企業の一言説明

ロート製薬は、大衆向け目薬で国内最大手の地位を確立し、スキンケア化粧品、機能性食品、そして再生医療と多岐にわたる事業を展開するグローバルヘルスケアカンパニーです。

投資判断のための3つのキーポイント

  • グローバル展開とM&Aによる持続的成長: アジア地域を中心に海外事業が力強い成長を見せており、戦略的なM&A(合併・買収)によって事業基盤の拡大と多角化を推進しています。特にスキンケア分野での海外成長は顕著です。
  • 盤石な財務基盤と安定的な株主還元: 自己資本比率61.6%と高い財務健全性を持ち、22期連続増配を予定するなど株主還元意識も高く、安定志向の投資家にとって魅力的な企業です。
  • 成長期待とバリュエーションのバランス: PER(株価収益率)は業界平均と比較して割安感があるものの、PBR(株価純資産倍率)は業界平均を上回っており、市場は同社の成長性に一定の期待を織り込んでいると見られます。M&Aに伴うのれんの償却負担や、海外事業拡大に伴う為替リスクなど、事業成長の裏にあるリスク要因にも注意が必要です。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 A 良好
収益性 A 良好
財務健全性 S 優良
バリュエーション B 普通

※スコア凡例: S=優良, A=良好, B=普通, C=やや不安, D=懸念

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 2514.0円
PER 17.21倍 業界平均27.8倍
PBR 1.98倍 業界平均1.4倍
配当利回り 1.75%
ROE 12.26%

1. 企業概要

ロート製薬(証券コード: 4527)は、1899年創業の長い歴史を持つ日本の医薬品メーカーです。主力は「ロート」ブランドで知られる大衆向け目薬ですが、近年では「肌ラボ」などのスキンケア化粧品が国内外で急成長を牽引しています。さらに、機能性食品や医療用医薬品、そして次世代の成長領域として再生医療にも注力し、事業の多角化を進めています。特に海外での事業展開に積極的で、M&Aを通じたグローバル企業への変革を推進しています。独自の製剤技術やブランド力を背景に、幅広いヘルスケア領域で消費者ニーズに応える製品・サービスを提供しています。

2. 業界ポジション

ロート製薬は、日本の医薬品業界においてOTC(一般用医薬品)市場で確固たる地位を築いており、特に目薬分野では最大手の一角を占めます。スキンケア化粧品分野でも、国内外で有力なブランドを展開し、市場シェアを拡大しています。競合には大手製薬会社や化粧品会社が挙げられますが、同社は生活者の健康と美容に寄り添う製品開発力と、グローバルブランドの育成に強みを持っています。
財務指標を業界平均と比較すると、PER(株価収益率)は17.21倍(業界平均27.8倍)と業界平均よりも低い水準にあり、割安感があると言えます。一方、PBR(株価純資産倍率)は1.98倍(業界平均1.4倍)と業界平均よりも高く、現在の純資産価値に対して株価が割高に評価されている傾向が見られますが、これは同社の成長性に対する期待の表れとも解釈できます。

3. 経営戦略

ロート製薬は、コア事業であるアイケア(目薬)とスキンケアを軸に、高成長を続けるアジア地域を中心とした海外展開を加速させています。中期経営計画では、戦略的なM&Aを通じて事業領域を拡大し、新たなブランドやチャネルを獲得することでグローバルでの競争力を強化する方針です。最近では、EYS社やモノ社などの買収による事業統合を進め、またウェルネスブランドのTHANNの買収により、ブランドポートフォリオの多様化とシナジー創出を図っています。
同社はメディカル事業や再生医療分野への先行投資も積極的に行っており、将来の成長ドライバーとしてこれらの新領域を育成しています。直近の2026年3月期第3四半期決算では、通期業績予想を上方修正し、期末配当を1円増額して年間44円とすることを発表しました。これは22期連続増配を継続する計画であり、安定的な株主還元へのコミットメントを示しています。
今後のイベントとしては、2026年3月30日に期末配当の権利落ち日(Ex-Dividend Date)、そして2026年5月12日に次回の決算発表日(Earnings Date)が予定されており、これらのタイミングに向けて市場の注目が集まる可能性があります。特に、海外事業の進捗やM&A統合効果、再生医療分野の具体的な進展は、今後の経営戦略の成否を測る上で重要な要素となるでしょう。

【財務品質チェックリスト】Piotroski F-Score

当銘柄のPiotroski F-Scoreは以下の通りです。

項目 スコア 判定
総合スコア 5/9 A: 良好
収益性 1/3 ROAが0より大きく、高い収益力を示す。
財務健全性 2/3 流動比率が高く、D/Eレシオが低い点で財務の安定性が確認される。
効率性 2/3 ROEも良好で、売上高成長率も高い。

解説: Piotroski F-Scoreは5/9点となり、財務状況は「良好」と評価できます。特に、ROA(総資産利益率)のプラス値、高い流動比率、低いD/E(負債資本)比率、良好なROE(自己資本利益率)、そして堅調な四半期売上成長率が評価されています。一方で、営業利益率が10%を下回っている点が減点要因となっていますが、全体としては安定した財務基盤と効率的な経営が窺えます。

【収益性】

  • 営業利益率(過去12か月): 9.12%
  • ROE(実績): 12.26%
  • ROA(過去12か月): 5.90%

解説: 営業利益率9.12%は、ベンチマーク(10-15%)と比較するとやや低い水準に留まっています。しかし、ROE(株主資本利益率)12.26%はベンチマークである10%を上回り、「株主のお金でどれだけ効率よく稼いだか」を示す指標として良好な状態です。ROA(総資産利益率)5.90%もベンチマークの5%を超えており、総資産を効率的に活用して利益を上げていることが示されています。

【財務健全性】

  • 自己資本比率(実績): 61.6%
  • 流動比率(直近四半期): 2.17倍(217%)

解説: 自己資本比率が61.6%と非常に高く、財務の安定性は極めて優良です。これは「会社の総資産のうち、返済義務のない自己資本がどの程度を占めるか」を示す指標であり、経営の安定性が高いことを意味します。流動比率も217%と、ベンチマークである200%を上回っており、「短期的な支払い能力」も非常に高い水準にあるため、財務健全性は盤石と言えます。

【キャッシュフロー】

  • 営業キャッシュフロー(過去12か月): 409億9,000万円
  • フリーキャッシュフロー(過去12か月): 219億円

解説: 過去12か月間の営業キャッシュフローは409億9,000万円と潤沢であり、本業で安定して現金を稼ぎ出していることが分かります。フリーキャッシュフローも219億円とプラスを維持しており、事業活動で得た現金から設備投資などを差し引いた後も、手元に資金が残る健全な状態です。これにより、借入金の返済や株主還元、将来の成長投資に充てるための十分な資金があることが示唆されます。

【利益の質】

  • 営業CF/純利益比率: 約1.15倍(409億9,000万円 ÷ 357億4,000万円)

解説: 営業キャッシュフローが純利益を上回っており、その比率は約1.15倍と1.0倍を大きく超えています。これは、「会計上の利益が、実際の現金の流入を伴っているか」を示す指標で、1.0倍以上が健全と判断されます。ロート製薬の場合、粉飾決算などの疑義が少なく、利益の質が非常に高いことを示唆しています。

【四半期進捗】

  • 通期修正予想(2026年3月期)に対する第3四半期累計進捗率:
    • 売上高進捗率: 74.3%(253,071百万円/340,500百万円)
    • 営業利益進捗率: 82.9%(33,575百万円/40,500百万円)
    • 純利益進捗率: 85.7%(28,279百万円/33,000百万円)
  • 直近3四半期の売上高・営業利益の推移(前年同期比): データは累計値のため、個別の四半期推移は算出不可。

解説: 2026年3月期の通期修正予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が74.3%、営業利益が82.9%、純利益が85.7%となっています。一般的に、進捗率が75%を超えていれば順調と判断される中、同社の営業利益と純利益の進捗率は非常に高く、通期予想達成に向けて非常に良好なペースで推移していることが伺えます。

【バリュエーション】

  • PER(株価収益率):17.21倍
    解説: 株価が企業が稼ぎ出す利益の何年分に相当するかを示すPERは17.21倍です。業界平均が27.8倍であることと比較すると、ロート製薬の株価は利益面から見ると割安である可能性を示唆しています。これは、同業他社と比較して株価が過小評価されている、あるいは利益成長に対する期待がまだ十分に株価に織り込まれていないと解釈できます。
  • PBR(株価純資産倍率):1.98倍
    解説: 株価が企業の純資産の何倍かを示すPBRは1.98倍です。業界平均が1.4倍であることと比較すると、純資産に対しては割高に評価されていると見られます。PBRが1倍を下回る場合は解散価値を下回る状態とされますが、ロート製薬は1倍を大きく上回っており、企業のブランド力や将来の成長期待が株価に反映されていると考えられます。ただし、業界平均を上回るため、純資産価値のみで見た場合は割高感があると言えます。

【テクニカルシグナル】

指標 状態 数値 解釈
MACD 中立 MACD値: -7.24 / シグナル値: -0.67 短期トレンド方向を示す
RSI 中立 42.1% 70以上=過熱、30以下=売られすぎ
5日線乖離率 -2.30% 直近のモメンタム
25日線乖離率 -3.11% 短期トレンドからの乖離
75日線乖離率 -0.76% 中期トレンドからの乖離
200日線乖離率 +5.71% 長期トレンドからの乖離

解説: MACDは中立状態であり、明確な上昇・下降トレンドの転換シグナルは出ていません。RSIは42.1%と中立域にあり、買われすぎでも売られすぎでもない状態です。移動平均線乖離率を見ると、5日、25日、75日移動平均線を下回っており、短期的および中期的な下落トレンド、または調整局面にあることを示唆しています。一方で、200日移動平均線は上回っており、長期的な上昇トレンドは維持されていると見られます。

【テクニカル】

現在の株価2,514.0円は、52週高値2,915円と52週安値1,964円のレンジ内で74.4%の高値寄りの位置にあります。これは、比較的高値圏で推移していることを示しています。移動平均線との関係では、株価が5日移動平均線(2,573.10円)、25日移動平均線(2,594.72円)、75日移動平均線(2,533.22円)を全て下回っており、短期から中期にかけては株価がやや軟調に推移している状況です。しかし、200日移動平均線(2,378.10円)は上回っているため、長期的な視点では依然として上昇トレンドが継続していると判断できます。

【市場比較】

日経平均株価およびTOPIXとの相対パフォーマンスを見ると、ロート製薬の株価は直近1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年いずれの期間においても市場平均を下回っています。これは、市場全体が強い上昇トレンドを示す中で、同社の株価がその勢いに乗り切れていない、あるいは一時的に調整局面にあることを示唆しています。特に1年間のパフォーマンスでは、日経平均を約49%ポイント下回っており、相場をアウトパフォームできていない状況です。

【注意事項】

  • ⚠️ 信用倍率4.03倍、将来の売り圧力に注意が必要です。

信用倍率が4倍を超えており、信用買い残が多い状況のため、将来的な反対売買(信用売り)による株価下落圧力が増大する可能性があります。

【定量リスク】

  • ベータ値(5年月次): -0.55
    解説: ベータ値が-0.55という負の値を示しています。これは、市場全体(ここではS&P 500または同等の市場指数がベンチマーク)が上昇する時に株価が下落し、市場が下落する時に株価が上昇するなど、市場とは逆の動きをする傾向があることを示しますが、その絶対値が小さいため、市場との連動性は高くないと考えられます。一般的に医薬品や生活必需品セクターは市場全体の景気変動を受けにくい(ディフェンシブ)傾向があるため、ある程度の非連動性は通常の範疇です。
  • 年間ボラティリティ: 34.89%
    解説: 年間ボラティリティが34.89%と比較的高い水準です。これは、株価が年間で大幅に変動する可能性があることを示します。仮に100万円投資した場合、年間で±34.89万円程度の変動が想定され、投資にはそれなりのリスクが伴うことを意味します。
  • 最大ドローダウン: -26.63%
    解説: 過去の最大ドローダウン(投資資産がピークから最も下落した割合)は-26.63%です。これは、過去においてこの程度の損失を被る可能性があったことを意味し、今後も同様の下落が起こりうることを投資家は認識しておくべきです。

【事業リスク】

  • M&Aに伴う統合リスクとのれん償却費の負担: ロート製薬は成長戦略として M&Aを積極的に推進していますが、買収後の事業統合(PMI)が円滑に進まない場合、期待されるシナジー効果が得られないリスクがあります。また、M&Aによって計上される「のれん」は償却費として定期的に費用計上されるため、企業の利益を圧迫する可能性があります。今回の決算短信でも無形固定資産(商標権等)の増加、及びのれん償却費が確認されており、今後の収益に与える影響を注視する必要があります。
  • 為替変動リスク: 海外売上比率が高い同社にとって、為替レートの変動は業績に大きな影響を与えます。特に円高に振れた場合、海外での利益や売上が円換算で目減りし、業績を下押しする可能性があります。決算説明資料でも為替変動がリスク要因として挙げられており、為替感応度が特に高い海外市場での売上構成比を考慮すると、常に注意が必要です。
  • 原材料価格高騰とサプライチェーンの不確実性: 原材料や容器などの調達コスト上昇は、製品の原価を押し上げ、利益率の悪化につながる可能性があります。また、決算説明資料で英国容器供給業者の倒産がリスク要因として挙げられたように、外部環境の変化によるサプライチェーンの混乱は、生産や供給に支障をきたし、売上機会の損失を招く恐れがあります。

7. 市場センチメント

信用取引状況を見ると、信用買残が223,200株に対して信用売残が55,400株となっており、信用倍率は4.03倍です。信用倍率が比較的高い水準にあるため、将来的に信用取引の期日到来に伴う売り圧力が発生する可能性があります。
主要株主構成では、日本マスタートラスト信託銀行やステート・ストリート・バンク&トラストといった機関投資家が上位に名を連ねています。また、自社(自己株口)が4.32%を保有している点も注目されます。上位株主に安定株主が多いことは、短期的な株価変動に対する緩衝材となる一方で、大株主の動向が株価に影響を与える可能性もあります。

8. 株主還元

ロート製薬は、安定的な株主還元を重視しており、配当利回りは会社予想で1.75%となっています。配当性向は26.40%と発表されており、これは企業が稼いだ利益のうち、およそ4分の1を配当として株主に還元していることを意味します。一般的に30-50%が標準とされる中で、やや低い水準に留まるものの、会社は持続可能な成長のための内部留保とのバランスを取っていると考えられます。特に注目すべきは、2026年3月期も年間配当44.00円を予定しており、22期連続増配を継続する方針を示している点です。これにより、同社は長期保有の投資家にとって魅力的な安定配当株としての側面を強く持っています。

SWOT分析

強み

  • 国内大衆向け目薬市場における圧倒的なブランド力とシェア。
  • スキンケア化粧品(特にアジア市場)での高い成長性と製品開発力。
  • 高い自己資本比率と安定したフリーキャッシュフローに支えられた盤石な財務基盤。
  • 22期連続増配を予定するなど株主還元に対する高い意識。

弱み

  • M&A戦略に伴うのれんの償却負担や統合コストによる利益率への影響。
  • 国内市場の成熟化と人口減少による成長機会の限界。
  • 為替変動リスクや原材料高騰など、外部環境変化への感応度。

機会

  • アジアを中心とした新興国市場におけるヘルスケア・美容需要の拡大。
  • 再生医療やデジタルヘルスなど、新たな成長分野への事業拡大。
  • 世界的な健康志向の高まりによる機能性食品、ウェルネス分野の市場拡大。
  • インバウンド需要回復による国内市販薬・化粧品売上の再加速。

脅威

  • 国内外における競合他社との激しい価格競争や新製品開発競争。
  • 経済の地政学的リスクやサプライチェーンの混乱による事業運営コストの上昇。
  • 景気後退や消費者マインドの冷え込みによる製品需要の減少。
  • 医薬品・化粧品に関する規制強化や法改正のリスク。

この銘柄が向いている投資家

  • 安定成長と配当を重視する長期投資家: 目薬やスキンケアといった生活必需品に近い事業基盤を持つため、景気変動に強く安定した業績が期待できます。連続増配の実績も、長期保有を検討する上で魅力的な要素です。
  • グローバルヘルスケア市場の拡大に期待する投資家: アジアを中心に海外事業を拡大し、再生医療などの新分野にも積極的に投資しているため、世界のヘルスケア・美容市場全体の成長を取り込みたいと考える投資家に向いています。

この銘柄を検討する際の注意点

  • バリュエーションの二面性: PERは業界平均より割安感がある一方で、PBRは業界平均より割高感があります。これは成長期待が純資産価値以上に織り込まれている可能性を示唆しており、現時点での割高・割安を多角的に評価する必要があります。
  • M&A戦略の進捗と統合効果: 今後の成長はM&A戦略の成功に大きく依存します。買収した企業の統合プロセスや、そこから生み出される収益(セグメント利益)が計画通りに進捗しているかを継続的に確認することが重要です。

今後ウォッチすべき指標

  • 海外売上高比率と地域別成長率: アジア、ヨーロッパ、アメリカにおける売上高の成長率と、M&Aを通じて連結化した事業の収益貢献度。特に、売上は伸びていても利益が伸びない地域がないか。
  • 営業利益率の推移: 9.12%という現状の営業利益率が、M&A統合効果やコスト効率化によって改善していくか。
  • 研究開発投資と再生医療分野の進展: 将来の成長を担う再生医療やメディカル事業への投資状況と、具体的な成果(治験の進捗、製品化など)。

成長性

スコア: A (良好)
根拠: 過去5年間で売上高は継続的に増加しており、直近の2026年3月期第3四半期累計では売上高が前年同期比+12.0%と高い伸びを示しています。通期修正予想も前期比+10.3%と、堅調な成長が期待されます。

収益性

スコア: A (良好)
根拠: ROE(自己資本利益率)は12.26%であり、一般的に優良とされる10%のベンチマークを上回っています。一方、営業利益率9.12%はベンチマークの10%には僅かに届かないものの、企業が株主資本を効率良く活用して利益を上げていること、また総資産利益率(ROA)も5.90%と良好な水準にあることから、総合的に良好と判断します。

財務健全性

スコア: S (優良)
根拠: 自己資本比率が61.6%と非常に高く、流動比率も217%と短期的な支払い能力に全く問題ありません。Piotroski F-Scoreも5/9点(A判定)と、全体的に財務基盤が非常に強固であることが確認され、極めて優良な財務状況であると評価できます。

バリュエーション

スコア: B (普通)
根拠: PER(株価収益率)17.21倍は業界平均27.8倍と比較して割安感がある一方、PBR(株価純資産倍率)1.98倍は業界平均1.4倍よりも割高な水準です。PERの割安感が強いものの、PBRが業界平均を上回るため、市場が成長性を織り込んでいると判断し、総合的には「普通」と評価します。


企業情報

銘柄コード 4527
企業名 ロート製薬
URL http://www.rohto.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 医薬品 – 医薬品

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 2,514円
EPS(1株利益) 146.04円
年間配当 1.75円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 9.3% 21.6倍 4,926円 14.5%
標準 7.2% 18.8倍 3,879円 9.1%
悲観 4.3% 16.0倍 2,880円 2.8%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 2,514円

目標年率 理論株価 判定
15% 1,934円 △ 30%割高
10% 2,415円 △ 4%割高
5% 3,048円 ○ 18%割安

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.20)」によって自動生成されました。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

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