2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に修正なし。中間実績は通期予想に対する進捗が良好(売上進捗約51%、営業利益進捗約70%)で、会社予想に対して「上振れ着地」の様相。
- 業績の方向性:増収増益(中間:売上高62,145百万円+15.8%、営業利益13,319百万円+93.1%、親会社株主帰属中間純利益8,548百万円+96.2%)。
- 注目すべき変化:廃棄物処理・再資源化事業が公費解体に伴う災害廃棄物処理の寄与で大幅増収増益(同セグメント売上30,146百万円+52.8%、セグメント利益12,251百万円+120.6%)。一方、資源リサイクル事業は金属相場等の影響で減収減益。
- 今後の見通し:通期業績予想は未変更(売上121,300百万円、営業利益19,000百万円等)。中間の高進捗(営業利益約70%)だが、公費解体の収束(能登地震関連は収束傾向)や金属市況の低迷が下期に影響を与えるリスクあり。
- 投資家への示唆:中間期の業績改善は事業環境(災害廃棄物処理の一時的拡大)とM&Aによる拡大が主因。通期では一時的要因の反動と資源相場が業績に影響を与える点に注意。配当は維持・増額見込み(通期50円予想、直近修正なし)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:TREホールディングス株式会社
- 主要事業分野:廃棄物処理・再資源化事業、資源リサイクル事業(鉄・非鉄スクラップ等)、再生可能エネルギー事業、環境装置・特殊車輌等の開発・製造販売など
- 代表者名:代表取締役社長 阿部 光男
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、連結):2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算補足資料:作成有、決算説明会:開催予定(有)
- セグメント(報告セグメント):
- 廃棄物処理・再資源化事業:廃棄物処理、中間処理、再資源化、管理型最終処分場運営等
- 資源リサイクル事業:鉄・非鉄スクラップの仕入・加工・販売、使用済車等の処理・再資源化
- 再生可能エネルギー事業:発電所運営、電力小売等
- その他:環境装置・特殊車輌の開発製造販売、環境コンサル等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):52,610,712株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:4,060,421株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):48,753,069株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日(既済)
- 配当支払開始予定日:2025年12月10日
- 株主総会・IRイベント等:–(資料に詳細記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との進捗)
- 売上高:中間実績62,145百万円。通期予想121,300百万円に対する進捗率51.2%(中間で約半分)。
- 営業利益:中間実績13,319百万円。通期予想19,000百万円に対する進捗率70.1%(高進捗)。
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績8,548百万円。通期予想12,300百万円に対する進捗率69.5%(高進捗)。
- サプライズの要因:
- 主因は「廃棄物処理・再資源化事業」における災害廃棄物処理支援(公費解体の拡大)と、グループ拡大(子会社化)による売上・利益寄与。
- 一部の投資・設備更新や定期修繕が再生可能エネルギーの稼働日数に影響を与え、セグメントではマイナス影響もあるが全社ではカバー。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想の修正はなし。中間の高進捗はポジティブだが、公費解体の収束、金属相場の低迷、労務・販管費の上昇などで下期に反動が出る可能性があるため、通期着地は下期の外部要因に依存。
財務指標
(単位:百万円、%は前年同期比。前年中間期は2025年3月期中間期)
- 損益計(中間、2025/4–9)
- 売上高:62,145(+15.8% / 前年62,145 vs 53,671)
- 売上総利益:20,450(前年13,135)
- 販管費:7,130(前年6,238)
- 営業利益:13,319(+93.1%)
- 経常利益:13,064(+94.3%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:8,548(+96.2%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):175.33円(前年85.01円)
- 収益性指標(中間実績ベース)
- 営業利益率:13,319 / 62,145 = 21.4%(高水準)
- 当期純利益率:8,548 / 62,145 = 13.8%
- ROE(中間純利益/自己資本(参考自己資本80,060百万円)):約10.7%(良好、目安10%以上で優良)
- ROA(中間純利益/総資産170,468百万円):約5.0%(目安5%以上で良好)
- バランスシート(主要項目、2025/9/30)
- 総資産:170,468(前期末162,047、+5.2%)
- 流動資産:56,500
- 現金及び預金:29,869(前期末30,383)
- 受取手形・売掛金・契約資産:21,062(前期19,066)
- 固定資産:113,053(前期105,811)
- 有形固定資産:95,995(増加、設備投資・建設仮勘定増)
- のれん:4,001(のれん増加:子会社取得による1,017百万円)
- 負債合計:87,994(前期86,621)
- 流動負債:37,464(短期借入金13,982、未払法人税等4,871)
- 固定負債:50,529(社債14,218、長期借入金29,562)
- 純資産:82,473(自己資本比率47.0%(安定水準))
- キャッシュフロー(中間)
- 営業CF:+10,318(前年中間は+381)— 営業CF大幅改善
- 投資CF:△11,519(主な内訳:有形固定資産取得9,712、子会社株式取得1,878)
- 財務CF:+686(長期借入れ等)
- フリーCF(営業CF−投資CF):△1,201(百万円)
- 現金及び現金同等物期末残高:29,408(期首29,922、△514減少)
- 営業CF/純利益比率:10,318 / 8,615(中間の税引後利益ベース)= 約1.20(1.0以上で健全)
- 四半期・QoQ情報:四半期単独の詳細は短信要旨に限定記載。中間累計ベースで季節性考慮の記載あり(災害関連の影響が大きい)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:47.0%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 有利子負債(短期借入金+長期借入金+社債):約57,762(短期13,982+長期29,562+社債14,218)
- 流動比率:流動資産56,500 / 流動負債37,464 = 約150.8%(良好)
- 効率性:
- 総資産回転率(中間):62,145 / 170,468 = 0.365(年率換算では1.0弱相当)
- セグメント別貢献(中間)
- 廃棄物処理・再資源化事業:売上30,146(+52.8%)、セグメント利益12,251(+120.6%)→ 全社業績押上げ主因
- 資源リサイクル事業:売上20,947(△4.0%)、セグメント利益1,222(△27.3%)
- 再生可能エネルギー事業:売上7,054(+3.4%)、セグメント利益169(前年は損失151)
- その他:売上3,997(△24.6%)、セグメント利益688(+117.8%)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:減損損失130百万円(当中間期)を計上(廃棄物処理・再資源化事業関連)。災害損失引当金繰入77百万円等も計上。
- のれん:(株)イーアンドエム子会社化に伴いのれん1,017百万円計上、10年均等償却。
- 一時的要因の影響:中間の大幅増益は災害廃棄物処理(公費解体)という一時的な需要拡大が寄与している点は重要。これらは期末(通期)に向けて収束する可能性あり。特別損失を除いた実質業績は依然として堅調だが、一時要因の反動リスクを考慮すべき。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):20.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):30.00円
- 通期予想配当:50.00円(前期は合計45.00円)
- 直近発表から配当予想の修正:無
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は資料に直接記載なし(算出例:通期純利益予想12,300百万円/発行済株式数等で配当性向算定可能)。–(資料に明示なし)
- 株主還元方針:自社株取得等の継続的方針の記載は限定的。中間期に自己株式取得は実行(中間期の自己株式取得支出403百万円)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF主な内訳):
- 固定資産取得支出:9,712百万円(前年同期5,832百万円、増加)
- 主な内容:機械装置・運搬具増、建設仮勘定増加(新設備・施設投資)
- 減価償却費:中間で4,437百万円
- 研究開発:
- R&D費用:–(決算短信の主要数値に明示なし)
- 主なテーマ:廃棄物の付加価値化、製品化、分選別強化等(本文記載)
受注・在庫状況(該当業種)
- 受注状況:決算短信に受注高・受注残高の明示値はなし(–)。
- 在庫状況:
- 棚卸資産:3,305百万円(前期3,347百万円、ほぼ横ばい)
- 在庫回転日数等の記載:–(資料に記載なし)
セグメント別情報(要点)
- 廃棄物処理・再資源化事業:災害廃棄物処理(公費解体)拡大が主要因。複数子会社の業績差あり(回復企業・低調な事業所混在)。受入単価改定や分選別強化を進める一方で人件費等コスト増も発生。
- 資源リサイクル事業:鉄・非鉄相場の低下、使用済自動車発生台数の減少が影響し、売上・利益とも低下。シュレッダーダスト等の再資源化ライン稼働で改善策実施。
- 再生可能エネルギー事業:定期修繕の前倒しで稼働日数減少、修繕費増で一部マイナス。ただし電力小売の販路拡大で収益改善も見られる。
- 地域別:北海道拠点強化のため(株)イーアンドエムを子会社化(取得により北海道展開強化)。地域別内訳は資料に限定的。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画に関する明示的な進捗表は本短信に掲載なし。事業拡大(M&A)、高付加価値化、脱炭素・循環型社会への寄与という方針は一貫。のれん計上や設備投資は中期方針に合わせた拡大投資と推測される。KPIの開示:–(資料上明示なし)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:建設業界は総じて旺盛だが採算性と工期見極めで受注はやや慎重。鉄スクラップ価格は中間期に41,000円→39,500円/トンへ緩やか低下(価格下落が資源リサイクル事業に不利)。
- 競合比較:同業他社との比較データは本短信に記載なし。資源相場と地域ネットワーク(自治体・企業取引)が競争力のキー。
今後の見通し
- 業績予想(通期:2025/4/1~2026/3/31、修正無)
- 売上高:121,300百万円(+2.2%)
- 営業利益:19,000百万円(△17.3%)
- 経常利益:18,300百万円(△18.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:12,300百万円(+0.1%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):252.04円
- 予想の信頼性:中間進捗は良好だが、災害関連の一時要因収束と金属市況が下期業績に影響する可能性があり、不確実性は残る。会社は前回予想から修正なし。
- 主なリスク要因:金属相場変動、建設需要の地域差・採算性、労務費・販管費上昇、公費解体等の一時要因の終息、規制・許認可関連、M&A統合リスク。
重要な注記
- 連結範囲の重要な変更:有(新規連結3社:(株)イーアンドエム、(有)リサイクルサービス、(株)信州アグレーション)
- 会計方針の変更:なし。中間連結財務諸表には「中間連結特有の会計処理」注記あり(税金費用算定方法等)。
- 第2四半期短信は監査レビューの対象外。
- のれんの償却方法:取得に伴うのれんは10年均等償却(子会社取得によるのれん増加1,017百万円)。
(注)
- 「–」は資料に明示がない項目または算出困難な項目を示します。
- 本まとめは提供資料(決算短信)を基に作成した要約であり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9247 |
| 企業名 | TREホールディングス |
| URL | https://tre-hd.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。
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