2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕 (連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想は修正あり(公表済)。中間実績は通期予想に対して営業利益・純利益の進捗が低く、通期下方修正を受けたことが示唆される(会社予想に対する中間の進捗遅れがポイント)。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」。売上高410.44億円(△6.2%)、営業利益13.24億円(△49.5%)、親会社株主に帰属する中間純利益6.99億円(△38.2%)。
- 注目すべき変化:金属チタン事業で航空機向け(ボーイング関連のサプライチェーン在庫調整)と中国メーカーのスポンジ供給過剰で販売・収益が大幅減。触媒・化学品は販売回復で増収(触媒+24.8%、化学品+28.8%)。
- 今後の見通し:通期予想(修正後)は売上813.00億円(△8.6%)、営業利益40.00億円(△39.8%)、当期純利益19.00億円(△55.4%)で、当中間の進捗から営業・純利益の達成に下振れリスクが残る(営業利益進捗33.1%、純利益進捗36.8%)。
- 投資家への示唆:航空機関連の一時的在庫調整と中国の製造供給過剰が業績に短期的な逆風。通期回復は事業セグメント別の回復度合い(特に金属チタンの航空・産業向け回復)と設備投資効果に依存。
基本情報
- 企業名:東邦チタニウム株式会社
- 主要事業分野:金属チタン事業(チタン・スポンジ等)、触媒事業(ポリオレフィン向け等)、化学品事業(超微粉ニッケル等)
- 代表者名:代表取締役社長 山尾 康二
- 問合せ先:経営企画部 企画担当部長 留場 啓 TEL 045-394-5521
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(第2四半期・中間期、連結)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2025年11月13日予定)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月11日
- セグメント:
- 金属チタン事業:航空機・一般産業・半導体向け高純度チタンなど
- 触媒事業:ポリオレフィン等向け触媒
- 化学品事業:超微粉ニッケル等(MLCCなど用途)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):71,270,910株
- 期中平均株式数(中間期):71,178,311株
- 自己株式数(期末):84,813株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年11月13日(機関投資家・アナリスト向け)
- 半期報告提出:2025年11月12日
- 株主総会:–(記載なし)
- IR資料掲載:説明会資料は2025年11月13日までに同日説明会前にHP掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の当中間予想は個別に提示なし。通期予想は修正済)
- 売上高:実績 41,044百万円(対前年中間期 △6.2%)。通期予想813億円に対する進捗率 41,044/81,300 = 50.5%(概ね半分)。
- 営業利益:実績 1,324百万円。通期予想4,000百万円に対する進捗率 1,324/4,000 = 33.1%(進捗遅れ)。
- 純利益:親会社株主に帰属する中間純利益 699百万円。通期予想1,900百万円に対する進捗率 699/1,900 = 36.8%(進捗遅れ)。
- サプライズの要因:
- 主因は金属チタン事業の販売・価格面での悪化(航空機向け輸出スポンジチタンの減少、中国メーカーの過剰生産による一般産業用途の販売減)。
- 触媒・化学品は販売増で寄与するも、金属チタンの減益が総利益を圧迫。
- 棚卸資産評価方法の変更(先入先出し→移動平均)を遡及適用しており一部数値に影響(中間純利益で前期比補正あり)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正しており、当中間の営業・純利益進捗が低いことから通期達成には金属チタン事業の回復とコスト管理が必要。下方リスクあり。
財務指標(要点)
- 連結主要数値(当中間期=2025/4–9)
- 売上高:41,044百万円(△6.2%/前年同期 43,779百万円)
- 営業利益:1,324百万円(△49.5%/前年同期 2,624百万円)
- 経常利益:1,181百万円(△30.7%/前年同期 1,704百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:699百万円(△38.2%/前年同期 1,131百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):9.83円(前年同期 15.90円、会計方針変更後の遡及適用済み)
- 収益性指標
- 営業利益率:1,324 / 41,044 = 3.2%(低め。業種平均比は会社の事業特性に依存するが、目安として8%未満は改善余地あり)
- 単純試算ROE(年率換算、概算):(中間純利益699百万円×2)/ 自己資本58,293百万円 ≒ 2.4%(目安8%に対し低水準)
- 単純試算ROA(年率換算):(699×2)/ 資産123,816 ≒ 1.13%(目安5%に対し低い)
- 財政状態(2025/9/30)
- 総資産:123,816百万円(前期末 124,796百円、△980百万円)
- 純資産:58,293百万円(前期末 58,347百万円、△53百万円)
- 自己資本比率:47.1%(安定水準、前期末 46.8%)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間累計)
- 売上高進捗率:50.5%(概ね半期比の正常レンジ)
- 営業利益進捗率:33.1%(進捗遅れ)
- 純利益進捗率:36.8%(進捗遅れ)
- 過去同期間との比較:前年同期に比べ営業利益・純利益とも大幅減
- キャッシュフロー(当中間期)
- 営業CF:6,429百万円(収入、前年同期 12,603百万円→減少)
- 投資CF:△7,470百万円(有形固定資産取得 7,491百万円→大規模投資期)
- 財務CF:△626百万円(長期借入れによる収入等あり)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約 △1,041百万円(マイナス)
- 現金同等物期末残高:3,366百万円(期首 4,599百万円、△1,232百万円)
- 営業CF/純利益比率(目安1.0以上):6,429 / 699 ≒ 9.2(中間期間では高いが季節性・一時要因あり)
- 流動性・安全性
- 流動負債:41,620百万円、固定負債:23,901百万円、負債合計:65,522百万円
- 短期借入金 31,416百万円、長期借入金 21,701百万円(有利子負債計:約53,117百万円)
- ネット有利子負債概算:53,117 − 3,366 = 49,751百万円
- ネット有利子負債/自己資本 ≒ 85.3%(過度ではないが注意)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:固定資産除却損 101百万円(当中間期)
- 会計方針変更:棚卸資産評価方法を「先入先出法」から「移動平均法」へ変更し遡及適用。前中間期の中間純利益は146百万円の増加影響(遡及適用後で比較)。
- 一時要因の影響:固定資産除却損は小幅。主要な業績変動は需要・市況要因(航空向け・中国の過剰供給)による。
配当
- 中間配当:9.00円(2026年3月期中間)。前年中間は8.00円。
- 期末配当(予想):9.00円、年間配当予想:18.00円(前回予想から変更なし)
- 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は記載なし(計算上は当期純利益予想1,900百万円に対し年間配当総額は約1,280百万円(71.27M株×18円)→配当性向概算 ≒ 67%)
- (注)上記は概算。会社の公表値ではないため参考値として扱う。
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの公表なし。
設備投資・研究開発
- 有形固定資産取得(当中間期):7,491百万円(前年中間 5,725百万円、増加)
- 減価償却費:3,034百万円(前年中間 3,848百万円で減少)
- 研究開発費:明示金額なし(ただし「全社費用」調整額1,170百万円に研究開発費等を含む旨の注記あり)
受注・在庫状況(該当情報)
- 棚卸資産:22,738百万円(前期末 24,865百万円、減少)
- 在庫の減少は営業CF改善に寄与(棚卸資産減少によるキャッシュ増加 3,121百万円)
セグメント別情報
- 売上高(当中間期)
- 金属チタン事業:27,144百万円(△17.3%)
- 触媒事業:5,953百万円(+24.8%)
- 化学品事業:7,946百万円(+28.8%)
- セグメント営業利益(当中間期)
- 金属チタン事業:1,612百万円(△52.0%)
- 触媒事業:1,370百万円(+38.8%)
- 化学品事業:△487百万円(損失縮小)
- 全社費用(調整):△1,170百万円(研究開発等の全社負担)
- セグメント要因の説明:
- 金属チタン:航空機向け(ボーイングのトラブルによる在庫調整が長期化)と中国のスポンジ過剰生産で需要・価格に下押し圧力。
- 触媒:市場回復の影響で販売増、収益改善。
- 化学品:MLCCなど向けの需要回復で販売増、損失幅縮小。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の具体数値は本資料に記載なし。設備投資(新工場建設等)は継続しており、在庫評価方法の変更は将来の原価反映を目的としている。
- KPIの進捗:通期目標に対する営業・純利益の進捗は遅れ。金属チタンの回復が中期計画達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:航空機エンジンのMROは堅調だが航機メーカーの個別問題や中国の供給過剰が短期的に需給を悪化させている。化学品・触媒分野は需要回復基調。
- 競合比較:同業他社との比較データは本資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 通期業績予想:
- 修正有(2025年11月7日公表)。通期予想:売上高 81,300百万円(△8.6%)、営業利益 4,000百万円(△39.8%)、経常利益 3,600百万円(△42.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,900百万円(△55.4%)、1株当たり当期純利益 26.69円。
- 予想の信頼性:当中間の進捗(営業利益・当期利益の進捗遅れ)から、下期での巻き返しが必要。会社注記でも外部要因での変動可能性を留保。
- リスク要因:為替・原材料価格動向、中国の生産過剰、航空機需要の回復ペース、地政学リスク、金融市場変動など。
重要な注記
- 会計方針の変更:棚卸資産評価方法を先入先出法→移動平均法に変更(遡及適用)。前期比較数値は遡及適用後の数値で表示されている。
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
- 当社は2025年11月13日に機関投資家・アナリスト向け決算説明会を開催予定。説明会資料は同日にHP掲載予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5727 |
| 企業名 | 東邦チタニウム |
| URL | http://www.toho-titanium.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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