2026年3月期 第3四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 受注・繰越工事高が高水準で推移しており、施工生産性向上や戦略的受注により収益性が改善。通期業績見通しを上方修正し、配当も増額(期末40円→70円、年間110円)した。
  • 業績ハイライト: 第3四半期(2026年3月期第3四半期)完成工事高1,046億円(104,674百万円、前年同期比+18.2%)、営業利益88億円(8,844百万円、前年同期比+68.1%、営業利益率8.4%)など主要利益項目が大幅増加。
  • 戦略の方向性: 大都市圏再開発、データセンター・工場等の大型案件を中心に受注拡大を図る。デジタル化・独自物流加工ネットワーク「SNK‑SOLNet」による業務効率化で原価低減を推進。
  • 注目材料: 通期業績予想を上方修正(受注工事高177,000百万円、営業利益13,700百万円、当期純利益10,500百万円)。配当増額(年間110円、連結配当性向47.6%、DOE8.1%)。政策保有株式の削減目標を前倒しで達成。
  • 一言評価: 受注・繰越基盤が厚く、利幅改善による業績拡大が確認できる決算説明。

基本情報

  • 企業概要: 新日本空調株式会社(SHIN NIPPON AIR TECHNOLOGIES CO.,LTD)
    主要事業分野:建築設備工事(空調・衛生・換気等の設計・施工)、新築・リニューアル・原子力関連・産業設備(データセンター・工場等)工事
  • 説明者: 発表者(役職): –、発言概要: 資料に基づき業績ハイライト・見通し・株主還元方針等を説明
  • 報告期間: 対象会計期間 2026年3月期 第3四半期(四半期累計)
  • セグメント: 事業セグメント(資料の切り口)
    • 新築: 大型再開発、データセンター、半導体工場等の新築工事
    • リニューアル: オフィスビル・工場等の改修・更新工事(脱炭素・設備更新需要)
    • 原子力: 原子力関連工事(計画進捗に応じて増減)
    • 関係会社(国内/海外): グループ会社を通じた受注・施工(国内保守等、海外はデータセンター等)

業績サマリー

  • 主要指標(第3四半期・連結)
    • 完成工事高: 1,046億円(104,674百万円)、前年同期比+18.2%(増加:良い目安)
    • 営業利益: 88億円(8,844百万円)、前年同期比+68.1%、営業利益率 8.4%(利益率改善:良い目安)
    • 経常利益: 95億円(9,541百万円)、前年同期比+64.1%(良い)
    • 第3四半期純利益(親会社株主帰属): 70億円(7,041百万円)、前年同期比+81.5%(良い)
    • 1株当たり利益(EPS): –(開示なし)
  • 予想との比較
    • 会社予想に対する達成率(通期見通し比の進捗、参考)
    • 完成工事高: 104,674 / 150,000 = 約69.8%(進捗良好)
    • 営業利益: 8,844 / 13,700 = 約64.6%(進捗良好)
    • 当期純利益: 7,041 / 10,500 = 約67.1%(進捗良好)
    • サプライズの有無: 通期見通しを上方修正(上方修正自体がポジティブサプライズ)。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率は上記(売上・利益とも概ね60〜70%)。第3四半期時点で高い繰越工事高を抱えており第4四半期以降の下支えあり。
    • 中期経営計画(SNK Vision 2030)に関する具体的KPI進捗は資料に限定的記載。政策保有株式削減目標は前倒し達成。
    • 過去同時期との比較: 第3四半期で受注・完成・利益とも前年同期を上回る伸長(前年同期比:受注+31.9%、完成+18.2%、営業利益+68.1%)。
  • セグメント別状況(第3四半期・主な数値は百万円)
    • 受注工事高(連結合計): 146,033(前年同期比+31.9%)
    • 新築: 55,569(+37.7%)
    • リニューアル: 61,713(+20.2%)
    • 原子力: 12,479(+187.7%)
    • 国内関係会社: 6,519(△23.9%)
    • 海外関係会社: 9,751(+58.2%)
    • 完成工事高(連結合計): 104,674(前年同期比+18.2%)
    • 新築: 37,446(+33.0%)
    • リニューアル: 46,016(+14.2%)
    • 原子力: 5,099(+15.3%)
    • 国内関係会社: 5,080(△20.4%)
    • 海外関係会社: 11,030(+18.6%)
    • 繰越工事高(連結): 167,228(前年同期比+26.8%)
    • 新築 73,257、リニューアル 50,426、原子力 16,943、海外関係会社 22,170 等

業績の背景分析

  • 業績概要: 大型再開発案件や工場・データセンター案件、リニューアルが堅調に受注・進捗。受注段階での採算改善と施工体制の効率化により利益率が改善。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: 大都市圏の再開発、データセンター・半導体等の設備投資増、リニューアル需要の拡大。
    • 増益の主要因: 受注時の採算性向上、施工生産性向上(デジタル化、SNK‑SOLNet等)、規模効果。コスト増(人的資本・資機材・労務費)を効率化で吸収。
  • 競争環境: 大型案件を獲得し繰越工事高を積み上げている点は競争力の高さを示唆。ただし海外・関係会社の地域差や一部国内工場関連の競合影響あり。
  • リスク要因: 資機材・労務費の上昇、工程遅延や大口海外案件の進捗リスク、為替変動(海外比率拡大で影響が増す可能性)、規制・安全関連の要因。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 戦略的受注による高採算案件の拡大、デジタル化推進、人材投資、物流・加工ネットワーク「SNK‑SOLNet」の展開による原価低減。
  • 進行中の施策: 受注・完工計画の戦略的推進、施工体制の効率化、人的資本投資の実行。
  • セグメント別施策:
    • 保健分野: 大型再開発や研究施設等の受注拡大。
    • 産業分野: データセンター・工場等の設備投資需要取り込み。
    • 原子力: 計画超の進捗に対応し得意領域での実行。
  • 新たな取り組み: SNK‑SOLNetを前面に出し、業務効率化と原価低減を図る(資料で強調)。M&A等の新施策は明示なし。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期・2026年3月期・今回見通し)
    • 受注工事高: 177,000百万円(前期比+15.0%)
    • 完成工事高: 150,000百万円(前期比+8.9%)
    • 完成工事総利益: 25,400百万円(前期比+15.4%)、総利益率16.9%
    • 営業利益: 13,700百万円(前期比+20.7%)、営業利益率9.1%
    • 経常利益: 14,500百万円(前期比+21.1%)
    • 当期純利益: 10,500百万円(前期比+8.7%)
    • 繰越工事高: 152,868百万円(前期比+21.5%)
  • 予想の前提条件: 大都市圏の再開発、データセンター・工場等の大型案件が計画通り進行。人的資本・資機材コスト上昇はあるが、デジタル化やSNK‑SOLNetで効率化を進める前提。
  • 予想修正:
    • 通期見通しは上方修正(前回見通し:受注155,000→177,000、当期純利益8,800→10,500)。主因は受注・繰越高の増加と採算改善。
    • 2025年度実績には政策保有株式売却による特別利益(2,049百万円)があり、今回見通しには含めていない点に留意。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 長期ビジョン「SNK Vision 2030」を掲げ、累進配当方針・DOE下限5%等を設定。今回DOE見込み8.1%、ROE見込み14.1%。政策保有株式削減(目標▲20%)は前倒しで達成。
  • 予想の信頼性: 今回は上方修正・配当増額で経営の自信表明が見られるが、建設業特有のプロジェクトリスクやコスト変動が残るため注意が必要。
  • マクロ経済の影響: 資機材価格、労務費、為替が収益に影響する可能性あり(海外比率の変化により為替影響は増加する可能性)。

配当と株主還元

  • 配当方針: 安定的かつ継続的な株主還元を基本方針。株主資本配当率(DOE)下限を5%に設定。SNK Vision 2030期間は累進配当方針(年間配当の減配を行わない)。
  • 配当実績・予想:
    • 2026年3月期(修正予想): 中間 40円(確定)、期末 70円(修正)、年間 110円(前期80円→増配)
    • 連結配当性向: 47.6%(見込み)、株主資本配当率(DOE): 8.1%(見込み)
    • 備考: 2025年1月1日付で1株→2株の株式分割を実施しており、表示は分割後の影響を考慮。
  • 特別配当: なし(今回発表なし)。
  • その他株主還元: 自社株買いの記載は資料になし。

製品やサービス

  • 主要サービス: 建築設備工事の設計・施工(空調・換気・衛生等)、新築・リニューアル・原子力関連工事、産業向け設備(データセンター、工場)、保守・メンテナンス。
  • 成長ドライバー: 大型再開発、データセンター・半導体工場等の投資需要、脱炭素・省エネ対応のリニューアル需要、SNK‑SOLNetによる物流・加工効率化。
  • 協業・提携: 資料では具体的な新規提携の明示なし(ネットワーク化・グループ連携は強化中)。

Q&Aハイライト

  • Q&Aの記載: 本資料にQ&A詳細は記載なし → 重要質問と回答は資料中に未記載(項目は –)。
  • 経営陣の姿勢: 資料説明からは成長基盤・収益改善への自信、株主還元重視の姿勢が読み取れる。
  • 未回答事項: 個別大型案件の具体的進捗リスク詳細、為替前提、EPS・1株当たり数値等は資料に明示なし。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 強気〜中立的(業績上方修正と配当増額によりポジティブなトーン)
  • 表現の変化: 前回見通しから上方修正し、株主還元強化を明確化。以前より積極的な姿勢。
  • 重視している話題: 受注・繰越工事高の確保、施工生産性向上、SNK‑SOLNet、株主還元(配当)。
  • 回避している話題: 個別リスクの定量的影響(為替・原価上昇の感度等)は深掘りしていない。

投資判断のポイント(助言ではなく材料整理)

  • ポジティブ要因:
    • 受注・繰越工事高が高水準で安定(第3四半期で繰越167,228百万円)
    • 利益率改善(営業利益率8.4%など)と通期上方修正
    • 配当増額・DOE目標超過(株主還元強化)
    • 政策保有株式の削減で資本効率改善の取り組み
  • ネガティブ要因・リスク:
    • 資機材・労務費の上昇、工程遅延リスク(大型案件が比率を高める)
    • 海外や関係会社の受注変動(国内外のばらつき)
    • 為替や規制リスク(海外展開拡大に伴う影響)
  • 不確実性: 大型案件の着手・完成タイミング、原価変動の転嫁可否、施工現場での安全・コンプライアンスリスク
  • 注目すべきカタリスト:
    • 第4四半期の完成工事高・最終利益の着地
    • 大型プロジェクト(再開発・データセンター等)の進捗報告
    • 次回の業績修正や中期計画(SNK Vision 2030)の具体施策、公表される場合の進捗

重要な注記

  • 会計上の特記事項: 2025年3月期実績には政策保有株式売却による特別利益2,049百万円が計上されているが、2026年3月期見通しには含めていない点に注意。
  • その他: 代表者名・発表担当者・説明会形式・EPS等、一部情報は資料で未開示のため「–」で記載。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1952
企業名 新日本空調
URL http://www.snk.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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