企業の一言説明
AI CROSSはビジネスコミュニケーションプラットフォーム事業を展開する、AI技術活用を強みとするグロース市場上場の企業です。
投資判断のための3つのキーポイント
- 高成長とAI技術による事業変革への期待: 同社はメッセージングサービスにAI技術を融合し、SaaS型ビジネスモデルへの転換と新規事業(マーケティングソリューション)の創出を推進しています。特にSmart AI Engagement事業は売上・利益ともに堅調に成長しており、今後のDX推進需要を捉える期待が持てます。
- 優れた財務健全性と高水準な収益性: Piotroski F-Scoreは7/9点で「S:優良」と判定され、自己資本比率も69.5%と非常に高水準です。また、過去12ヶ月のROEは28.65%と非常に高く、効率的な資本活用による収益創出能力を持つ、強固な財務基盤と収益体質を兼ね備えています。
- 利益進捗の課題と軟調な株価推移: 最新の2025年12月期決算では増収増益を達成したものの、開示された2026年12月期の通期予想に対する純利益の進捗率が45.9%と低く、市場の期待を下回ったことで総合センチメントはネガティブとされています。株価は移動平均線を全て下回り、市場平均を大きくアンダーパフォームしており、今後も業績の上方修正や成長戦略の具体化が待たれる状況です。
企業スコア早見表
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 成長性 | A | 良好な成長 |
| 収益性 | A | 良好な水準 |
| 財務健全性 | S | 非常に優良 |
| バリュエーション | C | やや割高圏 |
※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念
注目指標サマリー
| 指標 | 値 | 業界平均比 |
|---|---|---|
| 株価 | 1,583.0円 | – |
| PER | 28.32倍 | 業界平均66.2倍 |
| PBR | 3.34倍 | 業界平均3.5倍 |
| 配当利回り | 0.00% | – |
| ROE | 8.90% | – |
1. 企業概要
AI CROSS (4476)は2015年に設立され、東京都港区に本社を置くグロース市場上場の情報・通信業企業です。SMS・チャットのプラットフォーム提供を主力とするビジネスコミュニケーションプラットフォーム事業を展開しています。主要サービスとして、多機能メッセージングサービス「Zettai-Reach RCS」や「Zettai-Reach SMS」を提供し、企業の顧客エンゲージメント向上を支援。さらに、AIを活用した人事評価・売上予測サービス「DEEP PREDICTOR」やAI解析サービス「AIX Lab」の開発・運用も手がけ、AI技術による付加価値創造とDX支援を事業の核としています。
2. 業界ポジション
AI CROSSは情報・通信業、特にビジネスコミュニケーションプラットフォーム市場において、AI技術を活用した独自サービスで差別化を図っています。国内顧客に特化(国内比率約86.9%)し、金融・人材・保険などの業界特化型ソリューションを推進することで、特定分野での競争優位性を確立しています。競合他社と比較して、AIを深く組み込んだ分析・予測サービスは技術的強みと言えるでしょう。主要な財務指標を見ると、PER(予想)28.32倍は業界平均66.2倍を大きく下回りますが、PBR(実績)3.34倍は業界平均3.5倍とほぼ同水準であり、業界全体と比較して割安感があると評価できます。これは、企業の成長性やAI技術への期待に対して、市場がまだ十分に評価しきれていない可能性も示唆しています。
3. 経営戦略
AI CROSSは「Smart Work, Smart Life」をビジョンに掲げ、従来のメッセージング事業にAIを融合し、企業のDX支援を加速する戦略を推進しています。中期経営計画の要点は以下の通りです。
- RCS普及の追い風活用と統合型ソリューション化: 次世代メッセージング規格であるRCSの普及を事業機会と捉え、メッセージング機能を強化し、顧客とのインタラクションを深める統合型ソリューションを提供することを目指しています。
- AIサービスのSaaS化と商用化: 「Deep Predictor」などのAIサービスをSaaS(Software as a Service)モデルとして提供し、サブスクリプション収益の安定化と拡大を図っています。また、レコメンデーションAIエンジン「Deep Messaging」も開発しています。
- M&Aによる事業領域拡大: 2025年10月1日付で株式会社ロウプを完全子会社化し、新たにマーケティングソリューション事業を立ち上げました。これにより、事業ポートフォリオを多様化し、シナジー効果による成長を追求します。のれん276,354千円を計上しており、今後の事業統合の成果が注目されます。
- 株主還元の見直し: 事業投資を優先する方針を明確化し、株主優待を廃止しています。これは短期的な株主還元よりも、長期的な企業価値向上を目指す姿勢の表れと言えます。
重要適時開示としては、2025年12月期の連結決算発表と同時に2026年12月期の通期業績予想を開示しています。特に、2026年12月期の売上高5,300百万円、営業利益600百万円、当期純利益360百万円という成長見通しを示しており、これらの目標達成に向けた施策の進捗が今後の焦点となります。
【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score
| 項目 | スコア | 判定 |
|---|---|---|
| 総合スコア | 7/9 | S: 財務優良(収益性・健全性・効率性すべて良好) |
| 収益性 | 2/3 | |
| 財務健全性 | 3/3 | |
| 効率性 | 2/3 |
収益性 (2/3): 純利益およびROAはプラス水準を維持しており、収益性は確認できます。しかし、Piotroski F-Score算出にあたり営業キャッシュフローデータが不足しているため、完全な評価には至っていません。
財務健全性 (3/3): 流動比率4.4倍、D/Eレシオ0.0273倍、株式希薄化なしと、全ての項目で基準を満たしており、極めて高い財務健全性を示しています。
効率性 (2/3): 過去12ヶ月の営業利益率は7.79%で高水準とは言えず基準値(10%)を下回りますが、ROEは28.65%と非常に高く、四半期売上成長率も17.4%と堅調で、効率的な経営がなされていることが伺えます。
【収益性】
- 営業利益率: 2025年12月期の営業利益率は8.9%(370,599千円 / 4,151,609千円)です。これは収益性を測る上で一般的な目安とされる10%には僅かに届かないものの、良好な水準です。過去12ヶ月では7.79%となっています。
- ROE: 2024年12月期実績のROE(Return on Equity:株主資本利益率)は8.90%で、一般的な目安とされる10%を下回っています。しかし、提供データ「Return on Equity(過去12か月):28.65%」は非常に高い水準であり、株主資本を効率的に活用して利益を生み出す能力は優れていると言えます。
- ROA: 過去12ヶ月のROA(Return on Assets:総資産利益率)は11.42%であり、一般的な目安の5%を大きく上回っており、総資産を効率的に利用して利益を上げていることが示されます。
【財務健全性】
- 自己資本比率: 2025年12月期末の自己資本比率は60.2%(前期69.5%)です。一般的に40%以上で健全とされる中で、非常に高い水準を維持しており、財務基盤は強固です。
- 流動比率: 直近四半期の流動比率は4.40倍(440%)です。一般的に200%以上が良好とされる流動比率を大きく上回っており、短期的な支払い能力は非常に高い状態です。
【キャッシュフロー】
2025年12月期のキャッシュフローは以下の通りです。
- 営業キャッシュフロー (営業CF): 150,978千円
- 投資キャッシュフロー (投資CF): -319,397千円
- 財務キャッシュフロー (財務CF): 420,579千円
- フリーキャッシュフロー (FCF): -168,419千円
営業CFがプラスであることは、本業で着実に現金を稼ぎ出していることを示します。投資CFがマイナスであることは、設備投資やM&A(ロウプ子会社化)など、将来の成長のための投資を積極的に行っていることを意味します。財務CFはプラスとなっており、借入金等による資金調達が行われたことを示唆します。FCFがマイナスとなっているのは、本業で稼いだ現金以上に積極的な投資を行っているためであり、成長フェーズの企業としては見られる傾向ですが、中長期的にはプラスへの転換が望まれます。
【利益の質】
2025年12月期の営業CF/純利益比率は、150,978千円 / 165,246千円 = 0.91倍です。この比率が1.0倍を下回っているため、純利益の一部が現金として手元に残らず、売掛金や棚卸資産の増加などでバランスシート上に滞留している可能性があります。利益の現金化能力については引き続き注視が必要です。
【四半期進捗】
2025年12月期の連結決算は、売上高4,151,609千円(前期比+12.0%)、営業利益370,599千円(前期比+10.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益165,246千円(前期比+11.3%)と増収増益を達成しました。
しかし、2026年12月期の通期予想に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高進捗率: 78.3%
- 営業利益進捗率: 61.8%
- 当期純利益進捗率: 45.9%
特に純利益の進捗率が計画に対して低い水準にあります。これは、通期予想の達成に向けて今後の四半期で大幅な利益積み増しが必要となることを意味しており、市場の不安材料となる可能性があります。
【バリュエーション】
現在の株価1,583.0円におけるバリュエーション指標は以下の通りです。
- PER(株価収益率): 28.32倍 (会社予想ベース)
- PERは株価が1株当たり利益の何年分に当たるかを示すものです。業界平均PERが66.2倍であるため、これと比較すると比較的割安に評価されていると言えます。成長企業の場合、PERが高くなる傾向がありますが、業界平均と比較して低い水準にあることは注目に値します。
- PBR(株価純資産倍率): 3.34倍 (実績ベース)
- PBRは株価が1株当たり純資産の何倍に当たるかを示します。業界平均PBRが3.5倍であるため、ほぼ同水準であり、適正な評価を受けていると考えられます。
- 目標株価: 業種平均PER基準で1,536円、業種平均PBR基準で1,733円と算出されています。現在の株価(1,583円)はPER基準ではやや割高、PBR基準ではやや割安な水準に位置しています。総合的には、グロース企業としての成長性を考慮すると、PER基準で見れば適正範囲内、PBR基準で見れば依然として上昇余地がある可能性を示唆します。
【テクニカルシグナル】
| 指標 | 状態 | 数値 | 解釈 |
|---|---|---|---|
| MACD | 中立 | MACD値: -22.59 / シグナル値: -28.0 | 短期トレンド方向を示すが、明確な転換点は示唆されていない |
| RSI | 中立 | 34.2% | RSIが30%台前半に位置しており、売られすぎの水準に近い中立状態を示します。 |
| 5日線乖離率 | – | -1.05% | 直近の緩やかな下落モメンタムを示唆 |
| 25日線乖離率 | – | -1.75% | 短期トレンドからの乖離は小さいが、下落傾向を示唆 |
| 75日線乖離率 | – | -8.48% | 中期トレンドからの乖離が大きく、中期的な下落トレンドを示唆 |
| 200日線乖離率 | – | -9.67% | 長期トレンドからの乖離が大きく、長期的な下落トレンドを示唆 |
【テクニカル】
現在の株価は1,583.0円であり、52週高値1,880円に対して36.5%の位置にあり、安値圏に近い水準で推移しています。
移動平均線との関係を見ると、現在の株価は5日移動平均線1,599.80円、25日移動平均線1,611.16円、75日移動平均線1,729.64円、200日移動平均線1,752.38円の全てを下回っています。このことは、短期、中期、長期の全ての期間で下降トレンドにあることを示唆しており、株価は軟調な動きが続いています。特に75日線および200日線との乖離が大きくなっている点は、中長期的な下落傾向が顕著であることを表しています。
直近1ヶ月のレンジは1,576.00円~1,638.00円であり、現在の株価はこのレンジの下限に接近しています。
【市場比較】
AI CROSSの株価は、日経平均株価およびTOPIXといった主要市場指数と比較して、大きくアンダーパフォームしています。
- 1ヶ月リターン: 株式-2.58% vs 日経+4.79% → 7.37%ポイント下回る
- 3ヶ月リターン: 株式-11.66% vs 日経+11.84% → 23.51%ポイント下回る
- 6ヶ月リターン: 株式-9.70% vs 日経+39.58% → 49.28%ポイント下回る
- 1年リターン: 株式-3.94% vs 日経+43.89% → 47.84%ポイント下回る
この大幅なアンダーパフォームは、同社の直近の業績(増益ながら事前予想を下回ったとのニュース)や成長期待の鈍化、あるいは市場全体のグロース株への評価の厳しさなどが影響している可能性があります。
【注意事項】
⚠️ 信用倍率が0.00倍と表示されていますが、これは信用売残が0株であるためです。信用買残は63,800株あり、直近の出来高(29,700株)と比較すると約2日分の売買高に相当します。信用買残が積み上がっている状況は、将来的な売り圧力となる可能性を秘めているため、動向に注意が必要です。
【定量リスク】
- 年間ボラティリティ: 40.38%
- これは過去1年間の株価が年間で平均して約40.38%変動したことを示します。仮に100万円投資した場合、年間で約±40.38万円程度の変動が想定され、投資リスクは比較的高いと言えます。
- シャープレシオ: -0.17
- シャープレシオは、リスク1単位あたりどれだけリターンが得られたかを示す指標です。1.0以上が良好とされますが、-0.17という数値は、リスクに見合ったリターンが得られていないことを示唆し、リスク調整後リターンは低調です。
- 最大ドローダウン: -57.61%
- 過去のある時点から最も大きく下落した比率が57.61%であったことを示します。仮に100万円投資した場合、過去には最大で57.61万円の損失が発生する局面があったことを意味し、将来も同様の下落リスクを抱えている可能性があります。
- 年間平均リターン: -6.32%
- 過去1年間の平均リターンはマイナスであり、この期間における投資は損失となっています。
【事業リスク】
- マクロ不透明性と企業投資動向: 景気変動や企業のIT投資意欲の減退は、SaaSビジネスモデルの成長に直接的な影響を及ぼす可能性があります。特にRCSのような新しい技術への投資は、経済状況に左右されやすい側面があります。
- RCS普及速度と標準仕様の変化: 次世代メッセージングRCSは同社の主要な成長ドライバーと期待されていますが、その普及速度が想定よりも遅い場合や、標準仕様が予期せぬ変更を受けた場合、事業計画に影響が出る可能性があります。
- 競争激化と技術革新の加速: ビジネスコミュニケーションプラットフォーム市場は競争が激しく、AI技術の進化も速いです。競合他社の出現や、技術革新への追随が遅れた場合、市場シェアを失うリスクがあります。
- 買収統合リスク: 株式会社ロウプの子会社化は、事業拡大の機会となる一方で、買収後の事業統合(PMI)が計画通りに進まない場合、シナジー効果が発揮されず、のれんの減損や収益悪化のリスクがあります。
7. 市場センチメント
総合センチメントは直近の決算発表を受け「ネガティブ」に傾倒しています。増収増益ではあったものの、通期予想に対する純利益の進捗率が低く、投資家の期待値を下回ったことが要因とされています。
信用取引状況としては、信用買残が63,800株に対し、信用売残が0株であることから信用倍率0.00倍となっています。信用買残は出来高(29,700株)の約2倍に相当するため、潜在的な売り圧力として認識される可能性があります。
主要株主構成を見ると、(株)IBIサーチが14.37%と筆頭株主であり、自社(自己株口)も6.98%を保有しています。日本カストディ銀行(信託口)も6.27%を保有しており、安定株主は一定程度存在するものの、創業家以外の機関投資家の保有割合は分散している状況です。
8. 株主還元
AI CROSSは現在、配当を実施していません(配当利回り0.00%)。2025年12月期中間・期末ともに無配であり、2026年12月期の予想配当も0.00円としています。配当性向も0.00%です。
配当を実施しない理由として、経営戦略では事業投資を優先する姿勢が示されており、成長フェーズにある企業として、得られた利益を再投資することで、長期的な企業価値向上を目指していると考えられます。また、株主優待も廃止されており、株主還元よりも成長投資を重視する方針が明確です。
SWOT分析
強み
- AI技術をコアとしたビジネスコミュニケーションプラットフォームの独自性。
- 高い自己資本比率と流動比率に裏打ちされた強固な財務基盤。
弱み
- 無配継続と株主優待廃止により、インカムゲインを求める投資家には魅力的でない点。
- 直近の決算で通期予想に対する純利益の進捗率が低い点。
機会
- RCS(Rich Communication Services)の普及によるビジネスコミュニケーション市場の拡大。
- DX需要の増加とAI活用への企業の関心の高まり。
脅威
- マクロ経済の不透明性や企業IT投資意欲の変動。
- 競合他社との競争激化、および技術革新への追随の必要性。
この銘柄が向いている投資家
- AI技術を活用した新しいビジネスモデルの成長に期待するグロース投資家。
- 短期的な配当よりも、企業の長期的な成長によるキャピタルゲインを重視する投資家。
- 財務健全性の高い企業への投資を好む投資家。
この銘柄を検討する際の注意点
- 通期業績予想、特に純利益の進捗率が現状低く、今後の上方修正や達成状況を継続的に監視する必要があります。
- 株価は日経平均やTOPIXを大きくアンダーパフォームしており、中長期的な下降トレンドが示唆されているため、株価の大きな変動リスクを許容できるかが重要です。
今後ウォッチすべき指標
- 2026年12月期の売上高、営業利益、純利益の各四半期ごとの進捗率。特に、純利益進捗率が低い中で、通期予想(純利益360,000千円)にどの程度接近できるか。
- RCS普及に伴うZettai-Reach RCSの契約数や利用状況の具体的なデータ。
- Deep PredictorのSaaS化による収益貢献およびマーケティングソリューション事業(ロウプ)とのシナジー効果の進捗状況。
成長性:A (良好な成長)
評価基準: S(15%以上) / A(10-15%) / B(5-10%) / C(0-5%) / D(マイナス)
2025年12月期の売上高は前期比+12.0%と高成長を維持しており、2026年12月期の会社予想では売上高+27.6%とさらなる加速を見込んでいます。特に、四半期売上成長率も17.4%と堅調であり、AIやM&Aによる事業拡大戦略が奏功していることから「A: 良好な成長」と評価します。
収益性:A (良好な水準)
評価基準: S(ROE15%以上かつ営業利益率15%以上) / A(ROE10-15%または営業利益率10-15%) / B(ROE8-10%または営業利益率5-10%) / C(ROE5-8%または営業利益率3-5%) / D(ROE5%未満かつ営業利益率3%未満)
2024年12月期実績のROEは8.90%、2025年12月期実績の営業利益率は8.9%と、それぞれB評価の水準にあります。しかし、過去12ヶ月のROEは28.65%と非常に高く、Piotroski F-Scoreの効率性スコアでもROEが10%以上であることで評価されています。これらの要素を総合的に考慮し、資本効率性と利益率が良好な傾向にあると判断し、「A: 良好な水準」と評価します。
財務健全性:S (非常に優良)
評価基準: S(自己資本比率60%以上・流動比率200%以上・F-Score7点以上) / A(自己資本比率40-60%・流動比率150%以上・F-Score5-6点) / B(自己資本比率30-40%・F-Score3-4点) / C(自己資本比率20-30%・F-Score1-2点) / D(自己資本比率20%未満・F-Score0点)
2025年12月期末の自己資本比率は60.2%と60%を超え、直近四半期の流動比率は440%と200%を大きく上回っています。Piotroski F-Scoreも7/9点(S:優良)を獲得し、特に財務健全性スコアは3/3点満点です。これらの指標から、資金調達能力と支払い能力が高く、財務基盤が極めて堅固であるため、「S: 非常に優良」と評価します。
バリュエーション:C (やや割高圏)
評価基準: S(PER/PBR業界平均の70%以下) / A(80-90%) / B(90-110%) / C(110-130%) / D(130%以上)
現在のPER(予想)28.32倍は業界平均66.2倍の約42.8%であり、PBR(実績)3.34倍は業界平均3.5倍の約95.4%です。PERで見ると割安ですが、グロース市場において予想PERが28倍台は決して低くありません。目標株価(業種平均PER基準1536円、PBR基準1733円)を考慮すると、現在の株価1583.0円は、PER基準ではやや割高、PBR基準ではやや割安ですが、業績進捗の不安や市場センチメントのネガティブさを鑑みると、今後の成長性への期待が株価に織り込まれている可能性があり、現時点では「C: やや割高圏」と評価します。
企業情報
| 銘柄コード | 4476 |
| 企業名 | AI CROSS |
| URL | https://aicross.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)
将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 1,583円 |
| EPS(1株利益) | 94.69円 |
| 年間配当 | 0.00円 |
シナリオ別5年後予測
各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。
| シナリオ | 成長率 | 将来PER | 5年後株価 | 期待CAGR |
|---|---|---|---|---|
| 楽観 | 5.1% | 39.1倍 | 4,743円 | 24.5% |
| 標準 | 3.9% | 34.0倍 | 3,899円 | 19.8% |
| 悲観 | 2.3% | 28.9倍 | 3,073円 | 14.2% |
目標年率別の理論株価(標準シナリオ)
標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。
現在株価: 1,583円
| 目標年率 | 理論株価 | 判定 |
|---|---|---|
| 15% | 1,939円 | ○ 18%割安 |
| 10% | 2,421円 | ○ 35%割安 |
| 5% | 3,055円 | ○ 48%割安 |
【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。
企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。