2025年12月期 通期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ:
- 新中期経営戦略「Innovate100(2025–27)」を公表し、2027年12月期に連結売上高100億円超(=100億円)・ROIC10%以上を目指す意志を明確化(成長投資・アライアンス/M&A重視)。
- 業績ハイライト:
- 2025年12月期は売上高4,639百万円(前期比+0.5%)と微増も、粗利率低下により営業損失 △342百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 △334百万円の赤字。研究開発費は1,321百万円(同+14.5%)で積極投資。
- 戦略の方向性:
- LSI/AIOT/Serverの3事業でシナジーを創出。光半導体(DSPレスVCSEL等)やV-by-One®HS plus等の技術を核にAIデータセンター・車載・スマートメーター等で事業拡大。R&D投資総額(Innovate100期間)は約13.65億円計画。
- 注目材料:
- 「世界初」DSPレス光半導体の開発(NICT等の助成採択、Beyond5G基金の研究開発プロジェクト採択、当初2年度に約6.2億円の助成予定)。スマートメーター向け量産開始(3Qから寄与)。サーバー事業子会社の合弁解消→100%子会社化(2025年4月)。
- 一言評価:
- 技術・R&Dを軸に成長の青写真を示した一方、直近では収益性改善が課題(中期で投資回収が必須)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ザインエレクトロニクス株式会社(英名:THine Electronics, Inc.)
- 主要事業分野: ミックスドシグナルLSIの設計・開発・販売、AI・IoTソリューション、AI/データサーバー製品の企画・開発・製造・販売(LSI/AIOT/Server)。
- 代表者: 代表取締役会長 飯塚 哲哉、代表取締役社長 南 洋一郎
- 説明会情報:
- 開催日時: 2026.02.05
- 説明会形式: –(資料のみの開示だが、記載は発表日)
- 参加対象: 株主・投資家向け(IR資料)
- 説明者: 発表資料上の経営陣(代表取締役等)が主導。主なメッセージは資料内社長・会長の共同方針提示。
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2025年12月期(通期)
- セグメント:
- LSI事業: 高速インターフェースLSI(V-by-One®HS/HS plus、LVDS、Serial Transceiver等)、カメラLSI等。
- AIOT事業: 通信モジュール(5G/LTE/NB-IoT等)、IoT機器/ソリューション、AIサーバー関連の一部(サーバー事業は独立子会社で展開)。
- Server事業: NVIDIA GPU搭載AIサーバー等(サーバー事業子会社「ザイン・ハイパーデータ㈱」で展開)。
業績サマリー
- 主要指標(連結・百万円):
- 売上高: 4,639(前期比 +0.5%) ※良い:増収だが微増
- 売上総利益: 2,285(売上総利益率 49.3%、前期比 90.4% → 粗利減少 △9.6%) ※悪い:粗利率低下
- 販売費及び一般管理費: 2,628(構成比56.7%) 内 R&D 1,321(28.5%、前期比 +14.5%)
- 営業利益: △342(営業利益率 △7.4%) ※悪い:赤字転落
- EBITDA: △268
- 経常利益: △403(為替差損益除く経常 △337)
- 当期純利益(親会社株主帰属): △334(前期 339)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に未記載)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率: –(決算発表資料に会社の当初予想比較表なし)
- サプライズの有無: 目立った上方サプライズはなく、R&D投資拡大に伴う赤字計上がポイント。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率: –(FY2025は通期実績)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: Innovate100は2025年開始、2025実績は計画投資のほぼ実行(FY2025投資実施額 1,321M、計画 1,365M、進捗率 96.8%)。売上目標(2027年100億)に対する進捗は初年度段階のため未評価。
- 過去同時期との進捗率比較: 売上は微増だが粗利・営業損益は悪化(前年同四半期比で粗利率低下)。
- セグメント別状況(FY2025、概算):
- LSI事業: 売上構成比 約72% → 売上約 3,340百万円(計算値 ≒4,639×0.72) 前期比 約 △2%(資料) ※主力だが微減。
- AIOT事業: 売上構成比 約28% → 売上約 1,299百万円(計算値) 前期比 +5%(資料) ※スマートメーター量産が寄与。
- 各セグメントの収益貢献度はLSIが主体。AIOTは増収だが相対的規模は小さい。
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト):
- LSIは国内OA向け回復、米国向け堅調だがアミューズメント向け在庫調整で回復先送り。結果としてLSI売上は前期比微減。
- AIOTはスマートメーター量産開始(3Q~)やAED/エレベーター遠隔監視等が堅調で増収。
- R&D投資を拡大(1,321M)し、次世代技術・新製品に注力したため販管費・研究開発費が増加。
- 増減要因:
- 増収要因: AIOTのスマートメーター量産寄与、米国向け需要(LSI車載等)。
- 減収要因: アミューズメント向け需要の弱さ(LSI)、一部顧客の需要減でIoT機器受注減。
- 増益/減益要因: 研究開発費増加(△)、粗利率低下(△)、為替差損益の影響(経常差損含む)。
- 競争環境:
- 高速情報伝送LSI分野で差別化技術(V-by-One®HS、HS plus、DSPレス光半導体)を持つが、グローバル競合や大手半導体企業との競争・価格競争リスクは継続。車載・AIサーバー向けでは顧客の審査や量産品質が鍵。
- リスク要因:
- 市場需給変動(アミューズメント・OA等の景気循環)
- 為替変動(米ドル保有は約US$8M)
- 研究投資の想定回収遅延(中期計画の未達)
- サプライチェーン/部材調達リスク、顧客集中リスク(主要顧客動向)
戦略と施策
- 現在の戦略(Innovate100要点):
- 目標:2027年12月期に連結売上高100億円超、ROIC10%以上。
- 基本方針:LSI/AIOT/Serverの3事業でAI社会実装を支援、光半導体等でデータセンター消費電力抑制に貢献。コラボ・アライアンス、M&Aを積極模索。
- 進行中の施策(主要プロジェクト):
- AIプロセッサー搭載ソリューション事業の立上げ。
- AIデータセンター向けDSPレス光半導体の開発(NICT助成、Beyond5G基金採択)。
- V-by-One®HS/HS plusの車載・産業向け新製品出荷開始(タッチパネル・マルチディスプレイ等)。
- スマートメータ―量産出荷、本格展開。
- サーバー事業の内製化・拡販(100%子会社化)。
- セグメント別施策:
- LSI: 車載/産機向けV-by-One製品拡販、非接触/無線接続技術との協業(ST社等)、光半導体開発。
- AIOT: スマートメーター/IoTゲートウェイ/通信モジュール製品群の拡充、ビデオコール端末など市場投入。
- Server: 日系企業・研究機関向けにNVIDIA GPU搭載AIサーバーをODM/OEMで提供。
- 新たな取り組み:
- 1000Gbpsを見据えたBeyond5G無線通信技術開発、EdgeAI-Link®ワンストップソリューション、スマートモジュール活用ソリューション等。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年12月期、連結・百万円):
- 売上高: 6,695(前期比 +44.3%) ※良い:大幅増を見込む
- 売上総利益: 3,005(売上総利益率 44.9%、前期比 131.5%)
- 販管費: 2,992(うちR&D 1,665、前期比+26.0%)
- 営業利益: 13(営業利益率 0.2%) ※改善見込みだがほぼトントン
- 経常利益: 85、当期純利益: 3
- 予想の前提条件:
- スマートメーター等AIOT製品の通期貢献、LSIの海外(米中含む)需要回復・拡大、中国市場の回復を前提。為替・景況に関する明示的前提は資料に記載なし。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無: FY2026予想は新戦略発表に伴う計画で、当該期の前期実績から大幅増を見込むが、資料では修正履歴の提示なし。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標: 2027年に売上高100億円超(LSI 50億、AIOT+Server 50億想定)とROIC>10%想定。
- 進捗: 2025年は投資を着実に実行(投資進捗率96.8%)したが、売上規模は中期目標に対してまだ初期段階。達成可能性は技術・市場の実行次第(不確実性高)。
- 予想の信頼性:
- 過去の予想達成傾向についての詳細は資料にないため判定不可(–)。
- マクロ経済の影響:
- 為替変動、海外顧客の需要動向、半導体市場のサイクル、国際情勢(米中関係)等が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針:
- 成長投資を重視しつつ株主還元を継続。安定した普通配当(15円/株)を維持する方針が示されている。
- 配当実績(1株当たり):
- 2025年12月期期末配当(実施): 15円(資料通り実施)
- 2026年12月期期末配当(予定): 15円(予定)
- 前年比較: 15円を維持(赤字決算の年度も15円を維持した年あり)。
- 配当利回り/配当性向: 資料に具体的数値なし(–)。
- 特別配当: なし記載。
- その他株主還元: 自己株式取得等の実績あり(FY2025財務CFで自己株取得等の影響を示唆)。
製品やサービス
- 主要製品・サービス(抜粋):
- LSI: V-by-One® HS / HS plus、LVDS、Serial Transceiver、VCSELドライバ、TIA、Image Signal Processor等。新製品により車載タッチパネル/マルチディスプレイ、医療用4K内視鏡向け等。
- AIOT: スマートメーター用無線通信モジュール、LTE/BLEゲートウェイ(CTG-B01/B02)、SIMComモジュール、ビデオコール端末(CTV-003)等。
- Server: NVIDIA H100搭載AIサーバー、General Server、Smart NIC/Switch(ザイン・ハイパーデータで展開)。
- 協業・提携: STマイクロ社との60GHz帯高速近接無線技術でのコラボ等、官公庁(総務省)や研究機関(NICT)等の公的研究助成採択。
- 成長ドライバー: DSPレス光半導体(データセンターの省電力)、V-by-One®HS plusの普及(高解像ディスプレイ・車載)、スマートメーター量産、EdgeAI-Linkソリューション。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの詳細: –(資料にQ&Aの記載なし)
- 経営陣の姿勢(資料から読み取れる点): 成長戦略・R&D投資を前面に出し積極投資姿勢。短期の赤字は中期目標達成のための投資と位置づけるトーン。
- 未回答事項(投資家が注目すべき点): 主要顧客比率、具体的なM&Aターゲット、助成金/補助金の確度、R&D投資のROI見込み詳細等は不明(–)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜強気(中長期目標や技術優位性を強調する一方、短期的な損益面は正直に開示)。
- 表現の変化: 前回期同様、技術・R&Dを重視する姿勢を継続。新中期戦略で目標数値(100億)を明確化し、やや強気の目標提示。
- 重視している話題: R&D(光半導体、V-by-One®HS製品等)、事業間シナジー、スマートメーターやサーバー事業の立上げ。
- 回避している話題: 短期的な採算リスクや顧客別依存度の具体的数値(資料上は詳細開示なし)。
投資判断のポイント(情報整理:助言ではない)
- ポジティブ要因:
- 独自技術(V-by-One®HS/HS plus、DSPレス光半導体)による差別化。
- スマートメーターの量産開始やサーバー事業内製化による新たな収益源。
- 公的助成(NICT/Beyond5G)等の研究資金獲得。
- ネガティブ要因:
- FY2025は営業赤字・営業CFのマイナス化、現金残高減少。
- R&D投資増加に伴う短期的な収益悪化リスク。
- 市場回復(アミューズメント等)遅れや顧客需要変動。
- 不確実性:
- 技術開発の商業化タイミング、助成金の実行、M&Aやアライアンスの成果。
- 注目すべきカタリスト:
- 2026年通期の業績実現(特にAIOTのスマートメーター寄与とLSIの海外販売動向)。
- DSPレス光半導体のプロトタイプ/採用・量産化進捗(データセンター向け)。
- 2027年に向けた売上拡大の具体的契約・受注。
- 公的助成金の継続・支給確度。
重要な注記
- 会計方針: 資料に会計方針変更の記載なし(–)。
- リスク要因(資料の特記事項): マクロ要因(国内外の経済・金融情勢)、技術開発・事業化リスク等が業績見通しに影響する旨の開示あり。
- その他: 問合せ先は総務部IR(TEL:03-5217-6660)、会社URL: https://www.thine.co.jp/
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6769 |
| 企業名 | ザインエレクトロニクス |
| URL | http://www.thine.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。