2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの業績予想修正は無し。第3四半期累計の実績は概ね会社予想に整合(通期進捗:売上高72.0%、営業利益54.9%、親会社株主帰属当期純利益70.3%)。
- 業績の方向性:増収(売上高+6.0%)だが営業利益は減少(営業利益△23.8%)、純利益は微増(親会社株主に帰属する四半期純利益+4.0%)という「増収減益」の状況。
- 注目すべき変化:完成工事総利益が前年同期比で減少(5,252→4,783百万円、約△8.9%)し、販売費及び一般管理費が増加(4,312→4,578百万円、約+6.2%)したことが営業利益減少の主因。受注高は大幅増(73,374百万円、+19.6%)で土木分野の官公庁受注が急増。
- 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。第3四半期までの進捗を見ると売上・純利益は通期見通し達成の余地はあるが、営業利益は通期予想達成に向けてまだ余地が大きい(進捗約55%)。資材費・人件費等のコスト動向と受注案件の採算が鍵。
- 投資家への示唆:受注は拡大している一方で粗利率が低下しており、今後の利益回復は受注の採算性改善(=粗利改善)およびコスト管理に依存。自己資本比率は引き続き安定水準だが借入金が増加している点は留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 錢高組(証券コード 1811)
- 主要事業分野:建設事業(完成工事・土木・建築)、不動産事業等
- 代表者名:銭高 久善
- URL:https://www.zenitaka.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月8日
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期連結累計(2023年4月1日~2023年12月31日)
- 四半期決算補足説明資料作成の有無:無
- 四半期決算説明会の有無:無
- セグメント:
- 建設事業:完成工事高が主、建築・土木を含む
- 不動産事業等:販売用不動産・不動産関連売上
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):7,353,140株
- 期中平均株式数(四半期累計):7,161,908株
- 自己株式数(期末):191,263株
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 決算発表:本四半期短信(既発表)
- 株主総会/IRイベント:–(本資料に記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想:通期 2024年3月期)
- 売上高:実績(第3Q累計)83,506百万円、通期予想115,900百万円に対する進捗72.0%(達成率72.0%)
- 営業利益:実績1,614百万円、通期予想2,940百万円に対する進捗54.9%(達成率54.9%)
- 純利益(親会社株主帰属):実績3,134百万円、通期予想4,460百万円に対する進捗70.3%(達成率70.3%)
- サプライズの要因:
- 売上は増加したが、完成工事総利益が減少(粗利率低下)し、販管費も増加したため営業利益が大幅に下振れ。受取配当金等の営業外収益があるため経常・税引後での純利益は相対的に下げ幅が小さい。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を据え置き。現時点では売上・純利益については通期目標の達成可能性は比較的高い一方、営業利益は進捗が遅い(約55%)ため後半の改善が必要。
財務指標
- 財務諸表要点(第3Q末 2023/12/31、単位:百万円)
- 売上高(第3Q累計):83,506(前年同期78,748、+6.0%)
- 営業利益:1,614(前年同期2,118、△23.8%)
- 経常利益:3,066(前年同期3,511、△12.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,134(前年同期3,014、+4.0%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):437.68円(前年同期420.95円)
- 総資産:188,252(前期末155,749、+20.9%)
- 純資産:88,258(前期末79,222、+11.4%)
- 自己資本比率:46.9%(前期末50.9%)→ 46.9%(安定水準、目安40%以上)
- 収益性(対前年同期)
- 売上高:83,506百万円(+6.0%、+4,758百万円)
- 営業利益:1,614百万円(△23.8%、△504百万円)
- 営業利益率:1.93%(1,614/83,506)(業種平均との比較は業種依存だが低め)
- 経常利益:3,066百万円(△12.7%)
- 純利益:3,134百万円(+4.0%)
- EPS:437.68円(前年同期420.95円、+3.9%)
- 収益性指標
- ROE(簡易計算):約3.6%(3,134/88,258)(目安:8%以上で良好 → 現状は低め)
- ROA(簡易計算):約1.67%(3,134/188,252)(目安:5%以上で良好 → 現状は低め)
- 営業利益率:1.93%(業種平均と照合する必要ありが低い水準)
- 進捗率分析(第3Q累計→通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:72.0%(通常ペース=四半期×割合で見るとやや早め)
- 営業利益進捗率:54.9%(遅れ)
- 純利益進捗率:70.3%(概ね順調)
- 過去同期間との比較:売上は順調、利益面は粗利低下で悪化
- キャッシュフロー(注:詳細なCF数値は開示資料に記載無しのため省略)
- 現金預金残高:26,317百万円(前期末17,577百万円、+8,740百万円、+49.7%)
- 備考:投資有価証券が増加(49,506→58,325百万円、+8,819百万円)
- 四半期推移(QoQ):第3Q累計の増減は上記の通り。季節性の言及は特になし。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:46.9%(安定、目安40%以上)
- 流動負債合計:67,742百万円(増加)
- 長期借入金:14,850百万円(前期末4,900百万円→大幅増加)
- 短期借入金:18,050百万円(前期末8,050百万円→大幅増加)
- コメント:借入金(短期・長期)の増加により負債が増え、総資産増加の一因に
- 効率性:
- 総資産回転率:–(詳細計算は年間ベースでの売上によるため省略)
- セグメント別:
- 建設事業:売上 81,435百万円(主力)
- 不動産事業等:売上 2,071百万円(小規模)
- 詳細:完成工事総利益の減少が建設事業の収益性低下を反映
- 財務の解説:
- 総資産・投資有価証券の増加、現金預金の増加が目立つ一方で借入金も増加。投資有価証券評価益によりその他包括利益が増加し包括利益は拡大(9,609百万円)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:445百万円(固定資産売却益等、前年743百万円から減少)
- 特別損失:無し(前期は固定資産除却損88百万円)
- 一時的要因の影響:特別利益は期によって変動するが、今期の営業ベースの収益性低下が主要因であり、特別損益を除いても営業利益は減少しているため実質業績は厳しい。
- 継続性の判断:特別利益は不定期のため継続性は低い。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年3月期:年間配当 80円(期末 80円、内訳:普通50円+特別30円)
- 2024年3月期(予想):年間配当 80円(期末 普通50円+特別30円)
- 直近公表の配当予想からの修正:有(資料注記)※最終的な変動要因は記載の通り将来影響あり得る旨の注記あり
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期予想純利益と配当額で計算可能だが、明記を避ける場合は–)
- 株主還元方針:特別配当の実施あり(過去・今期ともに30円の特別配当を実施/予定)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(本資料に明示なし)
- 減価償却費:–(明示なし)
- R&D費用:–(明示なし)
- 主な投資内容:投資有価証券の残高増加が確認される(49,506→58,325百万円)。
受注・在庫状況
- 受注状況(累計、当第3四半期まで):
- 受注高:73,374百万円(前年61,353百万円、+12,021百万円、+19.6%)
- 受注内訳(建設事業)
- 建築:52,132百万円(前年47,629、+9.5%)うち民間が主体
- 土木:21,242百万円(前年13,723、+54.8%)官公庁の寄与大
- 受注残高:–(明示なし)
- 在庫状況(棚卸資産):販売用不動産ほぼ無し(8→0百万円)、未成工事支出金ほぼ変わらず
- 注記:Book-to-Bill的には受注が堅調。
セグメント別情報
- 建設事業:売上高 81,435百万円(第3Q累計)、粗利の減少が利益悪化の主因
- 不動産事業等:売上高 2,071百万円、粗利は小幅寄与
- 地域別売上:資料に明確な地域別内訳無し(国内主体と記載)
- セグメント戦略:受注は増加しているが採算管理が課題(粗利率改善が鍵)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(本資料に明示無し)
- KPI達成状況:受注高は増加で好転だが営業利益率・ROEは目標水準に達していない(KPIが公開されていれば差分確認が必要)。
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメントより):公共投資は横ばい、民間設備投資は緩やか増だが資材高騰・人手不足(「2024年問題」等)で建設業界は厳しい経営環境が継続。
- 競合比較:同業他社との相対評価は資料に無し。受注増はポジティブだが採算管理が課題で相対的パフォーマンス要確認。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き):売上高 115,900百万円(+7.7%)、営業利益 2,940百万円(+92.7%)、経常利益 4,090百万円(+42.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,460百万円(+98.6%)
- 次期予想:–(未公表)
- 前提条件:資料内で為替・原材料等の数値前提は詳細記載ページへ参照指示(本文に要旨のみ)
- 予想の信頼性:第3四半期までの進捗を見ると売上・純利益は通期見通し達成の可能性あり。営業利益は進捗が遅い点に注意。会社は現時点で予想を修正していない。
- リスク要因:資材価格の変動、人手不足と人件費上昇、公共投資の動向、地政学的リスク、金利・金融環境の変動等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結子会社の異動:無し
- 四半期レビュー:本短信は四半期レビューの対象外(公認会計士等のレビュー対象外)
- その他:配当予想は現時点の入手情報・一定の前提に基づくもので将来保証するものではない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1811 |
| 企業名 | 錢高組 |
| URL | http://www.zenitaka.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。