2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想(修正後)との整合性を踏まえた修正を実施(第3四半期開示で修正済み)。第3四半期累計実績は会社予想との乖離は大きくなく、決算発表自体に驚きはなし(ほぼ予想どおり〜通期修正あり)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高60,364百万円:前年同期比+9.3%、営業利益3,398百万円:前年同期比+32.4%、親会社株主に帰属する四半期純利益3,052百万円:前年同期比+48.3%)。
  • 注目すべき変化:投資有価証券の時価上昇によりその他包括利益が大幅改善(第3Q累計で+7,344百万円)。営業面では物流事業の稼働向上・取引拡大が主因で増収(物流:営業収益56,030百万円、+9.9%)。
  • 今後の見通し:会社は通期業績予想(営業収益80,000百万円、営業利益4,200百万円、親会社帰属当期純利益6,000百万円)を修正済み。第4四半期に保有上場株式の一部売却を予定しており、売却益約1,800百万円(見込み)が特別利益として計上される見通し。現時点で通期達成の見通しは説明に整合性あり(ただし売却益は変動要因)。
  • 投資家への示唆:業績は物流・不動産の両面で堅調。第4四半期の投資有価証券売却が純利益を大きく押し上げる想定であり、通期純利益の達成はこの売却益の実現に依存する側面がある(売却価格・時期の変動リスクあり)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:安田倉庫株式会社
    • 主要事業分野:物流事業(倉庫・保管・倉庫作業・陸運・国際貨物取扱等)、不動産事業(保有不動産の賃貸・管理・ソリューション)
    • 代表者名:代表取締役社長 小川 一成
    • URL:https://www.yasuda-soko.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月3日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
    • 決算説明会:無、決算補足説明資料:無
  • セグメント:
    • 物流事業:保管料、倉庫作業料、陸運料、国際貨物取扱料、物流賃貸料等(第3Q累計 売上 56,030百万円、前年同期比+9.9%、セグメント利益4,161百万円、+21.6%)
    • 不動産事業:不動産賃貸等(第3Q累計 売上 4,752百万円、前年同期比+4.1%、セグメント利益1,483百万円、+17.2%)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む):30,360,000株(第3Q)
    • 期末自己株式数:1,390,895株(第3Q)
    • 四半期累計平均株式数:28,967,401株(第3Q累計)
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:第3四半期開示(本資料)。通期修正は2026年2月3日公表済み。
    • IRイベント:決算説明会は開催なし(本資料記載)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期。第3四半期実績を通期予想に対する進捗で評価)
    • 売上高:60,364百万円。通期予想80,000百万円に対する進捗率 75.5%
    • 営業利益:3,398百万円。通期予想4,200百万円に対する進捗率 80.9%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,052百万円。通期予想6,000百万円に対する進捗率 50.9%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:物流事業での新設施設稼働・既存顧客取引拡大による売上増と高い利益率、投資有価証券の評価益(OCI)増加。
    • 下振れ要因:特段の大幅下振れ要素はなし。第3Q累計では固定資産売却益(567百万円)など一時利益も計上。
  • 通期への影響:
    • 通期純利益目標(6,000百万円)達成には、第4Qに予定の投資有価証券売却(見込み約1,800百万円)を含めた特別利益の実現が重要。第3Qまでの進捗だと営業・経常は順調だが、純利益は第4Qの一時益を大きく見込んでおり、売却条件の変動がリスク。

財務指標

  • 要点(百万円)
    • 売上高(営業収益):60,364(+9.3%、前年 55,213)
    • 営業利益:3,398(+32.4%、前年 2,567)
    • 経常利益:4,164(+25.1%、前年 3,328)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,052(+48.3%、前年 2,058)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):105.39円(前年 71.07円)
    • 総資産:225,205(期末、前期末210,320)
    • 純資産:102,643(期末、前期末94,185)
    • 自己資本比率:45.4%(前期末 44.6%)(自己資本 102,217百万円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:3,398/60,364 = 5.6%(業種平均との比較は個別判断だが、物流業ではまずまずの水準)
    • ROE(参考):
    • 第3Q累計ベース:親会社株主純利益3,052 / 純資産102,643 = 約2.98%(9ヶ月分)
    • 年間換算目安:約4.0%(目安:8%以上良好、10%以上優良 → 現状は目標未達)
    • ROA(参考):3,052 / 225,205 = 約1.36%(9ヶ月分)、年換算で約1.8%(目安:5%以上で良好 → 現状は低め)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:75.5%(通常は事業の季節性により変動。今回高めの進捗)
    • 営業利益進捗率:80.9%(高い進捗で通期達成見込みは強い)
    • 純利益進捗率:50.9%(第4Qの特別利益見込みに依存)
    • 過去同期間との比較:前年同期間比はいずれも増収増益で改善傾向
  • キャッシュフロー(累計)
    • 営業CF:+5,734百万円(前年+7,258百万円)←営業CF/親会社株主純利益比率 = 5,734 / 3,052 = 1.88(目安1.0以上で健全 → 良好)
    • 投資CF:▲6,136百万円(前年▲3,345百万円)→ 主に有形固定資産取得▲6,372百万円
    • 財務CF:▲375百万円(前年▲6,123百万円)→ 長期借入れ増加等により支払圧縮
    • フリーCF:営業CF – 投資CF = ▲402百万円(第3Q累計でマイナス)
    • 現金及び現金同等物残高:19,499百万円(期首20,384→減少884百万円)
  • 四半期推移(QoQ):個別四半期の数値は本資料に断片的のため詳細QoQは–(記載なし)。ただし第3Q累計で営業CF低下・投資CF拡大(設備投資増)。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率45.4%(安定水準:目安40%以上で安定)
    • 長期借入金は増加(長期借入金 51,946百万円、前期末50,532百万円)。会社は一部劣後特約付ローンを資本性認定しており、格付上の自己資本比率は50.4%(資本性考慮後)。
    • 流動負債 21,988百万円、流動資産 36,694百万円 → 流動比率は概ね良好(具体比率は数値から算出可能:36,694/21,988 ≈167%)。
  • 効率性・セグメント別:
    • 物流事業:売上 56,030百万円、セグメント利益4,161百万円(利益率向上が貢献)
    • 不動産事業:売上 4,752百万円、セグメント利益1,483百万円
  • 財務の解説:
    • 総資産増加は投資有価証券の時価評価増(63,949→74,643百万円)と営業未収金の増加が主因。投資有価証券はOCI(その他有価証券評価差額金)を押し上げ、純資産増加に寄与。

特別損益・一時的要因

  • 第3Q累計での特別損益:
    • 特別利益:固定資産売却益567百万円(前年153百万円のうちは一部投資有価証券売却益含む)
    • 特別損失:92百万円(主に固定資産廃棄損84百万円等)
    • 当第3Q累計の税引前四半期純利益は4,638百万円
  • 第4Q予定の一時要因:
    • 投資有価証券売却(上場有価証券の一部)を決議、売却益見込み約1,800百万円を第4Qに特別利益として計上予定(2026年2月~3月実施予定)。売却額は株価等で変動の可能性あり。
  • 一時的要因の影響:
    • 第3Q累計の純利益押上げ要因は固定資産売却益等。通期純利益の大幅な伸び(前年比+114.1%予想)は第4Qの投資有価証券売却益を織り込んでいるため、実質的評価では当該一時益の有無を考慮する必要あり。
  • 継続性の判断:
    • 投資有価証券売却は中期経営計画に基づく資本政策の一環であり継続的収益構造の改善というよりは資本効率化・株主還元施策に紐づく一時的手段の側面が強い。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(期末第2四半期):29.00円(今期。前期は15.00円)
    • 期末配当(予想):39.00円(通期合計68.00円、前期合計35.00円)
    • 年間配当予想:68.00円(増配)
    • 配当性向(会社予想ベース):配当合計68円 / 1株当たり当期純利益(通期予想207.13円) = 約32.8%
    • 配当利回り:–(株価情報なし)
  • 株主還元方針:
    • 中期経営計画の一環として株主還元強化を掲げ、投資有価証券の売却により財源を確保し増配を実施。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産の取得による支出(第3Q累計):6,372百万円(前年第3Q累計 2,834百万円、前年同期比大幅増)
    • 主な投資内容:物流施設の新設・設備投資(資料中で新設施設の稼働化が業績に寄与)
    • 減価償却費:3,644百万円(第3Q累計)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(記載なし)
    • 主な研究開発テーマ:–(記載なし)

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(該当記載なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品等)変動:前期34,559(流動資産合計)項の「商品」1,235→当期は表示0(注記参照の必要)/CFでは棚卸資産増加として1,235が計上(前年との差異あり)。詳細は注記参照。

セグメント別情報

  • 物流事業(報告セグメント):
    • 営業収益(第3Q累計):56,030百万円(外部顧客 56,019百万円)
    • セグメント利益:4,161百万円(前年同期比+21.6%)
    • 増収要因:新設物流施設の稼働化、新規・既存顧客取引拡大に伴う保管料・倉庫作業料・陸運料・国際貨物取扱料の増
  • 不動産事業:
    • 営業収益(第3Q累計):4,752百万円(外部顧客 4,345百万円)
    • セグメント利益:1,483百万円(前年同期比+17.2%)
    • 増収要因:横浜駅西口の複合用途ビルの稼働等により賃料が堅調
  • セグメント調整:
    • 全社費用として consolidated 調整額(第3Q累計):△2,246百万円(セグメント利益合計5,645百万円→連結営業利益3,398百万円へ調整)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「強くなる、ひとつになる YASDA GROUP CHALLENGE 2027」、長期ビジョン2030を掲げる
  • 進捗状況:物流ネットワーク拡充、DX推進、不動産の価値向上策が現状の増収増益に寄与。投資有価証券売却は資本政策・株主還元強化の一環として位置づけられている。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内では建設関連貨物等は低調な分野がある一方、国際貨物・倉庫保管は堅調。オフィス空室率は改善し賃料上昇傾向。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較データは記載なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想(修正後):営業収益80,000百万円(+6.5%)、営業利益4,200百万円(+19.5%)、経常利益5,600百万円(+12.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益6,000百万円(+114.1%)、1株当たり当期純利益207.13円
    • 予想修正の有無:有(第3Qまでの進捗を踏まえ修正)
    • 会社予想の前提:第4Qの投資有価証券売却益等を含む(売却時期・価格は変動あり)
  • 予想の信頼性:
    • 通期営業・経常は第3Qまでの進捗で比較的高い達成可能性(営業利益進捗約81%)。ただし通期純利益は一時益に依存する部分が大きい点に注意。
  • リスク要因:
    • 投資有価証券の売却価格・タイミングの変動、国内貨物需要の下振れ、為替や金利動向、資本市場の変動等が業績影響要因。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 監査レビュー:添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士・監査法人によるレビュー:無
  • その他重要事項:
    • 2026年2月3日取締役会で保有上場有価証券の一部売却を決議(売却期間 2026年2月~3月、売却益見込み約1,800百万円)。第4四半期に特別利益計上予定。
    • 開示資料における将来予測は前提・不確実性あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9324
企業名 安田倉庫
URL http://www.yasuda-soko.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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