2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が公表した通期業績予想は修正なし(ほぼ会社予想どおり)。一方で期末配当予想を1株当たり20円→25円に増配(上振れ/修正あり)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比2.3%減(減収)、営業利益・経常利益・四半期純利益はそれぞれ+49.2%、+76.2%、+64.8%(増益)と増益基調。
- 注目すべき変化:非営業収益の増加(受取保険金52.9百万円等)および固定資産売却益の計上により経常・当期利益が大きく押し上げられている点。賞与引当金の増加や資産除去債務の増加など会計上の費用・引当の変動も見られる。
- 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(売上8,000百万円、営業利益100百万円、当期純利益90百万円)。第3四半期累計の進捗は売上で71.6%(やや遅れ)、営業利益・純利益はそれぞれ88.7%、95.0%(概ね順調)。ただし設備再構築等の影響は注視必要。
- 投資家への示唆(事実ベースの要点):利益改善は営業改善だけでなく一時的要因(保険金や資産売却等)による部分が大きい。自己資本比率は高水準(81.5%)で財務安全性は高いが、配当性向は会社予想ベースで約276%と通常水準を大きく上回る(配当は内部留保・キャッシュ等で賄う方針と推定される)。今後は本業の売上回復と設備投資(生産拠点再構築)コストの影響を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:光ビジネスフォーム株式会社
- 主要事業分野:ビジネスフォーム等の印刷関連事業、DPP(戸籍・マイナ保険証等の印刷/付帯サービス)、WEB、BPO等(非連結単一セグメントで記載)
- 代表者名:代表取締役社長 松本 康宏
- 上場取引所:東証
- 証券コード:3948
- URL:https://hikaribf.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、非連結)
- 決算補足説明資料:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント(印刷関連事業)。販売実績は製品区分(印刷関連、DPP、WEB、BPO)で開示
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):5,815,294株
- 期末自己株式数:408,537株(前期末258,356株 → 増加)
- 期中平均株式数(第3四半期累計):5,498,896株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表:通期(2025年12月期)確定日等は別途公表(本短信では通期業績予想を開示)
- 株主総会・IRイベント:–(本短信での記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表予想との比較は「通期予想据え置き」→第3四半期累計との達成度を算出)
- 売上高:5,725百万円/通期予想8,000百万円 → 達成率71.6%(Q3時点、通常の3Q目安75%に対しやや遅れ)
- 営業利益:88百万円/通期予想100百万円 → 達成率88.7%(進捗良好)
- 純利益:85百万円/通期予想90百万円 → 達成率95.0%(進捗良好)
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:受取保険金(52.9百万円)や固定資産売却益(9.56百万円)等の非反復的収益が経常・当期利益を押し上げ。
- ネガティブ要因:売上は前年同期比で減少(△2.3%)。WEB・BPOがそれぞれ前年比50.0%、62.3%に縮小。
- 費用面では販売費・一般管理費はほぼ横ばいだが、賞与引当金の増加(68.5→130.5百万円)等で引当が増えた。
- 通期への影響:
- 会社は通期業績予想を据え置き(修正なし)。第3四半期の利益進捗は通期予想達成に向けておおむね順調だが、利益押上げの一部は一時的要因のため、これが通期水準に継続しない場合は本業ベースの利益状況が重要。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:11,281百万円(前期末11,099百万円、+182百万円)
- 純資産:9,194百万円(前期末9,336百万円、△141百万円)
- 自己資本比率:81.5%(安定水準、前期84.1%)
- 現金及び預金:3,408百万円(前期3,810百万円、△402百万円)
- 投資有価証券:1,602百万円(前期1,227百万円、+375百万円)
- 主要損益(第3四半期累計、2025/1–9)
- 売上高:5,725,944千円(前年同期5,862,146千円、△2.3%/△136,202千円)
- 売上総利益:1,181,350千円(前年1,155,095千円、+2.3%)
- 販管費:1,092,673千円(前年1,095,645千円、ほぼ横ばい)
- 営業利益:88,676千円(前年59,450千円、+49.2%)
- 経常利益:155,818千円(前年88,423千円、+76.2%)
- 四半期純利益:85,504千円(前年51,889千円、+64.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):15.55円(前年9.29円、+67.4%)
- 収益性指標
- 営業利益率(第3Q累計):88,676 / 5,725,944 = 1.55%(やや低い。印刷業は低マージン業態だが目安より低め)
- ROE(通期予想ベース):90 / 9,194 = 約0.98%(目安8%以上に対して低い)
- ROA(通期予想ベース):90 / 11,281 = 約0.80%(目安5%以上に対して低い)
- 進捗率分析(第3四半期累計)
- 売上高進捗率:71.6%(通期8,000に対してやや遅れ)
- 営業利益進捗率:88.7%(通期100に対して進捗良)
- 純利益進捗率:95.0%(通期90に対して進捗良)
- 過去同期間比:売上は前年同期比で97.7%(ほぼ横ばい〜微減)
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュフロー計算書は作成されていない(注記)。ただし貸借対照表で現金は前期末比△402百万円と減少。
- フリーCFの詳細は非開示(–)。
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未作成のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQの詳細数値は開示なし。第3四半期累計で前年同期比のみ開示。
- 季節性:印刷業は年度内で受注・納期の偏りあり得るが、当資料では季節性の詳細言及なし。
- 財務安全性
- 自己資本比率:81.5%(安定水準、目安40%以上)
- 負債合計:2,086,910千円(前期1,763,334千円、増加)
- 流動比率:流動資産4,924,098 / 流動負債1,368,587 = 約3.60倍(良好)
- 効率性
- 総資産回転率(第3Q累計):売上5,725,944 / 総資産11,281,377 = 0.51回(低め)
- セグメント別(製品区分)
- 印刷関連:1,882,006千円(前年同期比+1.3%)
- DPP:3,429,538千円(前年同期比+3.9%)
- WEB:96,515千円(前年同期比50.0%)
- BPO:317,884千円(前年同期比62.3%)
- 備考:会社は印刷関連の単一セグメントとして集約しているが、製品別実績は上記。
特別損益・一時的要因
- 特別利益等(第3四半期累計)
- 受取保険金(営業外収益として計上):52,912千円(前年14,000千円)→ 一時的収益要因(保険金の趣旨は注視必要)
- 固定資産売却益:9,560千円(前年1,170千円)
- 投資有価証券売却益(前年):7,142千円(本期は計上なし)
- 一時的要因の影響:
- 経常利益・当期純利益の増加には上記非反復的収益の寄与が大きい。特別損失は目立たず、実質的な営業利益改善とは区別して評価する必要あり。
- 継続性の判断:
- 受取保険金や資産売却益は継続性は低いと推定されるため、次期以降の業績継続性は本業(印刷・DPP等)の営業力に依存。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年通期:年間合計38.00円(中間18.00円、期末20.00円)
- 2025年(予想):中間20.00円(実績)、期末25.00円(修正)→ 年間合計45.00円(増配)
- 直近公表からの修正:あり(期末配当を+5円増配)
- 配当利回り:–(株価情報の開示なし)
- 配当性向(会社予想ベース):配当45.00円 ÷ EPS 16.28円 = 約276.6%(非常に高い水準、例年の持続性は要確認)
- 株主還元方針:期末増配を実施。自己株式数の増加(自己株式数が増えている点から自社株買いの実施があった可能性あり)だが、公式な自社株買い計画の記載は本短信にてなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 固定資産合計は前期末5,838,417千円→当第3Q6,357,278千円(+518,861千円)。生産拠点の再構築(既存建物の修繕・改修で再利用)を決定しており、当期は設備関連費用が発生している模様。
- 減価償却費:第3四半期累計で141,987千円(前年第3Q累計311,370千円、減少)
- 研究開発:
- R&D費用の明細:–(開示なし)
- 主なテーマ:DX対応や自治体向け事業強化等(文中の戦略的方針として記載あり)
受注・在庫状況
- 受注状況:–(受注高・受注残高の明細は未開示)
- 在庫状況:
- 製品:186,869千円(前期163,953千円、増加)
- 仕掛品:19,333千円(前期16,797千円、増加)
- 原材料:36,678千円(前期27,245千円、増加)
- 在庫増加はやや見られるが、在庫回転日の記載はなし。
セグメント別情報
- セグメント別状況(製品区分は上記)
- 印刷関連・DPPが売上の主体。DPPは前年同期比で増加、WEBとBPOは縮小が著しい。
- 前年同期比較:
- 印刷関連:+1.3%、DPP:+3.9%、WEB:△50.0%、BPO:△37.7%
- セグメント戦略:
- DX対応サービスや自治体向けの業務(戸籍・マイナ保険証等)取り込み、アウトソーシング(BPO)やWEBサービスとの統合提供を進める方針。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(本短信に中期計画の数値目標の詳細記載なし)
- KPI達成状況:–(該当KPIの開示なし)
- コメント:生産拠点の再構築を通じた効率化を図る方針であり、今後の設備投資・減価償却影響が中長期に関係。
競合状況や市場動向
- 市場動向:印刷業界はデジタル化・ペーパーレス化の進展で印刷需要が減少する一方、法改正等によるDPP分野の特需やDX関連サービスへの転換が重要と会社は説明。
- 競合比較:同業他社との具体比較数値は本短信に記載なし。印刷業界は競争激化・低マージンが一般的。
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025年1月1日〜2025年12月31日、会社公表)
- 売上高:8,000百万円(前期比+1.1%)
- 営業利益:100百万円(前期比△44.0%)
- 経常利益:150百万円(前期比△32.3%)
- 当期純利益:90百万円(前期比△44.2%)
- EPS(予想):16.28円
- 直近発表からの業績予想修正:無(据え置き)
- 予想の信頼性:
- 第3四半期の利益は非継続要因の寄与があるため、通期で同様の水準が確保されるかは、本業の回復・設備再構築コストの影響・為替・原材料費等外部要因に依存。
- リスク要因:
- 継続的な印刷需要の減少、DX移行の進展速度、原材料・人件費の上昇、設備再構築に伴う費用、受注動向の悪化等。
重要な注記
- 会計方針:第1四半期から「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」(2022年改正会計基準)を適用。なお、これによる四半期財務諸表への影響はないと記載。
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 期中レビュー:有限責任監査法人トーマツによる期中レビュー報告書あり(重要な点で修正を要する事項はなし)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3948 |
| 企業名 | 光ビジネスフォーム |
| URL | http://www.hikaribf.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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