2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は「通期予想を据え置き(変更なし)」とし、決算は会社計画に概ね沿っている旨を表明。市場コンセンサスは提示なしのため、「ほぼ予想どおり(会社予想据え置き)」と判断。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高:前期比+2.1%、営業利益:前期比△15.4%)。
  • 注目すべき変化:営業利益は人件費・減価償却費増や不動産取得税等で減少した一方、投資有価証券売却益(2,894百万円)やその他の包括利益(株式評価差額金の増加)が寄与し、親会社株主に帰属する四半期純利益は104億47百万円(前期比+12.6%)と増加。
  • 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(営業収益197,000百万円、営業利益12,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益17,400百万円)。第3四半期累計の進捗状況から見て達成は可能性ありと会社説明。ただし営業利益・純利益の進捗差に注意。
  • 投資家への示唆:営業収益は堅調だが、収益性(営業利益率・ROE等)は低下。非継続的要因(有価証券売却益、評価益、補償金)が純利益を押し上げており、実質的な事業収益力の回復(人件費・減価償却負担の吸収や賃料回復)が重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社住友倉庫
    • 主要事業分野:物流事業(倉庫、港湾運送、国際輸送、陸上運送等)および不動産事業(賃貸用物件の保有・運用等)
    • 代表者名:社長 永田 昭仁
    • URL:https://www.sumitomo-soko.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月3日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会資料:作成なし、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 物流事業:倉庫収入、港湾運送収入、国際輸送、陸上運送ほか(情報システム子会社含む)
    • 不動産事業:不動産賃貸収入等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):77,747,315株(第3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):76,639,041株(当期)、78,176,674株(前期)
    • 期末自己株式数:1,536,991株(当期)/438,956株(前期)
    • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:次は通期(2026年3月期)決算発表予定(具体日程は–)
    • IRイベント:決算説明会は無し(当該資料に記載)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(第3四半期累計:百万円、対会社予想は通期据え置きのため「計画どおり」表明)
    • 売上高(営業収益):146,780(前期比+2.1%)→ 通期予想197,000に対する進捗率:約74.5%(到達ペース)
    • 営業利益:8,565(前期比△15.4%)→ 通期予想12,000に対する進捗率:約71.4%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:10,447(前期比+12.6%)→ 通期予想17,400に対する進捗率:約60.0%
  • サプライズの要因:
    • マイナス要因:人件費増、減価償却費増、新規取得物件に係る不動産取得税等により営業利益が減少。
    • プラス要因:投資有価証券売却益(2,894百万円)計上、株式相場上昇によるその他有価証券評価差額金の増加(包括利益が大幅増)、なにわ筋線に伴う補償金の受領(キャッシュ面で寄与)。
  • 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。営業利益・純利益はいずれも下期での回復(想定)や非経常益の有無に依存するため、営業面のコスト増が続く場合はリスク。

財務指標

(単位:百万円、注記がある項目は短信数値を使用)

  • 財務諸表の要点(第3Q末:2025年12月31日)
    • 総資産:494,402(前期末439,847、前期末比+12.4%)
    • 純資産合計:306,614(前期末274,145、前期末比+11.8%)
    • 自己資本(参考):295,662(第3Q)、263,758(前期末)
    • 負債合計:187,788(前期末165,701、前期末比+13.3%)
  • 収益性(第3Q累計)
    • 売上高(営業収益):146,780 百万円(前年同期比+2.1%、増加額3,027百万円)
    • 営業利益:8,565 百万円(前年同期比△15.4%、減少額1,558百万円)
    • 営業利益率:8,565 / 146,780 = 約5.8%(前期:10,124/143,753 ≒ 7.0%、低下)
    • 経常利益:12,874 百万円(前年同期比△9.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:10,447 百万円(前年同期比+12.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):136.32円(前年同期118.65円、+約14.9%)
  • 収益性指標(参考・概算)
    • ROE(当第3Q累計ベース、単純)= 親会社株主帰属利益10,447 / 平均自己資本(295,662+263,758)/2 ≒ 3.7%
    • 年率換算(単純)約5.0%(目安:8%以上が良好 → 低め)
    • ROA(当第3Q累計ベース)= 10,447 / 平均総資産(494,402+439,847)/2 ≒ 2.2%
    • 年率換算約3.0%(目安:5%以上が良好 → 低め)
    • 営業利益率:約5.8%(業種平均との比較は業種別に変動)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:約74.5%(通常の流通・物流業では上期に比重が高くないため一応の到達)
    • 営業利益進捗率:約71.4%
    • 純利益進捗率:約60.0%(やや遅れ)
    • 過去同期間との比較:売上の進捗は順調だが、利益率低下で純利益進捗が劣後
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:+18,157 百万円(前年同期16,938百万円、増加)
    • 投資CF:△22,451 百万円(前年同期△4,608百万円、支出大幅増)→ 主な要因:有形固定資産取得による支出24,119百万円
    • 財務CF:△5,636 百万円(前年同期△18,251百万円、減少幅縮小)→ 社債償還・配当支払・自己株取得等
    • フリーCF(営業CF−投資CF):18,157 − 22,451 = △4,294 百万円(マイナス)
    • 営業CF/親会社帰属四半期純利益比率:約18,157 / 10,447 = 1.74(目安1.0以上で健全 → 良好)
    • 現金及び現金同等物残高:34,723 百万円(前年同期42,127百万円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は短信に四半期別ではなく累計で表示のため省略。季節性は物流・不動産で存在し得るが短信では通期見通し据え置き。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:59.8%(第3Q、安定水準。目安40%以上で安定)
    • 流動比率:流動資産70,475 / 流動負債43,284 ≒ 162.8%(良好)
    • 負債純資産比(負債合計 / 純資産合計):187,788 / 306,614 ≒ 0.61(負債比率約61%)
  • 効率性:総資産回転率・売上高営業利益率は減少傾向(営業利益率低下が示す)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益:2,894百万円(当期)→ 純利益増加に寄与
    • 受取補償金:212百万円(注記)/キャッシュとしては補償金受取額4,224百万円が計上(なにわ筋線事業に伴う補償)
  • 特別損失:
    • 固定資産除却損:218百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 投資有価証券売却益や評価差額が純利益や包括利益を押し上げているため、営業利益ベースの業績と純利益の差に注意。これらは継続性が限定的なため、経常的な事業収益力評価には除外して見る必要あり。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当:51.50円(2026年3月期、前年50.50円→増配)
    • 期末配当予想:51.50円(据え置き)
    • 年間配当予想:103.00円(据え置き、前期103.00円)
    • 予想EPS(通期):226.83円 → 配当性向(予想)= 103 / 226.83 ≒ 45.4%
    • 配当利回り:–(株価情報が短信に記載なし)
  • 株主還元方針:自己株式の取得実施あり(当第3Qで自己株式1,133,100株、3,499百万円取得。消却予定あり:取得分全量を2026年3月31日消却予定)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CFから)
    • 有形固定資産の取得支出:24,119 百万円(当第3Q累計、前年同期6,156百万円)→ 大幅増
    • 建設仮勘定や土地取得の増加(土地:77,664→90,607百万円)
    • 減価償却費:7,934 百万円(前年7,414百万円)
  • 研究開発:

セグメント別情報

  • 物流事業(第3Q累計)
    • 営業収益:139,095百万円(前年同期比+2.3%、増加額3,136百万円)
    • 倉庫収入:25,051百円(+3.8%)
    • 港湾運送収入:25,372百円(+4.0%)
    • 国際輸送収入:39,904百円(+0.8%)
    • 陸上運送ほか:48,767百円(+1.9%)
    • 営業利益:10,041百万円(前年同期比△6.5%、減少)
    • コメント:適正料金の収受や取扱量増で収益は増加したが、人件費・減価償却負担で利益が圧迫。
  • 不動産事業(第3Q累計)
    • 営業収益:8,131百万円(前年同期比△1.2%)
    • 営業利益:3,170百万円(前年同期比△18.6%)
    • コメント:既存物件稼働上昇や取得物件の寄与はあるが、なにわ筋線事業に伴う建物引渡しで賃料が一時減少。加えて不動産取得税等が発生。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2023–2025)に基づき物流・不動産に経営資源集中。拠点拡充(浜松で新倉庫建設等)や不動産取得を継続。
  • 進捗:売上高は中期計画どおり拡大基調だが、営業利益は設備投資・取得物件に伴う負担で一時的に圧迫。中期計画の収益性改善施策の実行が鍵。

競合状況や市場動向

  • 市場環境:国内は個人消費持ち直し、設備投資や生産も緩やかに改善。海外は地域差(米国堅調、中国は不動産停滞)。

今後の見通し

  • 業績予想(通期):修正なし(営業収益197,000百万円、営業利益12,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益17,400百万円)
  • 会社が明示する前提:短信添付資料の「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替や外部前提の明示は添付参照;短信本文では詳細は参照指示)。
  • 予想の信頼性:第3Q累計の進捗は売上進捗は良いが、利益面での逆風(費用増、減価償却等)と非定常要素の影響を受けやすいため、下期の営業利益回復および非継続益の有無が鍵。
  • 主なリスク要因:原材料費・賃金上昇、設備投資回収遅延、為替変動、外部環境(貿易政策・中国経済)等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(詳細は添付資料10ページ参照)
  • 受取補償金:なにわ筋線事業に伴う物件移転補償金等(短信に注記)
  • 自己株式取得:当第3Q累計期間に自己株式1,133,100株、3,499百万円を取得。取得分は2026年3月31日消却予定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9303
企業名 住友倉庫
URL http://www.sumitomo-soko.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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