2023年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想の修正(2023年11月2日公表)および配当予想の引上げ(年間30.00円に修正)。第3四半期累計の実績は会社予想(通期)との比較で進捗良好(下記参照)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高33,544百万円:前年同期比+5.9%、営業利益2,044百万円:前年同期比+32.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益1,633百万円:前年同期比+38.6%)。
- 注目すべき変化:欧米が大きく回復(売上+23.1%、営業利益+129.2%)する一方、アジア(日本を除く)は中国低迷等で売上-14.9%と減少。日本は堅調だが受注残解消と顧客在庫調整の影響が見られる。
- 今後の見通し:通期予想は売上45,000百万円(+3.1%)だが営業利益は2,400百万円(△5.1%)と減益見込みに修正。第3四半期の進捗は販売・利益とも高く、通期達成は売上・利益共に可能性は高いが、中国市場や顧客在庫調整、為替等の下振れリスクあり。
- 投資家への示唆:第3四半期はサプライチェーン改善や製品値上げ・原価低減が寄与して利益率が改善。通期予想は保守的に修正されたため、Q4の需要動向(特に中国・顧客在庫調整)と為替影響が今後の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:オーナンバ株式会社
- 主要事業分野:自動車・産業機器等向けハーネス等の製造・販売(日本、欧米、アジアで生産拠点を保有)
- 代表者名:代表取締役社長 木嶋忠敏
- 問合せ先:常務取締役 管理部長 宮本敦浩(TEL 06-6976-6101)
- 報告概要:
- 提出日(短信):2023年11月2日
- 対象会計期間:2023年12月期 第3四半期累計(2023年1月1日〜2023年9月30日)
- 四半期決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 日本:国内製造・販売(自動車・産業機器等)
- 欧米:北米・欧州向け製造・販売(自動車、空調用ハーネス等)
- アジア(日本を除く):中国等アジア地域での製造・販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):12,558,251株
- 自己株式数(期末):371,518株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期報告書提出予定日:2023年11月8日
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計/会社通期予想に対する進捗)
- 売上高:33,544百万円(通期予想45,000百万円に対する進捗率 74.5%)
- 営業利益:2,044百万円(通期予想2,400百万円に対する進捗率 85.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,633百万円(通期予想1,800百万円に対する進捗率 90.8%)
- サプライズの要因:
- プラス要因:半導体供給の改善、サプライチェーン強化による物流費削減、原価低減活動、製品価格改定の継続。
- マイナス要因:上期進んだ受注残の解消、顧客在庫調整、特に中国市場の低迷や一部地域での生産性悪化(メキシコでの材料調達遅れ等)。
- 特別損益:第3Q累計は特別利益37百万円(投資有価証券売却益約32.8百万円)、特別損失6百万円(本社移転費用等)と、前年同期の大型特損(関係会社清算損等)が無くなり比較で改善。
- 通期への影響:
- 第3四半期の進捗は高く、通期見通し達成の余地はあるが、会社は業績予想を修正しており(営業利益見込みを減額)、Q4の中国需要や為替・原材料変動が下振れ要因。現状は「達成可能性は高いがリスクは残る」といった状況。
財務指標(第3四半期累計/2023年9月30日時点)
- 財務諸表の要点(主要数値、単位:百万円)
- 売上高:33,544(前年同期31,686、+5.9%)
- 売上総利益:6,522(前年5,660)
- 営業利益:2,044(前年1,538、+32.9%)
- 経常利益:2,207(前年1,813、+21.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,634(前年1,179、+38.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):134.06円(前年同期96.72円)
- 総資産:38,209(前期末36,875、+1,334)
- 純資産:23,744(前期末21,185、+2,558)
- 自己資本比率:60.5%(安定水準、前期末55.8%)
- 収益性
- 営業利益率:6.1%(2,044 / 33,544;前年同期 約4.9% → 改善)
- ROE(簡便計算、四半期累計純利益 / 平均株主資本):約8.8%(1,633.8 / 平均株主資本約18,548)※期間注記:非年率の9か月累計ベース
- ROA(四半期累計純利益 / 平均総資産):約4.35%(1,633.8 / 平均総資産約37,542)
- 目安との比較:ROEは概ね良好(8%台)、ROAはやや低め(目安5%以上が望ましい)
- 進捗率(通期予想に対して)
- 売上高進捗率:74.5%
- 営業利益進捗率:85.2%
- 純利益進捗率:90.8%
- コメント:利益進捗が売上進捗を上回り、通期予想はやや保守的に見える一方でQ4の下振れリスクを織り込んだ可能性がある。
- キャッシュフロー
- キャッシュ・現金同等物残高:現金及び預金 6,474.8百万円(前期末5,178.3百万円、増加1,296.5百万円)
- 営業CF/投資CF/財務CF:明細は決算短信に記載なし(–)
- フリーCF:–、営業CF/純利益比率:–(データ不在)
- 流動性・財務安全性
- 流動資産:27,943百万円、流動負債:11,514百万円 → 流動比率約243%(流動性良好)
- 有利子負債(短期借入+長期借入):約3,267百万円(短期1,626、長期1,642)
- 負債比率(総負債 / 総資産):約37.9%
- 自己資本比率:60.5%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細(QoQ)は開示資料に四半期単独明細が無いため省略(–)。
- 季節性:同社の累計でQ4に一定の変動ある可能性あり(業種特性・受注動向により変動)。
特別損益・一時的要因
- 当第3四半期累計の特別利益:37百万円(主に投資有価証券売却益 32.8百万円)
- 当第3四半期累計の特別損失:6百万円(本社移転費用等)
- 前年同期との違い:前年は関係会社清算損等の大きな特損(約229.5百万円など)が発生しており、今回の比較で一時要因の改善が業績押上げに寄与
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は非継続性と判断すべき。実質的な業績評価は特別損益を除いた営業利益ベースが重要。
配当
- 配当実績/予想:
- 中間配当(第2四半期末):14.00円(前年8.00円)
- 期末配当(予想):16.00円(修正後)
- 年間配当予想(修正後):30.00円(従来24.00円→修正有)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当30円 ÷ 通期EPS147.70円 = 約20.3%
- 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資(固定資産の増減からの簡易推定)
- 有形固定資産合計:7,013百万円(期首6,177→増加約836百万円)→ 当該期間の設備投資等を示唆(約836百万円増)
- 減価償却費:決算短信内の明示値は記載なし(–)
- 研究開発費:明示なし(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫(棚卸資産)の推移
- 商品及び製品:3,316百万円(期首2,873→+443)
- 仕掛品:1,070百万円(期首1,323→-253)
- 原材料及び貯蔵品:5,443百万円(期首4,952→+491)
- コメント:在庫合計は増加。中国市場低迷や顧客在庫調整が発生しているため、在庫水準と構成の推移を注視すべき。
- 受注情報:詳細な受注高・受注残の数値は開示なし(–)
セグメント別情報
- 日本:
- 売上高:18,817百万円(+5.6%)
- 営業利益:1,159百万円(+58.0%)
- コメント:サプライチェーン改善と原価低減で利益率改善。ただし受注残解消や顧客在庫調整の影響あり。
- 欧米:
- 売上高:9,507百万円(+23.1%)
- 営業利益:212百万円(+129.2%)
- コメント:北米自動車需要回復や欧州空調用ハーネス需要好調が牽引。為替(メキシコペソ高)や一部生産性悪化の影響も発生。
- アジア(日本を除く):
- 売上高:5,220百万円(△14.9%)
- 営業利益:697百万円(△4.3%)
- コメント:中国市場の低迷・生産調整により売上減。今後の回復は遅れる懸念。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「PROGRESS 2023」(当期最終年度)について:同社は計画に沿った施策実施を継続中と記載。第3四半期はサプライチェーン改善など施策が寄与しているとの説明。
- KPI達成状況:個別KPIは短信に記載なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:半導体供給改善、北米自動車需要回復、しかし中国需要の弱さと顧客の在庫調整が相殺要因。原材料価格および為替変動が引き続きリスク。
- 競合比較:同業他社との相対評価は短信に記載なし(–)。ただし欧米回復とアジアの弱さという二極化は業界共通のテーマ。
今後の見通し
- 会社発表の通期予想(2023年12月期)
- 売上高:45,000百万円(前年対比+3.1%)
- 営業利益:2,400百万円(△5.1%)
- 経常利益:2,500百万円(△14.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,800百万円(△15.6%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):147.70円
- 予想の信頼性:第3四半期の進捗は高く、数値面では達成可能な水準。ただし会社自身が見通しを修正しており、Q4の中国需要、顧客在庫調整、為替・原材料価格動向が下振れリスク。
- リスク要因:中国市場低迷、顧客の在庫調整、為替(特にメキシコ・米ドル等)、原材料費の上振れ、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:該当なし。
- 連結の範囲:第1四半期より株式会社ブライトンを連結子会社に追加(重要性増大のため)。
- 四半期レビュー:本四半期決算短信は公認会計士等の四半期レビュー対象外である旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5816 |
| 企業名 | オーナンバ |
| URL | http://www.onamba.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。