2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想を上回る(通期予想を上方修正)。市場予想は資料にないため不明(–)。
- 業績の方向性:増収増益(第2四半期累計:売上高+18.1%、営業利益+8.6%、最終利益(親会社株主)+36.6%)。
- 注目すべき変化:東南アジアを中心とした「アジア」セグメント(売上+51.3%)と「ヨーロッパ」セグメント(売上+43.7%)の大幅増収が牽引。企業結合(ユーヤンサン、モノ等)の連結寄与が大きい。
- 今後の見通し:2026年3月期通期予想を上方修正(売上高338,500百万円、営業利益39,500百万円、当期純利益32,000百万円)。中間期の進捗は売上・営業利益とも約48-49%、純利益は約55%で順調。通期達成見込みは現時点で妥当と会社は判断(為替前提:1ドル=148円、1元=20円)。
- 投資家への示唆(判断は控えめに表現):海外(特にアジア)での成長とM&Aの寄与が鮮明。配当を増配(通期43円→前回36円)しており株主還元に積極的。事業統合の進捗やM&A費用・のれん、為替動向、OBAGI商標取得(発表後事象)などが今後の注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ロート製薬株式会社
- 主要事業分野:目薬、スキンケア、医薬品、サプリメント等の開発・製造・販売(国内外のコンシューマーおよび医療向け)
- 代表者名:代表取締役社長 瀬木 英俊
- URL:https://www.rohto.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント(報告セグメント):
- 日本:国内事業(スキンケア、目薬、OTC等)
- アメリカ:米国・ブラジル等の現地法人
- ヨーロッパ:英国、ポーランド、オーストリア等
- アジア:中国、シンガポール、ベトナム、インドネシア等
- その他:オーストラリア等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):236,178,310株
- 期末自己株式数:10,213,942株
- 期中平均株式数(中間期):225,964,371株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 配当支払開始予定日:2025年12月4日
- IRイベント:決算補足説明資料あり(日時は資料参照)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(中間累計:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:164,257百万円(前年同期比+18.1%)。通期会社予想に対する進捗率 48.5%(164,257 / 338,500)。達成(通期見通しに対し順調)。
- 営業利益:19,317百万円(前年同期比+8.6%)。通期会社予想に対する進捗率 48.9%(19,317 / 39,500)。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:17,652百万円(前年同期比+36.6%)。通期会社予想に対する進捗率 55.2%(17,652 / 32,000)。
- サプライズの要因:
- 増収の主因:アジア・ヨーロッパでの販売拡大(M&Aによる連結化寄与含む)、国内の新製品(リップ、肌ラボ等)やインバウンド需要。
- 利益面:研究開発費の減少がプラス。受取配当金増加により経常利益が上振れ。原価率上昇・減価償却・人件費増はマイナス要因だが、全体では増益。
- 会計面:企業結合に関する暫定処理の確定(のれん等の修正)を反映。
- 通期への影響:同社は通期予想を上方修正(売上+4,000百万円、営業利益+500百万円、最終利益+500百万円)。現状の進捗と上方修正を踏まえると達成可能性は高いと会社は判断。ただし為替や統合コスト、原材料価格等の変動リスクは残る。
財務指標(主要数値)
(単位:百万円、%は前年同期比)
- 損益(中間累計)
- 売上高:164,257(+18.1% / +25,175)
- 売上総利益:91,183(前期78,507)
- 販管費:71,865(前期60,716)
- 営業利益:19,317(+8.6% / +1,526) 営業利益率:11.76%(H1)
- 経常利益:24,609(+32.4%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:17,652(+36.6%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):78.12円(前年56.64円)、希薄化後76.32円
- 財政状態(2025/9/30)
- 総資産:439,904百万円(前期末437,039)
- 純資産:292,268百万円(前期末280,737)
- 自己資本:274,805百万円(参考表記)
- 自己資本比率:62.5%(安定水準。前期60.2%)
- 収益性指標(会社の通期予想ベースで算出)
- 予想ROE(通期当期純利益32,000 / 自己資本274,805):約11.6%(目安:10%以上で優良)
- 予想ROA(32,000 / 総資産439,904):約7.3%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率(H1):11.76%(通期予想ベースは約11.67%)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:48.5%
- 営業利益進捗率:48.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益進捗率:55.2%
- 過去同期間と比較すると、純利益の進捗が相対的に良好
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:18,076百万円(前年14,007百万円、増加)
- 投資CF:△6,522百万円(前年△83,525百万円、前年は大規模M&Aに伴う支出有り)
- 財務CF:△9,282百万円(前年+40,297百万円)
- フリーCF(営業CF – 投資CF):11,554百万円(プラス)
- 営業CF / 親会社株主帰属中間純利益比率:18,076 / 17,652 = 約1.02(目安1.0以上で健全)
- 現金及び現金同等物残高:74,066百万円(前期末61,278百万円)
- 四半期・季節性(記載がある場合)
- QoQ詳細は短信中の四半期推移記載なし。季節性は事業特性に依存(薬粧品は比較的通期に分散)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:62.5%(安定水準)
- 流動資産 222,228 / 流動負債 102,277 → 流動比率:約217%(良好)
- 短期借入金:20,142百万円(前期7,035)増加、長期借入金:1,596(前期17,818)大幅減少 → ネット現金は依然プラス
- 効率性
- 総資産回転率(H1概算):164,257 / 439,904 = 0.37 回/年(参考)
- セグメント別(中間累計)
- 日本:売上 83,559百万円(+2.6%)、セグメント利益 11,061百万円(+12.0%)
- アメリカ:売上 10,107百万円(+0.6%)、セグメント利益 428百万円(△35.1%)
- ヨーロッパ:売上 11,538百万円(+43.7%)、セグメント利益 225百万円(△58.2%)
- アジア:売上 57,348百万円(+51.3%)、セグメント利益 7,139百万円(+18.3%)
- 注:ヨーロッパの利益が減少したのは供給チェーンの混乱と原価率上昇が要因。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:小額(投資有価証券売却益等)/当中間期はほぼ影響小(特別利益 4百万円)。
- 特別損失:投資有価証券評価損 1,067百万円など。
- 企業結合関連:ユーヤンサン・インターナショナル社、モノ社の取得に関する暫定的会計処理の確定を実施。のれんの減少(ユーヤンサン:のれんが44,792→32,258百万円に減少=差額約12,533百万円の調整、モノ社でも減少)を実施。
- 一時的要因の影響:企業結合処理の確定は比較数値に影響(のれんや無形資産の配分見直し)。特別損益を除いた実質業績は増収増益基調。継続性はM&A効果(販売増)として中長期的に継続する可能性があるが、のれん償却・統合費用は今後も注視が必要。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期(実績):中間16円、期末20円、年間36円
- 2026年3月期(今回発表):中間21円(修正)、期末予想22円、年間予想43円(増配)
- 配当性向(通期予想ベース):配当/当期純利益 = 43円 / EPS141.62円 ≒ 30.4%(適度な還元水準)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:増配とともに、自己株式の保有は継続(期末自己株式数あり)が、追加の自社株買いは今回明記なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間累計):
- 有形固定資産の取得による支出:約5,234百万円(前年は5,025百万円)
- 減価償却費:7,071百万円(前年4,267百万円、増加)
- 研究開発:
- R&D費用:短信内で「研究開発費が減少」との記載(具体金額は開示資料に記載なし → 表示は「–」)
- R&Dの影響:研究開発費減少が営業利益押上げに寄与。
受注・在庫状況(該当情報)
- 棚卸資産(商品・製品、仕掛品、原材料等):合計増加(原材料及び貯蔵品 22,222百万円、前年20,135)
- 在庫回転日数等:記載なし(–)。
セグメント別情報(補足)
- 日本:新製品(リップ、肌ラボ、ロートV5、GYUTTO等)が寄与。セグメント利益は研究開発費減少で大幅増益(+12.0%)。
- アメリカ:医療用消毒薬など好調だが販管費増で利益減。
- ヨーロッパ:売上は大幅増だが、英国で供給者倒産→代替調達単価上昇で原価率上昇、利益は大幅減。
- アジア:ベトナム・インドネシア等好調。ユーヤンサンの連結寄与あり。商品別では「肌ラボ」「アクネス」「セルサン」等が増収。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(「ロートグループ 中長期成長戦略 2025~2035」)との整合性:海外展開・M&Aを通じた拡大が中間期に反映(アジア・欧州での成長)。進捗は良好だが、のれんや統合効果の実現状況を継続確認する必要あり。
- KPI達成状況:セグメント売上成長は中期戦略と整合的。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社比較は資料に無し(–)。
- 市場動向:国内は個人消費伸び悩みだがインバウンド回復、海外は米中リスクや資源価格高止まりによるコスト圧力が継続。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後):売上高338,500百万円(+9.7%)、営業利益39,500百万円(+3.3%)、経常利益44,000百万円(+10.8%)、親会社株主当期純利益32,000百万円(+3.8%)、EPS141.62円
- 前回予想比:売上+4,000百万円、営業利益+500百万円、当期純利益+500百万円
- 前提為替:1ドル=148円、1元=20円
- 予想の信頼性:会社は中間の良好な進捗を根拠に上方修正。過去の予想達成傾向は資料に限定的記載のため判断は保留(–)。
- リスク要因:為替変動、原材料費上昇、供給網の混乱、生産・物流コスト、M&Aの統合リスク、地政学リスク等。
重要な注記(その他)
- 会計方針等:当中間期において企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を実施(ユーヤンサン、モノののれん等見直し)。会計方針変更・見積りの重要な変更はなし。
- 中間連結の範囲:ロート・メディリュクス・ヨーロッパ社を新規連結(重要な変更あり)。
- 重要な後発事象:OBAGI COSMECEUTICALS LLC から日本におけるOBAGI商標権取得を決議(譲受価額82.5百万米ドル:約124億円)。今後の業績影響は精査中。
(注)資料に基づき記載。数値は会社発表(百万円未満切捨て)に基づく。市場(アナリスト)予想や時価総額等の情報が資料にない項目は“–”と表示しています。本要約は情報整理を目的とし、特定の投資行動の助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4527 |
| 企業名 | ロート製薬 |
| URL | http://www.rohto.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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