2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想を上振れで着地(通期計画284,350百万円は計画281,439百万円に対して+1.0%の上振れ)。市場予想は資料内に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高284,350百万円:前期比+17.4%、営業利益10,820百万円:前期比+25.9%、親会社株主に帰属する当期純利益6,620百万円:前期比+32.9%)。
- 注目すべき変化:農業公園事業が天候・外部要因等で赤字化(セグメント損失40百万円、前期はセグメント利益169百万円)。一方、プロダクツHR・サービスHR・不動産が大幅増益。
- 今後の見通し:2026年12月期予想は売上300,326百万円(+5.6%)、営業利益12,500百万円(+15.5%)、当期純利益6,966百万円(+5.2%)で、主力事業の堅調継続を前提とした増益予想。通期予想の達成可能性は、複数事業ポートフォリオでのリスク分散により「現実的」と判断されるが、地政学リスクや金利動向等の下振れ要因は依然存在。
- 投資家への示唆:半導体関連を中心とした人材教育(プロダクツHR)が利益改善を牽引。不動産では売上変動があるものの利益率改善、農業公園は季節・天候リスクに注意。キャッシュ創出力(営業CF)は回復したが設備投資・M&Aで投資CFが大きく拡大しているためフリーCFはマイナス。財務面では自己資本比率は改善したが依然業種基準より低め(後述)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ワールドホールディングス(コード 2429)
- 主要事業分野:人材教育・派遣(プロダクツHR、サービスHR)、不動産開発・販売・賃貸、情報通信(モバイルショップ等)、農業公園の管理運営 等
- 代表者:代表取締役会長兼社長 伊井田 栄吉
- 連絡先:取締役経営管理本部長 中野 繁 / TEL 092-474-0555
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2025年12月期(連結:2025年1月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明会資料作成:有(機関投資家・アナリスト向け説明会あり、資料はTDnet等で公表予定)
- セグメント(報告セグメント):
- プロダクツHR事業:製造・技術系などの業務請負・派遣・受託(半導体分野など)
- サービスHR事業:ロジスティクス、接客販売、ツーリズム等の業務請負・派遣
- 不動産事業:デベロップメント、リノベーション、賃貸・仲介・管理、ユニットハウス等
- 情報通信事業:モバイルショップ運営、法人向けソリューション、コールセンター
- 農業公園事業:農業公園の管理運営
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):18,012,500株(2025年12月期)
- 期末自己株式数:113,769株
- 期中平均株式数:17,894,899株
- 時価総額:–(資料に明示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2026年3月19日
- 配当支払開始予定日:2026年3月23日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月18日
- 決算説明会:2026年2月13日(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想(予算)との比較)
- 売上高:実績284,350百万円 / 会社予想281,439百万円 → 達成率 101.0%(上振れ +1.0%)
- 営業利益:実績10,820百万円 / 会社予想10,179百万円 → 達成率 106.3%(上振れ +6.3%)
- 純利益(親会社株主帰属):実績6,620百万円 / 会社予想4,???百万円(個別項目での比較は表により差異あり)→ 会社発表比で通期計画比 +22.9%(決算本文より)
- サプライズの要因:
- プロダクツHR:半導体・データセンター関連の需要旺盛、前年の一時費用の解消、採用効率改善により利益率向上。
- サービスHR:ロジスティクス部門の物量増加とレイバーマネジメント、倉庫展開で上振れ。
- 不動産:販売タイミングの一部先送りで売上は計画未達の部分ありつつも、大型案件寄与と販売価格改善で利益は計画超過。
- 農業公園:天候・外部イベント影響で入園者減、損失計上がマイナス要因。
- 通期への影響:
- 2026年通期予想は増収増益見通し(売上300,326百万円、営業利益12,500百万円)。直近の堅調なセグメントが継続すれば達成可能性はあるが、地政学的リスク/建築費・金利動向・天候リスク(農業公園等)に注意。会社は通期予想は据え置きで修正はなし。
財務指標(要点)
- 主要数値(連結、百万円)
- 売上高:284,350(前期242,226、前期比+17.4%)
- 営業利益:10,820(前期8,593、前期比+25.9%)
- 経常利益:10,867(前期8,551、前期比+27.1%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:6,620(前期4,981、前期比+32.9%)
- EPS:369.98円(前期280.39円、前期比+32.0%)
- 1株当たり純資産(BPS):2,764.67円(前期2,487.25円)
- 収益性指標(会社開示)
- 自己資本当期純利益率(ROE):14.1%(目安:8%以上で良好 → 良好)
- 総資産当期純利益率(ROA相当):6.0%(目安:5%以上で良好 → 概ね良好)
- 営業利益率:3.8%(業種差ありだが改善)
- 進捗率(通期比較・参考)
- 2025年実績は会社予想に対し売上101.0%、営業利益106.3%と概ね計画超過で着地。
- キャッシュ・フロー(連結、百万円)
- 営業CF:+14,787(前年 △1,444)→ 営業CFが大幅改善(良好)
- 投資CF:△16,763(前年 △2,970)→ 有形固定資産取得11,389百万円、投資有価証券取得3,551百万円等で投資拡大
- 財務CF:△1,805(前年 +5,995)→ 長期借入金の純増等
- フリーCF:営業CF − 投資CF = △1,976百万円(マイナス)
- 現金同等物残高:38,885百万円(期末、前年42,545百万円)
- 営業CF/純利益比率:14,787 / 6,620 ≒ 2.23(目安1.0以上で健全 → 良好)
- 四半期推移(抜粋)
- 第2四半期累計:売上135,402百万円(前年同期比+2.7%)、営業利益3,530百万円(△29.0%)→ 下期にかけて回復・通期で増益。
- 財務安全性
- 総資産:185,692百万円(前期174,370、増加)
- 自己資本(注):49,484百万円(参考、自己資本比率 26.6% → 目安40%以上で安定のためやや低め)
- 流動負債:82,566、固定負債:49,783(有利子負債は短期47,645+長期40,231=約87,876百万円)
- インタレスト・カバレッジ・レシオ(利払いカバー率):18.8倍(良好)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細は開示なし(–)
- セグメント別(主要)
- プロダクツHR:売上121,232百円(+9.9%)、セグメント利益4,414百円(+33.4%)
- サービスHR:売上90,552百円(+14.8%)、セグメント利益2,293百円(+35.3%)
- 不動産:売上57,128百円(+47.0%)、セグメント利益3,654百円(+21.7%)
- 情報通信:売上9,783百円(+12.4%)、セグメント利益157百円(+55.9%)
- 農業公園:売上5,652百円(+3.6%)、セグメント損失40百円(前期は利益169百円→大幅悪化)
- 財務の解説(要旨)
- 営業CFは税引前利益と販売用不動産の減少等で大幅改善。一方、積極的な有形固定資産取得や投資有価証券取得、M&A等により投資CFが拡大しフリーCFはマイナス。自己資本比率は改善するも約26.6%と業種標準より低めで、借入金は継続的に存在するため資金繰りや金利影響に注意。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:負ののれん発生益68百万円、助成金収入等小額(合計138百万円)
- 特別損失:関係会社株式評価損等 76百万円(総額)
- 一時的要因の影響:当期は特別項目の影響は限定的。前年の人員シフト関連の一時費用が解消され、プロダクツHRの利益改善に寄与している点は「一時費用の解消による利幅改善」として一時性の要素あり。
- 継続性の判断:人員シフト費用の解消は非反復(今後同様費用が発生しない前提で継続的な利益改善が期待できるが、景気変動等の外部変数は依然リスク)。
配当
- 配当実績(連結)
- 2025年12月期:期末配当129円50銭、年間合計129円50銭(中間0、期末129.50)
- 配当金総額:2,317百万円
- 連結配当性向:35.0%(目安と整合)
- 純資産配当率:4.9%
- 予想(2026年12月期)
- 期末配当予想:136円30銭(年間合計136.30円)、配当性向目安 35.0%
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:連結配当性向35%を目安に安定かつ継続的な配当成長を目指す。自社株買い等については該当記載なし(–)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による主な支出)
- 投資額(有形固定資産取得等):11,389百万円(当期、前年2,049百万円)
- 無形固定資産取得:135百万円
- 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(連結):12,688百万円(うち調整額25百万円全社分)
- 主な投資内容:研修施設、倉庫等の拡充、土地取得(有形固定資産増加に土地13,598百万円計上)
- 減価償却費:1,165百万円(前年1,026百万円)
- 研究開発費:開示なし(–)
受注・在庫状況(該当項目)
- 受注状況:開示なし(受注高・受注残高は記載無し → –)
- 在庫状況(販売用不動産等)
- 販売用不動産:19,583百万円(流動資産内)、仕掛販売用不動産:45,376百万円(前期50,675→減少5,298百万円)
- 在庫の変動は売上増や開発進捗に伴うもので、販売用不動産の減少が営業CF改善に寄与。
セグメント別情報
- プロダクツHR:売上121,232百円(+9.9%)、セグメント利益4,414百円(+33.4%)。半導体等で需要が堅調、採用効率改善で利益率向上。
- サービスHR:売上90,552百円(+14.8%)、セグメント利益2,293百円(+35.3%)。ロジスティクスの物量増・倉庫展開が主因。
- 不動産:売上57,128百円(+47.0%)、セグメント利益3,654百円(+21.7%)。大型案件寄与で売上急増、計画比売上は一部未達だが利益改善。
- 情報通信:売上9,783百円(+12.4%)、セグメント利益157百円(+55.9%)。販売改善や法人向け部門が寄与。
- 農業公園:売上5,652百円(+3.6%)、セグメント損失40百万円(前年利益169百万円)→ 気候・イベント影響等で採算悪化。
- 地域別売上・為替影響:詳細開示なし(–)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料本文では「複数事業ポートフォリオ構築」「人材育成投資」「不動産の賃貸収益強化」等を継続目標として提示。進捗は主力の人材教育・不動産での利益改善から一定の前進が見られる。
- KPI達成状況:明示的KPIは本文に限定的。ROE等の収益性改善は確認できる。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との定量比較データは開示なし(–)。だが半導体・データセンター向け人材需要の追い風は同業でも共通の追い風。
- 市場動向:マクロ面では米国関税政策、インフレ・金利上昇、地政学リスクが不確実性要因。事業別では半導体投資やeコマース物流需要が追い風、不動産は都市部価格高止まりと金利影響により慎重姿勢。
今後の見通し
- 業績予想(連結・会社公表)
- 2026年12月期(予想):売上300,326百万円(前期比+5.6%)、営業利益12,500百万円(前期比+15.5%)、経常利益11,799百万円(前期比+8.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益6,966百万円(前期比+5.2%)。
- 前提条件:主に国内景気の緩やかな回復、半導体関連の堅調継続等。為替・資源価格等の具体数値前提は別資料を参照(添付資料P.5)。
- 予想の信頼性:会社は保守的ではなく事業別に成長前提を置くが、過去の計画達成は今回を含め比較的達成実績あり。外部リスク(関税・地政学・金利)が大きく影響しうる点は留意。
- リスク要因:為替・原材料・建築費上昇、金利上昇、地政学リスク、天候による来訪者影響(農業公園)、M&A・不動産の在庫リスク 等。
重要な注記
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を当連結会計年度期首から適用(連結財務諸表への影響はなし)。
- 連結範囲の変更:新規連結子会社37社の追加(トーホーテック㈱、アルファー西日本㈱ 他35社等)により連結範囲が拡大。
- 決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外。
- その他:詳細の会計注記・前提は「決算説明資料」および有価証券報告書(提出予定)を参照。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2429 |
| 企業名 | ワールドホールディングス |
| URL | http://www.world-hd.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。