1. 企業情報
- 企業名: 坪田ラボ
- 設立年月日: 2012年5月28日
- 所在地: 東京都新宿区信濃町35 CRIK信濃町
- 事業内容: 坪田ラボは、近視、ドライアイ、老眼、脳活性に関連する医薬品および医療機器の研究開発を行うバイオベンチャー企業です。特に近視進行抑制や脳活性化に強みを持ち、企業との早期契約による収益化に成功しています。
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内ポジション: 医薬品業界において、坪田ラボは特に近視関連の治療に注力しており、競争優位性を持っています。
- 市場シェア: 近視領域で95%の事業比率を占めており、他の領域（ドライアイ、老眼、脳）にも展開していますが、現在は近視に特化しています。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: 近視や脳活性化に関連する新しい治療法の開発を通じて、社会に貢献することを目指しています。
- 中期経営計画: 新規知財の発見やパイプラインの追加を進め、中国市場への参入を急速に進めています。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 医薬品の研究開発を通じて得られるライセンス収入や販売収入に依存しています。
- 市場ニーズへの適応力: 近視や脳活性に対するニーズが高まっている中で、研究開発を進めることで市場の変化に柔軟に対応しています。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 近視進行抑制に向けた新しい治療法の研究が進行中です。
- 主力製品: 現在、具体的な製品は公開されていないが、近視や脳活性に関連する医薬品が将来的に収益を牽引する見込みです。
6. 株価の評価
- PER（予想）: 106.14倍
- PBR（実績）: 7.52倍
- EPS（予想）: 3.91円
- BPS（実績）: 55.20円
- 現在の株価（417.0円）は、PERやPBRから見て高評価されている可能性があります。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近の株価は417.0円であり、年初来高値625.0円からは下落していますが、安値252.0円からは上昇しています。
- トレンド: 現在の株価は過去の高値圏からの調整局面にあると考えられます。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 673,532百万円（過去12か月）
- 営業利益: -649,555百万円（過去12か月）
- 純利益: -641,317百万円（過去12か月）
- ROE: -38.65%
- 自己資本比率: 59.6%
- 財務指標は厳しい状況にあり、特に利益面での改善が求められます。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り: 0.00%
- 配当性向: 0.00%
- 現在、配当は実施されておらず、株主還元策は見られません。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価変動傾向: 直近の株価は上昇から下落に転じており、投資家の関心は高いものの、業績の不安定さが影響している可能性があります。
11. 総評
坪田ラボは、近視や脳活性化に特化した医薬品の研究開発を行う企業であり、競争優位性を持っていますが、利益面では厳しい状況にあります。株価は高評価されているものの、業績改善が求められる中で、今後の市場展開や新製品の開発が鍵となるでしょう。
企業情報
| 銘柄コード | 4890 |
| 企業名 | 坪田ラボ |
| URL | https://tsubota-lab.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
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