2026年3月期 第3四半期 決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: AI×データ(AI&Data Innovation)とプラットフォーム横断(Salesforce/ServiceNow/Microsoft等)での事業拡大を優先し、成長領域への先行投資を継続しつつ通期計画達成を目指す。Salesforce事業は事業構造改革(カスタマーサクセス重視・AIシフト)を実行中、ServiceNowは四半期ベースで黒字転換。
  • 業績ハイライト: 連結売上高3,202百万円(前年同期比 +18.5%)で通期計画4,600百万円に対して進捗69.6%。営業利益は11百万円(前年同期比 △78.3%)だが黒字を維持。親会社株主に帰属する四半期純利益は4百万円(前年同期比 △93.8%)。
  • 戦略の方向性: AIエージェント、Data Lakehouse等「AI&Data」領域への投資継続、ServiceNow(アオラナウ連携)とSaaS(AGAVE)の拡大、Salesforceは保守・定着化(カスタマーサクセス)とDevOps周辺領域で収益性改善。
  • 注目材料:
    • ServiceNow事業:第3四半期累計で前年同期比+94.3%、四半期ベースで黒字化(収益性改善の進展)
    • AGAVE:契約ユーザーID 12,007(前年同期比 +9.9%)、海外給与計算等機能追加でストック成長継続
    • Copado・パソナ等との提携やAIO(AIエージェントBPO)等の新サービス展開
    • 本社移転に伴う一時費用やGlobal/AI先行投資で今期利益に影響
  • 一言評価: 増収トレンドを維持しつつ成長投資フェーズにあり、下期の収益改善が鍵(売上は良、利益は投資負荷で弱い)。

基本情報

  • 企業概要: サークレイス株式会社(circlace Inc.)、主要事業:クラウド(Salesforce, ServiceNow, Microsoft等)を核としたDXコンサルティング・システム開発・運用・自社SaaS(AGAVE)提供、代表者:代表取締役会長兼社長 佐藤 スコット。
  • 説明会情報: 開催日時:–、形式(オンライン/オフライン):–、参加対象:投資家/アナリスト向け(資料はIR向け公開)。
  • 説明者: 主な発表者は代表取締役会長兼社長 佐藤スコット(経営方針、戦略説明)、その他CRO等が事業別や技術連携を説明。発言概要:成長ドライバー(AI&Data、ServiceNow、AGAVE)と通期見通し・投資方針の説明、収益性改善計画。
  • セグメント: 2026年3月期より再編(主要)
    • AI&Data Innovation:Salesforce事業、ServiceNow事業、Microsoft Azure & MSPP / xP&A、Global/AI等(AIエージェント、データ施策等)
    • SaaSサービス:AGAVE(海外人事労務プラットフォーム)

業績サマリー

  • 主要指標(第3四半期累計・連結)
    • 売上高:3,202百万円(前年同期比 +18.5%) → 良(増収)
    • 営業利益:11百万円(前年同期比 △78.3%)、営業利益率 ≒ 0.34%(11/3,202) → 悪(利益率低下)
    • 経常利益:9百万円(前年同期比 △83.7%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:4百万円(前年同期比 △93.8%)
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
  • 予想との比較
    • 会社予想(通期):売上高4,600百万円、営業利益350百万円、当期純利益230百万円
    • 達成率(第3Q累計に対する進捗):売上 69.6%(3,202/4,600)、営業利益 3.1%(11/350)、当期純利益 1.7%(4/230) → 売上は順調だが利益進捗は非常に低い(先行投資の影響)。
    • サプライズの有無:売上の増加(+18.5%)はポジティブ、営業利益の大幅減(前年同期比)は想定内と言及(投資・一時費用)があるがインパクトは大きい。
  • 進捗状況
    • 通期見通しに対する進捗:売上 69.6%(前期同時期:74.0%)、営業利益 3.1%、純利益 1.7%。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率:通期計画達成には下期での利益積上げが前提(下期偏重の季節性を想定)。
    • 過去同時期との進捗比較:売上は前年同期比で改善、営業利益は減少(投資フェーズの影響)。
  • セグメント別状況(第3四半期累計)
    • AI&Data Innovation(Salesforce含む、ServiceNow等を統合):3,069百万円(前年同期比 +18.4%)
    • 内訳(資料ポイント):Salesforce事業(Q3累計 2,280百万円、前年同期比 +7.6%)、ServiceNow(Q3累計 656百万円、前年同期比 +94.3%)
    • SaaSサービス(AGAVE):132百万円(前年同期比 +22.4%)、AGAVE契約ユーザーID 12,007(前年同期比 +9.9%)
    • 収益貢献度:Salesforceが主力(従来の売上構成比高い)、ServiceNowが高成長で寄与度拡大、AGAVEはストック性の高い成長。

業績の背景分析

  • 業績概要: 増収の主因はServiceNowの高成長とAGAVEの堅調な拡大。Salesforceは既存顧客向けカスタマーサクセス(保守・定着化)案件拡大で底堅く推移する一方、新規開発の伸び悩みが見られる。Global/AIは先行投資段階で、体制構築は完了し下期から収益化予定。
  • 増減要因:
    • 増収要因:ServiceNow事業の受注増(AI案件含む)、AGAVEの海外給与計算等機能拡充による導入拡大、カスタマーサクセス強化での継続案件。
    • 減益要因:本社移転に伴う一時費用 △30百万円、Salesforce事業の構造改革投資 △76百万円、Global/AI先行投資 △96百万円。これらを先行投資として計上した影響で営業利益は前年並みに比べ減少。
    • 収益性改善要因:ServiceNow事業+115百万円、AGAVE+46百万円の改善効果が発生。
  • 競争環境: Salesforce・ServiceNowはグローバルな主要プラットフォームで需要は継続。Salesforce分野では競合多数・市場変化が速く、新規開発案件は需要変動の影響を受けやすい。ServiceNowは中堅企業向け展開を強めることで差別化(アオラナウ連携)。
  • リスク要因: IT投資のマクロ影響(景気・為替)、Salesforceの新規需要減速、AI関連の実装・ガバナンスリスク、IT人材不足(採用コスト上昇)、投資回収の遅れ。流動性面は自己資本比率64.2%で安定だが現預金減少・未収入金増加に注意。

戦略と施策

  • 現在の戦略: AI&Data(AIエージェント、Data Lakehouse等)を成長軸とし、Salesforce/ServiceNow/Microsoft等マルチプラットフォームでワンストップ提供。SaaS(AGAVE)のストック拡大とBPO連携により継続収益率向上。
  • 進行中の施策:
    • Salesforce:カスタマーサクセス(保守運用/定着化)強化、DevOps/テスト自動化(Copado)展開、事業構造改革で継続収益化。
    • ServiceNow:アオラナウとの連携で導入~運用~AMS(運用保守)体制を構築、AI活用案件受注。
    • AGAVE:海外給与計算・ヘルプデスク(生成AI β)等機能追加、BPOパートナー(パソナ、日本通運等)による導入拡大。
    • Global/AI:体制構築完了、下期より収益化見込み。
  • セグメント別施策:
    • Salesforce事業:AI・データ活用によるカスタマーサクセス強化、Copado提携による内製化支援。
    • ServiceNow事業:AMS本格稼働、AI×ServiceNow案件の拡大。
    • AGAVE:機能拡張(生成AIヘルプデスク等)、ユーザーコミュニティ(MeetUp)で定着化推進。
  • 新たな取り組み: AIO(AIエージェントBPO:パソナ連携)、AIガバナンス認証サービス(アオラナウ+Synthesy連携)、Databricks導入支援を行う出資先(arcbricks)等。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期 2026年3月期・会社予想)
    • 売上高:4,600百万円(前年 +20.9%)
    • 営業利益:350百万円(前年 +71.9%、営業利益率 7.6%計画)
    • 経常利益:350百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:230百万円(前年 +25.0%)
    • 予想の前提条件:下期偏重の事業構造、下期での収益性改善を想定(為替等の前提は資料に明示なし)。
    • 経営陣の自信度:売上目標についてはSalesforce/ServiceNow/AGAVEの拡大で達成見込みと説明、利益は下期改善を前提に慎重。
  • 予想修正: 通期予想は開示済(4,600/350/230)。第3四半期時点での修正は無し(資料上修正発表は無し)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 2030年目標(資料のQ&Aに示唆):売上高100億円、営業利益20億円(2030目標)→ 現在は3.8~4.6億規模であり達成には大幅成長が必要。
    • 当面のKPI:AGAVE契約ID数拡大、ServiceNowのAMS収益化、Salesforceの継続収益比率向上。
    • 過去の予想達成傾向:短期の業績は成長投資と下期偏重で変動が大きく、予想はやや楽観的/投資前提の側面あり(管理側コメント参照)。
  • マクロ経済の影響: 国内顧客中心のため直接的な為替影響は限定的だが、顧客のIT投資抑制(景気・金利)や人件費上昇が需要・採算に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 現時点で配当や株主優待の導入は予定しておらず、当面は成長投資と収益基盤強化を優先。
  • 配当実績: 中間配当・期末配当・年間配当:–(資料に配当実績の明示なし/現在は無配の方針)。
  • 特別配当: なし(資料記載なし)。
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載なし。

製品やサービス

  • 製品:
    • AGAVE(自社SaaS):海外人事労務・海外給与計算サービス、契約ユーザーID数12,007(Q3累計)、導入企業事例(日本軽金属、東亜電気、三菱自動車等)。
    • サービス系:Salesforce/ServiceNow導入支援、Anaplan、Microsoft/AWS/Databricks等でのソリューション提供。
  • サービス: コンサルティング(構想策定~実装)、システム開発、カスタマーサクセス(運用・定着化)、BPO(パソナ/日本通運連携)等。
  • 協業・提携: Copado(DevOps)、パソナ(AIO)、アオラナウ(ServiceNow連携)、神鋼環境ソリューション(Microsoft連携)、arcbricks(Databricks導入支援)、Synthesy(AIガバナンス)等。
  • 成長ドライバー: ServiceNowの高成長、AGAVEのストック収益拡大、AIエージェント(生成AI)を利用したBPOやカスタマーサクセスの高度化。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:
    • 「進捗と採算状況」:売上は増収で通期計画に対する進捗69.6%だが、採算は先行投資(本社移転、Salesforce構造改革、Global/AI投資)で圧迫。ServiceNow/AGAVEでの収益改善を進め、下期での通期達成を目指す。
    • 「ServiceNowの中期成長」:AMSや内製化支援で継続収益を積む方針。四半期黒字化はポジティブ材料。
    • 「AGAVEの拡大施策」:機能強化(海外給与計算、生成AIヘルプデスク)、BPO連携、イベント(User MeetUp)等でID数/ライセンス拡大を狙う。
    • 「配当」:現時点で配当や優待の導入予定なし。成長投資・収益基盤強化を優先。
  • 経営陣の姿勢: 成長領域へ積極投資を継続する一方で、ServiceNowとAGAVEでの収益性改善を重視。投資の優先順位付けとキャッシュ創出力強化に言及。
  • 未回答事項: 詳細なEPS、説明会日時・形式、通期の四半期別・セグメント別数値の詳細な推移(時系列の更なるブレイクダウン)は資料上明示なし。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 成長戦略(AI&Data、ServiceNow、AGAVE)に対しては強気かつ積極的(投資継続)だが、短期の採算については中立〜慎重(先行投資の説明を強調)。
  • 表現の変化: Salesforce事業については期初計画にはなかった構造改革に着手した旨を明示(前回より構造改革に重きを置く姿勢)。
  • 重視している話題: AI活用(AIエージェント、生成AI)、ServiceNow事業の収益化、AGAVEのストック化・機能拡張、人材投資。
  • 回避している話題: 詳細な中間配当や短期的な利益見通しの確約(保守的な表現)。

投資判断のポイント(助言ではなく整理)

  • ポジティブ要因:
    • 売上増(+18.5%)・ServiceNowの高成長(Q3累計 +94.3%)・AGAVEのユーザー増加(ID数12,007)
    • SaaS(AGAVE)とAMS(ServiceNow)でストック収益基盤を強化中
    • プラットフォーム横断の提携・連携(Copado、パソナ、アオラナウ等)によるシナジー
  • ネガティブ要因:
    • 今期は先行投資と一時費用で利益を圧迫(営業利益は前年同期比大幅減)
    • Salesforceの新規開発需要の変動リスク
    • 人件費・採用環境の変化、IT投資抑制が発生すると受注影響
  • 不確実性:
    • Global/AI投資の収益化のタイミングと規模
    • 下期での収益性改善が計画通り進むかどうか
  • 注目すべきカタリスト:
    • 第4四半期のServiceNow/AGAVEの収益寄与状況(四半期収益の継続・拡大)
    • AIO(AIエージェントBPO)やCopado提携の商談化・収益化の進捗
    • 主要顧客での大口導入事例、公表案件(例えば三菱自動車、日本通運案件等)の拡大

重要な注記

  • 会計方針: 2026年3月期より事業セグメントを再編(AI&Data Innovation と SaaSサービスに整理)。xP&Aの組込、ServiceNow事業をAI&Dataに統合等(詳細はP36以降)。
  • その他: 第3四半期資料はQ&A想定質問を含む(経営方針・戦略の補足が明記)。

(注)

  • 不明な項目は「–」で表記しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5029
企業名 サークレイス
URL https://www.circlace.com/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.15)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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