2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を修正(有)と公表。ただし本短信内に市場コンセンサスとの比較数値はなく、四半期実績と直近公表予想の詳細比較は別途公表資料参照が必要(予想比の上振れ/下振れは–)。
- 業績の方向性:売上は大幅増(増収)だが営業損失・経常損失・当期純損失とも拡大(増収・増損)。→ 増収減益の状況ではなく「増収・損失拡大」。
- 注目すべき変化:売上高207,254千円(前年同期比+674.2%)と急増。一方で営業損失は771,389千円(前年同期は564,775千円の損失)と損失拡大。研究開発費総額は719,531千円(前年同期比-8.2%)だが、共同研究費控除後に販売費及び一般管理費に計上された負担額は445,960千円(前年同期比+69.1%)と増加。
- 今後の見通し:通期予想は2026年3月期通期について修正あり(別途公表)。第3四半期累計で通期売上予想212,000千円に対し進捗率約97.8%と高水準で、売上面では通期達成が見えやすい。一方、損失圧迫要因が継続しており通期での損失縮小は要注視。
- 投資家への示唆:主に規制対応・臨床・商業化に関する進捗(製造販売承認申請、GCTP適合性調査、希少疾病用製品指定、米国でのpre-IND等)により事業フェーズが研究開発→承認・供給体制整備へ移行している点が重要。売上はCDMO・展示提供等で発生し増加しているが、依然として高い研究開発費負担と赤字が継続しているためキャッシュ動向・助成金/資金調達計画・通期予想修正の中身確認が必須。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:クオリプス株式会社
- 主要事業分野:再生医療等製品(ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート等)の研究開発・製造、及びそれを活かしたCDMO事業
- 代表者名:代表取締役社長 草薙 尊之
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算補足説明資料:作成有(決算説明動画は当社HPで配信予定、決算補足資料はTDnetで開示)
- セグメント:
- 単一セグメント:再生医療等製品事業(記載は単一セグメントのためセグメント明細は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):8,265,366株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):8,196,632株
- 発行済自己株式数:15,896株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:開催せず(決算説明動画をHPで配信予定)
- 株主総会/IRイベント:–(本短信に具体日程の記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高:207,254千円(前年同期比+674.2%)/通期予想212,000千円に対する進捗率約97.8%(達成見込みは高い)
- 営業利益:営業損失771,389千円(前年同期は△564,775千円)/通期予想営業損失△1,024,000千円に対する進捗率(損失累積割合)約75.3%
- 純利益:親会社株主に帰属する四半期純損失732,120千円(前年同期は△611,862千円)/通期予想当期純損失△983,000千円に対する進捗率約74.5%
- (注)本短信では市場コンセンサスとの比較データは記載なし。会社は通期業績予想を本日(2026/2/13)修正公表(詳細は別資料参照)としているため、既発表予想との相対的な上振れ/下振れ判断は該当資料参照が必要。
- サプライズの要因:
- 売上増:CDMO関連の受託や展示提供などにより売上が大幅増加したことが主要因(本文での説明)。有価証券運用益・為替差益など営業外収益も増加。
- 損失拡大:研究開発費の企業負担(共同研究費受入額控除後の負担額)が増加(445,960千円、前年同期比+69.1%)し、販売費及び一般管理費が増加。減価償却費も増加(61,369千円)。
- 通期への影響:
- 売上は通期予想に対してほぼ到達済み(約97.8%)であり、売上面の達成可能性は高い。ただし研究開発費負担と販管費の水準により通期での損失圧縮は不確実。通期予想は修正済のため、修正後数値の確認が必要。
財務指標(主要数値は千円)
- 連結損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:207,254(前年同四半期 26,769、増減率 +674.2%、増加額 +180,485)
- 売上総利益:126,183(前年 21,642)
- 販売費及び一般管理費:897,573(前年 586,417)
- 営業利益(損失):△771,389(前年 △564,775)
- 経常利益(損失):△734,407(前年 △608,923)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益(損失):△732,120(前年 △611,862)
- 1株当たり四半期純利益(円):△89.31(前年 △76.58)
- 連結財政状態(2025年12月31日)
- 総資産:5,214,977(前連結会計年度末 5,741,609、増減率 -9.2%)
- 純資産:5,031,044(前期末 5,529,698、増減率 -9.0%)
- 自己資本比率:94.7%(前期末 96.1%)→ 94.7%(安定水準)
- 自己資本(参考):4,940,750千円(短信内参照値)
- 収益性指標(単純計算)
- 営業利益率:△771,389 / 207,254 ≒ △372.3%(大幅マイナス;研究開発投資段階の特性)
- ROA(概算):親会社株主に帰属する損失 / 総資産 = △732,120 / 5,214,977 ≒ △14.0%(負の値)
- ROE(概算):親会社株主に帰属する損失 / 株主資本合計(4,930,309) ≒ △14.9%(負の値)
- (目安)ROE 8%以上良好、ROA 5%以上良好だが本社は研究開発投資フェーズのため負の数値
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗、通期予想は短信記載の数値を使用)
- 売上高進捗率:207,254 / 212,000 ≒ 97.8%(高進捗)
- 営業利益進捗率(損失ベース):771,389 / 1,024,000 ≒ 75.3%(損失の大部分が発生)
- 純利益進捗率(損失ベース):732,120 / 983,000 ≒ 74.5%
- 過去同期間との比較:売上は大幅改善、損失は拡大(前年は売上が小さいため比較値は注意)
- キャッシュフロー等
- キャッシュ(現金及び預金):3,572,786千円(前期末 4,594,824千円、減少 1,022,037千円)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本短信に作成せず(注記あり)
- 減価償却費:61,369千円(前年同期 56,183千円)
- フリーCF等の詳細は未開示(現金残高減少の主因は研究開発・事業運営費の支出)
- 営業CF/純利益比率:–(キャッシュフロー詳細未提示)
- 四半期推移(QoQ):QoQ詳細は本短信に記載なし(累計比較のみ)
- 財務安全性:
- 自己資本比率94.7%(安定水準)
- 負債合計183,932千円と総資産に比して低水準(財務レバレッジは低い)
- 流動比率:流動資産 4,643,449 / 流動負債 125,303 ≒ 3708%(非常に高い流動性)
- 効率性:
- 総資産回転率や売上高営業利益率は研究開発投資段階のため低下(売上増で回転は改善傾向)
特別損益・一時的要因
- 特別利益・特別損失:本短信に「特別損益」の大きな項目の記載は無し。営業外収益として有価証券運用益16,606千円、為替差益9,543千円が計上されている。
- 一時的要因の影響:有価証券運用益等は一時的性格を持つ可能性あり。主たる業績変動は研究開発費負担や共同研究費の処理に起因。
- 継続性の判断:研究開発費は継続的に発生するため注意(ただし共同研究受入額による相殺もある)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(変更なし)
- 期末配当(予想):0.00円(変更なし)
- 年間配当予想:0.00円
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:–(当期赤字のため算出困難)
- 特別配当・自社株買い:無し(本短信に記載なし)
- 株主還元方針:特記事項なし(配当予想の修正は無)
設備投資・研究開発
- 設備投資:特定の金額明示なし。ただし経済産業省補助金(再生CDMO補助金/新技術導入促進枠)に採択され、設備投資に充当予定と記載(補助金活用で供給能力向上を図る方針)。
- 減価償却費:61,369千円(第3四半期累計)
- 研究開発:
- 研究開発費(総額):719,531千円(前年同期比-8.2%)
- 共同研究開発費受入額:△273,570千円(前年同期△519,728千円)
- 当社負担として販売費及び一般管理費に計上した研究開発費:445,960千円(前年同期比+69.1%)
- 主な研究開発テーマ:PJ1〜PJ5(iPS由来心筋細胞シート(虚血性心疾患:国内/海外)、拡張型心筋症、カテーテル移植技術、体内再生因子誘導剤YS-1301 等)
受注・在庫状況
- 受注・受注残:–(本短信に記載なし)
- 在庫(棚卸資産):30,721千円(前期末 45,468千円、減少)
- 在庫回転日数:–(記載なし)
セグメント別情報
- 単一セグメント:再生医療等製品事業のみ(セグメント別詳細は省略)
- セグメント戦略:国内での製造販売承認取得および供給体制整備、海外(米国)での開発・IND準備、CDMO事業拡大、カテーテル等によるパイプライン拡充
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本短信に明文化された中期数値目標の記載は無しが、製造販売承認申請・GCTP適合性調査・希少疾病指定・米国でのpre-IND等は商業化に向けた進捗であり、中長期の収益化フェーズ移行を示唆
- KPI達成状況:主要KPI(承認申請、GCTP調査対応、希少疾病指定、米国pre-INDの合意形成)は進捗あり
競合状況や市場動向
- 競合比較:本短信に同業他社との直接比較は記載なし
- 市場動向:再生医療分野は規制対応・治験進捗・供給体制が事業化の鍵。希少疾病指定や海外連携(Stanford、FDA協議)は競争優位性に寄与する可能性あり
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(会社発表・修正あり):売上 212,000千円(通期)/営業損失 △1,024,000千円/経常損失 △981,000千円/親会社株主に帰属する当期純損失 △983,000千円/1株当たり当期純損失 △119.88円
- 直近開示からの修正の有無:有(2026年2月13日付「通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)
- 会社予想の前提条件:添付資料P.4に詳細説明あり(為替等の前提がある場合は別途確認)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の売上進捗は高いが損失が大きい。過去の達成傾向等の記載はなしのため、修正後予想の前提確認が必要。
- リスク要因:規制審査結果(承認可否)、GCTP適合性調査結果、公的補助の確保、臨床開発の成否、為替・市場動向、資金調達・キャッシュ残高の変動等
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 継続企業の前提:該当事項なし(継続前提に関する注記なし)
- その他重要事項:
- 当社はヒトiPS由来製品の製造販売承認申請を行い(2025年4月)、GCTP適合性調査を受けた。2025年10月に希少疾病用再生医療等製品に指定(支援措置対象)。
- 米国ではStanfordとの共同研究開始、FDAとpre-IND相談を実施しIND申請に向け準備中。
- 経済産業省の再生CDMO補助金「新技術導入促進枠」に採択され、供給能力向上のため設備投資を予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4894 |
| 企業名 | クオリプス |
| URL | https://cuorips.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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