2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期の会社予想(据え置き)に対して、当中間期業績は期初想定を上回る結果(会社コメント)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益は前年同期比+8.2%、親会社帰属中間利益は+6.7%)。営業利益は微減(△0.4%)。
- 注目すべき変化:コンポーネント・ソリューションが売上+23.2%、営業損失→営業黒字化(前年同期:営業損失11億88百万円 → 当中間:営業利益7億20百万円)。連結範囲の変更(Niterra Materialsの連結子会社化)に伴うのれん・無形資産増加。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上688,000百万円、営業利益130,000百万円、親会社帰属当期利益90,000百万円)。下期は為替前提を期初(USD=140円、EUR=155円)から下期想定(USD=145円、EUR=170円)へ見直し。PPA(買収価格配分)や貴金属価格上昇、米国関税の最終影響に不確実性あり。
- 投資家への示唆(留意点):中間で強い進捗(売上・利益ともに通期比進捗率が高め)だが、子会社取得に伴う投資・借入増加で投資CF・財務CFが大きく変動。PPAの償却影響と原材料(貴金属)価格動向、米国関税の最終的影響を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日本特殊陶業株式会社
- 主要事業分野:自動車関連(プラグ・センサ等)、コンポーネント・ソリューション(SPE事業、半導体向け部材等)、その他
- 代表者名:代表取締役社長 川合 尊
- URL:https://www.niterragroup.com
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日、連結、IFRS)
- 決算補足資料作成:無、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 自動車関連:プラグ、センサ、補修用製品等(自動車向けが主力)
- コンポーネント・ソリューション:SPEなど先端半導体・生成AI関連用途、燃料電池等の成長事業(2025/4/1の組織変更で新設)
- その他:材料売上・福利厚生サービス等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):199,247,720株
- 期中平均株式数(中間期):198,601,546株
- 期末自己株式数:528,746株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月7日
- 配当支払開始予定日:2025年11月28日
- 取締役会での自己株式取得決議(2025/10/31)に関するお知らせ公表(詳細は別途)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ、以下は中間実績と通期予想の進捗比較を併記)
- 売上収益:実績351,171百万円(前年同期比+8.2%)。通期予想688,000百万円に対する進捗率 約51.0%(中間として概ね順調・やや上振れ)。
- 営業利益:実績71,991百万円(前年同期比△0.4%)。通期予想130,000百万円に対する進捗率 約55.4%(中間で既に過半の進捗)。
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:実績53,756百万円(前年同期比+6.7%)。通期予想90,000百万円に対する進捗率 約59.7%(進捗良好)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:円安進行や想定より小幅な米国関税影響、コンポーネント・ソリューションの需要(生成AI・先端ロジック向け)拡大、Niterra Materialsの連結化による売上寄与。
- マイナス要因:円高の影響(自動車関連の営業利益を圧迫)、貴金属価格の急上昇が業績負荷(下期リスク)。
- 通期への影響:
- 会社は中間の好調を踏まえつつも、貴金属価格上昇やPPA不確定、米国関税の需給・価格転嫁影響などにより通期予想は据え置き。現時点で修正は無し。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期:2025/9/30)
- 資産合計:1,209,654百万円(前期末990,966百万円、+218,688百万円、主因:子会社取得によるのれん・無形・有形増)
- 負債合計:484,663百万円(前期末316,243百万円、+168,419百万円、主因:社債・借入金増)
- 資本合計:724,991百万円(前期末674,722百万円、+50,268百万円)
- 主要損益(当中間連結会計期間:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上収益:351,171百万円(前年同期比+8.2%、増加額+26,584百万円)
- 営業利益:71,991百万円(前年同期比△0.4%、減少額△301百万円)、営業利益率20.5%(業種比:高め)
- 税引前中間利益:76,118百万円(前年同期比+5.9%)
- 親会社帰属中間利益:53,756百万円(前年同期比+6.7%)
- 1株当たり中間利益(EPS):270.68円(前年同期253.51円、+17.17円)
- 収益性指標(中間期ベース)
- 営業利益率:20.5%(高水準)
- ROA(中間期単純比):約4.45%(53,756 ÷ 1,209,654)(目安:5%以上が良好 → やや未達)
- ROE:通期会社予想ベース13.3%(資料の通期指標)。中間単独のROEは明示なし。
- 進捗率分析(通期業績予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:351,171 / 688,000 = 約51.0%(中間50%目安に対して順調)
- 営業利益進捗率:71,991 / 130,000 = 約55.4%(順調)
- 親会社帰属当期利益進捗率:53,756 / 90,000 = 約59.7%(順調)
- キャッシュフロー(累計中間期)
- 営業CF:+57,712百万円(前年同期72,627百万円、△14,915百万円)※減少は棚卸資産増加が主因
- 投資CF:△143,911百万円(前年同期△11,924百万円、△増加分約△131,986百万円)※主因:連結子会社株式取得(Niterra Materials)による支出約147,486百万円
- 財務CF:+126,473百万円(前年同期△51,361百万円)※主因:借入増加による収入
- フリーCF(営業CF − 投資CF):57,712 − 143,911 = △86,199百万円(マイナス)
- 現金及び現金同等物期末残高:252,030百万円(前年中間末189,040百万円、+62,989百万円)
- 営業CF/純利益比率:57,712 / 53,756 ≒ 1.07(目安1.0以上で健全 → 目安達成)
- 四半期推移(QoQ):詳細なQoQ数値は資料のグラフ参照。季節性についての特記事項は明示なし。
- 財務安全性:
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率相当):59.7%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 借入増加により負債が増加している点は注視(負債合計増加)
特別損益・一時的要因
- 主要一時要因:
- 連結子会社取得に伴うのれん・無形資産の計上(PPAの配分と償却費は現時点未確定)
- 競争法関連の引当金増加:前連結会計年度末148百万円 → 当中間期末1,863百万円(海外当局の調査・訴訟の影響。今後追加損失の可能性あり)
- 一時的要因の影響:投資活動CFと資産構成に大きく影響。PPA関連費用は今後の業績に影響を与える可能性あり。
- 継続性の判断:競争法関連の支出は見積り特有の不確実性あり。PPA償却は継続的に発生する可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 第2四半期(中間)配当:93円(2025年3月期は88円 → 増額)
- 期末予想配当:93円
- 年間配当予想(修正後):186円(前期178円から増額)
- 配当性向(会社資料、通期予想ベース):41.1%(目安:高めの還元)
- 配当利回り:–(株価情報未記載)
- 特別配当:無し
- 自社株買い等:自己株式取得に関する取締役会決議(2025/10/31)あり。詳細は別途公表。
設備投資・研究開発
- 設備投資(通期予想):37,944百万円(前年37,532百万円)
- 自動車関連:21,830百万円(前年26,495百万円、△4,664百万円)
- コンポーネント・ソリューション:16,114百万円(前年11,034百万円、+5,080百万円)
- 減価償却費(通期予想):38,339百万円(前年39,690百万円、△1,351百万円)
- R&D費用:個別の金額明示なし(資料では開発費を各セグメントに配賦している旨記載)
受注・在庫状況
- 受注状況:明確な受注高/受注残高の数値は資料に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:204,246百万円(前期末183,932百万円、増加)
- 棚卸資産の増加は営業CFの減少要因となっている(在庫回転に注意)
セグメント別情報
- 自動車関連:
- 売上収益:285,202百万円(前年同期比+5.3%、増加額+14,331百万円)
- 営業利益:70,654百万円(前年同期比△1.8%、減少)
- コメント:新車組付け用製品・補修用ともに増収。ただし為替(円高)で営業益減少。
- コンポーネント・ソリューション:
- 売上収益:61,413百万円(前年同期比+23.2%、増加額+11,563百万円)
- 営業利益:720百万円(前年同期は営業損失1,188百万円 → 黒字転換)
- コメント:生成AI・先端ロジック半導体向け需要の伸び、及びNiterra Materialsの連結化が寄与。
- その他:
- 売上収益:4,968百万円(前年同期4,248百万円、+16.9%)
- 営業利益:616百万円(前年1,500百万円、減少)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に明確な数値目標の再掲なし。コンポーネント領域へ資源シフト(設備投資増)を示唆。
- KPI達成状況:セグメント再編後、コンポーネント・ソリューションが成長寄与。PPAの影響など会計面の整合性は継続確認が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:自動車生産は横ばい(中国はEV増、ICEは軟調)。半導体装置向けは生成AI等で中長期需要拡大見込むが設備投資の先送りも散見。
- 競合比較:資料に競合他社との定量比較は記載なし(–)。当社は自動車用点火プラグ等で強い事業基盤と、半導体向け部材での拡大を図る。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き):売上688,000百万円(+5.4%)、営業利益130,000百万円(+0.3%)、親会社帰属当期利益90,000百万円(△2.8%)
- 下期前提為替(見直し):下期想定 1USD=145円、1EUR=170円(期初はUSD=140円/EUR=155円)
- 前提リスク:貴金属価格上昇、米国関税の最終影響、PPAの償却費未確定
- 予想の信頼性:中間の進捗は良好だが、買収会計(PPA)・原材料価格・関税等の不確実性により慎重な見方が必要。
- リスク要因:為替変動、貴金属価格、米国関税・貿易政策、半導体投資の波動、競争法関連の訴訟リスク(引当金の増加可能性)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(IFRS適用による変更無し)
- 連結範囲の重要な変更:有(新規連結子会社:東芝マテリアル株式会社 → 商号変更後 株式会社Niterra Materials、連結化に伴う資産・負債増)
- 競争法関連引当金:当中間期末1,863百万円(前期末148百万円)。将来追加損失の可能性あり。
- その他:第2四半期決算短信は監査(レビュー)未実施。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5334 |
| 企業名 | 日本特殊陶業 |
| URL | http://www.ngkntk.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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