2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社からの通期見通しに変更は無し(修正なし)。四半期累計(第3四半期累計)の進捗は売上高66.3%、営業利益71.9%、親会社株主に帰属する当期純利益72.8%で、通期予想に対して概ね順調な進捗。
- 業績の方向性:増収ではなく「減収増益」。売上高は前年同期比で△8.5%(1,055.08億円→前年1,152.64億円比減)だが、営業利益は+5.0%(86.31億円)・経常利益+8.2%(86.53億円)と改善。
- 注目すべき変化:前年同期に計上した投資有価証券売却益(前期:17.72億円)が今期にはほぼ無く、これが親会社株主に帰属する四半期純利益(58.96億円、前年同期比△12.1%)の減少要因。セグメントでは橋梁事業の売上が大幅減(△20.6%)だが、システム建築事業・エンジニアリング事業・先端技術事業はいずれも売上増・営業利益改善。
- 今後の見通し:会社は通期見通し(売上159,000百万円、営業利益12,000百万円、親会社株主当期純利益8,100百万円)を据え置き。受注高は前年同期から減少しており(第3Q累計:1,056.9億円、前年同期比△15.4%)、橋梁分野の発注環境が弱い点は注意。
- 投資家への示唆:営業面は利益率改善で着地しているが、純利益は一時的な有価証券売却益の有無で変動しやすい。中核の橋梁事業の受注・手持ち工事の動向と、セグメント別の収益性回復(特にシステム建築の好調)が重要ポイント。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社横河ブリッジホールディングス
- 主要事業分野:橋梁事業、システム建築事業、エンジニアリング事業、先端技術事業(精密機器製造・情報処理等)、その他(不動産等)
- 代表者名:代表取締役社長 高田 和彦
- URL:https://www.ybhd.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月2日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明会資料:作成無し、決算説明会:無し
- セグメント:
- 橋梁事業:新設・保全・海外など(大型橋梁工事中心)
- システム建築事業:プレハブ等の建築システム
- エンジニアリング事業:土木関連、建築・機械鉄構等
- 先端技術事業:精密機器製造、情報処理等
- その他事業:不動産等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):43,164,802株(第3Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):39,889,055株(当第3四半期累計)
- 自己株式数:3,716,380株(第3Q末)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想:2026年3月期の通期予想は既存公表値から修正無し(直近公表日:2025年10月29日)
- 株主総会、IRイベント等:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:105,508百万円/通期予想159,000百万円=66.3%
- 営業利益:8,631百万円/通期予想12,000百万円=71.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,896百万円/通期予想8,100百万円=72.8%
- サプライズの要因:
- 営業利益は建築系・エンジニアリング系での利幅改善や、ソフトウェア耐用年数変更による減価償却費減(96百万円)が寄与して増益化。
- 純利益は前年同期の投資有価証券売却益(1,772百万円)が無い影響で前年より減少している(特別利益減少が主因)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。進捗率(売上66%、営利72%程度)は通期達成可能性を示唆。ただし橋梁の受注環境低迷と受注残の減少はリスク。投資有価証券売却など一時要因に左右される点に注意。
財務指標
- 損益(当第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:105,508百万円(前年同期比△8.5%、△9,755百万円)
- 営業利益:8,631百万円(前年同期比+5.0%)
- 営業利益率:約8.18%(8,631/105,508)
- 経常利益:8,653百万円(前年同期比+8.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,896百万円(前年同期比△12.1%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):147.82円(前年164.90円、△10.3%)
- 財政状態(2025/12/31)
- 総資産:206,207百万円(前期末216,179百万円、△9,971百万円)
- 純資産:132,223百万円(前期末129,091百万円、+3,132百万円)
- 自己資本比率:64.1%(前期59.7%)(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 1株当たり純資産:3,351.81円
- 主要項目の動き
- 現金及び預金:23,075百万円(前期末16,832百万円、増加)
- 受取手形・完成工事未収入金等:110,278百万円(前期127,144百万円、減少)
- 投資有価証券:15,416百万円(前期10,468百万円、増加)→その他有価証券評価差額金増加に寄与
- 負債合計:73,983百万円(前期87,088百万円、減少)
- 収益性指標(概算)
- ROE(通期予想ベース概算):約6.1%(8,100 / 132,223)→ 目安8%以上未満(やや低い)
- ROA(通期予想ベース概算):約3.9%(8,100 / 206,207)→ 目安5%以上未満
- 営業利益率:8.2%(業種平均との比較は業種により差異大)
- 進捗率分析(第3Q累計)
- 売上高進捗率:66.3%
- 営業利益進捗率:71.9%
- 親会社株主純利益進捗率:72.8%
- 過去同期間との比較:前年同期は売上進捗が高かったため相対的に減少だが、利益面は改善。
- キャッシュフロー:
- ただし現金預金は増加(16,832→23,075百万円)。
- 四半期推移(QoQ):–(四半期ごとの詳細推移表は別途資料参照。累計比較のみ開示)
- 財務安全性:
- 自己資本比率64.1%(安定水準。目安:40%以上)
- 流動資産140,221百万円 / 流動負債46,138百万円 ≒ 流動比率約304%(高水準)
- 長短金利負債の構成変化あり(短期借入金6,000→0、1年内返済予定の長期借入金増加など)
- 効率性:
- 減価償却費(第3Q累計):3,353百万円(前年3,173百万円)。ソフトウェア耐用年数変更で当該四半期累計の減価償却を96百万円減少させている。
- セグメント別(当第3四半期累計)
- 売上高(百万円):
- 橋梁事業:56,930(前年比△20.6%)、セグメント利益6,255、営業利益率約11.0%
- システム建築事業:32,878(+8.3%)、セグメント利益2,952、営業利益率約9.0%
- エンジニアリング事業:12,140(+22.5%)、セグメント利益914、営業利益率約7.5%
- 先端技術事業:3,185(+10.1%)、セグメント利益277、営業利益率約8.7%
- セグメント別の営業利益改善は、システム建築(+72.6%)や先端技術(+85.7%)が顕著。
- 財務の解説:
- 売上は橋梁事業の受注・売上低下が主因で減収だが、各セグメントでの利幅改善・費用管理により営業利益は増加。純利益は前年の一時益不在で減少。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 当期:投資有価証券売却益ほぼ計上無し(1百万円)。前年同期は1,772百万円計上(これが前年純利益を押し上げていた)。
- 特別損失:
- 当期:投資有価証券売却損21百万円、固定資産処分損25百万円、合計47百万円。
- 会計上の見積り変更:
- 自社利用ソフトウェアの耐用年数を3年→10年に変更(基幹システム)。これにより当第3四半期累計で減価償却費が96百万円減少し、営業利益等が同額増加。
- 一時的要因の影響:
- 前年の有価証券売却益が無いことが純利益の比較で大きく影響。営業面の改善は継続性があるが、投資有価証券売却等の一時項目は継続性が低く変動要因。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:期末55円、年間110円
- 2026年3月期(予想):中間60円、期末60円、年間120円(直近公表から修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 配当性向(概算、会社公表データから):約58.9%(配当120円 ÷ 1株当たり当期純利益予想203.71円)→比較的高い還元水準
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載なし(現時点:無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(決算短信に明示なし)
- 減価償却費:3,353百万円(当第3四半期累計、前年3,173百万円)
- 研究開発費(R&D):–(記載なし)
受注・在庫状況
- 受注高(当第3Q累計):105,692百万円(前年同期比△15.4%で1,056.9億円)
- 橋梁事業の受注減(547.9億円、△25.5%)が全体受注減の主因
- システム建築:312.1億円(+0.3%)
- エンジニアリング:166.6億円(△1.0%)
- 先端技術:30.1億円(△12.7%)
- 受注残高(当第3Q末):196,831百万円(前年同期比△11,061百万円)
- Book-to-Bill(受注高/売上高、当第3Q累計):約1.00(1,056.9/1,055.1)→概ね同水準
- 在庫(棚卸資産):3,913百万円(前期3,445百万円、やや増)
セグメント別情報
- 各セグメントの概要・寄与(当第3Q累計)
- 橋梁事業:売上56,930百万円(△20.6%)、営業利益6,255百万円(△8.6%)— 大型案件の発注が低調で売上・受注減。
- システム建築事業:売上32,878百万円(+8.3%)、営業利益2,952百万円(+72.6%)— 生産進捗良好で利益率改善。
- エンジニアリング事業:売上12,140百万円(+22.5%)、営業利益914百万円(+12.1%)— 建築・機械鉄構で需要取り込み。
- 先端技術事業:売上3,185百万円(+10.1%)、営業利益277百万円(+85.7%)— 精密機器等で増収増益。
- セグメント戦略化:
- 第7次中期経営計画に伴い「システム建築事業」を独立セグメント化(第1四半期以降適用)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:第7次中期経営計画に基づき成長牽引事業の位置づけを明確化(システム建築等)
- KPI達成状況:セグメント別でシステム建築・エンジニアリングの収益改善は計画に沿う動きだが、橋梁分野の受注回復が鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:橋梁分野は発注量低調が継続。システム建築・建築・機械鉄構分野は堅調な需要。
- 競合比較:同業他社比較データは本資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上159,000百万円(△0.2%)、営業利益12,000百万円(△28.0%)、経常利益11,800百万円(△27.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益8,100百万円(△37.0%)、1株当たり当期純利益203.71円
- 直近公表から修正無し。
- 会社見通しの前提:添付資料P.4に注記(為替等の前提は同資料参照)。
- 予想の信頼性:
- 通期営業・経常利益に対する進捗は高めだが、純利益は一時項目に左右されるため注意。
- リスク要因:
- 橋梁事業における公共投資・発注環境の悪化
- 投資有価証券等の評価差による純利益変動
- 建設資材価格・労務費の変動、為替リスク(海外事業比率小さいが影響あり)
重要な注記
- 会計方針・見積りの変更:
- 自社利用ソフトウェアの耐用年数を3年から10年に変更(基幹システム)→ 当第3Q累計で減価償却費96百万円減、営業利益等に影響。
- その他重要事項:
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(詳細は添付資料参照)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第3四半期連結累計期間)。
(注)不明の項目・未開示の情報は「–」と表記しています。本整理は開示資料を元に作成した要約であり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5911 |
| 企業名 | 横河ブリッジホールディングス |
| URL | http://www.ybhd.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 金属製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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