2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第3四半期累計の実績は会社予想に対して概ね順調(上振れ・下振れの明確な修正要因は開示なし)。為替差益321百万円を計上しているが、通期予想には織り込んでいない点に留意。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 11,725百万円、前年同期比+4.4%;営業利益 3,695百万円、同+15.0%)。
- 注目すべき変化:国際通信事業が拡大(セグメント売上 8,676百万円、前年同期比+11.1%)し全体の牽引に。国内通信は売上減(1,874百万円、同△18.7%)だが利益は改善。メディカル&ヘルスケアは黒字化(セグメント利益4百万円、前年は△80百万円)。
- 今後の見通し:通期予想(売上18,000百万円、営業利益5,250百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,000百万円)は達成見込みと会社が表明。第3四半期時点での進捗率は売上約65%、営業利益約70%、純利益約91%と、純利益の進捗が高い。
- 投資家への示唆:国際通信事業の回線・ネットワーク構築が業績を支えている点が最大のポイント。為替変動による損益影響(今回は為替差益)が発生し得るため、ドル/フィリピンペソ等の為替動向を注視する必要あり。国内通信の構造変化とメディカル事業の立ち上げ期フェーズの動向も継続確認が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アイ・ピー・エス
- 主要事業分野:国際通信事業、国内通信事業、メディカル&ヘルスケア事業(フィリピン中心の海底ケーブル・国内基幹網の提供、法人向けインターネット/コールセンター向けソリューション、フィリピンでのレーシック・健診センター運営)
- 代表者名:代表取締役 宮下 幸治
- 上場:東証(コード 4390)
- URL:https://ipsism.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、2026/2/10開催予定)
- セグメント:
- 国際通信事業:C2C回線やフィリピン国内海底/陸上ネットワーク(PDSCN)を活用した回線・サービス提供、ネットワーク構築、法人向けインターネット等
- 国内通信事業:コールセンター向けソリューション(AmeyoJ等)、秒課金の音声回線販売等
- メディカル&ヘルスケア事業:フィリピンでのレーシック(SLACC)、日本基準の健診センター(SDPCC)運営等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):13,066,700株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):12,998,806株(2026年3月期3Q)
- 時価総額:–(株価情報の記載なしのため省略)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2026年2月10日(機関投資家・アナリスト向け)
- 株主総会・IRイベント:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想に対する達成率/注:会社通期予想との比較)
- 売上高:実績11,725百万円/通期予想18,000百万円 → 進捗率 65.1%
- 営業利益:実績3,695百万円/通期予想5,250百万円 → 進捗率 70.4%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績2,729百万円/通期予想3,000百万円 → 進捗率 91.0%
- サプライズの要因:
- プラス要因:国際通信事業の増収(回線販売・ネットワーク構築、InfiniVANの有料顧客増)および為替差益321百万円(営業外収益)。
- マイナス要因:国内通信事業の売上減(コールセンター向け等の需要変動、一部取引見直し等)があった。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の達成を見込むと表明。第3四半期時点で進捗は概ね順調(特に純利益の進捗が高い)が、為替差益は通期予想に織り込んでおらず、為替変動次第で通期実績は増減し得る。
財務指標(主要数値)
(単位:百万円、前年同期は2025年3月期第3四半期累計)
- 売上高:11,725(+4.4%、前年11,233、差額 +492)
- 売上原価:5,113(前年5,187、差額 △74)
- 売上総利益:6,612(前年6,046)
- 販管費:2,916(前年2,833)
- 営業利益:3,695(+15.0%、前年3,213)
- 営業利益率:31.5%(3,695/11,725)。目安:業種により差異あるが高水準(同社前年は28.6%)
- 経常利益:3,884(+15.0%、前年3,377) ※為替差益321含む
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,729(+12.5%、前年2,425)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):209.94円(前年188.06円)
- 財政状態(2025年12月31日)
- 総資産:44,488(前期末42,031、増加 +2,457)
- 純資産:21,767(前期末20,982、増加 +785)
- 自己資本(参考):15,730(前期 15,239)
- 自己資本比率:35.4%(前期36.3%)→ 目安40%以上で安定。現状はやや低め。
- 収益性指標(概算)
- ROE(目安:親会社株主純利益/自己資本):2,729 / 15,730 = 約17.4%(良好、目安10%以上で優良)
- ROA(総資産利益率):2,729 / 44,488 = 約6.1%(良好、目安5%以上)
- 減価償却費等:減価償却費711百万円、のれん償却9百万円
- 進捗率分析(第3四半期累計)
- 売上高進捗率:65.1%(通常の季節性・事業構成によるが概ね順調)
- 営業利益進捗率:70.4%(良好)
- 純利益進捗率:91.0%(高い進捗)
- 過去同期間の進捗との比較:前年同期比で増益基調
- キャッシュフロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない)
- 現金及び預金残高:3,285(前期末3,918、減少 △632)
- 売掛金:14,564(前期末11,269、増加 +3,295)→ 運転資本の増加に注意
- リース投資資産:5,806(前期6,517、減少 △711)
- フリーCF:算出不可(キャッシュフロー計算書未作成のため、営業CF・投資CFの明細は非開示)
- 営業CF/純利益比率:–(CF明細未作成のため)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は記載なし(累計での比較を掲載)
- 財務安全性:
- 自己資本比率35.4%(目安40%以上で安定 → 現状やや低め)
- 短期借入金:4,730(増加)
- 長期借入金(固定負債合計内):4,465(増加)
- 流動負債合計:17,920(増加)→ 流動性・返済計画の把握が必要
特別損益・一時的要因
- 特別利益:新株予約権戻入益 8百万円
- 営業外(注目):為替差益 321百万円(為替評価差額。通期見通しには反映していない)
- 特別損失:該当なし(固定資産除却損 0)
- 一時的要因の影響:為替差益が経常利益押し上げ要因。ただし為替は変動要因で継続性は不確定。
- 実質評価:為替差益を除くと増益トレンドは維持されているが、為替寄与分を除いた業績確認は重要。
配当
- 中間配当:20.00円(実績)
- 期末配当(予想):20.00円(通期合計予想 40.00円、前回予想から修正無し)
- 年間配当予想:40.00円(直近公表予想から修正なし)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向:–(通期ベースの配当性向算出に必要な最終確定値は通期業績確定後)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載なし(現時点は通常配当の継続)
設備投資・研究開発
- 設備投資(表示のある動き)
- 建設仮勘定(建設途中資産) が5,194 → 8,451(増加 +3,257)と設備投資が進展(資料本文では有形固定資産が2,373百万円増加と記載)
- 減価償却費:711百万円
- 研究開発費:–(開示なし)
- 主な投資内容:PDSCNを中心とした国内基幹網拡充、海底ケーブル関連ネットワーク整備(国際・国内回線への投資が中心)
受注・在庫状況(該当する業種)
- 受注状況:–(受注高・受注残高の明示なし)
- 在庫状況:商品 157百万円(前年137)、貯蔵品114百万円(前年140)→ 在庫水準に大きな問題は見られない
セグメント別情報
- 国際通信事業(主要寄与)
- 売上高:8,676百万円(前年同期比+11.1%)
- セグメント利益:3,322百万円(同+12.6%)
- コメント:C2C回線の大口契約、PDSCNとC2Cの組合せ提供で増収。InfiniVANの法人向け接続顧客増(課金顧客数2,004件)。
- 国内通信事業
- 売上高:1,874百万円(前年同期比△18.7%)
- セグメント利益:367百万円(同+9.9%)
- コメント:売上は減少したが、コスト/価格見直し等で利益は改善。一部取引見直し(IP電話番号不正利用の影響)が発生したが短期的影響は限定的。
- メディカル&ヘルスケア事業
- 売上高:1,173百万円(前年同期比+5.3%)
- セグメント利益:4百万円(前年は△80百万円の損失)
- コメント:レーシックの競争激化はあるが手術件数安定化、健診センターSDPCCの利用増。
- 地域別:国内/海外比率の詳細は開示資料に限られるが、フィリピン中心の国際・メディカル事業が業績に寄与。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に中期計画の数値との照合は明示なし。だが、国際通信インフラ整備を中心とした成長戦略に沿って投資が進む形跡あり。
- KPI達成状況:特定KPIの開示なし(–)
競合状況や市場動向
- 競合との比較:同業他社との比較データは開示なし(–)
- 市場動向:フィリピンでは公共投資遅延で内需弱めだが、データセンター・AI等のデジタル投資は堅調。通信インフラ需要は継続的に見込まれる。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上 18,000百万円(+17.9%)、営業利益 5,250百万円(+18.9%)、経常利益 4,900百万円(+20.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,000百万円(+17.9%)、EPS 231.42円
- 予想修正:直近公表の予想からの修正は無し
- 会社前提:国際通信事業の回線・ネットワーク構築等が堅調に推移する前提。為替変動は予測困難のため通期数値に織り込まず。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は概ね順調だが、為替やフィリピン内需の影響は変動要因。
- リスク要因:為替変動、フィリピンの公共投資や景気動向、競争激化(レーシック等)、通信インフラ工事の遅延・規制、重大な顧客集中リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用の計算等について注記あり。詳細は添付資料参照)
- 監査レビュー:本四半期の連結財務諸表に対する監査法人のレビューは無し
- その他重要事項:為替差益321百万円は第3四半期末の為替評価差額であり通期予想には反映していない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4390 |
| 企業名 | IPS |
| URL | https://ipsism.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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