2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想や市場予想の開示比較データは添付短信に明示なし。ただし、第3四半期累計は通期予想に対して進捗がやや早く、資金調達によりキャッシュが増加(上振れ要因)。(上振れ寄与:資金調達による現金増加、XPRIZE賞金計上)
- 業績の方向性:減収・大幅減益(当第3四半期累計:事業収益40百万円(前年65百万円、△39.2%)、四半期純損失△218百万円)
- 注目すべき変化:第三者割当による資金調達の実施により現金及び預金が大幅に増加(現金2,417百万円、前期末比+617.3百万円)。自己資本比率は94.2%(安定水準)に上昇。
- 今後の見通し:通期業績予想(通期事業収益133百万円、通期当期純損失△345百万円)は変更なし。第3四半期累計進捗は売上進捗率約30.1%、営業損失進捗約67.1%で、通期予想の達成可能性は資金調達により短期的な資金繰りは改善したが、臨床開発の進捗・成果に依存する中長期的な収益化は不確実。
- 投資家への示唆(助言ではなく着目点):
- 臨床試験(複数の第Ⅱ・第Ⅲ相)とXPRIZE関連の進捗が企業価値に直結する点に注目。
- すでに実施した第三者割当で研究資金は確保されており、短中期の資金繰りは改善。だが引き続き臨床リスク・規制リスクが高い点は要注意。
- 当四半期は特別利益が前年に比べ大幅に減少(前年は債務免除等の特別利益あり)しており、実質的な損失が継続している点を確認。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社レナサイエンス
- 主要事業分野:医薬品(PAI‑1阻害薬等の創薬開発)、医療機器(ディスポーザブル極細内視鏡等)、AIを活用したプログラム医療機器(SaMD)の研究開発・事業化
- 代表者名:代表取締役会長兼社長 宮田 敏男
- 上場取引所:東証(コード 4889)
- URL:https://www.renascience.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、非連結)
- 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント(医薬品・医療機器・プログラム医療機器等の開発・販売等)※重要性が乏しいとしてセグメント別開示は省略
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):12,986,700株(2026年3月期第3Q)
- 期末自己株式数:10株(2026年3月期第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):12,728,699株(2026年3月期第3Q)
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表(通期):通期は2026年3月期(期末日 2026年3月31日)※具体的発表日未記載
- IRイベント:決算説明会は「無」と記載(当四半期)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は通期のみ開示のため、累計実績に対する通期予想進捗で示す)
- 売上高(事業収益):当第3Q累計 40百万円(通期予想133百万円に対する進捗率 30.1%)
- 営業利益:当第3Q累計 営業損失△255百万円(通期予想営業損失△380百万円に対する進捗率 67.1%)※予定損失の約2/3を既に計上
- 純利益:当第3Q累計 四半期純損失△218百万円(通期予想当期純損失△345百万円に対する進捗率 63.3%)
- サプライズの要因:
- 売上は主にAI関連のマイルストーン収入や契約一時金による計上であるが前年から減少(前年65百万円→40百万円、△39.2%)。
- 営業損失拡大は研究開発費の増加(研究開発費150,940千円を含む事業費用290,791千円)による。営業外収益としてXPRIZE賞金36,975千円が計上されている点は特記事項。
- 前期は債務免除益303,918千円等の特別利益があり、前年の黒字を下押ししていたが、今期は特別利益がないため実質的な損失が顕在化。
- 通期への影響:
- 通期予想に変更は無し(会社発表)。ただし、第3Q時点で営業損失・純損失の大部分を計上しており、通期での損益改善には臨床・事業収益の大幅な増加が必要。
- 資金面では第三者割当等で資金調達(合計で数百百万円規模)が完了しており、当面の研究資金は確保している旨を開示。したがって資金繰りリスクは短期で低下。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31、金額は百万円単位)
- 事業収益:40(前年65、△39.2%)
- 営業利益:△255(前年△139、営業損失拡大)
- 経常利益:△218(前年△140)
- 四半期純利益(当期純損失):△218(前年 +154)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△17.15円(前年 12.12円)
- 収益性指標
- 営業利益率:△255 / 40 = 約△637.8%(大幅な赤字。業種平均はプラスが望ましい)
- ROE(参考、単純計算):四半期純損失 ÷ 自己資本(期末) = △218,315千円 ÷ 2,413,199千円 ≈ △9.0%(目安8%以上で良好)
- ROA(参考、単純計算):四半期純損失 ÷ 総資産(期末) = △218,315千円 ÷ 2,560,916千円 ≈ △8.5%(目安5%以上で良好)
- 備考:ROE/ROAは当期損失計上のため負の値であり、通常の良否基準適用外(赤字状態)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:40 / 133 = 30.1%(時期的に標準レンジかやや低め)
- 営業利益進捗率(損失ベース):255 / 380 = 67.1%(通期想定損失の大部分を既に計上)
- 純利益進捗率(損失ベース):218 / 345 = 63.3%
- 貸借対照表(要点、千円)
- 総資産:2,560,916千円(前期末 1,871,362千円、増加 +689,553千円)
- 純資産:2,416,661千円(前期末 1,720,151千円、増加 +696,509千円)
- 自己資本比率:94.2%(安定水準)
- 現金及び預金:2,417,166千円(前期末 1,799,816千円、増加 +617,349千円)
- 流動負債:144,255千円(前期末 151,210千円、やや減少)
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(短信注記)。ただし現金は増加しており、主因は第三者割当による払込(新株申込証拠金411,430千円等)による資金調達。
- フリーCF:明細不明(四半期CF未作成のため算出不可)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF未開示)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期ごとの詳細数値は短信の累計値のみ開示。季節性については明確な記載なし。
- 財務安全性:
- 自己資本比率94.2%(安定水準)
- 有利子負債の開示なし(負債合計は144,255千円で軽い構成)
- 流動比率:流動資産2,560,806千円 / 流動負債144,255千円 ≈ 1,775%(非常に高い流動比率)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細は売上が小さいため低調(具体数値は算出可能だが事業特性上解釈注意)
- セグメント別:
- 単一セグメントのため省略
特別損益・一時的要因
- 当期(第3四半期累計):特別利益・特別損失の計上なし
- 前期(前年同期間):債務免除益303,918千円、解約金収入20,000千円があり、前年の黒字寄与要因となっていた(今回そのような一時益はない)
- XPRIZE関連賞金:コンテスト賞金収入36,975千円(営業外収益)を計上しているが一時的収入と位置付けられる
- 継続性の判断:研究開発投資や臨床試験関連費用は継続的出費。XPRIZE賞金等は一時的要因。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:年間0.00円
- 2026年3月期(実績/予想):中間 0.00円、期末 0.00円(会社予想の修正なし)
- 配当利回り:0%(株価未記載のため金額ベースの利回り算出不可)
- 配当性向:–(赤字のため算出不能)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの開示なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産はほぼ無し(期末固定資産合計110千円、前年同額)
- 減価償却費:当第3Q累計で0千円(前期は20千円)
- 研究開発:
- 研究開発費(第3Q累計):150,940千円(当期累計)
- 研究開発従事者:6名(当第3Q末、臨時雇用含む)
- 主な研究テーマ:PAI‑1阻害薬RS5614(がん、抗加齢・長寿、肺疾患等)、RS5441(外用脱毛薬ET‑02)、RS8001(極細内視鏡)、複数のプログラム医療機器(RSAI01–04等)および動物医薬品開発
- 研究開発投資は当面の主要コスト項目(第3Q累計で事業費用の大部分を占める)
受注・在庫状況
- 該当事項:–(製造業的受注/在庫の開示なし。主に研究開発会社のため該当しない)
セグメント別情報
- 単一セグメント(医薬品・医療機器・AI)のため詳細省略
- 主な収益源:AI搭載型血液透析医療機器のマイルストーン収入、共同開発契約の契約一時金等(ただし売上全体は小規模)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:詳細開示はないが、事業ポートフォリオとして医薬品(高リスク高リターン)と医療機器/プログラム医療機器(比較的早期収益化)を並行して推進する方針
- 資金調達により、がん第Ⅲ相試験や抗加齢・長寿の臨床試験(XPRIZE関連)など中期計画の主要投資資金を確保
- KPI達成状況:個別KPI(例:第Ⅲ相登録数など)は臨床説明に記載。悪性黒色腫第Ⅲ相は2026年1月27日時点で71/124名登録等、進捗あり
競合状況や市場動向
- 競合比較:短信に具体的な同業比較はなし。抗がん剤・長寿分野は大手・ベンチャー双方の競合が激しく、承認取得・適応拡大が企業価値の主要ドライバー
- 市場動向:抗加齢・長寿分野は今後国際的に需要が拡大すると想定。PAI‑1阻害薬の領域は新規性があるが臨床的有用性の検証が鍵
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(変更なし):事業収益133百万円(前期比 +0.9%)、営業損失△380百万円、経常損失△343百万円、当期純損失△345百万円、1株当たり当期純損失△27.18円
- 次期予想:–(短信に記載なし)
- 前提条件:会社発表の業績予想の前提詳細は添付資料参照(為替等の具体前提は短信要参照)
- 予想の信頼性:
- 第3Qまでで営業損失のかなりの部分を計上しているため、通期での赤字幅圧縮は売上(マイルストーン等)や特別利益に依存
- 過去は債務免除等で一時的に利益が計上された期もあり、予想には一時要因の有無で差が出る点に注意
- リスク要因:
- 臨床開発リスク(第Ⅱ/第Ⅲ相試験の結果)
- 規制審査・薬事承認リスク
- 競合新薬の登場や市場採用リスク
- 研究開発費の増加による資金需要(ただし今回第三者割当で資金を確保)
- 為替や外部助成金の不確定性(助成金は一部収入)
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期財務諸表のレビュー:無し(公認会計士等によるレビュー無し)
- 重大な後発事象:第三者割当による新株式及び新株予約権の発行(第2回第三者割当、CVI Investments, Inc.への割当:払込完了 2026年1月5日。調達金額 411,430,800円、発行株式数 263,400株、潜在株式数(新株予約権)171,200株等)。資金使途は主に臨床試験・研究開発費等。
(注)
- 不明項目は「–」で表記しています。
- 本資料は提供された決算短信(非連結)に基づく整理・要約であり、投資助言を行うものではありません。数字は短信記載の数値を基に算出・概算しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4889 |
| 企業名 | レナサイエンス |
| URL | https://www.renascience.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
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