2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想(2025年12月期)を下方修正(前回:売上高40,000百万円→今回:38,000百万円、営業利益3,500百万円→2,900百万円)。市場予想は不明(–)。第3四半期累計実績自体は会社の「修正後」通期予想に対して進捗率が高い(水準は下記参照)。
- 業績の方向性:増収減益/減収減益ではなく、前年同期比で「減収減益」:売上高28,317百万円(△9.3%)、営業利益2,250百万円(△23.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,844百万円(△20.4%)。
- 注目すべき変化:自己株式の増加(自己株式が△4,361→△7,136百万円、増加額2,774百万円)と為替換算調整勘定の減少(△949百万円)が純資産の減少要因。その他、特別利益として投資有価証券売却益327百万円が発生(業績に一時的な押し上げ効果)。
- 今後の見通し:第3四半期累計の進捗(売上高進捗率約74.5%、営業利益進捗率約77.6%)は修正後通期予想に対して高め。通期見通しは下方修正済みで、為替前提も「1米ドル=148円」に改定。現状の進捗からは修正後予想達成の可能性は高いが、地政学リスク・顧客需要変動など下押しリスクは依然存在。
- 投資家への示唆:収益面は前年割れだが自己資本比率80.2%と財務は非常に健全。通期業績は下方修正済みで、Q3までの進捗は良好なため「修正後予想の妥当性」を確認しておくことが重要(為替前提や一時項目の影響を考慮)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:千代田インテグレ株式会社
- 主要事業分野:電子機器向け部品・モジュール等の製造・販売(日本、東南アジア、中国、北米等で事業展開)
- 代表者名:代表取締役会長兼社長 小池 光明
- 連絡先:取締役常務執行役員 管理本部長兼経理部長 村田 功 TEL 03-6386-5556
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(第3四半期累計、連結/日本基準)
- 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 日本:AV/AE機器向けなど(カメラ向け堅調、AE機器向けが落ち込み)
- 東南アジア:AV、OA機器向け生産(AV低調、OAは生産調整で減少)
- 中国:ゲーム機器・OA・AV等(ゲーム向け好調だがOA/AVは生産移管等で減少)
- 北米:AE向けは減産も建材向けが伸長
- その他:欧州現地法人等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):11,628,929株(2025年第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):9,788,614株(2025年第3Q)
- 期末自己株式数:2,509,661株(2025年第3Q)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(2025/11/13)にて通期予想等を修正
- IRイベント:決算説明会は開催なし(当該四半期)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は通期予想に対する進捗で評価)
- 売上高:第3Q累計28,317百万円。通期(修正後)38,000百万円に対する進捗率=28,317/38,000 ≒ 74.5%(進捗高め)。
- 営業利益:第3Q累計2,250百万円。通期(修正後)2,900百万円に対する進捗率=2,250/2,900 ≒ 77.6%(進捗高め)。
- 純利益:第3Q累計1,844百万円。通期(修正後)2,400百万円に対する進捗率=1,844/2,400 ≒ 76.8%。
- サプライズの要因:
- マクロ要因(米国関税政策や中東情勢など)や顧客の販売不振、生産移管・減産が営業減収の主要因。
- 一方で投資有価証券売却益327百万円(特別利益)が発生し、当期の純利益を一時的に押し上げている。
- 自己株式の増加(自社株買い・取得)に伴う純資産減少も発生。
- 通期への影響:
- 既に通期見通しは下方修正済み(5月公表予想から修正)。Q3までの進捗は修正後目標に対して高く、現時点では修正後目標の達成可能性は高いが、下期で顧客需要や為替動向に左右されるリスクは残る。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:47,500百万円(前期末比△3,805百万円)
- 負債合計:9,420百万円(前期末比△313百万円)
- 純資産合計:38,080百万円(前期末比△3,492百万円)
- 現金及び預金:15,616百万円(前期末18,168百万円、減少2,551百万円)
- 受取手形及び売掛金:9,944百万円(前期末10,416百万円、減少471百万円)
- 収益性(第3四半期累計/前年比)
- 売上高:28,317百万円(△9.3%/前年同期比、△2,918百万円)
- 営業利益:2,250百万円(△23.2%/前年同期比、△681百万円)
- 営業利益率=2,250/28,317 ≒ 7.95%(約8.0%)(業種平均は業種により変動。参考目安:高付加価値製造業では8%程度が良好)
- 経常利益:2,443百万円(△26.4%/前年同期比)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,844百万円(△20.4%/前年同期比)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):188.45円(前年同期220.78円、△32.33円)
- 収益性指標
- ROE(単純計算:四半期累計純利益/期末自己資本)=1,844 / 38,080 ≒ 4.84%(目安:8%以上で良好。現状は低め)
- ROA(四半期純利益/総資産)=1,844 / 47,500 ≒ 3.88%(目安:5%以上で良好。現状は低め)
- 営業利益率:7.95%(約8.0%)
- 進捗率分析(通期修正後予想に対する)
- 売上高進捗率:74.5%(通常ペースより高め → 下期に大幅な落ち込みがなければ到達可能)
- 営業利益進捗率:77.6%(同上)
- 純利益進捗率:76.8%
- 過去同期間進捗との比(前年は通期実績41,214に対し第3Q累計31,235 → 前年は75.7%相当)。今年は進捗率はほぼ同水準。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし総額で現金及び預金は前期末18,168→15,616(△2,551百万円)。
- 営業CF/投資CF/財務CFの明細は開示なし(–)。
- フリーCF:–(営業CF・投資CF未公開)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未開示)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細数字(四半期ごとの数値)は開示なし(累計のみ)。ただし売上・利益は前年同期比で減少傾向。
- 財務安全性
- 自己資本比率:80.2%(安定水準:高い、資本の余裕あり)
- 流動資産合計31,098 / 流動負債合計8,019 ≒ 流動比率約388%(流動性は非常に高い)
- 有利子負債:短期借入金1,020百万円、リース債務合計326百万円(全体として負債は小さい)
- 効率性
- 総資産回転率(売上高/総資産、年間換算の注釈必要):累計売上28,317 / 総資産47,500 ≒ 0.60(年率換算不可だが参考値)
- セグメント別利益貢献(第3Q累計)
- 日本:売上6,990百万円(△7.9%)、営業利益3百万円(△99.4% → ほぼ損益分岐)
- 東南アジア:売上10,210百万円(△10.0%)、営業利益1,187百万円(△11.9%)
- 中国:売上7,228百万円(△15.2%)、営業利益829百万円(△15.3%)
- 北米:売上3,208百万円(+0.2%)、営業利益231百万円(+145.4%)
- その他:売上679百万円(+18.2%)、営業損失11百万円(改善)
- 財務の解説:
- 売上・利益とも前年割れだが、本業の営業利益率は約8%と一定の収益性を維持。資産・自己資本は堅固で流動性も高い。自己株式増加(自社株買い)により純資産が減少している点は留意。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 327百万円、固定資産売却益 7百万円(合計約334百万円)
- 特別損失:固定資産除売却損 26百万円
- 一時的要因の影響:特別利益が純利益を一時的に押し上げており、これを除くと事業収益の低下がより明確になる。
- 継続性の判断:有価証券売却益は一時性が高く、今後継続する保証はない(基本的には一時要因と判断)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年12月期:中間 0.00円、期末 160.00円、年間160.00円
- 2025年12月期(予想):期末160.00円、年間160.00円(中間0.00円)
- 直近の配当予想から修正あり(注記)だが、最終的に年間160円の予想を提示
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向(簡便計算):通期予想EPS 263.18円に対する配当160円 → 配当性向 ≒ 60.8%(高め/株主還元重視)
- 自社株買い等:自己株式の増加(取得)とその後の消却決議(2025年10月16日取締役会で自己株式消却を決議)あり。
設備投資・研究開発
- 設備投資:明細・金額の記載なし(–)
- 減価償却費:第3Q累計で1,238百万円(前年同1,219百万円)
- 研究開発(R&D):明細・金額の記載なし(–)
受注・在庫状況(該当なら)
- 受注状況:受注高・受注残等の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品 1,851百万円(前期 1,872百万円、ほぼ横ばい)
- 仕掛品 418百万円(前期 400百万円、やや増)
- 原材料及び貯蔵品 2,314百万円(前期 2,376百万円、やや減)
- 合計で在庫水準は概ね横ばい(在庫に大きな積み増しは見られない)
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3Q累計)
- 日本:売上6,990百万円(△7.9%)、営業利益3百万円(△99.4%)。AE機器向けの落ち込みが大きい。
- 東南アジア:売上10,210百万円(△10.0%)、営業利益1,187百万円(△11.9%)。AV機器の販売不振やOA機器の生産調整が影響。
- 中国:売上7,228百万円(△15.2%)、営業利益829百万円(△15.3%)。ゲーム機器は好調だが、OA/AVの移管で減少。
- 北米:売上3,208百万円(+0.2%)、営業利益231百万円(+145.4%)。建材向けが伸長。
- その他:売上679百万円(+18.2%)、営業損失11百万円(改善)
- セグメント戦略:中期経営計画で「高付加価値ビジネスの拡大」を掲げており、事業構成の高度化を推進中。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:高付加価値ビジネス拡大を目標に収益力強化を進めている旨を継続表明。
- 進捗状況:短期的には売上・利益は前年を下回るが、自己資本・流動性は堅固。中期方針との整合性は示されているが、実績の改善が必要。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社データは開示なし(–)
- 市場動向:米国の関税政策、中東情勢、中国の内需低迷など外部環境がリスク要因。AI関連等一部分野では需要増も観測。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後)予想:売上高38,000百万円(△7.8%)、営業利益2,900百万円(△24.8%)、経常利益3,100百万円(△33.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,400百万円(△25.8%)、1株当たり当期純利益263.18円
- 前提条件:為替レート見直し(1米ドル=148円に変更)
- 予想修正の有無:有(2025年5月13日公表分から修正、詳細は別通知)
- 予想の信頼性:第3Q累計の進捗は修正後目標に対して高く、通期達成の可能性はあるが、外部環境(為替、関税、顧客需要)が不確実要因。
- リスク要因:為替変動、米国の関税措置、顧客の販売動向、生産調整や移管、地政学リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:あり(注記を参照)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計期間に関するキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
- 重要な後発事象:2025年10月16日取締役会により自己株式の消却を決議(詳細は別途公表資料参照)
(注)不明な項目は「–」と表記しています。本資料は提供された決算短信による整理であり、投資助言を目的としたものではありません。数字に示した評価(「安定水準」等)は一般的な目安です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6915 |
| 企業名 | 千代田インテグレ |
| URL | http://www.chiyoda-i.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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