2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第2四半期(中間)実績は売上高が市場期待を上回る増収(前年同期比+21.4%)だが、営業損失は継続(営業損失拡大、若干の下振れ)
- 業績の方向性:増収(売上高31,802百万円、+21.4%)・減益(営業損失△1,523百万円、前年同期比で営業損失拡大)
- 注目すべき変化:信号システム事業で海外(シンガポール、インド)および国内の大口受注が好調で、当期受注高・売上高を大幅に押し上げた。一方パワーエレクトロニクスは、前年同期の大型受注の反動で受注減、セグメント損失が拡大。
- 今後の見通し:通期予想は修正無(売上高86,000百万円、営業利益4,700百万円)。同社は下期偏重の季節性を明示しており、中間は通期比で進捗が低い(売上進捗約37.0%)ため、通期予想達成の可否は下期の進捗次第。
- 投資家への示唆:信号システム事業の受注基盤は強化されているが、利益面では人件費・販管費増、短期借入の増加等で中間時点は赤字。通期での黒字転換は下期の受注引合・採算改善とコスト管理が鍵。
基本情報
- 企業名:株式会社京三製作所(コード 6742)
- 主要事業分野:信号システム事業(鉄道・道路交通向け信号・保安装置・ホームドア等)、パワーエレクトロニクス事業(各種電源装置)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 國澤 良治
- 問合せ先:財務管理本部 財務・経理部長 佐藤 亜紀(TEL 045-503-8106)
- 報告概要:提出日 2025年11月14日、対象会計期間 2025年4月1日〜2025年9月30日(2026年3月期第2四半期・中間)
- 決算説明資料・説明会:有
セグメント
- 信号システム事業:鉄道信号・道路交通システム(信号機、制御機、ホームドア、運行管理装置等)
- パワーエレクトロニクス事業:各種電源装置(半導体製造装置向け、FPD製造装置向け等)
発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):62,844,251株
- 期中平均株式数(中間期):62,206,814株
- 自己株式(期末):1,121,820株(自己株式の取得実績あり、当中間期末自己株式評価額545百万円)
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 提案済の株主還元:中間配当 5円(支払予定日 2025年12月2日)、通期予想 年間23円(中間5円+期末18円)。配当予想の修正無し。
今後の予定
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 決算説明会:開催(資料あり)
- 株主総会/IRイベント:–(資料に記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ。中間の会社予想との比較情報は開示無し)
- 売上高:31,802百万円(前年同期比+21.4%)→ 通期予想86,000百万円に対する進捗 約37.0%(中間としては下期偏重のため一概に低進捗とは言えない)
- 営業利益:△1,523百万円(前年同期 △1,412百万円から損失が拡大)→ 通期予想4,700百万円に対する進捗はマイナス(中間で赤字)
- 当期純利益(親会社株主帰属):△611百万円(前年同期 △597百万円)→ 通期予想3,500百万円に対する進捗 約-17.5%
- サプライズの要因:
- プラス要因:信号システム事業での大型受注・海外案件(シンガポール、インド)により受注高・売上高が増加。その他有価証券評価益や売却益(投資有価証券売却益307百万円)も寄与。
- マイナス要因:販売費及び一般管理費の増加(給料・手当、賞与増、株式報酬費用の計上等)、支払利息増加(短期借入の増加に伴う)により営業損失が拡大。
- 通期への影響:現時点で業績予想の修正は無し。会社は下期に売上・利益が偏重する旨を明示しており、通期達成は下期の受注実行と採算改善次第。
財務指標
- 主要財務(当中間期:2025年9月30日、単位:百万円)
- 売上高:31,802(+21.4%、前年同期26,186、増加額 5,616)
- 営業利益:△1,523(前年同期 △1,412、差異 △111)→ 営業利益率 -4.79%(営業損失、業種平均と比較注意)
- 経常利益:△1,123(前年同期 △1,118、差異 △5)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:△611(前年同期 △597、差異 △14)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△9.83円(前年同期 △9.52円)
- 収益性指標(概算)
- ROE(当中間期、概算):△611 / 50,310 = 約△1.21%(目安:8%以上が良好)
- ROA(当中間期、概算):△611 / 123,338 = 約△0.50%(目安:5%以上が良好)
- 営業利益率:-4.79%(営業損失、業種平均との比較要)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:約37.0%(31,802/86,000)
- 営業利益進捗率:該当なし(中間で△1,523→通期4,700を想定だが中間赤字のため数値的な比較は参考値)
- 純利益進捗率:約-17.5%(△611/3,500)
- 備考:同社は下期偏重の傾向を明示しているため中間進捗だけで判断しないこと。
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:△3,958(前年中間期 △2,763、悪化)
- 投資CF:△1,806(前年中間期 △1,431)— 有形固定資産取得等
- 財務CF:+3,106(前年中間期 +12)— 短期借入増、長期借入などで資金調達
- フリーCF:営業CF−投資CF ≒ △5,764(マイナス)
- 現金及び現金同等物期末:5,454(前年中間期 4,983、増加)※ただし期首からは減少(期首8,132 → 中間期末5,454)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△3,958)/当期純損失(△611)=約6.48(ただし両者がマイナスのため解釈注意)
- 貸借対照表(当中間期)
- 総資産:123,338百万円(前期 126,005)
- 純資産:50,310百万円(前期 51,711)
- 自己資本比率:40.8%(安定水準、目安40%以上)
- 流動資産:87,952、固定資産:35,385
- 流動負債:55,997、固定負債:17,030
- 負債・流動性関連
- 短期借入金:22,900(前期 15,700、増加)— 資金調達による借入増加が確認される
- 長期借入金(期末長期借入金):12,250(前期 11,800)
- 流動比率:流動資産87,952 / 流動負債55,997 ≒ 157%(短期支払面はおおむね安全域)
- 在庫・売掛金等
- 受取手形・売掛金・契約資産:20,389(前期 28,149、減少)
- 棚卸資産(製品・半製品・仕掛品合計)は増加(特に仕掛品 33,364→37,913)、在庫水準上昇が見られる
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 307百万円(当中間期)/151百万円(前年中間期)
- 特別損失:固定資産除売却損 2百万円等(小額)
- 一時的要因の影響:投資有価証券売却益等は一時的収入であり、これを除くと営業損失は継続しているため実質業績の改善余地は限定的。
- 継続性:投資有価証券売却は継続的とは限らない(一時項目と判断)。
配当
- 中間配当:5円(支払開始予定日 2025年12月2日)
- 期末配当(予想):18円、年間合計 23円(前期も23円、修正無し)
- 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は約23円配当に対し当期純利益予想3,500百万円 → 配当性向は算出可能だが資料に直接記載なし(参考:1株当たり当期純利益予想55.81円)
- 自社株買い:当中間期に自己株式取得(994,800株)を実施。自己株式評価額が499百万円増加(期末自己株式545百万円)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得による支出 408百万円(当中間期)
- 減価償却費:920百万円(当中間期、損益計算書の減価償却費合計)
- 研究開発費:明確な内訳・金額の記載無し(消費に該当する場合は販売費及び一般管理費等に含まれる可能性あり)
受注・在庫状況
- 受注状況(当中間期)
- 受注高:53,958百万円(対前中間期比+10,905百万円)
- 信号システム事業受注高 47,107百万円(+12,965百万円)、パワーエレクトロニクス受注高 6,851百万円(△2,059百万円)
- 在庫状況:
- 製品:4,889 → 5,301百万円(増加)
- 半製品:11,947 → 12,782百万円(増加)
- 仕掛品:33,364 → 37,913百万円(増加)
- 在庫の増加は製造進捗・下期販売に向けた仕掛増等が影響している可能性あり
セグメント別情報
- 信号システム事業(当中間期)
- 受注高:47,107百万円(+12,965百万円)
- 売上高:25,908百万円(+5,551百万円)
- セグメント利益:1,392百万円(+874百万円)→ 事業が増収増益寄与
- パワーエレクトロニクス事業(当中間期)
- 受注高:6,851百万円(△2,059百万円)
- 売上高:5,893百万円(+64百万円)
- セグメント損失:△380百万円(損失幅拡大、△740百万円悪化)
- 構造的特徴:信号システムがグループ業績の主導、パワーエレクトロニクスは受注の非定常性(大型案件の有無)で変動が大きい
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:"KYOSAN Next Step 2028"(3ヵ年)を2025年4月に開始。企業理念・ビジョンに基づく「12の基本戦略」に沿って進捗中(詳細KPIは資料に限定的記載)。
- 進捗判断:信号システムで受注基盤強化が確認できる一方、利益改善は下期頼みであり、中期計画の収益性改善が必要。
競合状況や市場動向
- 競合比較・市場シェア:資料に同業他社比較は無し。注目点は海外案件の獲得(シンガポール、インド)で、海外展開はプラス要因。
- マクロ要因:原材料高騰、円安、世界情勢の不透明さが引き続きリスク要因として挙げられている。
今後の見通し
- 業績予想:通期業績予想は修正無し(売上86,000百万円、営業利益4,700百万円、経常利益5,000百万円、当期純利益3,500百万円、EPS 55.81円)
- 会社提示の前提:特段の詳細前提(為替・原油等)は決算短信に明記無し。
- 予想の信頼性:過去の季節性(下期偏重)を踏まえ、通期達成は下期の受注→売上実現と採算管理に依存。
- リスク要因:為替変動、原材料価格、受注の大型不確実性(特にパワーエレクトロニクス)、借入金利負担の増加。
重要な注記
- 連結範囲の変更:無し
- 会計方針の変更:無し(中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理は適用あり)
- その他重要点:当中間期に自己株式取得(994,800株)を実施し、自己株式増加。中間決算短信は監査法人のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6742 |
| 企業名 | 京三製作所 |
| URL | http://www.kyosan.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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