株式会社SHOEI決算説明資料(2025年9月期決算説明資料)
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 単価は上昇したものの販売数量の減少と販管費増で「減収減益」。欧州子会社の在庫正常化に伴う未実現利益の影響や米国関税(相互関税15%)への対応を注力すると説明。
- 業績ハイライト: 売上高32,363百万円(前年比▲9.6%:悪い)、営業利益8,899百万円(前年比▲13.9%:悪い)、親会社株主に帰属する当期純利益6,318百万円(前年比▲14.4%:悪い)。ROEは26.0%→20.5%に低下(悪い)。
- 戦略の方向性: 在庫正常化による未実現利益調整、付加価値向上による単価維持・引上げ、生産性向上・費用削減、海外(特に欧州・中国)の需要回復を見込む。
- 注目材料: ①米国のヘルメットに対する15%相互関税(会社影響試算:約3億円を第70期予算へ組込)。②欧州子会社の在庫が適正化し、未実現利益影響額が減少(70期は一時的なマイナス要因)。両者が短期的に業績を左右。
- 一言評価: 販売数量減と販管費増で短期的に業績は後退したが、在庫正常化と地域別回復により売上回復の見込みが示されている(短期リスクあり)。
基本情報
- 説明者: 発表者(役職): –、発言概要: 決算実績の説明、在庫および未実現利益の状況、米国関税の影響と対応、来期業績予想とリスク・機会の説明。
- セグメント: 各スライドでは地域別(日本、欧州、北米、中国、その他)での販売・売上管理。事業セグメント(製品群):ヘルメットおよび関連アクセサリー(詳細セグメント分類は明記なし)。
業績サマリー
- 主要指標:
- 売上高: 32,363百万円(前年 35,790百万円 → ▲3,427百万円、▲9.6%)(悪い)
- 営業利益: 8,899百万円(前年 10,330百万円 → ▲1,431百万円、▲13.9%)。営業利益率: 8,899/32,363 ≒ 27.5%(前年は ≒28.9%)(やや悪化)
- 経常利益: –(資料に明示なし)
- 純利益(親会社株主に帰属): 6,318百万円(前年 7,377百万円 → ▲1,059百万円、▲14.4%)(悪い)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料に明示なし)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率: 決算発表スライドは期末実績の提示のみ。期中予想との達成率は明示なし(–)。
- サプライズの有無: 特段のポジティブ・ネガティブサプライズ記載なし。ただし米国関税の制度化(発表)対応と在庫の未実現利益影響が来期に影響する点を明確化。
- 進捗状況:
- 過去同時期との進捗率比較: 販売数量は2024/9期 721千個 → 2025/9期 636千個(▲85千個、▲11.9%)。
- セグメント別状況(地域別 売上高・販売個数、前年比を併記):
- 販売個数(千個): 合計 721 → 636(▲85千個、▲11.9%)。内訳(2024→2025千個): 日本 158 → 118(▲40千、▲25.4%:悪い)、欧州 276 → 242(▲34千、▲12.4%:悪い)、北米 108 → 110(+2千,+1.9%:良い/資料一部表示差異あり)、中国 117 → 105(▲12千、▲10.3%:悪い)、その他 61 → 60(▲1千、▲1.6%)。
- 売上高(百万円): 日本 6,921 → 5,655(▲1,265百万円、▲18.3%:悪い)、欧州 16,534 → 14,444(▲2,089百万円、▲12.6%:悪い)、北米 5,011 → 5,037(+26百万円、+0.5%:良い)、中国 4,707 → 4,512(▲194百万円、▲4.1%:悪い)、その他 2,616 → 2,712(+96百万円、+3.7%:良い)。
- 収益貢献度: 欧州が最大の売上比率を占めるが売上減で影響大。
業績の背景分析
- 業績概要: 単価上昇は寄与するも、主因は販売数量減(日本・欧州の在庫調整やモデルチェンジ不足)が売上減を招き、さらに製造原価・販管費(広告宣伝費等)が増加して営業利益が減少。
- 増減要因:
- 増収/減収の主要因: 日本での流通在庫調整継続、欧州での主力商品のモデルチェンジがなかった反動(販売数量減)により売上が減少。単価上昇はプラス要因。
- 増益/減益の主要因: 販売数量減(営業利益で▲2,539百万円の影響)、販管費上昇(▲345百万円)、為替(期中平均では若干の円高影響で▲27百万円)。一方、単価上昇(+710百万円)や原価低減(+770百万円)が一部相殺。
- 競争環境: 高付加価値ヘルメット市場でのプレミアムポジション維持を目指すが、モデル刷新のタイミングや流通在庫の調整が販売に影響。競合比較データは資料に明示なし(–)。
- リスク要因: 米国関税(15%)の影響、為替変動(US$/EUR)、地政学・景気後退、自然災害、販売低調(新モデル・グラフィック)等。
戦略と施策
- 現在の戦略: 付加価値向上による単価維持・拡大、工場を中心とした生産性向上、費用縮減、在庫適正化(グループ子会社在庫管理)、海外市場(欧州・中国)の需要取り込み。
- 進行中の施策: 欧州子会社の在庫削減による未実現利益是正、米国代理店との関税対応協議。詳細プロジェクトの進捗は資料に限定的。
- セグメント別施策: 欧州—在庫調整の継続とモデル戦略、北米—代理店対応による関税影響緩和、中国・日本—販売数量回復に向けた施策(個別詳細は記載なし)。
- 新たな取り組み: SHP(SHOEI HELMET PARK)関連投資・キャリーケース等の製品投資計画、金型・システム投資の期ずれについて言及。
将来予測と見通し
- 業績予想(2026年9月期=第70期予想):
- 売上高: 33,950百万円(2025比 +1,586百万円、+4.9%:良い)
- 営業利益: 8,370百万円(2025比 ▲529百万円、▲5.9%:悪い)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 5,940百万円(2025比 ▲378百万円、▲6.0%:悪い)
- 予想の前提条件:
- 想定為替レート: US$ = ¥145.00、EUR = ¥174.00
- 為替感応度(1円動いた場合の影響, 百万円): 売上 US$ 30.6 / EUR 72.3、営業利益 US$ 22.8 / EUR 43.1、当期純利益 US$ 15.9 / EUR 41.6
- 前提として販売数量は全体で +25千個(636→661千個)、日本・欧州・中国で増、北米・その他で減を想定。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 在庫正常化と販売数量回復を前提に売上増を見込む一方、未実現利益減少や米国関税の影響を織り込んでおり、来期営業減益は短期的要因であると説明(一定の慎重さ)。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無: 今回提示の数字(70期予想)に基づく。前期比で営業利益減少は未実現利益影響と米国関税を反映したもの(限定的・一時的と説明)。
- 修正の主要ドライバー: 未実現利益影響の減少(プラスだった前年から減少し差し引き要因)、米国関税(約3億円計上)、販管費増。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期経営計画の具体KPIは資料に明示なし(売上高目標・利益目標・ROE等の中長期目標は–)。ROEは短期的には低下(26.0%→20.5%)。
- 過去の予想達成傾向: 資料に明記なし(–)。
- マクロ経済の影響: 為替(円高/円安)、地政学リスク、関税政策、景気動向が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に明示なし(–)。
- 配当実績: 中間配当・期末配当・年間配当は資料に明示なし(–)。
- 特別配当: なしの明示(–)。
- その他株主還元: 自社株買い等の記載なし(–)。
製品やサービス
- 製品: 主要製品は高付加価値の二輪車用ヘルメット(モデルチェンジの有無が販売に影響)。新製品・新グラフィックの販売動向がリスク要因。
- サービス: アフターサービス等は明記なし(–)。
- 協業・提携: 主要代理店との協議(米国代理店と関税対応)を実施中。その他協業の記載なし(–)。
- 成長ドライバー: 単価向上(付加価値訴求)、中国・欧州市場での販売回復、SHP関連の体験施策・投資。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答: Q&Aセッションの詳細は資料に含まれていない(–)。
- 経営陣の姿勢: 在庫正常化と関税対応を主体的に説明、機会とリスクを併記して慎重ながら対応を進める姿勢。
- 未回答事項: 具体的な配当方針、代表者の詳細見解、競合比較の定量データなどは明確に示されていない(–)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜慎重。短期的な減益は認めつつ、在庫正常化や価格戦略で回復を図る姿勢。
- 表現の変化: 前回説明会からの直接比較データは無し(–)。
- 重視している話題: 在庫・未実現利益影響、米国関税対応、販売数量回復、コスト・生産性改善。
- 回避している話題: 具体的な中長期KPI(数値目標)、配当政策等の詳細は深掘りされていない。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- 単価上昇と原価改善が利益を支える要因(単価 +710百万円、原価改善 +770百万円の寄与)。
- 現預金が増加(+4,589百万円)し、自己資本比率は85.1%と高水準(良い流動性・財務基盤)。
- 2026年は売上増(+4.9%予想)を見込む。
- ネガティブ要因:
- 販売数量の減少が直近業績に大きく影響(営業利益で▲2,539百万円)。
- 第70期は未実現利益影響の縮小と米国関税(約3億円)で営業利益減少見込み。
- 地政学・関税・為替変動が業績を不安定化させうる。
- 不確実性: 欧州子会社の在庫動向、米国関税協議の結果、為替変動、各地域での需要回復速度。
- 注目すべきカタリスト:
- 米国関税の最終的な取扱い(代理店との価格吸収/転嫁の決着)。
- 欧州・中国での販売回復(特に新モデル投入・グラフィックの受容)。
- 次期決算・四半期ごとの未実現利益影響の推移。
重要な注記
- 会計方針: 資料上の会計方針変更の記載なし(–)。
- リスク要因: 資料で明示された主なリスクは為替、関税、地政学リスク、需要低迷、自然災害等。
- その他: 金型投資200百万円、SHP関連100百万円、システム投資100百万円が来期に期ずれする旨の注記あり。主要子会社在庫数量の年次推移と未実現利益影響額の変動が営業損益に影響。
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企業情報
| 銘柄コード | 7839 |
| 企業名 | SHOEI |
| URL | http://www.shoei.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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