりの進捗を示す
  • キャッシュフロー(第3四半期累計、百万円)
    • 営業CF:7,163(前年11,951、減少)
    • 投資CF:△3,766(前年△2,610、支出増)
    • 財務CF:△3,162(前年△5,600、支出減)
    • フリーCF(営業−投資):+3,397(7,163−3,766)
    • 営業CF/純利益比率:7,163 / 11,668 = 0.61(目安1.0以上が望ましい。今回はやや低い)
    • 現金同等物残高:15,823(前期末15,769)
  • 四半期推移(QoQ相当の記載は限定的)
    • 売上・営業利益は前年同期比で増収だが営業利益は減少。季節性の影響は製品や地域で差異あり(詳細はセグメント参照)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率69.8%(安定)
    • 短期借入金は増加(2,973→4,774)、長期借入金9,500→9,300(概ね低水準の負債構成)
    • コミットメントライン:10,000百万円(未実行残高10,000)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 7、投資有価証券売却益 -(合計7、前年132)
  • 特別損失:固定資産除却損 41(前年29)
  • 為替差損の発生:営業外費用に為替差損554百万円(前年161百万円)で、前年の為替差益→本期は差損へ転換が経常利益減少の一因
  • 一時的要因の影響:為替差損と一部の売却益減少が当期利益に影響。為替影響は継続的リスク(今後も可能性あり)。

配当

  • 中間配当:45円(本期)
  • 期末配当(予想):45円
  • 年間配当予想:90円(前期90円から据え置き)。直近公表配当予想の修正は無し。
  • 配当性向:通期予想ベースで 13,000百万円当期純利益に対する90円配当(1株当たり317.51円予想EPS)→ 配当性向 ≈ 28.4%(計算例:90 / 317.51 ≒ 28.4%)
  • 自社株買い:当期に自己株式400,000株取得、従業員持株会向けに153,000株処分。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):有形無形固定資産取得による支出 3,206百万円(第3四半期累計)
  • 減価償却費:3,047百万円(第3四半期累計)
  • 研究開発費:–(個別金額の開示なし。R&Dは販管費等に含まれる可能性あり)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注に関する明確数値の記載なし(–)
  • 在庫(商品及び製品):31,825(前期36,750、△4,925百万円、減少)
  • 原材料及び貯蔵品:20,760(前期17,446、+3,313百万円、増加)
  • 在庫の質:内訳は製品減少・原材料増加の形(詳細な回転日数の記載なし)

セグメント別情報(第3四半期累計、百万円)

  • 小型屋外作業機械(合計)
    • 売上高:102,697(前年93,790、+8,907、+9.5%)
    • 地域:国内11,760(+3.4%)、米州74,490、欧州13,821、その他2,624
    • 解説:北米の好天・ホームセンター向けエンジン製品好調、欧州でロボット芝刈機が牽引
  • 農業用管理機械
    • 売上高:19,128(前年19,903、△774、△3.9%)
    • 国内14,038(+4.4%)、海外5,089(△21.2%)
    • 解説:国内は米価上昇で堅調、海外(北米)は穀物価格低迷等で設備投資慎重
  • 一般産業用機械
    • 売上高:11,678(前年11,847、△168、△1.4%)
    • 国内6,828(△4.5%)、海外4,849(+3.2%)
    • 解説:国内の発電機が伸び悩む一方、米国でのレンタル向け販売回復により海外は増収
  • その他
    • 売上高:1,812(+12.6%)
  • セグメント利益(計):24,280 → 調整後連結営業利益16,799(調整額△7,944は本社一般管理費等)

中長期計画との整合性

  • 通期売上目標(中期計画2025の目標値1,700億円)について、今回の通期予想1,720億円で同水準の達成を見込むと記載。
  • KPIの進捗:売上面は中期目標達成見込み。利益面は関税対応・投資の影響を勘案しながらの達成見込み。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:北米の天候やホームセンター需要、欧州でのロボット芝刈機など製品別の需要は堅調。米国の関税政策や為替が不確実要因。
  • 競合比較:同業他社との相対評価は本資料に記載なし(–)。

今後の見通し(会社見解)

  • 通期業績予想の修正:有(2025年8月公表値から修正)。売上高を1,720億円に上方修正、営業利益は据え置き、経常利益・当期純利益を増額。
  • 前提条件:第4四半期の想定為替を1USD=150円(前回145円)、1EUR=170円(前回165円)に見直し。関税政策等の影響により価格対応を実施する想定。
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の開示は限定的。会社は為替変動等の外部要因により実績が変動する旨を注意喚起。
  • 主なリスク要因:為替変動、米国の関税政策、原材料価格・物流、人件費・投資コスト、天候(特に農機・OPE需要に影響)。

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準改正の適用あり(第1四半期から適用)。当該変更による四半期連結財務諸表への影響はなし。
  • 監査:四半期連結財務諸表について期中レビューを受けており、重要な不備は認められず。

※ 数値は原資料(決算短信)記載の金額(百万円単位)を使用。項目に関する情報が開示されていない場合は「–」と記載しています。投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6250
企業名 やまびこ
URL http://www.yamabiko-corp.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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