2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に修正は無し。中間決算は通期予想との整合性から見ると概ね想定内(市場予想との比較は資料無しのため–)。売上高は前年同期比で減少したが、利益は増加(上振れというほどの大幅な超過はなし)。
  • 業績の方向性:増収増益ではなく「減収増益」(売上高412,887百万円(△2.1%)、営業利益14,049百万円(+1.3%))。
  • 注目すべき変化(前年同期比):情報電子事業の大型装置販売消滅により同セグメント売上が大きく減少(121,406百万円、△11.5%)、一方で生活産業事業の営業利益が129.0%増(1,238百万円)と収益性改善。
  • 今後の見通し:通期予想は変更無(売上870,000百万円、営業利益25,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益19,500百万円)。中間実績の通期進捗は売上47.5%、営業利益55.1%、純利益61.3%で、利益面は進捗が良好。
  • 投資家への示唆:利幅改善により利益進捗は良好だが、セグメント間で需給差が鮮明(情報電子の落ち込みと生活産業・合成樹脂等の堅調差)。為替や特定顧客依存(大型案件や主力顧客の販売動向)に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:稲畑産業株式会社
    • 主な事業分野:情報電子、化学品、生活産業、合成樹脂(商社機能を含む総合商社的事業)
    • 代表者名:代表取締役社長 稲畑 勝太郎
    • URL: https://www.inabata.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月6日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 情報電子事業:FPD、半導体、LED、リチウムイオン電池、太陽光など向け材料・装置販売
    • 化学品事業:樹脂原料・添加剤、塗料・インキ・接着剤、製紙用薬剤、建築資材など
    • 生活産業事業:ライフサイエンス(医薬・日用品原料等)、食品、水産加工等
    • 合成樹脂事業:各種樹脂・コンパウンド、フィルム、リサイクル原料等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):53,714,127株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):53,809,892株
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • 次回決算発表・株主総会等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ公表、当中間期に業績予想修正なし)
    • 売上高:412,887百万円(通期予想870,000百万円に対する進捗率47.5%)
    • 営業利益:14,049百万円(通期予想25,500百万円に対する進捗率55.1%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:11,953百万円(通期予想19,500百万円に対する進捗率61.3%)
    • 会社側の業績予想修正:無し
    • 市場予想との比較:資料に市場コンセンサスの記載なし(–)
  • サプライズの要因:
    • 売上は円高の影響および情報電子(大型装置の非発生)で減少したが、営業利益・経常利益は改善。営業外での為替差損縮小や受取配当の増加、投資有価証券売却益等が寄与。
    • 特別利益として投資有価証券売却益2,196百万円計上(当期)。
  • 通期への影響:
    • 利益進捗は良好で通期予想達成の見通しは中間時点で整合的(ただし下期の需給・為替動向や大型案件の発現次第で変動リスクあり)。

財務指標(主要数値は百万円、%は対前年同期比)

  • 損益(中間累計)
    • 売上高:412,887(△2.1% / 前年421,611)
    • 営業利益:14,049(+1.3% / 前年13,863)
    • 経常利益:14,809(+5.9% / 前年13,979)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:11,953(+3.2% / 前年11,578)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):222.15円(前年212.04円)
  • 収益性指標(概算)
    • 営業利益率:14,049 / 412,887 = 3.40%(業種平均との比較は業種別で差があるため資料無し)
    • ROE(単純計算、当中間期純利益ベース):11,953 / 218,325 ≒ 5.5%(半年ベース)。年率換算約11.0%(参考:10%超は優良水準)。
    • ROA(単純計算、当中間期純利益ベース):11,953 / 463,066 ≒ 2.6%(半年ベース)。年率換算約5.2%(目安5%以上で良好)。
  • 貸借対照表(当中間期2025年9月30日)
    • 総資産:463,066(前期末441,972、+4.8%)
    • 純資産:227,725(前期末216,555、+5.2%)
    • 自己資本(参考):218,325百万円
    • 自己資本比率:47.1%(安定水準。前期末から+0.1ポイント)
  • キャッシュフロー(当中間期)
    • 営業CF:+12,782(前年同期12,593)→ 営業CFは堅調
    • 投資CF:△3,421(前年同期△4,991)→ 有形/無形固定資産取得など
    • 財務CF:△2,959(前年同期△358)→ 自己株式取得、配当等
    • フリーCF(営業CF−投資CF):+9,361(好転)
    • 現金及び現金同等物残高:63,121(中間末、前期末56, ? → 前連結期末52,171→増加7,764百万円)
    • 営業CF / 純利益比率:12,782 / 11,953 ≒ 1.07(1.0以上で健全)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:47.5%
    • 営業利益進捗率:55.1%
    • 純利益進捗率:61.3%
    • 備考:利益の進捗が売上を上回っており収益性改善が確認できる
  • 流動性・安全性
    • 流動負債:171,410、固定負債:63,931、負債合計:235,341
    • 自己資本比率47.1%(安定)
    • 流動比率等の詳細数値は資料記載なし(流動資産370,698 / 流動負債171,410 ≒ 216%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 2,196百万円(当中間期)
  • 特別損失:該当記載なし(主要な特別損失は無し)
  • 一時的要因の影響:投資有価証券売却益は一時的要因のため、除くと営業利益ベースの趨勢を重視する必要あり
  • 継続性の判断:有価証券売却益は継続性低いと判断される(非反復的)

配当

  • 中間配当(実績):63円(2026年3月期中間、前年60円)
  • 期末配当(予想):65円
  • 年間配当予想:128円(修正無し)
  • 配当性向(通期予想ベース):128 / 365.86 ≒ 35.0%(目安:安定的な株主還元)
  • 特別配当:無し
  • 自社株買い:当中間期に自己株式1,000,000株取得、同数消却実施(利益剰余金・自己株式に影響あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当中間期):有形固定資産取得による支出 4,344百万円(キャッシュフロー計上分)
  • 減価償却費:2,179百万円(当中間期)
  • 研究開発費:明確な内訳・金額の記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 在庫(商品及び製品):83,405百万円(前期末79,782、+3,623百万円、+4.5%)
  • 受注高・受注残高:資料記載なし(–)
  • 在庫回転日数:資料記載なし(–)

セグメント別情報(当中間期:対前年同期)

  • 情報電子事業:売上121,406百万円(△11.5%)、セグメント利益4,017百万円(△16.2%)
    • 主因:前年の大型装置販売が当期無く、半導体・FPD関連での大型案件不在
    • 一方でAI半導体向け先端材料の増加やFPD向け材料は堅調
  • 化学品事業:売上60,704百万円(+4.6%)、セグメント利益1,721百万円(+12.6%)
    • 塗料・インキ・接着剤が堅調。製紙用薬剤は米国向け減少
  • 生活産業事業:売上29,480百万円(+6.7%)、セグメント利益1,238百万円(+129.0%)
    • ライフサイエンス・食品が堅調、食品関連の収益改善が寄与。子会社(佐藤園、大五通商等)寄与
  • 合成樹脂事業:売上201,204百万円(+1.3%)、セグメント利益7,004百万円(+1.1%)
    • 汎用樹脂・コンパウンド等は総じて堅調。ノバセル(のれん発生)を連結範囲に追加(のれん3,198百万円)
  • セグメント戦略:太陽光やEV関連は地域差、製品差で回復に差あり。米国・インド等での取り組み加速を明示。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料中に詳細KPIは記載なし(進捗判断は通期予想との整合性で評価)
  • M&A・連結範囲:ノバセル株式取得により合成樹脂にのれん3,198百万円発生。グループ拡大の一環。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:世界経済は回復継続だが鈍化、米国の関税引上げの反動、中国景気の足踏み等が影響。日本は緩やか回復。
  • 競合比較:同業他社との相対評価データは資料に無し(–)

今後の見通し

  • 業績予想(通期、修正無し)
    • 売上高:870,000百万円(+3.8%)
    • 営業利益:25,500百万円(△1.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:19,500百万円(△1.7%)
    • 前提:為替や原材料等の前提条件については添付資料参照(資料抜粋では詳細記載なし)
  • 予想の信頼性:中間時点で利益進捗が良好なため達成可能性は高いが、情報電子セグメントの大型案件依存や為替変動リスクに留意。
  • リスク要因:為替(円高の売上圧迫)、大型案件の季節性・発現、顧客集中、原材料価格、各地域の景況感(米国・中国等)

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:合成樹脂セグメントにノバセル株式会社及び子会社3社を連結(のれん発生)
  • 自己株式:当中間期に自己株式1,000,000株を取得・消却。期中平均株式数等に影響あり。
  • その他:中間決算短信は監査(レビュー)対象外

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8098
企業名 稲畑産業
URL http://www.inabata.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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