2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 会社予想(通期)に対する明確な予想修正は無し。ただし第3四半期累計の業績は営業利益・純利益が大幅に減少しており、会社は通期業績予想の修正が必要と判断される場合は開示するとしている(現時点:修正無し)。
  • 業績の方向性: 増収減益(売上高 +3.3%:2,220百万円 → 増収、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益は大幅減/赤字)。
  • 注目すべき変化: 教育事業の固定資産減損(第3四半期累計で12,362千円)や店舗閉鎖引当金計上(6,000千円)等、一時的な特別損失の計上で利益を押し下げた点。さらに教育・スポーツ両事業の平均生徒数が会社予想を下回って推移(教育:予想比-238名、スポーツ:予想比-367名)。
  • 今後の見通し: 通期業績予想(売上3,221百万円、営業利益267百万円、親会社株主に帰属する当期純利益166百万円)は、現状の第3四半期進捗(営業利益進捗率約3.4%)から見ると達成には追加の利益要因(例:特別利益、Q4の改善など)が必要。なお、重要な後発事象として1月に確定した生命保険金受取(121,692千円)の特別利益計上が第4四半期に見込まれるため、通期結果に大きく影響する可能性あり。
  • 投資家への示唆: 第3四半期は一時的損失と生徒数の下振れで利益が大幅悪化しているが、保険金受取(約121.7百万円)や事業譲受(学習塾事業取得120百万円)などの後発事象が通期に与える影響が大きい。通期達成可能性は第4四半期の特別利益計上と事業パフォーマンス次第。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社クリップコーポレーション(コード 4705)
    • 主要事業分野: 教育事業(学習塾等)、スポーツ事業(スポーツ教室等)、飲食事業(弁当宅配等)、その他(バスケット教室、農業、不動産等)
    • 代表者名: 代表取締役会長 井上憲
    • 問合せ: 取締役管理部マネージャー 岡田高志 TEL 052-732-5200
  • 報告概要:
    • 提出日: 2024年2月14日
    • 対象会計期間: 2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日)
  • セグメント:
    • 教育事業: 学習塾運営(子会社:螢雪ゼミナール等)
    • スポーツ事業: スポーツ教室運営
    • 飲食事業: 添加物・保存料不使用の弁当宅配等
    • その他: バスケット教室、農業、不動産等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 4,536,000株
    • 期末自己株式数: 859,612株
    • 期中平均株式数(四半期累計): 3,676,388株
    • 時価総額: –(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 四半期報告書提出予定日: 2024年2月14日
    • 株主総会 / IRイベント: –(資料に記載無し)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期ベース。以下は第3四半期累計実績との比較/達成率)
    • 売上高: 第3Q累計 2,220百万円;通期予想 3,221百万円 → 進捗率 約68.9%(通常は年度後半に集中する業種もあるため単純比較は注意)
    • 営業利益: 第3Q累計 8.96百万円;通期予想 267百万円 → 進捗率 約3.4%(かなり遅れている)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 第3Q累計は△26.911百万円(損失);通期予想 166百万円 → 実績は赤字で進捗はマイナス
  • サプライズの要因:
    • 固定資産の減損(教育事業で12,362千円、飲食で352千円)や店舗閉鎖損失引当金(6,000千円)計上により特別損失が増加(第3Q累計で特別損失合計18,362千円)。
    • 平均生徒数が会社想定を下回ったことによるセグメント利益の悪化(教育は増収だが利益率低下、スポーツは生徒数減で売上減)。
    • 支払利息や投資有価証券評価損の増加など営業外費用の増加。
  • 通期への影響:
    • 第4四半期に後発事象として確定した生命保険金受取121,692千円(特別利益)があるため、通期業績はこの一時的利益の計上で改善する可能性が高い。会社は必要なら速やかに業績予想修正を行うとしている(現時点で修正無し)。

財務指標(主要数値)

(単位はいずれも百万円表記が可能な箇所は百万円で表記。前期・当期は第3四半期累計/期末を使用)

  • 損益(第3四半期累計 2023/4/1–2023/12/31)
    • 売上高: 2,220 百万円(前年同期比 +3.3% / 増加額 +70 百万円)
    • 売上総利益: 599 百万円(前年同期 661 百万円 → 減少)
    • 営業利益: 8.96 百万円(前年同期 88.88 百万円 → 前年同期比 △89.9% / 減少額 約79.9 百万円)
    • 経常利益: 14.76 百万円(前年同期 97.91 百万円 → △84.9%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: △26.91 百万円(前年同期 51.86 百万円 → 大幅悪化)
    • 1株当たり四半期純利益(資料表記): 7.32 円(前期14.11 円)※注:親会社帰属純損失と表記の一部に整合性の差異があるため注意
  • 貸借対照表(2023年12月31日)
    • 総資産: 5,753 百万円(前連結会計年度末 5,782 百万円)
    • 純資産: 4,964 百万円(前連結会計年度末 5,109 百万円)
    • 自己資本比率: 86.3%(前期 88.4%。安定水準:40%以上が目安 → 86.3%(安定水準))
    • 現金及び預金: 3,173 百万円(前期末 3,400 百万円、減少 226 百万円)
    • 短期借入金: 170 百万円(前期末 140 百万円、増加 30 百万円)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率: 約68.9%(2,220/3,221)
    • 営業利益進捗率: 約3.4%(8.96/267)
    • 純利益進捗率(親会社帰属): マイナス(累計は△26.91百万円、通期予想166百万円)
    • コメント: 営業利益の進捗が極めて低く、通期達成のためにはQ4で大幅な回復または一時的利益の計上が必要
  • キャッシュフロー: –(キャッシュフロー計算書の明細は資料に記載無し)
    • フリーCF、営業CF等の数値・比率は資料に非記載
  • 四半期推移(QoQ等): –(四半期毎の詳細推移は資料に限定的記載)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 86.3%(安定水準)
    • 長期借入金 32.486 百万円(前期末 39.992 百万円、減少)
  • セグメント別(第3四半期累計)
    • 教育事業: 売上 1,701 百万円(前年同期比 +18 百万円)、セグメント利益 54 百万円(前年同期比 △62 百万円)
    • 平均生徒数 6,248名(前年同期比 +3.0%)
    • スポーツ事業: 売上 231 百万円(前年同期比 △20 百万円)、セグメント利益 11 百万円(前年同期比 △3 百万円)
    • 平均生徒数 4,078名(前年同期比 △8.5%)
    • 飲食事業: 売上 129 百万円(前年同期比 △3 百万円)、セグメント損失 △36 百万円(前年同期 △30 百万円)
    • その他: 売上 159 百万円(前年同期比 +76 百万円)、セグメント損失 △20 百万円(前年同期 △11 百万円)
  • 財務の解説: 流動資産は現金減少で若干減少、流動負債の増加(短期借入金・その他流動負債増)により負債合計が増加。純資産減少は配当支払い等による利益剰余金の減少が要因。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 期後発事象(2024/1/31確定)として受取保険金 121,692 千円を第4四半期に特別利益計上予定(会社は注記で明示)。
  • 特別損失(第3Q累計):
    • 減損損失: 12,362 千円(主に教育事業)
    • 店舗閉鎖損失引当金繰入額: 6,000 千円
    • その他(固定資産除却等): 合計で第3Q累計 特別損失 18,362 千円
  • 一時的要因の影響:
    • 減損や引当金により第3Qの税引前利益が押し下げられた。保険金121.7百万円は一時的な利益要因であり、これを除いた実質的な業績評価では営業面の回復(生徒数、販管費抑制等)が重要。
  • 継続性の判断:
    • 減損・引当は一般に一時的/非反復性の色合いが強いが、事業環境や既存店舗の採算性に起因する場合は再発リスクあり。保険金受取は非継続的。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2023年3月期: 第2四半期末 配当 45.00 円(年間 合計 45.00 円)
    • 2024年3月期(会社予想): 期末 45.00 円、年間合計 45.00 円(中間は0.00円との表記)
    • 配当利回り: –(株価情報が資料に無いため算出不可)
    • 配当性向: –(通期予想純利益に対する配当性向は計算可能だが株数等に依存 → 参考:予想当期純利益166百万円に対し年間配当総額は未提示のため明確算出不可)
  • 特別配当の有無: なし(現時点)
  • 株主還元方針: 自社株買い等の記載無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資: –(第3四半期資料に詳細な設備投資額の記載無し)
  • 減価償却費: –(資料に明示無し)

受注・在庫状況

  • 受注状況: –(該当資料無し)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 256,612 千円(第3Q末)
    • 原材料及び貯蔵品: 6,194 千円(第3Q末)
    • 在庫回転日数等の指標: –(資料に記載無し)

セグメント別情報(要点)

  • 売上構成(第3Q累計)
    • 教育 1,701 百万円(約76.7%)、スポーツ 231 百万円、飲食 129 百万円、その他 159 百万円
  • セグメント利益(第3Q累計)
    • 教育 54 百万円、スポーツ 11 百万円、飲食 △36 百万円、その他 △20 百万円
  • 前年同期比較:
    • 教育:売上微増(+18百万円)だが利益大幅減(減損等で影響)
    • スポーツ:売上・生徒数とも減少
  • セグメント戦略: 教育事業拡大の一環として螢雪ゼミナールによる事業譲受を実施(2023/12/1、対価120,000千円)。のれん発生等で規模拡大を図る施策を継続。

中長期計画との整合性

  • KPI達成状況: 平均生徒数等が会社予想を下回っている旨の記載あり(教育・スポーツで予想下振れ)

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 少子化による学習塾市場の停滞が継続、競争力強化と新しい仕組みづくりが必要とのコメントあり

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2024/4/1–2024/3/31): 売上高 3,221 百万円(前期比 +9.8%)、営業利益 267 百万円(+52.2%)、経常利益 273 百万円(+49.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 166 百万円(+56.2%)、1株当たり当期純利益 45.41 円
    • 予想修正の有無: 現時点で修正無し。ただし会社は第3Q結果と後発事象等を踏まえ、修正が必要なら速やかに開示すると表明
    • 会社予想の前提条件: 為替等の具体前提は添付資料P.3参照(資料抜粋では詳細記載なし)
  • 予想の信頼性: 第3Q累計の営業利益進捗が低い点は留意。保険金の受取(121.7百万円)等の一時要因が通期を押し上げる可能性が高く、これをどの程度の割合で通期業績に反映するかが鍵。
  • リスク要因: 生徒数の更なる減少、追加の減損や店舗閉鎖費用、投資有価証券評価損の拡大、原価・人件費の増加、外部環境(為替・エネルギー価格等)

重要な注記

  • 会計方針: 当四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理適用(税効果は通期の見積実効税率に基づき四半期で算定)
  • 重要な後発事象:
    • 代表取締役常務であった高山俊昭氏逝去に伴う保険金受取確定(121,692千円)→ 第4四半期に特別利益計上予定
    • 子会社螢雪ゼミナールによる㈱クローバーの学習塾事業の譲受(取得対価 現金120,000千円、取得日 2023/12/1)。のれん等の詳細は現時点で未確定
  • 四半期決算短信は四半期レビューの対象外(監査等の表示)

注記・留意点

  • 本資料は提供された決算短信に基づく要約であり、数値は原資料(百万円・千円表記)を参照して記載しています。未記載項目や数値の解釈にあいまいさがある場合は“–”としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4705
企業名 クリップコーポレーション
URL http://www.clip-cor.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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