企業の一言説明

アジアクエストは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを幅広く展開する、AI・クラウドを核とした成長著しい情報・通信業界のグロース市場上場企業です。大手企業との取引に強みを持ち、デジタル人材の採用・育成に傾注しています。

投資判断のための3つのキーポイント

  • 堅調な売上成長と高水準の財務健全性: 売上高は継続的に二桁成長を続けており、業界平均PERと比較しても割安感が際立ちます。自己資本比率66.7%、流動比率281%と極めて高い財務健全性を誇り、Piotroski F-Scoreも7/9点と優良です。
  • AI・クラウド中心の先端技術投資による中長期的な成長ポテンシャル: DX市場の拡大基調を背景に、AI専門部署への人員シフトやHENNGEとの提携など、先端技術への積極的な投資を進めています。これが中長期的な成長ドライバーとなり得るでしょう。
  • 短期的な利益率の一時的な低下と株主還元策の限定性: 直近の四半期決算では、売上は好調ながらも、人件費・採用費、オフィス拡張費用などの先行投資により利益率が一時的に低下しており、通期予想達成には後半の巻き返しが必要です。現状では配当実績がなく、株主還元は限定的です。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 S 極めて優良
収益性 A 良好
財務健全性 S 極めて優良
バリュエーション S 大いに割安

※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 4,095.0円
PER 17.49倍 業界平均66.2倍
PBR 3.20倍 業界平均3.5倍
配当利回り 0.00%
ROE 15.39%

1. 企業概要

アジアクエスト株式会社は、法人顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するITサービス企業です。AI・IoTを活用したシステム開発、Webシステム・モバイルアプリ開発、UI/UXデザイン、クラウド・インフラ構築運用など、コンサルティングから設計、開発、運用まで一貫したソリューションを提供しています。特にAIとクラウドを事業推進の核とし、NTT西日本やHENNGEといった大手企業との提携も進め、大手顧客基盤を築いています。高い技術力とデジタル人材の育成を強みとしています。

2. 業界ポジション

アジアクエストは情報・通信業界に属し、デジタルトランスフォーメーションが加速する中で成長市場であるDX支援分野に特化しています。グロース市場上場企業として、成長性が重視される位置づけです。市場シェアの具体的なデータは開示されていませんが、NTT西日本との提携やHENNGEとの販売パートナーシップ締結からも、一定の市場プレゼンスと技術力を確立していることが伺えます。競合他社と比較すると、PERは17.49倍と業界平均66.2倍を大きく下回り、PBRも3.20倍と業界平均3.5倍よりやや低い水準にあり、企業規模や成長性に対して割安感が強いと評価できます。

3. 経営戦略

アジアクエストは「AIとクラウドを核にしたDX支援」を経営戦略の中心に据えています。大手企業向けのサービス提供に注力し、高付加価値なDXソリューションを展開。特に、変化の激しいIT業界で競争優位性を確保するため、デジタル人材の継続的な採用と育成に傾注しています。直近ではAI専門部署への人員シフトを進めており、HENNGEとの販売パートナーシップ締結は、両社の強みを活かしたサービス提供を通じて、顧客基盤と事業領域の拡大を目指す具体的な成長戦略の一環と見られます。これらの先行投資が、今後の収益拡大に繋がる成長ドライバーとなるでしょう。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

このスコアは、企業の財務状況を9つの観点から評価し、0~9点で表す指標です。点数が高いほど財務品質が良好とされます。7点以上が優良(S)、5-6点(A)、3-4点(B)、1-2点(C)、0点(D)。

項目 スコア 判定
総合スコア 7/9 S: 優良(収益性・健全性・効率性すべて良好)
収益性 2/3 純利益とROAは良好ですが、キャッシュフローデータが未公開で一部評価が限定的です。
財務健全性 3/3 流動比率や負債比率が健全で、株式希薄化の懸念もありません。
効率性 2/3 ROEと売上成長率は良好ですが、営業利益率が改善の余地を示しています。

解説:

アジアクエストのF-Score総合スコアは7/9点であり、これは「優良」な財務品質を示しています。特に財務健全性は3点満点と高く、企業買収や設備投資などの際に資金調達の柔軟性が高いことを示唆します。収益性は純利益と総資産利益率(ROA)が良好ですが、営業キャッシュフローのデータが未公開のため、収益の質を判断する上で改善の余地があります。効率性では、自己資本利益率(ROE)が高水準であるものの、営業利益率が10%を下回っており、コスト管理や高収益案件へのシフトが今後の課題と言えるでしょう。

【収益性】

アジアクエストの収益性指標は、高成長企業としての特性を反映しています。

  • 営業利益率 (Operating Margin): 過去12か月で8.60%。直近の第3四半期累計では8.8%と、前年同期の12.1%から低下しました。これは、積極的な人材採用に伴う人件費増やオフィス拡張による家賃負担増など、先行投資フェーズにあることが主な要因です。業界平均と比較すると健闘していますが、更なる改善の余地があると言えます。
  • ROE (Return on Equity): 実績で19.12%、過去12か月で15.39%。これは「株主のお金でどれだけ稼いだか」を示す指標で、一般的な目安である10%を大きく上回る優良な水準です。株主資本を効率的に活用して利益を生み出せていることを示し、投資家にとって魅力的なポイントです。
  • ROA (Return on Assets): 過去12か月で10.12%。これは「会社の全ての資産をどれだけ効率的に使って利益を上げているか」を示す指標で、一般的な目安である5%を大きく上回っており、資産効率も優れていると評価できます。

【財務健全性】

アジアクエストは極めて良好な財務健全性を維持しています。

  • 自己資本比率: 実績で61.1%、直近四半期で66.7%。これは企業の総資産のうち、返済不要な自己資本が占める割合を示す指標です。一般的に40%以上が安定水準とされる中、60%を超える非常に高い水準を保っており、財務基盤が強固であることを示します。
  • 流動比率 (Current Ratio): 直近四半期で2.81倍(281%)。これは「短期的な支払い能力」を示す指標で、通常200%以上が望ましいとされます。アジアクエストはこれを大きく上回り、潤沢な流動資産を持つことから、短期的な債務返済能力には全く問題がないと言えます。
  • 総負債比率 (Total Debt/Equity): 直近四半期で7.36%。これは負債が自己資本に対してどれくらいの割合かを示す指標で、低ければ低いほど財務的な安定性が高いことを意味します。7.36%という水準は極めて低く、ほとんど負債がなく、堅実な経営を行っていることを示しています。

【キャッシュフロー】

  • 営業キャッシュフロー (Operating Cash Flow): 決算短信では四半期連結キャッシュフロー計算書が未作成のため、具体的な数値は開示されていません。ただし、貸借対照表上の現金及び預金が前期末から約2.7億円減少していることが記されており、これは法人税等の支払いに充当されたものと説明されています。売上高と売掛金及び契約資産が増加傾向にあることから、事業活動自体は活発であることが推測されます。
  • フリーキャッシュフロー (Free Cash Flow): 営業キャッシュフローが未公開のため、算出できません。「事業活動で稼いだお金から、事業を維持・拡大するために必要な投資額を差し引いた、自由に使えるお金」を示す重要な指標ですが、情報開示が待たれます。

【利益の質】

  • 営業CF/純利益比率: 営業キャッシュフローが未公開のため、算出できません。この比率は「企業の純利益が、実際に現金としてどれだけ生み出されているか」を示す指標で、1.0以上であれば利益の質が健全であると評価されます。現状は情報不足から判断が困難です。

【四半期進捗】

2025年12月期 第3四半期決算短信によると、通期予想に対する進捗状況は以下の通りです。

  • 売上高: 第3四半期累計で3,669百万円、通期予想5,171百万円に対し進捗率71.0%。前年同期比で+27.5%と堅調な成長を続けています。
  • 営業利益: 第3四半期累計で321百万円、通期予想518百万円に対し進捗率62.0%。前年同期比で△8.2%と減益となりました。
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 第3四半期累計で205百万円、通期予想345百万円に対し進捗率59.5%。前年同期比で△11.0%と減益となりました。

直近3四半期の売上高・営業利益の推移(データがある場合):

四半期ごとの具体的な売上高や営業利益の推移は決算短信に明示されていませんが、累計での進捗から以下の点が読み取れます。

  • 売上高は通期予想に対して比較的高い進捗率を達成しており、増収基調は維持されています。
  • 一方、営業利益及び純利益の進捗率は売上高と比較して遅れています。これは、AI専門部署への人員シフトや案件終了に伴うリソース入替の遅れによる稼働率低下、ならびに積極的な採用活動やオフィス拡張に伴う販売費及び一般管理費(人件費、採用費、家賃等)の増加が主な要因とされています。また、減価償却費も前年同期間に比べて増加しています。
  • 会社は通期予想を据え置いており、第4四半期での稼働率回復とコストコントロールによる挽回を見込んでいると考えられます。賞与引当金が増加していることから、特定の期間に費用負担が集中する季節性も考慮に入れる必要があります。

【バリュエーション】

アジアクエストの株価は、以下の指標で評価されます。

  • PER(株価収益率): 17.49倍。これは「株価が1株当たり利益の何年分か」を示す指標で、低ければ割安とされる傾向があります。DX事業を展開する情報・通信業の業界平均PER 66.2倍と比較すると、アジアクエストのPERは非常に低く、顕著な割安感があると言えます。
  • PBR(株価純資産倍率): 3.20倍。これは「株価が1株当たり純資産の何倍か」を示す指標で、1倍を割ると解散価値を下回るとされます。業界平均PBR 3.5倍と比較すると、アジアクエストのPBRはわずかに低く、やや割安な水準にあります。

これらのバリュエーション指標を総合すると、アジアクエストの株価は、現在の成長性や財務健全性に照らして、市場から過小評価されている可能性があり、特にPER水準においては「大いに割安」と判断できます。業種平均PER基準での目標株価は12,953円、業種平均PBR基準での目標株価は4,485円とされており、現状株価との乖離が大きいことが伺えます。

【テクニカルシグナル】

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 短期の買い・売りの勢いに明確な方向性は見られません。
RSI 中立 [N/A] 買われすぎでも売られすぎでもないことを示唆しています。
移動平均乖離率 上方乖離/下方乖離/中立 [±○%] 25日線からの乖離度

解説:

MACDとRSIはどちらも「中立」を示しており、短期的な株価トレンドに明確な方向感は見られません。しかし、移動平均線を見ると、現在の株価(4,095円)は5日移動平均線(4,047円)を上回っていますが、25日移動平均線(4,282.20円)は下回っています。一方で、75日移動平均線(3,903.24円)や200日移動平均線(3,069.74円)を大きく上回っており、中長期的な上昇トレンドは継続しているものの、短期から中期にかけては調整局面にあることが示唆されます。
移動平均乖離率を見ると、5日線乖離率は+1.19%とわずかに上方乖離、25日線乖離率は-4.37%と下方乖離しています。この状態は、短期的な上昇圧力が弱いことを示唆していますが、75日線乖離率+4.91%、200日線乖離率+33.40%と長期では強い上昇モメンタムを維持しています。

【テクニカル】

現在の株価4,095円は、52週高値4,920円の73.5%地点に位置しています。年初来安値1,803円からは大幅な上昇を遂げています。

  • 株価は5日移動平均線を上回っており、短期的な回復傾向が見られます。
  • 一方で、25日移動平均線を下回る位置にあり、短期的な上値抵抗線として意識される可能性があります。
  • 75日移動平均線、200日移動平均線を大きく上回っていることから、過去1年にかけて形成された力強い上昇トレンドは依然として継続していると判断できます。特に200日移動平均線を33.40%も上回っていることは、長期的な視点での強い買い圧力を示唆しています。
  • 直近1ヶ月の株価レンジは3,965円~4,480円、3ヶ月レンジは2,699円~4,920円であり、現在の株価は短期的にはこのレンジの中央付近で推移しています。

【市場比較】

アジアクエストの株価パフォーマンスは、日本の主要株価指数と比較して以下の特徴が見られます。

  • 過去1年間: 日経平均株価を+34.63%ポイント、TOPIXを+34.63%ポイントと、大幅にアウトパフォームしました。これは、DX投資の拡大という追い風を背景に、アジアクエストの高い成長性が市場で評価されてきたことを示しています。
  • 過去6ヶ月間: 日経平均株価を+30.13%ポイント、TOPIXを+30.13%ポイントと引き続き大幅にアウトパフォームしています。
  • 過去3ヶ月間: 日経平均株価を+32.26%ポイント、TOPIXを+32.26%ポイントと、依然として市場を大きく上回るパフォーマンスです。
  • 過去1ヶ月間: しかし直近では、日経平均株価を-13.14%ポイント、TOPIXを-10.97%ポイント下回っており、短期的な調整局面に入っていることが示唆されます。これは、直近の決算発表で利益率の低下が示されたことや、高値圏での利益確定売りなど複合的な要因が考えられます。

【注意事項】

⚠️ 高ボラティリティかつ低出来高。売買時に価格変動リスクに注意が必要です。また、信用買残が61,000株と積み上がっている一方で信用売残が0であるため、将来的な売り圧力が信用取引関連のリスクとして潜んでいる可能性があります。

【定量リスク】

  • 年間ボラティリティ: 59.53%。これは株価の年間変動率を示し、非常に高い水準です。仮に100万円投資した場合、年間で±59.53万円程度の株価変動が想定されるため、その変動幅は大きいと言えます。
  • シャープレシオ: -0.38。この指標は「リスクに見合ったリターンが得られているか」を示し、1.0以上が良好とされます。マイナスであることは、過去の実績においてリスクに見合うリターンが得られていないことを示唆しており、投資の効率性の観点からは改善の余地があります。
  • 最大ドローダウン: -68.29%。これは過去に経験した最も大きな下落率です。この程度の短期間での大幅な下落は今後も起こりうる可能性があり、投資においては高いリスク許容度が必要であることを示唆します。
  • 年間平均リターン: -22.27%。過去の統計で見ると、年間で平均してマイナスのリターンになっていることを示唆しており、単年度の変動リスクが高いことがうかがえます。

【事業リスク】

  • DX人材競争の激化と人件費上昇圧: DX事業は優秀なIT人材に大きく依存しており、人材獲得競争は激化しています。先行投資として人件費や採用費を増加させていますが、これが過度に高騰したり、期待通りの人材が確保できなかったりした場合、企業の収益性や成長戦略に悪影響を及ぼす可能性があります。
  • 先行投資による利益率の低下が長期化するリスク: AI関連部署への人員シフトやオフィス拡張など、成長に向けた先行投資が利益率を圧迫しています。これらの投資が期待通りのリターンを生み出さず、利益率の改善が遅延または悪化した場合、業績見通しが下方修正されるリスクがあります。
  • 特定の提携先への依存度と受注環境の変化: NTT西日本やHENNGEといった大手企業との提携は強みですが、特定の顧客や提携先への依存度が高すぎる場合、その動向が業績に直接影響を及ぼす可能性があります。また、景気変動や企業のIT投資意欲の減退は、受注環境の悪化に繋がり、業績に下押し圧力をかけるリスクがあります。

7. 市場センチメント(簡潔に)

アジアクエストの信用取引状況は、信用買残が61,000株に達しているのに対し、信用売残が0株のため、信用倍率は計算上0.00倍となっています。これは、将来的に信用買いが決済される際に一定の売り圧力が発生する可能性を示唆しており、需給バランスには注意が必要です。主要株主は、創業者である桃井純氏が31.98%を保有し、JHDアセットマネジメントが27.14%と続き、上位2社で過半数を占めています。これは、安定株主が多く、経営の安定性や長期的な視点での事業運営に寄与すると考えられます。

8. 株主還元(簡潔に)

アジアクエストは、配当利回り0.00%、配当性向0.00%と、現状では株主還元としての配当を実施していません。これは、獲得した利益を内部留保し、成長事業であるDX支援やAI・クラウド分野への積極的な先行投資に充当する方針であるためと考えられます。今後の成長段階に応じて株主還元策を見直す可能性はありますが、現状では配当を重視する投資家には不向きな銘柄と言えます。自社株買いについても、直近の適時開示や財務資料に記載はありません。

SWOT分析

強み

  • DX支援という成長市場に特化し、AI・クラウドといった先端技術に強みを持つ。
  • 高い自己資本比率や流動比率、低い負債比率に裏打ちされた盤石な財務基盤。

弱み

  • 積極的な先行投資により、短期的な利益率が低下する傾向にある。
  • 配当を実施しておらず、株主還元が限定的である点。

機会

  • 企業のDX需要は国内外で拡大基調にあり、AI技術の進化が新たなビジネスチャンスを創出。
  • 大手企業との提携や販売パートナーシップを通じて、顧客基盤と事業領域をさらに拡大可能。

脅威

  • IT人材の獲得競争の激化と、それに伴う人件費の上昇圧力。
  • 地政学リスクや景気変動が企業のIT投資意欲に影響を及ぼす可能性。

この銘柄が向いている投資家

  • 成長性重視の長期投資家: DX市場の拡大とアジアクエストのAI・クラウド領域への積極投資に期待し、中長期的な株価上昇を狙う投資家。
  • 高ボラティリティ耐性を持つ投資家: 株価の変動が大きいことを理解し、一時的な下落にも耐えられるリスク許容度の高い投資家。
  • 配当よりも企業の成長を優先する投資家: 現在の配当がない状況を許容し、将来的な企業価値向上を期待する投資家。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 短期的な利益率の動向: 先行投資による利益率の低下が一時的なものか、あるいは長期化するかを注視する必要があります。稼働率の回復とコスト管理の進捗が重要です。
  • 市場の流動性リスク: 平均出来高が低く、株価のボラティリティが高いことから、売買時における価格の急変動リスクや、一度にまとまった株式を売買しにくい流動性リスクがあります。

今後ウォッチすべき指標

  • 四半期ごとの稼働率と営業利益率: 先行投資の効果と利益率の改善状況を判断する上で最も重要です。
  • デジタル人材の採用・育成状況: 継続的な人材確保が事業成長の生命線であり、採用目標達成度や育成プログラムの進捗は重要です。
  • 新たな提携や大型受注の発表: 新規事業機会の創出や収益源の多様化を示すシグナルとなる可能性があります。

成長性

評価: S (極めて優良)

根拠:

過去数年間の売上高は一貫して二桁成長を続けており、2021年12月期から2024年12月期までの年平均売上高成長率は約20%を記録しています。2025年12月期の会社予想売上高も前期比+27.3%と依然高い成長ペースを維持しており、年間成長率が15%以上という基準を満たしているため、S評価としました。直近四半期売上高成長率も前年比+23.1%と好調です。

収益性

評価: A (良好)

根拠:

実績ROEは19.12%、過去12か月ROEは15.39%と、ベンチマークである10%を大きく上回り、S評価の基準である15%以上を達成しています。また、ROAも過去12か月で10.12%と5%のベンチマークを大幅に超えています。しかし、営業利益率(過去12か月で8.60%)がS評価の基準である15%には届かず、また直近四半期で利益率が一時的に低下している点を考慮し、全体として「良好」なA評価としました。

財務健全性

評価: S (極めて優良)

根拠:

自己資本比率は直近四半期で66.7%(通期実績61.1%)と、基準の60%を大きく上回る非常に高い水準です。流動比率も2.81倍(281%)と200%の基準を大幅にクリアしており、短期支払い能力も極めて高いです。さらに、Piotroski F-Scoreも7/9点と優良評価であり、負債比率(Total Debt/Equity)も7.36%と非常に低く、企業の財務基盤は盤石であるため、S評価としました。

バリュエーション

評価: S (大いに割安)

根拠:

PER(会社予想)は17.49倍であり、情報・通信業の業界平均PER66.2倍と比較して、70%以上低い水準にあります。PBR(実績)は3.20倍で、業界平均PBR3.5倍と比較してもやや割安です。特にPERにおける業界平均との乖離が非常に大きく、「株価が利益の何倍か」という観点では、現在の株価は企業の成長性や実績に対して大幅に割安であると判断できるため、S評価としました。


企業情報

銘柄コード 4261
企業名 アジアクエスト
URL https://www.asia-quest.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 4,095円
EPS(1株利益) 234.14円
年間配当 0.00円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 7.2% 28.5倍 9,435円 18.2%
標準 5.5% 24.8倍 7,591円 13.1%
悲観 3.3% 21.1倍 5,806円 7.2%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 4,095円

目標年率 理論株価 判定
15% 3,774円 △ 9%割高
10% 4,713円 ○ 13%割安
5% 5,948円 ○ 31%割安

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

関連情報

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.18)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。