2026年3月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: COVID関連売上の剝落影響はFY2024で収束し、FY2025から通常状態に戻った実態の成長が業績に反映。事業ドメイン拡大(M&A含む)、既存市場でのDX推進、エコシステムによるシナジー創出の「トリプル成長エンジン」で中長期成長を継続する旨を強調。
- 業績ハイライト: FY2025 Q1–Q2 売上収益 170,885百万円(前年同期比 +37%:良い)、営業利益 35,992百万円(前年同期比 +24%:良い)、税引前中間利益 36,681百万円(前年同期比 +26%)、中間(当期)利益 25,320百万円(前年同期比 +29%:良い)。
- 戦略の方向性: (1)事業ドメイン拡大:海外・事業タイプ拡大とM&A継続、(2)既参入市場での事業拡大:製薬マーケ・医療現場DX強化、(3)エコシステムシナジー創出:ホワイト・ジャック等を通じた顧客・サービス連携。先行投資・M&Aを継続。
- 注目材料: イーウェル買収の寄与(売上で約60億円、営業利益で約3億円規模)、受注残359億円、海外(北米の治験影響縮小、為替は円高だが現地通貨ベースでは更に増収増益)。
- 一言評価: 既存事業の回復+M&Aによる事業基盤拡大で上期は堅調。ただしセグメント間のばらつき(SSの利益圧迫等)や北米治験等の変動リスクに注意。
基本情報
- 説明者: 発表資料の発行者はM3社(CEOメッセージ等あり)が参照されるが、個別説明者名・役職の明記は資料中に明示なし → 発表者(役職):–、発言概要:上記エグゼクティブサマリーの内容を中心に説明。
- セグメント:
- メディカルプラットフォーム(MP):医師向けプラットフォーム等
- エビデンスソリューション(ES):治験・データ関連等
- キャリアソリューション(CS):医療従事者向けキャリア関連
- サイトソリューション(SS):医療施設向け(電子カルテ等)
- ペイシェントソリューション(PS):患者向けサービス(イーウェル等)
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上収益:170,885(前年同期比 +37%:良い)
- 営業利益:35,992(前年同期比 +24%:良い)、営業利益率:約21.1%(35,992/170,885)※概算
- 税引前中間利益:36,681(前年同期比 +26%:良い)
- 中間(当期)利益:25,320(前年同期比 +29%:良い)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
- 予想との比較
- 会社期初予想(上期):売上収益 1,720億円、営業利益 310億円。上期実績は売上 1,709億円(達成率 約99%:ほぼ達成)、営業利益 360億円(達成率 約116%:上振れ)。サプライズ:営業利益が期初想定を上回る(主にMPや海外が寄与)。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率(会社が示す図より):売上は期初想定比ほぼ達成(約99%)、営業利益は上回る(約116%)。通期予想修正は資料上明示なし。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:個別KPIでの数値は限定的だが、セグメント/サービスKPI(M3デジカル導入数約8,700、企業向けサービスのカバレッジ700万人超等)は順調。中期計画全体の進捗率:–(明示数値なし)。
- 過去同時期との進捗比較:FY2024まで続いたCOVID関連売上マイナス影響が収束し、FY2025は通常成長が反映(前年同期比増加)。
- セグメント別状況(FY2024 Q1–Q2 → FY2025 Q1–Q2、単位:百万円)
- MP:売上 42,474 → 51,977(+22%:良い)、利益 14,590 → 17,870(+22%:良い)
- ES:売上 11,940 → 12,180(+2%:微増)、利益 1,893 → 2,331(+23%:良い)
- CS:売上 11,617 → 13,175(+13%:良い)、利益 4,099 → 4,343(+6%:良い)
- SS:売上 21,611 → 26,291(+22%:良い)、利益 3,047 → 1,694(-44%:悪い、新規施設の立ち上げ期赤字等が要因)
- PS:売上 ― → 27,352(新規セグメントとして計上、イーウェル買収寄与)、利益 ― → 1,054
- エマージング事業群:売上 1,123 → 1,064(-5%)、利益 370 → 578(+56%:良い)
- 海外:売上 37,984 → 41,063(+8%:良い、為替で約3%pt押し下げ。現地通貨では更に増収)、利益 6,636 → 8,925(+34%:良い)
業績の背景分析
- 業績概要: COVID関連売上の剝落影響がFY2024で一巡、FY2025は通常事業の成長が反映。MP(製薬マーケや医療現場DX)および海外が利益面を牽引。イーウェル買収でPSが新たに計上されトップライン押上げ。
- 増減要因:
- 増収の主因:既存事業の堅調なトップライン(製薬マーケ、医療現場DX、電子カルテ等)とイーウェル等の買収効果(売上約60億円)。
- 増益の主因:収益ミックス改善、北米治験のマイナス縮小、海外利益増(現地通貨ベースで更に上振れ)。
- 減益の主因:サイトソリューション(SS)の利益-44%は新規施設立ち上げ期の赤字等一時的要因。為替(円高)は報告額を下押し。
- 競争環境: 医療DX、製薬マーケ分野はDX化の進展で市場機会拡大。M3は医師会員基盤(資料では医師会員700万人以上、世界の医師の50%をカバー)やクラウド電子カルテでの高シェア(管理カルテ数約4億枚)を強みに競争優位を保持。
- リスク要因: 北米治験や臨床開発市場の変動(資料は「トランプ影響」等の政治リスクに言及)、為替変動(円高は業績を下押し)、M&A統合リスク、新規事業の立ち上げコスト、規制・個人情報関連の法規制変化。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 中期は「トリプル成長エンジン」:事業ドメイン拡大(M&A含む)、既参入市場での事業拡大(製薬マーケ・医療現場DX)、エコシステムシナジー構築(事業間連携)。
- 先行投資を継続し、事業タイプ・国数・展開事業数を拡大(資料は2024時点で18国、41事業タイプ、展開事業数80を提示)。
- 進行中の施策:
- M&A(年間約10件目安)を継続(直近でイーウェル等)。グループ会社主体の買収も実施。
- 医療現場DX:M3デジカル(クラウド電子カルテ)導入推進(累計導入約8,700件)、デジスマ診療(クリニックDX)拡大、オンライン診療・決済機能追加。
- 製薬向け:チャネル提案から課題解決型のデータドリブン提案へ移行。
- セグメント別施策:
- MP:製薬マーケのDX化支援、データドリブンマーケ強化。
- SS:デジカルの導入拡大とデジスマ併売で付加価値向上(但し立ち上げ費用で一時的利益圧迫)。
- PS:イーウェルによる企業向けサービス拡張(従業員カバレッジ拡大)。
- 新たな取り組み: ホワイト・ジャック・プロジェクト(生活者領域拡大)、企業向け福利厚生・従業員健康プラットフォームの拡充。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 予想の前提条件:為替や治験市場の動向等を注視(資料では下期におけるトランプ影響などの変動要素を見極め中と明記)。
- 経営陣の自信度:上期の達成・上振れを踏まえた説明で比較的前向き(自信はあるが下期リスクも注視)。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:資料上での通期修正の明示なし(現時点は期初予想と上期実績の比較提示のみ)。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期計画の主要KPIとしては国・事業タイプ・展開事業数・売上拡大などを掲げ、FY2024までで拡大。FY2025 Q2時点のKPI(M3デジカル導入約8,700件、企業向けカバレッジ700万人超等)は順調に進捗。
- 売上・利益目標の具体値(中期目標としての数値)は資料での明示は限定的(長期チャートに大きな上昇イメージありが、明確な数値目標は–)。
- 予想の信頼性: 過去の実績推移から成長トレンドを示しているが、臨床開発やM&Aの効果、為替など外部要因による変動があるため短期のブレに注意。
- マクロ経済の影響: 為替(円高は報告額を下押し、現地通貨ベースは更に高成長)、政治リスク(米国の政策変化などが治験等に影響)。
配当と株主還元
- 配当実績:
- 特別配当: 無し(資料に記載なし)。
製品やサービス
- 主要製品/サービス:
- M3デジカル(クラウド電子カルテ):累計導入約8,700件、管理カルテ数約4億枚、クラウド市場でシェアNo.1(資料)。
- デジスマ診療(クリニックDX):予約、問診、自動受付、決済、次回予約促進など、アプリ評価4.6(約6.8万件のレビュー)。利用者数は前年同期比で1.9倍、決済金額は2.0倍。
- 企業向けサービス(ホワイト・ジャックの各種):EBHS Life、がん防災、M3PSP、AskDoctors、健診予約・実施、従業員健康データ管理、産業医派遣等。FY2025Q2でカバレッジ約700万人超。
- 協業・提携: Limbic等買収によりAPACでの貢献。その他のM&A・グループ会社による買収を継続。
- 成長ドライバー: 製薬マーケのDX化、医療現場のDX(電子カルテ・クリニックDX)、企業向け健康サービスの拡大、エコシステムによる複数サービス連携。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢(推測):堅調な成長と投資継続を強調、下期リスクには慎重に言及。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 上期の好業績と成長エンジンの説明から「中立→強気寄り」。ただし下期の外部変動要因を明確に想定しており楽観一辺倒ではない。
- 表現の変化: FY2024までのCOVID影響の説明からFY2025は「通常状態に戻り実態の成長が反映」として前向きな表現に転換。
- 重視している話題: M&Aによる事業拡大、医療DX(製薬マーケ/現場)、エコシステムシナジー、企業向けサービスの拡張。
- 回避している話題: 配当方針や細かな通期修正については言及なし(詳細は開示資料や決算発表で補足する可能性)。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 売上・利益とも二桁成長の強い上期実績(売上 +37%、営業利益 +24%)。
- 海外事業の拡大(現地通貨ベースでは更に高い伸び)とM&A効果(イーウェル等)。
- 電子カルテ・クリニックDX等のKPIが順調に拡大(M3デジカル導入約8,700、デジスマ利用者急増)。
- 受注残359億円、企業向けカバレッジ700万人超等のストック的価値。
- ネガティブ要因:
- サイトソリューション(SS)で利益が大きく落ちている(-44%)=新規立ち上げコスト等の短期負荷。
- 北米治験等の臨床開発関連の変動リスク(政治・規制による影響の可能性)。
- 為替(円高)による報告額の下押し。
- M&Aの統合リスクや先行投資による費用増加。
- 不確実性: 下期の政治リスク(米国)や為替、M&Aの効果実現タイミング。SSの新規施設の収益化時期。
- 注目すべきカタリスト:
- イーウェル統合進捗とPSの収益拡大状況
- M3デジカル及びデジスマの更なる導入拡大と収益化
- 北米の治験需要回復あるいは追加リスク発現(米国の政策動向)
- 追加M&Aの発表・統合効果の開示
重要な注記
- リスク要因: 資料内で下期におけるトランプ影響等の変動要素を明記。為替・臨床開発動向・M&A統合リスク等に留意。
- その他: 投資家向けレポート「M3 Report for Investors 2025」を公開(詳細URL資料)。資料は情報提供目的で投資勧誘を目的としない旨の免責が最初に明記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2413 |
| 企業名 | エムスリー |
| URL | http://corporate.m3.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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