2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想(2024年3月期)を修正しておらず、本第3四半期累計(対会社発表:修正無)についても大きな予想外の修正は発表していない(ほぼ予想通り)。市場コンセンサスは提示資料にないため記載不可。
- 業績の方向性:増収増益(営業収益:474.50億円、前年同期比+1.3%;営業利益:8.53億円、同+23.9%)。ただし親会社株主帰属四半期純利益は減益(3.38億円、同△8.3%)で一時的要因が影響。
- 注目すべき変化:センター事業とアセット事業が増収増益で寄与。特にアセット事業は拠点拡充で保管稼働率向上、セグメント利益は同+31.8%。一方、貨物自動車運送事業は輸送需要低迷で減収減益。
- 今後の見通し:通期予想(売上645億円、営業利益11.0億円、当期純利益5.5億円)は修正なし。第3四半期時点の進捗は売上・営業利益は比較的順調だが、当期純利益の進捗が遅れている(下段参照)。保険金受取見込みにより通期への災害損失影響は限定的見込みと会社は説明。
- 投資家への示唆:営業利益率は低水準だが(約1.8%)、センター・アセットで効率改善が進んでいる点は注目。火災による特別損失と保険金確定のタイミングが短期的収益性に影響するため、その進捗を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本ロジテム株式会社
- 主要事業分野:貨物自動車運送事業、センター事業(物流センター運営)、アセット事業(倉庫賃貸等)、その他(輸出入貨物取扱、引越等)
- 代表者名:代表取締役社長 中西 弘毅
- URL: https://www.logitem.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月13日
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日、連結、日本基準)
- セグメント:
- 貨物自動車運送事業:国内外の輸送サービス
- センター事業:物流センター運営、倉庫物流作業
- アセット事業:倉庫保管・賃貸(拠点の保有・拡充)
- その他事業:輸出入、通関、引越等の関連事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):1,383,310 株
- 期末自己株式数:15,028 株
- 期中平均株式数(四半期累計):1,368,289 株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 四半期決算説明会:当該資料では開催無し
- その他IR予定:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計、単位:百万円)
- 売上高(営業収益):実績 47,450(百万円) ※通期会社予想 64,500 → 達成率 73.6%
- 営業利益:実績 853(百万円) ※通期会社予想 1,100 → 達成率 77.5%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績 338(百万円) ※通期会社予想 550 → 達成率 61.5%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:アセット事業の保管面積拡大と得意先拡大、センター事業で作業効率改善により営業利益増加。
- 下振れ要因:タイで発生した倉庫火災による災害損失(特別損失)計上が四半期純利益を押し下げた(当第3四半期累計で災害損失約213百万円計上)。
- 通期への影響:
- 会社は保険金受領見込みから通期業績への影響は限定的と見込んでおり、現時点で業績予想の修正は無し。純利益の進捗が遅れている点は保険金の確定額と受取時期が鍵。
財務指標
- 財務諸表の要点(第3四半期末 2023/12/31、単位:百万円)
- 総資産:47,184(百万円) (前期末 46,313、前年同期比+1.9%)
- 純資産合計:14,456(百万円) (前期末 13,714、同+5.4%)
- 負債合計:32,728(百万円)
- 自己資本比率:30.5%(前期 29.5%)→ 目安40%以上に対してやや低い(安定性やや低め)
- 現金及び預金:3,945(百万円)
- 有利子負債(概算):短期借入金 9,493 + 長期借入金 8,064 + 社債 800 = 約18,356(百万円)
- ネット有利子負債(概算):約14,411(百万円)=(有利子負債−現金)
- 収益性(第3四半期累計 → 対前年同期間増減率)
- 売上高(営業収益):47,450(百万円)、前年同期比+1.3%(増収)
- 営業利益:853(百万円)、前年同期比+23.9%(増益)
- 経常利益:823(百万円)、前年同期比+26.7%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:338(百万円)、前年同期比△8.3%(減益)
- 1株当たり四半期純利益(累計):247.74円(前年同期 270.18円、△8.3%)
- 収益性指標(計算)
- 営業利益率:853 / 47,450 = 約1.80%(業種平均は物流業で企業差大。1.8%は低水準)
- ROE(簡易)= 親会社株主帰属純利益 338 / 自己資本 14,413 ≒ 2.35%(目安8%以上が良好 → 低い)
- ROA(簡易)= 338 / 47,184 ≒ 0.72%(目安5%以上良好 → 低い)
- 備考:上記ROE/ROAは簡易計算(四半期累計ベースと自己資本は期末ベース)。年間化や平均資本での算出では若干変動。
- 進捗率分析(通期会社予想比)
- 売上高進捗率:73.6%(47,450/64,500) → 通常はQ1~Q3で7割超は順調だが季節性要注意
- 営業利益進捗率:77.5%(853/1,100) → 営業利益は比較的良好な進捗
- 純利益進捗率:61.5%(338/550) → 純利益は遅れ(火災損失の影響)
- 過去同期間との比較:前年は増収増益比率が異なる(前年営業収益は46,860、営業利益688)→ 今期は利益率改善
- キャッシュフロー(注:明細は資料に限定的)
- 現金及び預金残高:3,944(百万円)、前期末から増加(+199百万円)
- 営業CF:–(資料に明記なし)
- 投資CF:–(資料に明記なし)
- 財務CF:–(資料に明記なし)
- フリーCF:–(算出不可)
- 備考:CF明細は短信抜粋に記載なしのため「–」と表記
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期別の詳細数値は短信の累計表主体で、QoQ増減は明記なし → –(詳細は単四半期報告参照)
- 財務安全性
- 自己資本比率:30.5%(安定性目安40%に対してやや低め)
- 流動比率:流動資産 14,997 / 流動負債 17,158 ≒ 87.4%(目安100%以上が望ましい → やや低め)
- 負債構成:短期借入金が大きく、社債発行(800百万円)が追加されている点に留意
- 効率性
- 総資産回転率:売上 47,450 / 総資産 47,184 ≒ 1.01回(回転率は概ね1回/年)
- セグメント別(第3四半期累計、単位:百万円)
- 貨物自動車運送事業:売上 18,823(百万円)、前年同期比△0.7%、セグメント利益 1,407(百万円)、同△1.4%(グループ売上比 39.7%)
- センター事業:売上 10,908(百万円)、同+1.5%、セグメント利益 248(百万円)(前年は損失→黒字化)(グループ売上比 23.0%)
- アセット事業:売上 12,747(百万円)、同+6.1%、セグメント利益 862(百万円)、同+31.8%(グループ売上比 26.8%)
- その他事業:売上 4,971(百万円)、同△3.5%、セグメント利益 759(百万円)、同△6.2%(グループ売上比 10.5%)
- 財務の解説:
- 総資産・純資産は拡大(固定資産の増加、無形資産・敷金増)、借入構成では短期借入高が続く点が特徴。営業利益は投資拡大や効率化で改善しているが、自己資本比率や流動比率はやや保守的監視が必要。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 固定資産売却益 44(百万円)
- (保険金受取見込みについては将来発生見込みだが、第3四半期累計では計上せず)
- 特別損失:
- 災害による損失 213(百万円)※主にタイの賃借倉庫及び自社倉庫の火災
- 減損損失 15(百万円)
- 計上合計 特別損失 236(百万円)
- 一時的要因の影響:
- 災害損失の影響で当期純利益が減少。会社側は保険金の受取見込みを示しており、通期への影響は限定的と見込むが、受取額・時期確定まで不確実性あり。
- 継続性の判断:
- 災害損失は一時的要因であり将来継続する性質ではないが、保険金の確定次第で特別利益が計上され得るため、四半期ベースの純利益変動は続く可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 第2四半期(中間)配当:40.00円(実績)
- 期末(予想):40.00円
- 年間配当予想:80.00円(変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報無しのため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):会社予想当期純利益 550百万円に対し年間配当総額 = 40円×発行済株式数(1,383,310株) ≒ 55,332千円(約55.3百万円)→ 配当性向 ≒ 55.3/550 ≒ 10.1%(概算。少額のため低め)
- 特別配当の有無:無
- 株主還元方針:自社株買いの開示無し
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産は増加(第3四半期末で固定資産合計 32,188 百万円、前期末 31,585 百万円、増加約603百万円)— 主に無形固定資産・敷金保証金の増加を含む。
- 投資事例:横浜港北センター(低温対応)開設、タイ・レムチャバン港近郊に新倉庫開設
- 減価償却費:–(短信に明細なし)
- 研究開発:
- R&D費用:–(記載なし)
- デジタル化・DX関連の取組(ハコベル社への資本参加等)は進行中
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:–(資料に記載なし)
- 在庫状況:
- 敷金及び保証金の増加(前期末 7,110 百万円 → 7,253 百万円、増加約142百万円)
セグメント別情報
- 貨物自動車運送事業:売上 18,823(百万円)、セグメント利益 1,407(百万円)。輸送需要低迷と運送コスト上昇で減少。
- センター事業:売上 10,908(百万円)、セグメント利益 248(百万円)。食品・通販関連で取扱増、前年同期の損失から黒字化。
- アセット事業:売上 12,747(百万円)、セグメント利益 862(百万円)。保管面積拡大と稼働率上昇が寄与。
- その他事業:売上 4,971(百万円)、セグメント利益 759(百万円)。輸出入関連の荷動き鈍化で減収。
- 地域別売上:国内外の内訳は部分的記載(海外での低調な荷動きの記述あり)。為替影響として為替換算調整勘定が増加。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2023–2025):「環境変化に適応した強固な体制づくり」、「適切な利益を安定確保できる収益構造の確立」、「社会課題解決への貢献」を掲げる。
- 進捗状況:拠点拡充(国内外)、アセット事業の拡大、物流DX(ハコベルへの資本参加)などで整合性は概ね良好。ただし自己資本比率や収益率改善は継続的な注視が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内はインバウンド回復等により緩やか回復だが、物価上昇・中国経済減速・世界的金融引き締めがリスク。物流業界は荷動き停滞、人件費・燃料高がコスト圧力に。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し。営業利益率・ROEは現状低めで業界内での相対評価は注意が必要。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(会社予想、修正無):
- 営業収益:64,500(百万円、通期)
- 営業利益:1,100(百万円)
- 経常利益:1,000(百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:550(百万円)
- 1株当たり当期純利益(通期予想):401.95円
- 予想の前提条件:為替・燃料等の前提は添付資料P.3参照(短信本文に詳細記載のため参照推奨)
- 予想の信頼性:会社は保守的に災害損失は計上したものの保険金受領見込みを示しており、現時点で予想修正なし。過去の予想達成傾向は資料に限定的情報のため明示不可。
- リスク要因:為替変動、燃料価格・人件費上昇、荷動き(輸出入・国内需要)低迷、災害リスク(海外拠点含む)、金融環境の変化等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期レビュー:本短信は四半期レビューの対象外(監査・レビュー未実施)
- その他:当該火災事故に関連する保険金受取は将来の特別利益計上可能性があるが、第3四半期累計では受取金額未確定のため計上無し。
(注意)
- 本資料は提供された決算短信に基づく整理であり、投資助言や推奨は行いません。数値は短信記載の百万円単位を基に一部概算で算出しています。不明項目は“–”と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9060 |
| 企業名 | 日本ロジテム |
| URL | http://www.logitem.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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