2026年5月期第2四半期決算説明会 書き起こし記事

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 大型設備更新案件(主に今期着工の大阪府枚方市学校空調更新等)が順調に進捗しており、第2四半期として過去最高の売上・利益を記録。中計(2026–2028)に沿って人的資本強化と資本効率重視で成長を図る。
  • 業績ハイライト: 売上高119億2千万円(前年同期比+25.1%)、営業利益5億4千万円(同+62.1%)で第2四半期として過去最高を達成。通期計画に対する進捗は売上51.2%、営業利益48.1%とほぼ半期で計画に到達。
  • 戦略の方向性: 中期で売上・ストック売上拡大を図る(最終年度売上目標326億円、ストック売上197億円へ拡大)。最重要戦略は「人材育成強化」と「資本効率重視(中計ROE目標18%)」。
  • 注目材料: ・枚方市学校空調更新プロジェクト(受注約81億円、うち本中計期間に約40億円計上見込み)・子会社設立「Sanki Next Repair」によるセンドバック修理事業開始(今期中稼働予定)・内製化推進のための研修センター改修・内製工事研修開始。
  • 一言評価: 大型案件による上振れで上半期進捗良好、人的投資と内製化で収益性改善を目指す成長フェーズ。

基本情報

  • 企業概要: 企業名 株式会社三機サービス(証券コード 6044、東証スタンダード);主要事業分野 空調機器を中心としたメンテナンス(設計・施工・保守管理)、トータルメンテナンス、設備・環境ソリューション(新規事業);代表者 代表取締役社長 北越 達男。
  • 説明会情報: 開催日時 2026年1月22日 13:30–14:30;形式 ハイブリッド(オンライン配信+会場参加);参加対象 投資家等(公開開催)。
  • 説明者: 代表取締役社長 北越達男(発表主体)。発言概要は決算・中期計画説明、人的資本強化施策、株主還元方針、主要大型案件の進捗等。
  • セグメント: メンテナンスサービス事業(メーカー限定せずメンテナンス)、トータルメンテナンス事業(小売等の設備を一括管理)、新規事業(設備・環境ソリューション、医療機器メンテ等)、その他子会社事業(例:Sanki Next Repair)。

業績サマリー

  • 主要指標:
    • 営業収益(売上高): 119億2千万円、前年同期比+25.1%(良い:大型案件で増収)
    • 営業利益: 5億4千万円、前年同期比+62.1%、営業利益率 約4.6%(5.43億/119.2億)(良い:増益)
    • 経常利益: 5億4千9百万円、前年同期比+54.2%(良い)
    • 純利益(当期純利益): 3億5千9百万円、前年同期比+60.7%(良い)
    • 1株当たり利益(EPS): –(情報なし)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率(第2四半期累計対通期計画): 売上 51.2%、営業利益 48.1%、当期純利益 50.5%(計画に対して概ね半期で到達)。
    • サプライズの有無: 第2四半期として過去最高の売上・営業利益を計上。通期計画に対し上半期の進捗が例年より早い点は注目材料。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率: 売上 51.2%、営業利益 48.1%、純利益 50.5%(いずれも約50%で前期同時点比+10ポイント以上の進捗)。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中計第1年(今期)目標は通期233億、営業利益11.3億。第2四半期累計で売上119億は中計1年目の前提(通期233億)に対して順調な進捗(約51%)。
    • 過去同時期との進捗率比較: 前年同期比でいずれも大幅増(売上+25%、営業利益+62%等)。
  • セグメント別状況(顧客業種/サービス種類の観点で):
    • 顧客業種(単体): 飲食 12億1千万円(前年同期比+7億9千万円、良い)、学校・教育 17億7千万円(同+14億1千万円、良い)、小売 40億5千万円(同-6億2千万円、悪化)。合計は単体で約109億99百万円(スライド単体棒の数値要参照)。
    • サービス種類別: 工事(フロー案件)売上増+22億6千万円、構成比+17.8ポイント(良い=大型更新で伸長); 修理 売上-2億9千万円(構成比-12.6ポイント、悪化); 定期売上-1億9千万円(構成比-5.2ポイント、悪化)。
    • 収益貢献度: 増収の大部分はフロー案件(工事)によるもの。ストック案件(定期・修理)からの増益は限定的。

業績の背景分析

  • 業績概要: 大型設備更新案件(特に枚方市学校空調更新DBO事業等)の着工・進捗が第2四半期実績を押し上げた。フロー案件の寄与が大きく、売上総利益は増加したが、人件費や採用費などのコスト増も発生。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: 大規模設備更新(枚方市案件:約81億の受注、うち約40億が中計期間に計上見込み)、飲食業界での一斉設備更新、工事比率の上昇。
    • 減収・低成長の要因: トータルメンテナンス事業で一部大口顧客の取引条件変更(管理を社内へ切替)により小売分野で売上減(-6.2億)。
    • 増益の主要因: 売上総利益の増加(+3.1億)により営業利益が拡大。増益のうちフロー案件による増加が約2.88億、ストック案件による増加は約0.3億程度に留まる。
    • 減益要因: 労務費・採用費の増加(約0.8億)、その他経費増(約0.2億)。
  • 競争環境: 同業の独立系メンテナンス会社と比べ、三機サービスは自社部隊+協力会社のハイブリッド提供、パナソニックグループ系指定業者としての強み、省エネ提案・循環型ビジネス(入替→メンテ)で差別化。A社は外注主体、B社はビル管理中心で競合度は限定的。
  • リスク要因: 大型案件のキャッシュフロータイミング(支払い先行による営業CF毀損)、特定顧客の取引方針転換、季節性(2Q・4Q偏重)、外注コスト・資材費の変動、M&A実行時期の不確実性。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 中期経営計画(2026–2028「人の三機」)で売上拡大(最終年度326億)、営業利益拡大(最終年度22億)、ストック売上拡大(112億→197億)。最重要は「人財育成の強化」と「資本効率重視の経営」。
  • 進行中の施策:
    • 人材育成: 育成専門部署を新設(北越社長が部長)。本社1階の研修センター改修、内製工事研修(ミニコンビニ環境での5日間研修等)を導入し工事内製化率向上を図る。
    • 資本効率: 中計でROE目標18%を設定。3年間で成長投資総額15億(人材教育5億、その他成長投資10億)、株主還元9億を配分想定。
  • セグメント別施策:
    • メンテナンスサービス事業: 内製化・研修による原価低減、サービス品質向上。
    • トータルメンテナンス事業: 提供体制見直しに対応した専用部隊の強化、パートナー組み換え。
    • 新規事業: Sanki Next Repairによるセンドバック方式で小売・飲食向け什器修理を展開(在庫負担抑制し安定収益モデルへ)。
  • 新たな取り組み: 2025年12月設立の子会社「Sanki Next Repair」(資本金5,000万円、リファービッシュ拠点千葉予定)で回収修理・代替機提供のセンドバックモデル導入。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期 2026年5月期):
    • 売上高 233億円(対前期+27億円)
    • 営業利益 11.3億円(対前期+1.1億円)
    • 営業利益率 4.8%(前期4.9%からほぼ横ばい)
    • 予想の前提条件: 季節性を踏まえ2Q・4Qに高収益案件集中、枚方案件など大型案件の進捗織込。為替等の記載なし。
    • 経営陣の自信度: 大型案件が中計計画に織り込まれており、今期及び中計の目標は達成可能とする姿勢(自信あり)。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 今回の資料では通期予想の修正は提示されていない(通期目標の提示のみ)。
    • 修正理由・影響: –(該当情報なし)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中計目標: 売上最終年度326億円、営業利益22億円、営業利益率6.7%、ストック売上197億円、ROE目標18%。
    • 進捗: 第1年(今期)は通期233億目標に対し上半期で約51%進捗。枚方案件の会計期間配分(中計期間に約40億計上)を前提としているため中計達成の根拠を提示。
    • その他KPI: 配当性向目標30%、DOE目標3%。
  • 予想の信頼性: 過去の業績は中計で人的拡充→売上拡大のトレンド。今回も大型案件が計画に織込まれているため説明は具体的だが、M&Aや大型投資のタイミングは不確定。
  • マクロ経済の影響: 為替・金利等直接言及なし。設備工事・資材費・人手不足など業界外部要因が影響する可能性あり。

配当と株主還元

  • 配当方針: 安定的かつ持続的な利益還元を基本方針。配当性向目標30%およびDOE(株主資本配当率)3%を組合せ目標。
  • 配当実績:
    • 2026年5月期(予想)普通配当 1株あたり28円(目標)。過去5年で配当は段階的に引上げ。
    • 前年比較: 2025年5月期配当22円→2026年予想28円(想定増配、良い)。
  • 特別配当: 今回は特別配当の発表なし(ただし過去には記念配当実績あり)。
  • その他株主還元: 中計期間における株主還元割当てとして総額9億円を想定。株主優待は2026年5月末権利より長期保有優遇制度を導入(100株以上に対するクオカードを保有年数に応じて増額)。

製品やサービス

  • 製品: 主要は空調機器(業務用大型空調含む)の入替・更新・修理。新規事業では店舗什器(電子レンジ、温蔵庫等)の修理サービス(センドバック方式)。
  • サービス: メンテナンス(定期・修理)、工事(設備更新)、トータルメンテナンス(小売・外食チェーン等向け一括管理)、設備・環境ソリューション(省エネ工事)。
  • 協業・提携: 協力会社との連携による施工分担(現状外注多)。中計ではパートナー組替えや自社部隊強化を進める。
  • 成長ドライバー: 大型公共案件(枚方市案件)、多店舗展開顧客の設備更新、ストック売上拡大(保守・定期案件の増加)、内製化による利益率改善、Sanki Next Repairによる修理事業展開。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:
    • Q: 枚方案件の進捗は? A: 設備入替はほぼ完了、今期売上の大半を計上済。受注額約81億のうち約半分(約40億)が本中計期間に計上される見込み。
    • Q: 季節性と下半期見通しは? A: 2Qと4Qに高収益のメンテ案件が集中する傾向。今期も同様の季節パターンを織込んでおり通期計画達成を見込む。
    • Q: 他社との違いは? A: 自社内製部隊+パートナーで提供、パナソニック系指定業者、省エネ提案等で差別化。
    • Q: サブコン(設備設計・施工主体)との違いは? A: サブコンは新築向け設計施工が強み。三機は既存設備のデータを活用した入替提案から保守までの循環モデルが強み。
    • Q: センドバック子会社設立の目的は? A: トータルメンテの付加価値化と顧客ニーズ対応(代替機提供で店舗稼働を維持)—事業化のため子会社化。
  • 経営陣の姿勢: 質問に対して具体的数値・事実(受注金額、進捗、CF影響)で説明。中計・人材投資に対するコミットメント明確。
  • 未回答事項: M&Aの具体的タイミング・投下内訳や短中期の具体的投資回収シミュレーションなど詳細は未提示。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや強気。大型案件の進捗と中計の根拠を示し自信を示す一方、M&A等不確定要素には慎重さを見せる。
  • 表現の変化: 前中計での人的資本拡充の成功を踏まえ、今回も人材投資を最重要戦略とする姿勢に一貫性あり。
  • 重視している話題: 人材育成・内製化、資本効率(ROE目標)、大型案件の安定収益化、株主還元。
  • 回避している話題: M&A実行の具体時期・金額、短期的には詳細なリスクシナリオ。
  • ポジティブ要因:
    • 大型案件(枚方案件等)の着工・計上で上半期進捗良好。
    • 内製化・研修による将来的な原価抑制と利益率改善の方針。
    • ストック売上拡大目標を掲げ、収益の安定化を追求。
    • 株主還元方針(配当性向30%、DOE3%)の明示。
  • ネガティブ要因:
    • 営業キャッシュフローの一時的マイナス(今期2Qで▲5.22億)と短期借入の発生(11月に3億)による資金繰り・資金コスト懸念。
    • 一部大口顧客の取引方針変更による影響(小売分野で売上減)。
    • 季節性(下半期偏重)とフロー案件依存度の高さ(短期変動リスク)。
  • 不確実性:
    • M&A等の実行時期・効果、設備・資材費や外注コストの変動、顧客の内製化進行による受注機会の変動。
  • 注目すべきカタリスト:
    • 枚方案件の今後の進捗・請求・CF回収状況
    • Sanki Next Repairの事業稼働開始と収益化進捗
    • 内製化研修のスケール化と外注費削減の実現度
    • 通期業績(第3四半期・第4四半期)の季節性に沿った着地状況

重要な注記

  • 会計方針: 資料内での会計方針変更の記載はなし。
  • リスク要因: 資料末尾に将来予測には不確実性が含まれる旨の注記あり。大型案件の工事進捗や顧客方針変更が業績に影響する旨を開示。
  • その他: 決算説明会の書き起こしは一部加筆修正あり。動画は企業公式YouTubeで公開。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6044
企業名 三機サービス
URL http://www.sanki-s.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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