2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績予想の修正は無し。中間決算は通期見通しに対する進捗率は売上高で約40.8%と順調だが、営業利益は上期で赤字(△127百万円)となっており、会社予想に対する明確な上振れ・下振れの開示はない(市場予想との比較は記載無し)。
  • 業績の方向性:売上高は増収(+7.5%)だが、上期は営業損失を計上(増益ではあるが通期ベースは増収減益見込み)。中間は「増収・営業損失縮小(損失幅改善)」の状況。
  • 注目すべき変化:受注高・受注残高が大幅増(受注高 +83.7%、受注残高 +39.3%)。一方、自己資本比率が36.6%→30.9%に低下し財務構造に変化。グループ再編で㈱小寺電子製作所、㈱ヤマガタ共同を子会社化(買収によるのれん2,037百万円計上)。
  • 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上高27,000百万円、営業利益800百万円)。上期が赤字のため下期で黒字回復・利益積み上げが必要で、達成可能性は受注の履行状況やコスト、財務コスト(借入増)次第。会社はリスク要因(部材調達、原材料価格、天候、金利上昇等)を明示。
  • 投資家への示唆:受注残が増加しており売上回復基盤は確認できるが、買収投資と借入増により自己資本比率が低下。通期での黒字回復には下期での工事進捗・利益率回復と財務コスト管理が鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:サノヤスホールディングス株式会社
    • 主要事業分野:製造業向け(各種産業機械・環境装置等)、建設業向け(空調・給排水・衛生設備設計施工、機械式駐車装置等)、レジャー(遊園地遊戯機械の製造・保守・運営受託)など
    • 代表者名:代表取締役社長 北逵 伊佐雄
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算補足説明資料:有(決算説明会は無)
  • セグメント:
    • 製造業向けセグメント:産業機械部品、ショットブラスト等の製造・メンテナンス、㈱小寺電子製作所(ワイヤーハーネス加工機)を含む
    • 建設業向けセグメント:空調・給排水・衛生設備の設計施工、機械式駐車装置、動力制御盤等
    • レジャーセグメント:遊園地遊戯機械設備の製造・メンテナンス、運営管理受託
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:33,924,582株
    • 期末自己株式数:435,726株
    • 期中平均株式数(中間):33,293,130株
    • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月10日
    • IRイベント:決算説明会は無し(補足資料あり)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(中間累計、百万円)
    • 売上高:実績 11,014(前年 10,242、+7.5%) → 通期予想27,000に対する進捗率 約40.8%
    • 営業利益:実績 △127(前年 △270、損失幅縮小) → 通期予想800に対する進捗はマイナス(上期は赤字のため直接比較不可)
    • 純利益(親会社株主帰属):実績 △88(前年 △218、損失幅縮小) → 通期予想700に対し上期はマイナス
  • サプライズの要因:
    • 売上高増:建設業向けの空調・給排水等の設計施工と機械式駐車装置、製造業向けに新規子会社(㈱小寺電子製作所)が寄与
    • 受注の大幅増:レジャー向けの大口受注(大型ジェットコースター等)や建設向けの大型工事受注で受注高・受注残が急増
    • 営業損失縮小は売上増と一部コスト吸収改善によるが、上期は季節性で固定費負担が大きく黒字化ならず
    • 買収関連で投資活動支出拡大(子会社株式取得 3,000百万円等)・有利子負債増加(借入増)
  • 通期への影響:
    • 会社は通期見通しを修正せず据え置き。下期での収益回復(受注の売上化)と借入コスト管理が達成の鍵。現時点で修正は無しだが、リスク要因次第では修正の可能性あり。

財務指標(要点)

  • 損益(中間、百万円)
    • 売上高:11,014(+7.5%、前中間 10,242)
    • 売上総利益:2,826(対前中間比 +416)
    • 販管費:2,954(前中間 2,681)
    • 営業損失:△127(前中間 △270、損失幅改善)
    • 経常損失:△84(前中間 △283)
    • 親会社株主に帰属する中間純損失:△88(前中間 △218)
    • 中間1株当たり利益(EPS):△2.66円(前中間 △6.57円)
  • 利益率・収益性指標
    • 営業利益率:△127 / 11,014 ≒ △1.15%(業種平均と照合の要/マイナスは赤字)
    • ROE(中間期、概算):△88 / 自己資本9,987 ≒ △0.88%(目安:8%以上で良好 → 現状は未達)
    • ROA(中間期、概算):△88 / 総資産32,303 ≒ △0.27%(目安:5%以上で良好 → 現状は未達)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間実績)
    • 売上高進捗率:約40.8%(11,014 / 27,000)
    • 営業利益進捗率:上期は赤字のため評価不能(通期800百万円に対し上期は△127百万円)
    • 純利益進捗率:同様に上期は赤字で評価不能(通期700百万円)
    • 過去同期間との比較:売上は堅調、受注は大幅増(追い風)、しかし利益は季節性と固定費で上期に赤字計上
  • キャッシュフロー(中間、百万円)
    • 営業CF:1,848(前中間 289 → 大幅改善、売上債権減少等寄与)
    • 投資CF:△3,143(前中間 △454。子会社株式取得支出 △2,385、設備投資 △510)
    • 財務CF:2,712(前中間 2,301。長期借入れ 4,100、短期借入金純増 1,700)
    • フリーCF:営業CF − 投資CF = 1,848 − 3,143 = △1,295(中間で投資超過)
    • 現金及び現金同等物残高:3,342(前期末 1,956、増加 1,386)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF 1,848 に対し親会社帰属純損失 △88 → 比率評価不可(営業CFは健全)
  • 財政状態(中間、百万円)
    • 総資産:32,303(前期末 27,675、増加 4,628)
    • 純資産:10,028(前期末 10,171、減少 △142)
    • 自己資本比率:30.9%(前期末 36.6% → 低下、目安:40%以上で安定)
    • 有利子負債:短期借入金 4,150(前期 2,450)、長期借入金 6,005(前期 3,713) → 借入増加で財務リスク高まる
  • 効率性・セグメント別(中間、百万円)
    • 製造業向け:売上 4,470(+11.0%)、営業利益 174(△18.4%)
    • 建設業向け:売上 5,280(+21.6%)、営業利益 387(+142.4%)
    • レジャー:売上 1,263(△32.5%)、営業利益 152(△20.4%)
    • セグメント合計営業利益は改善しているが、全社費用等の調整で連結では営業損失計上
  • 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は短信に断続的記載。季節性として上期は固定費負担で損失が恒常的に出やすい旨の言及あり。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 14百万円、負ののれん発生益 2百万円(㈱ヤマガタ共同買収で発生)
  • 特別損失:貸倒引当金繰入額 32百万円
  • のれん:㈱小寺電子製作所取得に伴うのれん 2,037百万円(10年均等償却)
  • 一時的要因の影響:子会社買収関連費用・のれん計上が中間会計に影響。特別損益を除いた実質業績は売上増と受注増が背景。
  • 継続性:買収関連の影響は中長期で費用配分(のれん償却)として継続。貸倒引当金等は都度変動。

配当

  • 中間配当:0.00円(2026年3月期第2四半期末は0.00円)
  • 期末配当:未定(2026年3月期の年間配当予想は未定)
  • 参考(2025年3月期):年間7.50円(期末7.50円)
  • 配当性向:–(通期業績見通しに対して未定)
  • 株主還元方針:現時点で特別配当や自社株買い等の追加施策の開示なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(中間):有形固定資産取得による支出 約510百万円(前年中間 330百万円)
  • 減価償却費:418百万円(中間)
  • 主な投資内容:子会社取得による資金支出が大きい(㈱小寺電子製作所取得 3,000百万円の内現金支出)

受注・在庫状況(該当事項)

  • 受注高:16,378百万円(+83.7%)
  • 受注残高:20,189百万円(+39.3%)
  • セグメント別ではレジャーの受注高が大幅増(熊本グリーンランド向け大型ジェットコースター等)、建設業向けも増加
  • 棚卸資産(期末):商品・製品 429、仕掛品 3,055、原材料 1,558(百万円) → 棚卸資産増加は事業拡大/受注進捗を反映

セグメント別情報(要点)

  • 製造業向け:売上 4,470(+11.0%)、営業利益 174(△18.4%)— 小寺電子製作所の連結化で売上増も一部低調製品で利益圧迫
  • 建設業向け:売上 5,280(+21.6%)、営業利益 387(+142.4%)— 空調・給排水、機械式駐車装置が好調
  • レジャー:売上 1,263(△32.5%)、営業利益 152(△20.4%)— 前期の大口売上の反動で売上減、ただし受注は大型案件で大幅増
  • 地域別売上:明細記載なし → 国内中心と推定(詳細は注記参照)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画('24-'26)に基づきM&Aを積極推進(ニッチトップ企業のグループ化)が進展(小寺電子製作所、ヤマガタ共同の連結化)
  • KPI達成状況:中期計画最終年度に向けて事業基盤強化を図っているが、借入増と自己資本比率低下が進捗リスクとなる可能性あり

競合状況や市場動向

  • 市場動向:受注環境は堅調(特にレジャーの大型案件、建設向け工事)。一方、原材料価格・部材調達や天候リスク、金利上昇をリスクとして挙げている

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想:売上高 27,000百万円(+8.0%)、営業利益 800百万円(△24.9%)、経常利益 800百万円(△25.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 700百万円(△40.8%)、EPS 22.63円
    • 直近公表予想からの修正:無し
    • 会社予想の前提:明示の詳細数値(為替等)は記載なし
  • 予想の信頼性:上期は赤字計上のため下期で利益積上げが必須。過去の達成傾向は短信での言及なし → 実績次第で修正の可能性あり
  • リスク要因:部材調達遅延・原材料高、天候・疫病によるレジャー需要悪化、金利上昇による利息負担増、自然災害、グローバル景気減速等

重要な注記

  • 会計方針の変更:有(有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法へ変更。中間財務諸表への影響は「軽微」と記載)
  • 連結範囲の変更:有(㈱小寺電子製作所、㈱ヤマガタ共同を新たに連結。小寺電子ののれん 2,037百万円計上)
  • 第2四半期決算短信は公認会計士等のレビュー対象外
  • その他:中間連結財務諸表の注記、企業結合の詳細は添付資料参照

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7022
企業名 サノヤスホールディングス
URL http://www.sanoyas.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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