2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想をレンジから単一金額へ修正(公表済、修正有)。第3四半期累計実績は通期見通しに対して売上・EBITDAは概ね順調(下記進捗率参照)。市場予想との差異は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+12.4%、EBITDA+52.3%、営業利益+48.6%、経常利益+48.4%)。ただし親会社株主に帰属する四半期純利益は45,038千円で前年同期比△66.6%(法人税等負担の増加等の影響)。
- 注目すべき変化:ARR・課金IDは拡大(ARR 7,224百万円、課金ID 83.4万件)する一方、税負担増や一時的要因で純利益は大幅減。報告セグメントは「プラットフォーム事業」単一へ(セキュリティ事業は廃止)。
- 今後の見通し:通期(2025年12月期)予想は売上高9,485百万円(+12.0%)、EBITDA1,310百万円(+52.9%)、営業利益431百万円(+345.1%)、親会社株主帰属当期純利益75百万円。第3四半期時点の進捗は売上73.2%、EBITDA71.1%、営業利益63.6%、純利益60.0%で、会社は通期達成の見込みを示している。
- 投資家への示唆:売上・収益力は拡大しているが、税負担等の一時的要因で純利益が大きく振れている点に注意。BPaaSの受注動向(特に労務管理BPaaSの遅れ)が通期成長の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社kubell(コード 4448)
- 主要事業分野:ビジネスチャット「Chatwork」を中核としたプラットフォーム事業(BPaaS含む)。セキュリティ事業は廃止済み。
- 代表者名:代表取締役兼社長上級執行役員CEO 山本 正喜
- URL:https://www.kubell.com/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結・日本基準)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 「プラットフォーム事業」単一(従来のChatworkセグメントを改称、セキュリティ事業は廃止)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):42,103,383株(2025年12月期 第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):41,828,031株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表・株主総会・IRイベント等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較、達成率は通期予想に対する第3Q累計の進捗)
- 売上高:6,948,051千円(前年同四半期比+12.4%)→ 通期予想9,485,000千円に対する進捗率 73.2%
- EBITDA:931,020千円(+52.3%)→ 通期予想1,310,000千円に対する進捗率 71.1%
- 営業利益:274,164千円(+48.6%)→ 通期予想431,000千円に対する進捗率 63.6%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:45,038千円(△66.6%)→ 通期予想75,000千円に対する進捗率 60.0%
- サプライズの要因:
- プロダクト(Chatwork)基盤拡大に伴う売上拡大・収益性改善でEBITDA・営業利益は大幅増。
- 一方で法人税等の計上額が大幅に増加(法人税等合計 206,715千円→前期34,675千円)し、税負担の増加が四半期純利益を圧迫。
- 営業外費用として投資有価証券売却損(6,536千円)や為替差損(5,384千円)、支払利息増(15,981千円)等の費用増も影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を数値で確定し、現時点で上方修正後の予想達成を見込む。第3Q進捗は概ね妥当だが、労務管理BPaaSの受注遅れ等が成長に影響するリスクあり(会社も言及)。
財務指標
- 損益要点(第3四半期累計:2025/1/1~2025/9/30、単位:千円)
- 売上高:6,948,051千円(前年同四半期 6,184,212千円、+12.4% / +763,839千円)
- 売上総利益:4,757,743千円(前年 4,263,185千円)
- 販管費:4,483,579千円(前年 4,078,699千円)
- 営業利益:274,164千円(前年 184,485千円、+48.6% / +89,679千円)
- 経常利益:251,754千円(前年 169,639千円、+48.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:45,038千円(前年 134,964千円、△66.6%)
- EBITDA(注):931,020千円(前年比+52.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):1.08円(前年3.30円)
- (注)EBITDA=営業損益+減価償却費・無形償却費+株式報酬費用
- 主要財政(貸借対照表、単位:千円)
- 総資産:6,169,338千円(前連結年度末 6,113,983千円、+55,355千円)
- 純資産:1,769,106千円(前 1,598,791千円、+170,314千円)
- 自己資本比率:28.7%(前連結期末 26.1%)← 目安:40%以上が安定的
- 現金及び預金:3,056,938千円(前 2,912,928千円、+144,009千円)
- 契約負債:2,093,648千円(前 1,982,545千円、増加)
- 有形固定資産:40,487千円(前 2,697千円)→ 有形固定資産の増加(設備投資等)
- 無形固定資産合計:1,109,412千円(前 1,094,112千円)
- 収益性指標(目安併記)
- 営業利益率:274,164 / 6,948,051 = 約3.95%
- コメント:ソフト系SaaS企業では業種により差があるが、一般に5%前後〜が目安。今回は改善傾向。
- ROE:–(純資産当期利益年換算が必要だが会社は通期見通しで親会社帰属当期純利益75百万円、期末純資産1,769,106千円から計算可 → 75,000/1,769,106 ≒4.24%(年率想定))目安:8%以上が良好。
- ROA:– (概算で75,000/6,169,338 ≒1.22%(年率想定))目安:5%以上が良好。
- 進捗率分析(通期見通しに対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率:73.2%
- EBITDA進捗率:71.1%
- 営業利益進捗率:63.6%
- 純利益進捗率:60.0%
- 過去同期間との比較:進捗は前年と比べて高い傾向(前年実績との直接比較は業種性・セグメント変更の影響あり)
- キャッシュフロー:
- 第3Q累計のキャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。よって営業CF/投資CF/財務CFやフリーCFは不明(–)。
- ただし現金及び預金は増加(+144,009千円)、投資その他の資産は減少(△319,674千円)。
- 四半期推移(QoQ等)
- 減価償却費:当第3Q累計 403,259千円(前年同期 233,826千円)→ 大幅増
- のれんの償却額:当期 3,166千円(前年同期 91,180千円)→ のれん償却は大幅に減少
- 財務安全性:
- 自己資本比率28.7%(安定性の目安40%に対して低めだが前期から改善)
- 流動負債合計 3,490,612千円、流動資産合計 4,347,658千円 → 流動比率はおおむね健全(詳細値は流動比率算出で可)
- 効率性:
- 総資産回転率等は資料に直接記載なし(–)
- セグメント別:
- 単一「プラットフォーム事業」として報告。セグメント別内訳は省略。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当明記なし(–)
- 特別損失:投資有価証券売却損 6,536千円が営業外費用に計上
- 一時的要因の影響:
- 法人税等の増加(法人税等合計 206,715千円)により当期純利益が大きく減少。税効果会計基準の適用に関する注記あり(会計基準改正の適用)。
- 為替差損や投資有価証券売却損なども影響。
- 継続性の判断:
- 投資有価証券売却損等は一時的要因と判断できる可能性あり。税負担の水準は今後の税務計上や会計方針適用により変動するため継続性は不確定。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(直近公表の配当予想に修正なし)
- 配当利回り:–(配当0のため0%)
- 配当性向:–(配当が0のため算出不能)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(株式報酬引当金増加はあり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産が大幅に増加:40,487千円(前期 2,697千円)→ 設備投資の増加示唆(詳細内訳は省略)
- 減価償却費:当第3Q累計 403,259千円(前年 233,826千円)
- 研究開発:
- R&D費用の明細は記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注・在庫に関する記載は限定的(BPaaS受注動向に言及あり)。
- 受注高・受注残高:–(記載なし)
- 在庫関連:該当なし(サービス業のため在庫項目は限定的)
セグメント別情報
- セグメント別状況:単一セグメント「プラットフォーム事業」に統合。セグメント別売上・利益の詳細は省略。
- 前年同期比較:プラットフォーム事業として売上・EBITDAは増加。
- 地域別売上:記載なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(会社提示):
- 2024–2026年で連結売上高CAGR 30%以上、2026年12月期売上高150億円(15,000百万円)、EBITDAマージン10〜15%を目標。
- KPI達成状況:
- ARR・課金IDは拡大(ARR 7,224百万円、課金ID 83.4万件)が確認され、プラットフォーム拡張は進捗。ただし労務管理BPaaSの受注遅延が短期的課題。
競合状況や市場動向
- 競合比較:資料内で同業他社との詳細比較はなし(ただしChatworkは国内中小企業向けチャットで利用者数No.1と記載)。
- 市場動向:中小企業向けBPaaS市場を攻める戦略。外部SaaS連携(社労夢等)でアプローチ拡大中。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年12月期)予想:売上高9,485百万円(+12.0%)、EBITDA1,310百万円(+52.9%)、営業利益431百万円(+345.1%)、経常利益404百万円(+435.4%)、親会社株主帰属当期純利益75百万円(予想修正有)。
- 会社は通期見通しの確度が高まったとして数値開示へ変更。
- 予想の信頼性:
- 第3Q進捗は売上・EBITDAで7割前後、営業利益等はやや低めの進捗。BPaaS受注動向等の実績次第で変動の余地あり。
- リスク要因:
- 労務管理BPaaS受注の遅れ、為替変動、投資有価証券評価、税負担の変動、競合との競争激化など。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)を当第1四半期より適用。四半期連結財務諸表に与える影響はないと記載。
- その他重要事項:
- 2025年7月1日付で連結子会社の吸収合併(株式会社kubellパートナーが存続、株式会社ミナジンを吸収)を実施。グループ管理効率化・成長加速を目的。
(補足)数値は決算短信記載の金額を基に記載。資料に明記のない項目は「–」と表記しました。投資判断に関する助言は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4448 |
| 企業名 | kubell |
| URL | https://www.kubell.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.18)」によって自動生成されました。
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