2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対して第3四半期累計(以下「Q3累計」)は売上高がやや下振れ(前年同期比で減収)だが、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益はいずれも会社予想の進捗を上回る(上振れ)。会社は業績予想の修正を行っていない(予想どおりの公表は「無」)。
  • 業績の方向性:減収増益(売上高54,919百万円:△4.6%、営業利益3,960百万円:+18.3%)。
  • 注目すべき変化:ガラスびん関連事業の売上は減少したが、販売単価上昇や製びん関連設備売上の寄与でセグメント利益は大幅増(セグメント利益2,942百万円:+29.4%)。持分法利益が829百万円(+91.1%)と大幅増。
  • 今後の見通し:通期予想の修正は無し。通期予想に対する進捗は売上高進捗率約74%と通常~やや高め、営業利益・経常利益・純利益は既に通期予想を上回る進捗(営業利益進捗率約120%等)で、下期に利益が減少する想定か、会社側の通期見通しが保守的である可能性がある。
  • 投資家への示唆:数量(出荷量)の減少が売上を抑えた一方、価格改定やコスト改善、設備売上や海外持分益の寄与で収益性が改善。財務は自己資本比率上昇・有利子負債削減で安定。通期予想未修正のまま上振れ余地がある点を注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本山村硝子株式会社
    • 主要事業分野:ガラスびん製造・販売、プラスチック容器、物流、ニューガラス(電子部品用ガラス等)、植物事業等
    • 代表者名:代表取締役 社長執行役員 山村 昇
    • 上場コード:5210、上場取引所:東証
    • URL:https://www.yamamura.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料作成の有無:無
    • 決算説明会の有無:無
  • セグメント:
    • ガラスびん関連事業:国内ガラスびん製造販売、製びん関連設備売上等
    • プラスチック容器関連事業:飲料用キャップ等の製造販売(国内・中国等)
    • 物流関連事業:物流・配送サービス(第1四半期より一部をガラスびん関連へ再編)
    • ニューガラス関連事業:電子部品用ガラス・ガラスセラミックス等
    • その他:植物事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):11,145,249株(2026年3月期3Q)
    • 期末自己株式数:923,935株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):10,221,888株(2026年3月期3Q)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表(今回):既報
    • 株主総会、IRイベント等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期ベースとの比較、達成率は通期予想に対するQ3累計の比率)
    • 売上高:54,919百万円。通期予想74,000百万円に対する進捗率 54,919/74,000 ≒ 74.2%(達成率:約74%)
    • 営業利益:3,960百万円。通期予想3,300百万円に対する進捗率 3,960/3,300 ≒ 120.0%(達成率:約120%) → 通期想定を既に上回る
    • 経常利益:4,649百万円。通期予想3,900百万円に対する進捗率 4,649/3,900 ≒ 119.2%(達成率:約119%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,817百万円。通期予想3,000百万円に対する進捗率 3,817/3,000 ≒ 127.2%(達成率:約127%)
  • サプライズの要因:
    • 営業利益改善の主因:ガラスびん販売単価上昇(価格改定)、製びん関連設備売上増、修繕費等の固定費削減による利益率改善
    • その他:海外関連会社の業績改善で持分法利益が大幅増(+91.1%)
    • 売上はガラスびん出荷量の減少で減収
  • 通期への影響:
    • 通期予想の修正は無し(会社発表)。ただしQ3累計で利益面は通期目標を既に超過しており、下期見通しが慎重な前提か一時要因がある可能性があるため、下期業績(出荷数量回復の有無、為替動向など)に注意。

財務指標

(単位:百万円、%は対前年同期間増減率)

  • 要点(Q3累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:54,919(△4.6% 前年同期57,581)
    • 営業利益:3,960(+18.3% 前年同期3,347)
    • 経常利益:4,649(+22.1% 前年同期3,808)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,817(+38.0% 前年同期2,766)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):373.47円(Q3累計)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:3,960 / 54,919 ≒ 7.21%(業種により差異あり)
    • ROE(簡易算出、Q3累計純利益/自己資本):3,817 / 55,775 ≒ 6.8%(目安:8%以上で良好。今回は6.8%で目安未達)
    • ROA(簡易):3,817 / 93,256 ≒ 4.1%(目安:5%以上が良好。今回4.1%)
  • 進捗率分析(通期予想に対するQ3累計)
    • 売上高進捗率:約74.2%(通常ペース~やや高め)
    • 営業利益進捗率:約120.0%(既に通期見込みを上回る)
    • 純利益進捗率:約127.2%(同上)
    • コメント:利益面での進捗が非常に良く、通期業績は上振れの可能性があるが会社は未修正。
  • 貸借対照表(主要項目、前連結会計年度末→当第3四半期)
    • 総資産:94,853 → 93,256(△1,597)
    • 現金・預金:10,791 → 8,101(△2,690)
    • 受取手形・売掛金・契約資産:19,705 → 21,121(+1,416)
    • 商品・製品:7,002 → 7,075(+73)
    • 有利子負債(短期+長期借入金計):5,348+16,167=21,515 → 4,452+14,244=18,696(△2,819)※社債等を含めた有利子負債全体で3,262百万円の減少との記載あり
    • 純資産:54,377 → 55,355(+978)
    • 自己資本比率:57.8% → 59.8%(+2.0ポイント、59.8%(安定水準))
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。ただし現金預金残高は2,690百万円減少。
    • 減価償却費(累計):2,835 → 2,739(減少)
    • フリーキャッシュフロー等は資料無しにより算出不可(表記:–)
    • 営業CF/純利益比率:計算不可(CF明細無し)。現金は減少しているが有利子負債も減少しており財務改善は見られる。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:59.8%(安定水準、目安:40%以上で安定)
    • 負債合計:40,476 → 37,901(△2,575)
    • 流動比率:流動資産39,213 / 流動負債18,923 ≒ 207%(流動性は良好)
  • 効率性:
    • 総資産回転率(簡易):売上高54,919 / 総資産93,256 ≒ 0.59回/年
    • 備考:詳細な運転資本回転等は追加CF・回転日数データが必要。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益175百万円(当期)
  • 特別損失:固定資産廃棄損9百万円(当期)
  • 一時的要因の影響:特別損益の規模は小さく、業績改善は本業の販売単価上昇・設備売上・持分法利益増加が主因。従って実質的な業績改善は継続性がある程度期待されるが、出荷数量の回復が鍵。
  • 継続性の判断:持分法利益や価格改定は継続可能性があるが、出荷数量の変動は需要動向に依存。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:75.00円(2026年3月期、前年は30.00円)
    • 期末配当(予想):75.00円
    • 年間配当予想:150.00円(前年135.00円)
    • 直近配当予想の修正:無
  • 配当性向(会社の通期予想ベース):年間配当150.00円 ÷ 1株当たり当期純利益予想293.50円 ≒ 51.1%(高め)
  • 特別配当の有無:無
  • 株主還元方針:配当による還元継続。自社株買い等の記載は無し(–)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(資料に記載無し)
  • 減価償却費:2,739百万円(Q3累計、前年2,835百万円)
  • 研究開発費:–(資料に記載無し)
  • 主な投資内容:建設仮勘定が増加(285 → 1,200百万円)などから設備投資・建設支出が進行している可能性あり。

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の明細は記載無し(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:7,002 → 7,075百万円(+73、ほぼ横ばい)
    • 在庫回転日数等の記載:–(資料無し)

セグメント別情報

  • セグメント別売上高・利益(Q3累計 vs 前年同期)
    • ガラスびん関連事業:売上34,234百万円(△9.2%)、セグメント利益2,942百万円(+29.4%)
    • 要因:販売単価上昇(価格改定)、製びん関連設備売上増、出荷量減少で売上減だが利益改善
    • プラスチック容器関連事業:売上6,652百万円(+4.1%)、利益543百万円(+2.9%)
    • 要因:飲料用キャップ出荷増、販売単価上昇、中国での販売増
    • 物流関連事業:売上11,228百万円(+1.7%)、利益653百万円(+19.3%)
    • 要因:新規業務増、価格改定、配送効率改善
    • ニューガラス関連事業:売上2,668百万円(+15.6%)、利益376百万円(+91.4%)
    • 要因:電子部品・半導体向け製品の堅調、価格改定効果
    • その他(植物事業等):売上136百万円(△2.3%)、損失△172百万円(前年△82百万円)
  • 地域別売上:国内/海外の内訳詳細は記載無し(ただし海外持分の増益あり、為替影響はその他包括利益に反映)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:今期は3ヵ年中期経営計画の最終年度。「財務基盤の整備」「既存事業強化」「新事業準備」等を推進中。
  • KPI達成状況:ROE目標達成のためのモニタリング強化中。今回のROE(簡易算出で約6.8%)は目安の8%未達。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内では出荷数量減少が観測される一方、価格改定で単価は上昇。先行きは物価・為替・国際情勢の影響で不透明と会社が説明。
  • 競合比較:同業他社との直接比較データは資料に無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無し):売上74,000百万円(+0.9%)、営業利益3,300百万円(+6.2%)、経常利益3,900百万円(+21.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,000百万円(+8.2%)、1株当たり当期純利益293.50円
    • 会社は2025年5月14日公表の予想から修正なし。
    • 予想前提:資料中の為替前提等の詳細は記載箇所へ参照(添付資料記載)。
  • 予想の信頼性:
    • 第3四半期時点で利益面は既に通期予想を上回っているため、会社の通期予想が保守的である可能性あり。過去の予想達成傾向は資料に詳細記載無し(–)。
  • リスク要因:
    • 出荷数量の回復遅れ、為替変動、原材料価格、国際貿易政策の影響、金融資本市場の変動等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。
  • 添付の決算説明資料・決算説明会は無し。
  • 公認会計士等による四半期レビュー:無

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5210
企業名 日本山村硝子
URL http://www.yamamura.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – ガラス・土石製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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