2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期業績予想に対する修正は無し(据え置き)。ただし第1四半期の実績は市場予想相当の情報はないため断定できませんが、売上・利益ともに通期想定から見て進捗は極めて低く、利益では通期予想の損失幅を既に上回る状況(実績は上振れ/下振れという表現は通期予想との関係で「悪化」)。
- 業績の方向性:減収(前年同期比で売上▲86.5%)・増損(営業損失が拡大)=「減収・減益(損失拡大)」。
- 注目すべき変化:SFD Antwerp BVを新たに連結子会社に追加(連結範囲の変更)。SFD Indiaの事業開始が遅延し、インド向け種結晶販売が大幅に落ち込んだことが売上急減の主要因。
- 今後の見通し:通期予想は据え置きだが、輸出管理運用の改正、SFD Indiaの立ち上げ遅延、為替変動や受注動向次第で修正リスクあり。会社は必要に応じて速やかに修正を開示する方針。
- 投資家への示唆:短期的には売上回復のカギはSFD Indiaの事業立ち上げとSFD Antwerpを通じた販路拡大(欧州大手・米国EC)。輸出管理や手続き遅延が継続すると業績回復は遅れるため、今後の受注・出荷・輸出許可の進捗を注視する必要あり。
企業概要
- 企業名:株式会社イーディーピー
- 主要事業分野:ダイヤモンド単結晶の製造・販売・開発(種結晶、基板・ウエハ、光学部品等)。LGD関連、宝石販売(子会社経由)やダイヤモンドデバイス向け基板開発も推進。
- 代表者名:代表取締役社長 藤森 直治
- URL:https://www.d-edp.jp
- 上場コード:7794(東証)
報告概要
- 提出日:2025年8月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算説明資料作成:無
- 決算説明会開催:無
セグメント
- 単一セグメント:ダイヤモンド単結晶の製造・販売・開発事業(セグメント別開示は省略)
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):14,457,600株(2026年3月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):14,417,629株(2026年3月期1Q)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定
- 通期業績予想の公表:既に公表(2025年5月27日)/今回の決算で修正なし
- 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)
予想 vs 実績(会社予想との比較)
(会社通期予想は2026年3月期通期:売上1,861百万円、営業利益△77百万円、経常利益△89百万円、親会社株主に帰属する当期純利益△128百万円)
- 売上高(第1四半期実績):32,106千円(32.106百万円)→ 通期予想に対する進捗率:32.106 / 1,861 ≒ 1.7%
- 営業利益(第1四半期実績):△263,935千円(△263.935百万円)→ 通期予想(△77百万円)と比較すると損失幅が既に約3.4倍(△263,935 / △77 ≒ 3.43)。通期見通しとの整合性は乖離。
- 経常利益(第1四半期実績):△275,008千円 → 通期予想(△89百万円)に対し既に約3.09倍の損失。
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△276,134千円 → 通期予想(△128百万円)に対し既に約2.16倍の損失。
※注:通期予想は期初公表のまま据え置き。第1四半期だけで見ると利益面は通期前提と大きく乖離しており、今後の回復シナリオが重要。
サプライズの要因
- 主因:SFD Indiaの輸入手続き・事務所選定等の遅延でインドでの種結晶販売が大幅減(種結晶売上が前年同期比▲94.1%)。
- その他:基板・ウエハ販売の減少(前年同期比▲67.7%)、為替差損(19,330千円)計上、受取賠償金11,151千円の一時収入はあるが損失拡大を相殺しきれず。
- 固定費・開発費は必要最小限を維持しつつも、研究開発や子会社ガバナンス強化の費用が発生。販売費及び一般管理費は前年同期比で減少。
通期への影響
- 現状:通期予想据え置きだが、第1四半期の結果だけで判断すると通期予想達成には厳しい側面あり(特に利益面)。会社は状況を精査し、必要なら予想修正を行う旨明示。
- 注視点:SFD Indiaの手続き完了・販売立ち上げ、SFD Antwerpを通じた欧米販路の立ち上げ、輸出許可手続きの所要時間、為替動向が通期達成の主要ファクター。
財務指標(主要数値)
(単位:千円、前年同期は2025年3月期第1四半期=2024/4/1~6/30)
- 売上高:32,106千円(前年同期237,746千円、前年同期比▲86.5%)
- 売上原価:111,757千円(前年184,532千円)
- 売上総利益:△79,651千円(前年53,214千円)
- 販売費及び一般管理費:184,284千円(前年227,685千円、減少)
- 営業損失:△263,935千円(前年△174,471千円、損失幅が51.3%拡大)
- 経常損失:△275,008千円(前年△158,523千円、損失幅が73.5%拡大)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△276,134千円(前年△162,606千円、損失幅が69.8%拡大)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△19.15円(前年△12.38円、悪化約54.8%)
財務状態(2025/6/30)
- 総資産:4,171,252千円(前期末4,377,766千円、▲206,514千円、▲4.7%)
- 純資産:3,194,035千円(前期末3,418,869千円、▲224,834千円)
- 自己資本比率:76.5%(前期末78.0%)→ 良好(目安:40%以上で安定)
- 現金及び預金:1,187,317千円(前期末1,441,911千円、▲254,594千円、▲17.7%)
- 売掛金:7,725千円(前期末123,899千円、▲116,174千円)
- 商品及び製品(在庫):519,668千円(前期末383,532千円、+136,136千円、+35.5%)
- 流動資産合計:2,503,392千円
- 流動負債合計:402,905千円 → 流動比率(流動資産/流動負債)=約621%(非常に高い流動性)
- 長期借入金:432,055千円(前期末470,180千円、▲38,125千円)
収益性指標(目安)
- 営業利益率(第1Q):営業損失のためマイナス(△263,935 / 32,106 ≒ △822%)
- ROE / ROA:四半期単独では算出値の意味が限定的(直近純損失でROEはマイナス)。過去基準や通期見通し等で総合評価が必要。
進捗率分析(通期予想に対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率:約1.7%(通常ペースでは極めて低い)
- 営業利益進捗(損失面で):通期想定の損失(△77百万円)に対し既に損失幅が拡大(第1Qは△263.9百万円)
- 純利益進捗:通期想定の純損失(△128百万円)に対し第1Qは△276.1百万円で既に通期想定を上回る損失
キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料に未記載)。ただし現金預金は減少しており、営業活動による現金減少が示唆される。
- 減価償却費:62,128千円(前年第1Qは113,771千円)
四半期推移(QoQ)
- QoQ比較データは四半期毎の数字がないため直接比較不可。季節性は製品・受注に依存するが、本期はSFD India遅延等の特殊要因が大きい。
財務安全性・効率性
- 自己資本比率76.5%(安定水準)
- 流動比率非常に高く短期支払力は良好
- 在庫増加と売上急減で資産効率は低下(総資産回転率悪化の可能性)
セグメント別(製品別売上)
- 種結晶:10,058千円(前年同期比▲94.1%)
- 基板及びウエハ:18,598千円(前年同期比▲67.7%)
- 光学部品及びヒートシンク:979千円(前年同期比▲78.2%)
- 工具素材:2,201千円(前年同期比▲60.4%)
- 宝石:268千円(前年同期はなし)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:受取賠償金 11,151千円(本社事務所建物の貸主及び仲介業者に対する損害賠償請求に伴う和解金)
- 特別損失:固定資産除却損 190千円
- 営業外費用の一時要因:為替差損 19,330千円(営業外費用に計上)
- 一時的要因の影響:受取賠償金は一時収入だが為替差損等で相殺され、純損失は大きい。種結晶販売減少やSFD Indiaの手続き遅延は継続リスクの可能性あり(再発する可能性は状況次第)。
配当
- 中間配当:0.00円(予定・修正なし)
- 期末配当:0.00円(予想)
- 年間配当(予想):0.00円
- 配当性向:–(純損失のため算出不可)
- 特別配当:無
株主還元方針:特筆事項なし(自社株買い等の記載なし)
設備投資・研究開発
- 固定資産の動向:有形固定資産が1,551,463千円→1,595,073千円(増加43,610千円)。投資その他の資産は83,009千円→43,878千円(減少39,131千円)。
- 減価償却費(第1Q):62,128千円(前年第1Q 113,771千円)
- 研究開発:新規デザイン宝石試作(10種類以上)、1インチウエハ製品化、30x30mm大型単結晶実用化など開発投資あり。R&D費の金額(四半期)は明示なし。資料では研究開発関連支出が発生した旨の記載あり。
受注・在庫状況
- 受注高/受注残高:明示なしだが「種結晶の受注は低位に推移」と記載。
- 在庫:商品及び製品が増加(383,532千円→519,668千円、+136,136千円、+35.5%)。在庫回転悪化懸念あり。
- 在庫の質:仕掛品は588,708千円で大きな比率を占める(前期600,691千円→588,708千円)。
セグメント別情報
- 単一セグメントのため詳細は省略(製品別売上は上掲)。
- 地域別売上:明示なし(海外子会社の活動記述あり:インド、ベルギー(Antwerp)、米国向けEC準備等)
中長期計画との整合性
- 中期ロードマップ:1インチ~4インチウエハの開発ロードマップあり。1インチウエハは計画通り実現、2インチモザイクウエハを2025年12月末目標で開発強化中。
- KPI達成状況:ウエハ開発は進展しているが、種結晶受注の低迷・SFD India遅延で売上面の進捗は遅れている。
競合状況や市場動向
- 市場動向:LGDの価格下落傾向は下げ止まりの兆し。LGD普及が天然ダイヤ市場にも影響。
- 競合:LGD企業の倒産・操業停止は一巡し、再稼働例もある。競合評価は資料記載の定性的情報のみ。
今後の見通し(会社予想等)
- 通期業績予想:公表値(据え置き)—— 売上 1,861百万円(+106.2%)、営業利益 △77百万円、経常利益 △89百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 △128百万円、1株当たり当期純利益 △8.90円。
- 前提条件:資料p.4に詳細前提あり(為替等)。会社は想定前提に基づく予想の達成可能性を注記。
- 予想の信頼性:第1四半期の実績は通期予想と乖離が大きいため、予想の信頼性は受注・手続き・輸出許可の進展による。会社は状況を見て必要なら速やかに予想を修正する旨。
- リスク要因:輸出貿易管理令の運用強化による輸出許可手続き長期化、SFD Indiaの事業開始遅延、為替変動、LGD市場動向、主要顧客(欧州大手等)の監査・サステナビリティ要件等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:有(SFD Antwerp BVを新規連結)
- 四半期連結キャッシュフロー計算書の作成:当該四半期は作成していない
- その他:第1Qにおける新株予約権の行使により資本金等が増加(資本金1,962,943千円、資本剰余金2,492,543千円)
(注)
- 不明項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7794 |
| 企業名 | イーディーピー |
| URL | https://www.d-edp.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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