2025年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想との比較データは提供されていないため市場サプライズの判定は–。ただし「北欧、暮らしの道具店」セグメントは想定を上回る成長を実現し、当社が掲げる年間100億円規模の連結売上目標を1年前倒しで達成見込みと記載(会社の中期想定を上回る成果)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は増収、営業利益は微増だが経常・純利益は減少)。具体的には売上高+21.1%、営業利益+0.7%、親会社株主に帰属する当期純利益△8.9%。
- 注目すべき変化:主力の「北欧、暮らしの道具店」が売上を大幅に伸ばし(セグメント売上+23.8%)、アプリ経由の注文が全体の約73%を占めるなどDX/エンゲージメント強化が奏功。一方で「foufou」は売上▲32.1%、EBITDAがプラス → マイナスに転じるなど構造改善フェーズにある。
- 今後の見通し:2026年7月期の会社予想は売上高10,200百万円(+20.1%)など。今回実績に対する通期予想進捗率は売上で約83%、営業利益で約75%と高水準。ただし消費環境の不確実性を想定しており、通期予想は現時点で修正無し。
- 投資家への示唆:高い現金保有と低い有利子負債(期末ネットキャッシュが大きい)により財務余力は十分。主力セグメントのマーケティング投資が短期的に売上を押し上げている点、foufouは在庫圧縮/人員適正化などの「土台作り」が完了し来期に攻めに転じる予定である点が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社クラシコム
- 主要事業分野:ライフカルチャープラットフォーム事業(「北欧、暮らしの道具店」およびD2Cブランド「foufou」運営、コンテンツ配信・D2C商品販売・ブランドソリューション)
- 代表者名:代表取締役社長 青木 耕平
- 報告概要:
- 提出日:2025年9月12日
- 対象会計期間:2025年7月期(連結、期間:2024/08/01–2025/07/31)
- 決算説明資料作成:有(機関投資家・アナリスト・個人投資家向け説明会あり、2025/9/12)
- セグメント:
- 北欧、暮らしの道具店:D2C商品(アパレル・キッチン・インテリア等、自社企画商品が売上の約半分)+コンテンツ配信+ブランドソリューション(ブランディング支援)
- foufou:ファッションD2Cブランド(洋服・雑貨)、SNSでの世界観発信を軸に販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:7,370,400 株(自己株式含む)
- 時価総額:–(記載無し)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2025年10月29日(予定)
- 配当支払開始予定日:2025年10月30日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年10月28日
- 決算説明会:2025年9月12日(開催済/予定)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(2025年7月期 実績、単位:百万円)
- 営業利益:1,090(+0.7%) — 会社内部の成長計画に沿っており概ね想定内。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:716(△8.9%) — 想定より税負担や特別損失等の影響で減少。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:北欧セグメントでのマーケティング投資(特にアプリ誘導広告)により新規会員・購入者が大幅増加、売上成長が加速。
- 下振れ要因:法人税等の支払増、特別損失(減損損失5,742千円)などで純利益は減少。また「foufou」の売上減・EBITDA悪化が収益を圧迫。
- 通期への影響:
- 2026年7月期予想(会社公表):売上10,200、EBITDA1,530、営業利益1,453、当期純利益964(百万円)。
- 2025実績に対する進捗率(通期予想に対する達成度):
- 売上進捗率:8,490 / 10,200 ≒ 83.3%
- EBITDA進捗率:1,163 / 1,530 ≒ 76.1%
- 営業利益進捗率:1,091 / 1,453 ≒ 75.1%
- 当期純利益進捗率:716 / 964 ≒ 74.3%
- 解説:主要指標はいずれも7割後半〜8割強で、通期目標達成に向けて順調な進捗と評価可能。ただし消費環境の不確実性があるため下振れリスクは存在。
財務指標
- 損益(連結、百万円)
- 売上高:8,490(+21.1%、前年7,013)
- 売上総利益:3,813(+24.1%)
- 販管費:2,722(前年1,989)
- 営業利益:1,091(+0.7%、営業利益率12.8%)
- 経常利益:1,112(△3.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:716(△8.9%)
- EPS:97.17円(前年106.61円)
- 収益性指標
- ROE(自己資本当期純利益率):14.3%(良好、目安8%以上)
- ROA(総資産経常利益率):18.7%(良好、目安5%以上)
- 営業利益率:12.8%(業種平均比較は記載無し → –)
- 貸借対照表(期末、百万円)
- 総資産:6,296
- 純資産:5,318
- 自己資本比率:84.4%(安定水準)
- 現金及び現金同等物:4,728
- 有利子負債(合計:短期+長期借入金):103(短期39、長期63、百万円)
- 期末ネットキャッシュ ≒ 4,728 − 103 = 4,625 百万円(潤沢)
- キャッシュ・フロー(当期、百万円)
- 営業CF:+729(前年+784)
- 投資CF:△22(前年△530、前年は子会社取得等で大幅支出)
- 財務CF:△175(配当支払125、借入返済49等)
- フリーCF:営業CF − 投資CF = 729 − 22 = 約707 百万円
- 営業CF/純利益比率:729 / 716 ≒ 1.02(目安1.0以上=健全)
- 流動性・安全性
- 流動資産(期末):5,655 百万円、流動負債:916 百万円 → 流動比率 ≒ 5,655 / 916 ≒ 6.18(618%)(非常に高い流動性)
- 自己資本比率:84.4%(安定水準)
- 有利子負債は小さく財務レバレッジは低い(財務安全性高い)
- セグメント別(主な点)
- 北欧、暮らしの道具店:売上8,269(+23.8%)、EBITDA1,179(+6.4%)— 業績牽引
- foufou:売上228(△32.1%)、EBITDA△16(前年は+41)— 構造改善フェーズ
特別損益・一時的要因
- 特別損失:減損損失 5,742 千円(当期計上)
- 特別利益:該当項目なし
- 一時的要因の影響:減損は小額(約5.7百万円)であり、純利益減少の主因は税負担増(法人税等の支払増)やfoufouの業績悪化が主。
- 継続性の判断:減損は一時的要因の性格が強いと見られるが、foufouの収益回復は継続的な取り組みが必要。
配当
- 配当実績(2025年7月期)
- 中間配当:0.00円
- 期末配当:48.00円
- 年間配当:48.00円(配当総額 353 百万円)
- 配当性向(連結):49.4%(前年15.9%)
- 純資産配当率(連結):7.0%
- 2026年7月期(会社予想):年間48円(中間0、期末48)
- 株主還元方針:FCFを基準に当面50%を上限として配当原資を設定。期末ネットキャッシュと目標水準を比較して還元可否を判断。FCFがマイナスの場合は還元を行わない方針。
設備投資・研究開発
- 設備投資(当期):有形固定資産取得等 14,506 千円(前年は大幅な本社移転等で198,697千円)
- 減価償却費:50,901 千円
- 主な投資内容:本社移転関係の減少や敷金・保証金の差入等(当期は小額投資)
受注・在庫状況
- 棚卸資産(商品):547,536 千円(前年423,270 千円、増加124,266 千円)
- 備考:foufou側で在庫圧縮に取り組んだ旨の記載あり(在庫管理強化を実施)
セグメント別情報(要点)
- 北欧、暮らしの道具店:
- 売上高:8,269 百万円(+23.8%)
- EBITDA:1,179 百万円(+6.4%)
- 特記事項:アプリ累計ダウンロード約497万、アプリ経由注文が全体の約73%。マーケティング投資により新規会員・購入者数大幅増。コラボ商品やオリジナル基礎スキンケア等のカテゴリ拡大で成長。
- foufou:
- 売上高:228 百万円(△32.1%)
- EBITDA:△16 百万円(前年は+40.6)
- 特記事項:MD改革、価格戦略の見直し、在庫圧縮、従業員数の適正化による基盤整備を実施。来期は攻めに転じる方針。
中長期計画との整合性
- 中期成長戦略:北欧セグメントでの売上成長再加速を目指す3か年計画を掲げており、今回の実績で年間100億円規模の連結売上高目標を1年前倒しで達成見込みと記載。進捗は良好。
- KPIの言及:アプリダウンロード数、エンゲージメントアカウント数、新規会員数等が主要KPIとして拡大中。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内では物価上昇が続き実質賃金の回復は限定的、消費環境は不透明。家具・被服関連の消費は月次ベースでばらつきあり。
今後の見通し
- 会社予想(2026年7月期、連結、百万円)
- 売上高:10,200(+20.1%)
- EBITDA:1,530(+31.5%)
- 営業利益:1,453(+33.2%)
- 経常利益:1,473(+32.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:964(+34.6%)
- EPS予想:130.81円
- 前提条件:為替・原油等の前提は決算説明資料(添付P.5)に記載とのこと。会社は国内外の不確実性を前提に計画を策定。
- 予想の信頼性:当期実績が通期予想に対して概ね高い進捗率(上記参照)であり実現可能性は示唆されているが、消費動向の不確実性がリスク。
- リスク要因:国内消費の弱さ、為替や調達コストの変動、原材料高、気候変動が消費行動に与える影響等。
重要な注記
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を当期から適用。連結財務諸表への影響は無し。
- 監査:本決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外と明記。
- 不明項目は–で表記。
(注意)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7110 |
| 企業名 | クラシコム |
| URL | https://kurashi.com |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。