2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期業績予想および期末配当予想を修正(公表:有)。第3四半期累計の営業利益・経常利益・純利益は会社予想(修正後)に対して進捗良好(下記参照)。売上高はほぼ横ばい~やや下振れ(前年同期比 △1.8%)。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収増益」(売上高 △1.8%、営業利益 +161.9%)。利益率が大幅改善。
  • 注目すべき変化:建設事業の完成工事総利益率改善によりセグメント営業利益が大幅増加(建設事業営業利益 4,976百万円:前年同期比 +150.4%)。その他、有価証券評価差額金の増加により包括利益が大幅増(6,394百万円、+228.7%)。
  • 今後の見通し:通期予想(売上 98,000百万円、営業利益 5,500百万円、親会社帰属当期純利益 4,100百万円)に対する第3四半期末進捗は売上約73.9%、営業利益約84.6%、純利益約89.0%と高い進捗。達成可能性は高いが、会社は業績予想・配当を修正済み(期末に創業440周年特別配当3円を含む)。
  • 投資家への示唆:売上は微減だがコスト管理・粗利改善で利益率が大幅に改善している点が今回の決算の核心。公共案件の受注減少・民間の増加という受注構成変化に留意。自己資本比率上昇・借入金圧縮で財務基盤は強化。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:松井建設株式会社
    • 主要事業分野:建設事業(建築・土木の請負、完成工事等)、不動産事業等(開発不動産等)
    • 代表者名:代表取締役社長 松井 隆弘
    • URL:https://www.matsui-ken.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 建設事業:完成工事(請負工事)が主。第3Q累計売上の大半を占める(顧客との契約から生じる収益 71,238百万円)。
    • 不動産事業等:開発不動産売上等(第3Q累計売上 1,152百万円)。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):30,580,000株
    • 期末自己株式数:2,059,139株
    • 期中平均株式数(四半期累計):28,689,763株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料が当該発表(2026/2/12)
    • IRイベント:決算説明会は開催なし(当該発表では補足説明・説明会無し)
    • (その他)通期業績予想および配当予想を修正済み(詳細は別途お知らせ参照)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:72,391百万円(前年同期比 △1.8%)。通期会社予想98,000百万円に対する進捗率 約73.9%(やや順調)。
    • 営業利益:4,652百万円(前年同期比 +161.9%)。通期予想5,500百万円に対する進捗率 約84.6%(上振れ寄りの進捗)。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,647百万円(前年同期比 +128.8%)。通期予想4,100百万円に対する進捗率 約89.0%(非常に高い進捗)。
  • サプライズの要因:
    • 主因は建設事業での完成工事総利益率改善(原価低減/工事粗利改善)。加えて投資有価証券評価差額金の増加(その他包括利益)が包括利益を押し上げた。
    • 売上は連結子会社の開発不動産売上減少で不動産事業等が減少。
  • 通期への影響:
    • 第3四半期時点で営業・純利益進捗は高く、会社が修正した通期予想は現時点で達成可能性が高い。ただし、建設コスト(労務・資材)や受注構成の変化、外部環境リスクにより下振れリスクは残る。

財務指標

  • 財務諸表要点(第3Q末:2025/12/31)
    • 資産合計:81,238百万円(前期末80,887百万円、+0.4%)
    • 負債合計:26,251百万円(前期末30,271百万円、△13.3%)
    • 純資産合計:54,986百万円(前期末50,616百万円、+8.6%)
    • 自己資本比率:67.7%(前期66.2?→報告値 62.6%→向上。67.7%(安定水準))
  • 主要業績(第3Q累計、対前年同期)
    • 売上高:72,391百万円(△1.8% / △1,304百万円)
    • 営業利益:4,652百万円(+161.9% / +2,876百万円)
    • 経常利益:5,152百万円(+136.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,647百万円(+128.8%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):127.14円(前年同期 55.13円)
  • 収益性指標(第3Q累計ベース、注記あり)
    • ROE(単純計算、当期純利益/期末純資産):3,647 ÷ 54,986 = 6.63%(累計ベース)。年率換算(参考)では約8.8%(年換算値、参考値)。目安:8%以上で良好。
    • ROA(当期純利益/総資産):3,647 ÷ 81,238 = 4.49%(累計ベース)。年率換算では約6.0%(参考値)。目安:5%で良好。
    • 営業利益率(営業利益/売上高):4,652 ÷ 72,391 = 6.4%(改善)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率:約73.9%(通常ペースとしては高い)
    • 営業利益進捗率:約84.6%(良好)
    • 純利益進捗率:約89.0%(非常に良好)
    • 過去同期との比較:利益進捗が大幅に改善
  • キャッシュフロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されておらず詳細CFは未記載(注記あり)。但し貸借対照表上の動き:
    • 現金預金:5,873百万円(前期末13,462百万円 → 減少 7,589百万円)
    • 投資有価証券:18,812百万円(前期末14,657百万円 → 増加 4,154百万円)
    • 営業CF/純利益比率:–(CF明細なしのため算出不可)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単位の明細は開示資料の累計のみ。季節性は事業特性上あるが資料に詳細なQoQ数値は無し。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:67.7%(安定水準、40%以上で安定)
    • 流動比率(簡易計算):流動資産40,535 ÷ 流動負債19,851 = 約204%(流動比率200%程度で良好)
    • 負債比率(負債合計/純資産):26,251 ÷ 54,986 = 47.7%(低め)
  • 効率性:総資産回転率等詳細は開示無し(–)。
  • セグメント別(第3Q累計)
    • 建設事業:売上(完成工事高)712億38百万円 = 71,238百万円(△1.3%)、セグメント営業利益 4,976百万円(+150.4%)
    • 不動産事業等:売上 11億52百万円 = 1,152百万円(△24.2%)、セグメント営業利益 448百万円(△2.5%)
    • 建設事業が利益貢献の主力

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 214百万円(当期)、固定資産売却益 無し(当期)
  • 特別損失:当期は特別損失計上無し(前期は減損105百万円等)
  • 一時的要因の影響:前期の減損や投資有価証券売却損が無くなり、当期は売却益はあるが特別損失は計上されていないため、実質的な業績評価では通常営業による粗利改善が本質的要因。その他包括利益における有価証券評価差額金の増加(+2,788百万円)が包括利益を押上げ。
  • 継続性の判断:評価差額金は時価変動要因で継続性は不確定。営業利益改善は事業運営上の取り組み次第で継続可能性あり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末):26.00円(2026年3月期)
    • 期末配当(予想):49.00円(うち創業440周年記念配当 3円を含む)
    • 年間配当予想:75.00円(修正あり)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
  • 配当性向(予想、概算):
    • 会社の通期当期純利益予想:4,100百万円。総配当額(概算)=75円 × 発行済株式数30,580,000株 ≒ 2,293.5百万円 → 配当性向 ≒ 2,293.5 ÷ 4,100 ≒ 56.0%(概算)
    • 注:自己株式の取り扱い等により実際の配当性向算定は多少前後。参考として表示。
  • 特別配当:期末に創業440周年記念配当3円を含む(今回の予想に反映)。
  • 株主還元方針:配当増額(特別配当含む)と利益配分を強化する姿勢。自社株買いの記載はなし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(該当データ無し)
  • 減価償却費:372百万円(第3Q累計、前年 366百万円)
  • 研究開発費:–(該当データ無し)
  • 主な投資内容:投資有価証券残高が増加(14,657 → 18,812百万円)、一部投資増の動きあり。

受注・在庫状況

  • 受注状況(個別受注、第3Q累計)
    • 受注高:88,229百万円(+1.2%)
    • 内訳:建設事業受注 86,400百万円(建築の公官庁受注減少、民間増加)、不動産事業等 1,253百万円(△9.4%)
    • 備考:官公庁案件が減少(建築 公官庁 △27.6%)、民間は増加(建築 民間 +9.6%)
  • 在庫状況(棚卸資産等):販売用不動産等の記載は無し(0)。棚卸資産等は小額(その他棚卸資産 254百万円)。

セグメント別情報

  • 建設事業(主力)
    • 売上:71,238百万円(△1.3%)
    • セグメント利益:4,976百万円(+150.4%)
    • 戦略/状況:完成工事総利益率の改善が寄与。
  • 不動産事業等
    • 売上:1,152百万円(△24.2%)
    • セグメント利益:448百万円(△2.5%)
    • 戦略/状況:連結子会社の開発不動産売上減少が影響。
  • 地域別売上:明細は開示無し(国内中心と推定)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:本資料に詳細記載なし(–)。しかし利益率改善・財務健全化は中期目標と整合する可能性あり。
  • KPI達成状況:受注高は横ばい~微増、利益率は改善。KPIの詳細は資料参照箇所無し。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(会社コメント):公共投資は堅調、設備投資は緩やかに回復。ただし労務費・資材価格の高止まり、担い手不足が課題で先行き不透明。
  • 競合比較:同業他社との相対比較データは開示無し(–)。ただし高い自己資本比率・利益率改善は相対的な財務余力を示唆。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期予想、修正あり):売上 98,000百万円(△1.3%)、営業利益 5,500百万円(+62.6%)、経常利益 6,000百万円(+56.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 4,100百万円(+50.4%)、1株当たり当期純利益 142.91円。
    • 前提条件・リスク:原価・労務・資材価格の変動、受注環境の変化、為替等(詳細は添付資料の前提参照)。
  • 予想の信頼性:第3Q時点の進捗は高いため達成可能性は高いが、公共受注の減少やコスト高が下振れリスク。会社は保守的/現実的に修正を行った旨を公表。
  • リスク要因:資材・人件費上昇、公共投資環境の変化、投資有価証券の時価変動等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間に係るCF計算書は作成されていない(注記あり)。
  • 監査:四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビューは無し。

(注記)

  • 本資料は開示資料に基づく要約です。数字は百万円未満切捨ての開示数値に基づきます。
  • 不明な項目は「–」で表示しています。
  • 財務比率等は資料の値・単純計算に基づく概算値を示しています。投資判断を目的とした助言は行っていません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1810
企業名 松井建設
URL http://www.matsui-ken.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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