2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正は無し。第3四半期累計の進捗は概ね良好で、特に親会社株主に帰属する四半期純利益は通期予想に対し約92.3%の進捗。特段の市場予想との比較データは開示なし(会社予想に対しては上振れの余地あり)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高7,824百万円:前年同期比+1.2%、営業利益894百万円:同+70.8%、親会社株主に帰属する四半期純利益1,008百万円:同+71.3%)。
- 注目すべき変化:繊維事業は売上減(3,637百万円、△13.2%)で営業損失(▲20百万円)だが、不動産活用は安定、インテリア施工事業が大幅増(売上+145.3%、営業利益+679.5%)で全体収益を押し上げた点が最重要。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上10,513百万円、営業利益1,224百万円、当期純利益1,092百万円)は修正無し。売上進捗74.4%、営業利益進捗73.0%、純利益進捗92.3%のため、現状では達成可能性は高いと判断されるが、繊維部門の下振れ・為替・原材料・修繕費等の影響に注意。
- 投資家への示唆:構成比の高い不動産・インテリア施工の収益安定化が全体を支えており、繊維事業の収益改善(需要回復・コスト転嫁)が通期見通しの鍵。税務上の一時要因(貸倒引当金処理の戻入等)が純利益を押し上げている点を考慮すべし。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:サイボー株式会社
- 主要事業分野:繊維事業(マテリアル、アパレル、加工)、不動産活用事業(大型商業施設等の賃貸)、ゴルフ練習場事業、インテリア施工事業 等
- 代表者名:代表取締役社長 飯塚 榮一
- URL: https://www.saibo.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 繊維事業:糸・原糸・アパレル・プリント加工等
- 不動産活用事業:大型商業施設(イオンモール川口前川、イオンモール川口等)や病院施設等の賃貸運用
- ゴルフ練習場事業:川口・黒浜・騎西の各グリーンゴルフ練習場
- インテリア施工事業:内装・施工(第2四半期より独立セグメントへ)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):13,600,000株
- 期末自己株式数:708,321株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):12,889,152株
- 時価総額:–(株価情報は開示資料に無し)
- 今後の予定:
- 決算説明会:無し(本資料による)
- 株主総会:–(本資料に記載無し)
- IRイベント:–(本資料に記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は通期予想に対する進捗で評価)
- 売上高:7,824百万円(通期予想10,513百万円に対する進捗率 74.4%)
- 営業利益:894百万円(通期予想1,224百万円に対する進捗率 73.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,008百万円(通期予想1,092百万円に対する進捗率 92.3%)
- サプライズの要因:
- 純利益の上振れ要因:貸倒引当金のスケジューリング可能分の回収見込みに伴う法人税等調整額の益計上(税効果で純利益を押上げ)。
- 営業利益改善:繊維事業の前年の特定貸倒計上による基底効果、インテリア施工事業の大型受注増など。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想を修正していない。第3四半期の進捗から純利益は通期見通し達成可能性が高いが、繊維事業の需要動向・為替・原材料費上昇や不動産の修繕費増加等のリスクは残る。
財務指標
- 損益要点(第3四半期累計、百万円)
- 売上高:7,824(前年同期7,733、+1.2%/+91)
- 売上総利益:1,959(前年2,068、△5.3%)
- 販管費:1,064(前年1,544、△31.1%)※販管費の減少は注記必要(大項目の再分類等の影響が考えられるため原資料参照)
- 営業利益:894(前年523、+70.8%)
- 経常利益:1,158(前年890、+30.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,008(前年589、+71.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):78.25円(前年45.00円、+73.9%)
- 収益性指標(第3Q末時点)
- 営業利益率:11.4%(894/7,824)(業種平均は事業構成で差異あり)
- ROE:約5.2%(親会社株主に帰属する四半期純利益1,008百万円/自己資本19,361百万円)※会社開示の自己資本19,361百万円を使用。目安:8%以上が良好 → 今期は低め
- ROA:約2.3%(1,008/43,009)※目安:5%以上が良好 → 今期は未達
- 財政状態(第3Q末:百万円)
- 総資産:43,009(前期末41,948、+2.5%)
- 純資産:21,818(前期末20,132、+8.3%)
- 自己資本比率:45.0%(前期末42.3%、安定水準)
- キャッシュフロー(第3Q累計、百万円)
- 営業CF:1,853(前年1,794、+3.3%)
- 投資CF:△1,122(前年△511、投資支出増加:有形固定資産取得1,056百万円等)
- 財務CF:△785(前年△1,172、長期借入金返済が減少)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約731百万円(1,853 − 1,122)
- 営業CF/純利益比率:1.84(1,853/1,008、目安1.0以上で健全 → 良好)
- 現金及び現金同等物残高:3,633百万円(前期末3,683百万円、微減)
- 進捗率(通期予想に対する第3Q累計)
- 売上高進捗率:74.4%
- 営業利益進捗率:73.0%
- 純利益進捗率:92.3%
- 過去同期間との比較:純利益の進捗が高く、営業利益も着実に進展している
- 四半期推移(QoQ等):四半期別の詳細なQoQは本資料に断片的であるため――(省略)
- 財務安全性:
- 自己資本比率45.0%(安定水準)
- 長期借入金残高:11,556百万円(前期12,122百万円から減少)
- 流動比率:約268%(流動資産6,264/流動負債2,336、流動性良好)
- 効率性・セグメント別貢献(第3Q累計)
- 繊維事業:売上3,637百万円(△13.2%)、営業損失20百万円(前年は▲304百万円→改善)
- 不動産活用事業:売上2,803百万円(△0.7%)、営業利益779百万円(△4.0%)
- ゴルフ練習場事業:売上719百万円(+5.7%)、営業利益30百万円(+200.8%)
- インテリア施工事業:売上1,143百万円(+145.3%)、営業利益138百万円(+679.5%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:新株予約権戻入益 1.28百万円
- 特別損失:固定資産除却損 104.57百万円(第3Qに計上)
- 一時的要因の影響:貸倒引当金の見直しに伴う法人税等調整額(益)が純利益を大きく押上げている点は一時性の可能性があるため、除いた実質業績評価では営業利益ベースを重視する必要あり。
- 継続性の判断:貸倒引当金の戻入や固定資産除却損は一時要因である可能性が高く、継続的な利益水準の判断にはセグメント毎の営業利益動向を注視。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:8円(実績)
- 期末配当(予想):8円
- 年間配当予想:16円(前回予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 配当性向:通期予想での配当性向は約?%(1,092百万円当期純利益予想に対する配当総額(13.6M株×16円=217.6百万円)→配当性向 ≒ 217.6/1,092 ≒ 19.9%)※計算上の目安
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの開示無し
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出)
- 有形固定資産の取得による支出:1,056百万円(第3Q累計)→前年同期299.7百万円から増加
- 主な投資内容:土地取得や有形固定資産取得(詳細は添付資料参照)
- 減価償却費:1,044百万円(第3Q累計)
- 研究開発:R&D費用の明細は特記なし(–)
受注・在庫状況(該当情報が限定的)
- 受注状況:受注高・受注残高の明細は開示無し(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品等):1,187百万円(前期1,362百万円、△12.9%)
- 在庫回転日数等の記載:無し(–)
セグメント別情報(要点)
- 繊維事業:売上3,637百万円(△13.2%)、営業損失20百万円(改善だが黒字化には至らず)。為替・原材料・物流費高騰と一部製品需要低迷が影響。
- 不動産活用事業:売上2,803百万円(△0.7%)、営業利益779百万円(△4.0%)。大型商業施設の賃貸収入が収益の安定化に寄与。修繕費増が減益要因。
- ゴルフ練習場事業:売上719百万円(+5.7%)、営業利益30百万円(+200.8%)。入場者数は天候や改修影響で減少したが料金改定・ポイント制度廃止で収益化。
- インテリア施工事業:売上1,143百万円(+145.3%)、営業利益138百万円(+679.5%)。大型受注獲得により採算性改善。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本資料での明確な中期計画の進捗KPIは記載無し(–)
- KPI達成状況:セグメント別にインテリア・不動産が堅調である一方、繊維事業の構造改善が中期目標達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との直接比較データは開示無し(–)
- 市場動向:為替・原材料費・物流費の上昇、国内消費の不透明感が繊維事業にマイナス。大型商業施設や地域インフラとしての不動産賃貸は安定傾向。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上10,513百万円(+2.1%)、営業利益1,224百万円(+51.9%)、当期純利益1,092百万円(+27.0%)、1株当たり当期純利益84.71円
- 次期予想:–(未記載)
- 会社予想の前提条件:詳細は決算短信添付資料の「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替等の前提は本文に明記無し)
- 予想の信頼性:第3Q累計の進捗率(特に純利益)が高く、現状では通期達成可能性は高いが、繊維事業の外部要因(需給・為替・原料)と不動産の修繕費動向がリスク。
- リスク要因:為替変動、原材料・物流費の高騰、主要顧客の受注変動、天候によるゴルフ事業の影響、修繕費等の不動産関連支出、会計上の一時要因(貸倒引当金処理)の逆転影響
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- セグメントの変更:第2四半期から従来「その他」に含まれていた「インテリア施工事業」を報告セグメントへ変更(前期比較は変更後区分で再表示)
- その他重要事項:刺繍レースを扱うフロリア㈱は不採算のため事業撤退・解散し清算手続きを進めている(9月30日付で事業撤退)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3123 |
| 企業名 | サイボー |
| URL | http://www.saibo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。