2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期実績は会社予想(開示の事前予想)との明確な上振れ/下振れは開示がなく、概ね会社想定内と判断。ただし営業CFが大幅に悪化(前年2,654百万円 → 当期181百万円)しておりキャッシュ面は想定外の悪化。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+4.6%、営業利益は△16.5%)。
  • 注目すべき変化:売上高は20,900百万円(前年19,987百万円、+4.6%)で増収。営業利益は1,306百万円(前年1,564百万円、△16.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,015百万円(前年1,158百万円、△12.4%)と減益。営業利益率は約6.3%(前年約7.8%)。
  • 今後の見通し:2026年3月期の業績予想は売上高22,900百万円、営業利益1,800百万円等を掲げている(通期見通しは上方ではなく計画提示)。営業CFの回復と在庫・運転資金の適正化が達成できるかが鍵。
  • 投資家への示唆:収益力は維持しているが営業利益率低下と営業CFの大幅悪化が懸念。特に運転資金増加や在庫の動き、短期的なキャッシュフロー管理に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:南海化学株式会社
    • 銘柄コード:4040
    • 主要事業分野:化学品事業(各種化学品の製造・販売)、各種塩事業(塩製品の製造・販売)および関連再生・リサイクル事業の展開
    • URL:https://www.nankai-chem.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年5月13日
    • 対象会計期間:2025年3月期(連結:2024年4月1日〜2025年3月31日)
  • セグメント:
    • 化学品事業:化学原料・製品の製造販売(主力セグメント)
    • 各種塩事業:食品・工業用等の塩製品の製造販売
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(期末、自己株式含む):2,330,330株
    • 期末自己株式数:317,826株
    • 期中平均株式数(連結EPS算出ベース):2,007,707株
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表:2026年3月期 中間/通期の適時開示予定(具体日付は未記載)
    • 株主総会:2025年6月25日(予定と記載あり)
    • IRイベント:説明会開催の有無:有(機関投資家・アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較は明確な修正開示なしのため達成率は会社公表予想が無ければ記載不可 → 以下は実績と前年比較)
    • 売上高:20,900百万円(前年19,987百万円、+4.6%)
    • 営業利益:1,306百万円(前年1,564百万円、△16.5%)
    • 当期純利益(親会社株主に帰属):1,015百万円(前年1,158百万円、△12.4%)
  • サプライズの要因:
    • 売上は堅調に増加したが、売上総利益や販管費等の増加、あるいは固定費配賦や原材料・物流費等のコスト上昇で営業利益が減少。特別損益での損失計上(特別損失が一定額存在)も純利益に影響。
    • 大きな特徴は営業活動によるキャッシュ・フローの大幅減少(2,654→181百万円)、主因は運転資金(棚卸資産や売上債権等)の増加と見られる。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年3月期に増収・増益見込みを提示(売上高22,900百万円、営業利益1,800百万円等)。しかし営業CFの改善と在庫管理の是正が計画通り進むかが予想達成の重要な判断材料。

財務指標

  • 財務諸表要点(連結)
    • 総資産:22,471百万円(前期20,258百万円、+10.9%)
    • 純資産:8,503百万円(前期7,501百万円、+13.4%)
    • 現金及び現金同等物:1,703百万円(前期1,710百万円、ほぼ横ばい)
  • 主要利益指標(連結)
    • 売上高:20,900百万円(前年19,987百万円、+4.6%)
    • 営業利益:1,306百万円(前年1,564百万円、△16.5%)
    • 経常利益:1,456百万円(前年1,780百万円、△18.2%)
    • 当期純利益(親会社株主):1,015百万円(前年1,158百万円、△12.4%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):505.79円(前年586.71円、△13.8%)
  • 収益性指標
    • ROE(当期純利益/平均自己資本)概算:約11.9%(目安:10%以上で優良)※当期純利益1,015/期末純資産8,503で計算=11.9%(おおむね良好)
    • ROA(当期純利益/総資産)概算:約4.5%(目安5%以上で良好。やや低め)
    • 営業利益率:1,306/20,900=約6.3%(前年約7.8%)
  • 進捗率分析(四半期開示ではないため通期進捗率は対象外)
  • キャッシュフロー(連結、百万円)
    • 営業CF:181(前年2,654、大幅減)
    • 投資CF:△490(前年△1,944)
    • 財務CF:243(前年△327)
    • フリーCF(営業−投資):181 − (△490) = 実際は営業181 − 投資△490=▲309?(投資が▲490 → フリーCF = 181 + (−490) = △309百万円)
    • 営業CF/純利益比率:181 / 1,015 ≒ 0.18(目安1.0以上が健全。今回かなり低い)
    • 現金同等物残高の推移:1,710(前期)→1,703(当期)
  • 四半期推移(QoQ):開示なし/四半期別数値は本文に記載なし
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:8,503 / 22,471 ≒ 37.9%(目安40%以上で安定、やや不足だが近い水準)
    • 流動比率等:流動資産9,505/流動負債9,837 ≒ 96.7%(流動比率ほぼ1.0未満、やや流動性注意)
  • 効率性:総資産回転率(売上高/総資産)=20,900/22,471 ≒ 0.93回/年

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:104百万円(投資有価証券売却益等、内訳一部有り)
  • 特別損失:213百万円(固定資産除却損等を含む)
  • 一時的要因の影響:特別損益を差し引いても営業利益の低下が主因であり、営業ベースの変動が実質的業績悪化の主因。
  • 継続性:特別損失は一時的要因の性格が強く、継続性は低いと思われるが、運転資金増加は継続的リスクになり得る。

配当

  • 配当実績・予想(連結ベースでの開示)
    • 2024年3月期:年間合計 50円(中間/期末の構成は表記あり)
    • 2025年3月期(実績):年間合計 55円(中間25円、期末30円)※決算短信の表による
    • 配当性向:約10.9%(55円 ÷ EPS505.79円 ≒ 10.9%)
    • 配当利回り:株価に依存のため–(株価次第)
  • 株主還元方針:継続的な配当を重視。自己株式取得の動きは当期は特記なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 当期の有形固定資産取得等による支出:1,500百万円(注記による投資CF内訳:固定資産の取得による支出1,500百万円が計上されている年がある/ただし当期は投資CF合計△490百万円、内訳の詳細は注記参照)
    • 減価償却費:1,136百万円(当期)
  • 研究開発:
    • R&D費用:明確数値の記載なし(–)
    • 主なテーマ:環境リサイクル事業の拡大・サステナブル事業推進(文中記載)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況:受注高・受注残の開示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産の増加が営業CF悪化の主因となっている旨の開示あり(棚卸資産の増加額はCF注記に記載:△2,299百万円等の増加が示唆)
    • 棚卸資産(期末):1,781百万円(貸借対照表の「原材料及び貯蔵品」等合計の一部)

セグメント別情報

  • セグメント:化学品事業/各種塩事業
    • 2025年3月期(連結)
    • 化学品事業 売上高:16,346百万円、セグメント利益:2,108百万円
    • 各種塩事業 売上高:4,553百万円、セグメント利益:359百万円
    • セグメント合計売上:20,900百万円(調整後で連結売上に一致)
    • セグメント動向:化学品事業が売上・利益の主力。両セグメントで売上は概ね堅調だが、全社管理費などの調整で連結営業利益は下押し。
    • 地域別売上:国内/海外比等の詳細開示なし(–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:環境・リサイクル事業の拡大を掲げ、廃棄物リサイクル等の拡充を目指す記載あり。2026年目標に向け再生事業強化を継続。
  • KPI達成状況:営業利益率低下や営業CF悪化は短期の逆風だが、来期は営業利益増を見込む計画を提示。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との詳細比較は開示なし(–)
  • 市場動向:世界景気鈍化や原材料価格・物流コストの動向が業績に影響すると注記。リサイクル需要の拡大は追い風。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年3月期・連結予想)
    • 売上高:22,900百万円(前期比+9.6%)
    • 営業利益:1,800百万円(前期比+37.8%)
    • 経常利益:1,750百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:約1,095百万円(会社発表値に基づく)
    • 会社側前提:需要回復・リサイクル事業拡大の進展、為替・原材料等の想定条件は決算短信本文参照(為替レート等の明示は限定的)
  • 予想の信頼性:営業CFの改善・在庫の適正化が予想実現の重要前提。過去の予想達成傾向の記載は限定的。
  • リスク要因:為替・原材料・エネルギー価格、物流費、販管費増、在庫増による資金繰り悪化、規制環境の変化等。

重要な注記

  • 会計方針:法人税等に関する会計基準の適用等に関する注記あり。会計方針の変更は基本的に2022年度の基準改正に準拠している旨。
  • 重要事後事象:完全子会社の吸収合併(エスジー環境株式会社を2025年4月1日吸収合併、廃棄物リサイクル事業の強化)に関する記載あり。これは2025年4月1日付の事後事象。

(注)不明な項目は「–」と記載しています。上記は提供された決算短信の内容を基に整理した要約であり、法的・投資助言を行うものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4040
企業名 南海化学
URL https://www.nankai-chem.co.jp
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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