2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:上期実績を踏まえ通期予想を修正(売上高を下方修正、営業利益は上方修正)。上振れ/下振れの混在(売上:下方修正、営業利益:上振れ)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+5.7%、営業利益+4.7%、経常利益+3.6%)。ただし親会社株主に帰属する中間純利益は△16.4%(前年同期の特別利益剥落が主因)。
- 注目すべき変化:前年同期は投資有価証券売却益(1,911百万円)があったが今期はほぼ発生せず、これが中間純利益減少の主要因(営業利益は増加)。
- 今後の見通し:通期は売上高を367,000→355,000百万円へ修正(△3.3%)、営業利益は22,000→22,500百万円へ上方修正。上期進捗は売上50.5%、営業利益55.9%、親会社純利益56.0%でおおむね順調(期初比で修正あり)。
- 投資家への示唆:営業基盤は堅調で進捗は良好。中間純利益の減少は一時的な特別利益剥落が主因のため、営業力(セグメント別の取扱量拡大・適正単価収受)が継続できるかを注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:鴻池運輸株式会社
- 主要事業分野:複合ソリューション事業(産業向け物流や空港物流等)、国内物流事業(定温・物流)、国際物流事業(輸出入フォワーディング等)
- 代表者名:代表取締役会長兼社長執行役員 鴻池 忠彦
- URL:https://www.konoike.net/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)/連結(2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算補足説明資料作成:有(機関投資家・アナリスト向け説明会あり)
- セグメント:
- 複合ソリューション事業:産業向け物流、空港関連、生活産業向け等(セグメント売上・利益最大)
- 国内物流事業:定温物流、物流アウトソーシング等
- 国際物流事業:国際貨物取扱、フォワーディング等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:56,952,442株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(中間期):53,080,882株
- 時価総額:–(本短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向けに2025年11月19日オンライン開催予定
- IRイベント:決算説明資料を2025年11月19日に同社Webへ掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(上期累計)
- 売上高:179,322百万円(前年同期比+5.7%)
- 営業利益:12,588百万円(前年同期比+4.7%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:8,127百万円(前年同期比△16.4%)
- 会社予想(通期)修正:通期売上高を367,000→355,000百万円に下方修正、営業利益は22,000→22,500百万円に上方修正。中間発表は通期予想の修正に基づくもの。
- サプライズの要因:
- 営業面:インド・カナダの子会社連結化や空港旅客便復便などで取扱量が増加し、適正単価収受も進み営業利益は増加。
- 特別事項:前期に計上された投資有価証券売却益(1,911百万円)が今期はほとんどなく、これが当期純利益の減少主要因。また当期は訴訟損失引当金530百万円を特別損失計上。
- 通期への影響:
- 売上の進捗(上期/通期予想)50.5%、営業利益進捗55.9%、親会社純利益進捗56.0%と概ね順調。営業利益・経常利益は上方修正したため通期達成見込みは妥当と判断している(ただし外部環境リスクは存在)。
財務指標
- 財務諸表の要点(当中間期:百万円)
- 総資産:289,549(前期末289,702、ほぼ横ばい)
- 純資産:153,247(前期末150,424、+28,323百万円)
- 自己資本比率:51.6%(安定水準)
- 現金及び現金同等物:56,921(前期中間期74,981 → 減少)
- 主要損益(中間期=2025/4–9、百万円)
- 売上高:179,322(+5.7%、前年169,689)
- 営業利益:12,588(+4.7%、営業利益率 ≒ 7.02%(業種平均との比較は業種に依存))
- 経常利益:12,556(+3.6%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:8,127(△16.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):153.11円(前年183.28円)
- 収益性指標(算出方法注記:中間利益を年換算して算出)
- ROE(年換算推定) ≒ 10.9%(計算例:中間親会社純利益8,127百万円×2 ÷ 自己資本149,373百万円)→ 10%超で優良の目安
- ROA(年換算推定) ≒ 5.6%(16,254 ÷ 総資産289,549)→ 5%以上で良好の目安
- 営業利益率:7.02%(直近中間期)
- 進捗率分析(通期予想に対する上期実績)
- 通期売上高進捗率:179,322 / 355,000 = 50.5%
- 通期営業利益進捗率:12,588 / 22,500 = 55.9%
- 通期親会社純利益進捗率:8,127 / 14,500 = 56.0%
- コメント:進捗は概ね順調で、営業利益・純利益は通期予想に対して上期で過半を確保している。
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:12,158(前年11,043、増加)→ 営業CFは黒字でポジティブ
- 投資CF:△10,590(前年△2,536、支出増。主に有形固定資産取得8,028、持分法適用投資取得840、定期預金増加1,086)
- 財務CF:△6,459(前年△2,753、主因は社債償還5,000、配当支払3,237、借入金受入れ26,80)
- フリーCF(営業CF-投資CF)= +1,568百万円(黒字)
- 現金同等物残高:56,921百万円(前期中間期74,981百万円)→ 減少(投資と社債償還が主因)
- 営業CF/純利益比率:営業CF12,158 ÷ 中間純利益8,497(税引前の勘定差あり)= ≒1.43(1.0以上で健全)
- 四半期推移(QoQ):四半期単独の詳細は短信に限定開示のため–(中間累計ベースでの比較を実施)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:51.6%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 総負債:136,302 → 負債/純資産比 ≒ 0.89(過度なレバレッジはない水準)
- 流動比率:流動資産136,703 / 流動負債59,170 ≒ 231%(流動性は良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当中間期は固定資産売却益30百万円、投資有価証券売却益25百万円(小額)
- 特別損失:訴訟損失引当金繰入530百万円等、計565百万円
- 影響:前年同期の投資有価証券売却益1,911百万円がなかったことが、親会社株主に帰属する中間純利益の減少に大きく寄与(実質的な営業力は増益)。
- 継続性:訴訟引当金は特定案件に起因する可能性が高く一時的要因と判断されるが、継続性は案件の進捗次第。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:55円(2026年3月期中間)→ 前期は35円
- 期末配当予想:55円
- 年間配当予想:110円(うち中間55、期末55)
- 配当利回り:–(株価必要、短信に記載なし)
- 配当性向:通期想定EPS 273.17円に対しDPS110円 → 配当性向 ≒ 40.3%(安定的な株主還元を意識した水準)
- 特別配当:無し
- 自社株買い:無し(記載なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の主な内訳):有形固定資産取得支出 8,028百万円(前年期上期3,786百万円)→ 大幅増
- 減価償却費:中間で47,222百万円(注:損益計算書の減価償却費は4,722百万円。注記の表示単位に注意)
- 研究開発費(R&D):特段の記載無し(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:該当記載なし(–)
- 在庫状況:棚卸資産は2,314百万円(前期2,243百万円、増加)。在庫回転日数等は記載なし(–)
セグメント別情報
- 複合ソリューション事業:
- 売上高:116,583百万円(前年同期比+6.9%)
- セグメント利益:12,592百万円(+8.5%)
- 主因:インド鉄鋼子会社連結化、空港旅客便復便、食品・生活関連での取扱増等
- 国内物流事業:
- 売上高:28,100百万円(+2.4%)
- セグメント利益:1,894百万円(+6.8%)
- 主因:定温取扱増、適正単価収受
- 国際物流事業:
- 売上高:34,611百万円(+4.2%)
- セグメント利益:2,106百万円(△11.2%)
- 主因:米国向け取扱量減等で減益。ただしカナダ子会社連結化や大型案件で売上は増加
- 注記:当中間期より一部営業所の所属事業本部を変更(セグメント再編)しており、比較数値は変更後基準で作成。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画2027(最終年度2028年3月)を2025年4月に開始:「海外事業拡大」「国内事業の成長加速」「事業構造改革」を三本柱に投資(人材・ICT・技術)を実施中。
- 進捗:海外連結化の効果が上期に寄与(インド・カナダ)、PMI進捗も概ね順調との記載。
競合状況や市場動向
- 市場動向:円安、人手不足、物価上昇、インバウンド需要回復など混在。米国の関税引上げなど外部要因の不確実性あり。
- 競合比較:短信内に同業比較は無し(–)。ただし適正単価収受と海外拡大で収益基盤を強化中。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期修正:売上高 355,000百万円(前回367,000)、営業利益 22,500百万円(前回22,000)、経常利益22,500百万円(前回21,500)、親会社株主に帰属する当期純利益 14,500百万円(修正無し)
- 前提条件等の詳細:短信P.4参照(為替等の前提あり、具体値は別資料)
- 予想の信頼性:上期進捗は良好。通期純利益は修正なしだが売上は下方修正しており、残り期間の需要動向・一時要因に依存。
- リスク要因:為替変動、米国関税、人手不足、物流需要の地域別偏り、訴訟等の一時支出。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し(ただし昨年度から新規連結子会社あり。上期にインド・カナダ子会社の連結効果を反映)
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外
- 決算説明会資料は2025年11月19日に同社Webに掲載予定
(注)
- 数値は原資料(決算短信)に基づく。単位は百万円、%は対前年同期増減率。
- ROE/ROAは中間利益を単純に年換算して目安として算出。算出方法の違いにより実数と差が生じる可能性あり。
- 不明項目は「–」で記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9025 |
| 企業名 | 鴻池運輸 |
| URL | http://www.konoike.net/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 運輸・物流 – 陸運業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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