1. 企業情報

企業名: イメージ情報開発株式会社

概要:

イメージ情報開発は日本のITソリューション企業で、ITコンサルティングを基盤としたビジネスインテグレーションサービスを提供しています。主にIT機器やソフトウェアの販売、パッケージソフトウェアの開発、医療やアンチエイジング関連サービス、決済代行サービスを事業としています。主な顧客は金融、製造業、ショッピングモールなどのセクターです。1975年に設立され、東京に本社を置いています。

事業内容:

  • 連結事業: ITソリューション81(30)、BPO・サービス19(20)(2024.3)
  • 市場区分: グロース(内国株式)
  • 業種区分: 情報通信・サービスその他
  • 業界: 情報・通信業

代表者名: 代永拓史
設立年月日: 1975年10月16日
従業員数: 54人
平均年齢: 55.5歳
平均年収: 4,060千円

2. 業界のポジションと市場シェア

業界内での競争優位性や課題:

イメージ情報開発は主にシステム開発とITソリューションサービスを事業の主軸としており、M&Aによる事業の多角化を進めています。しかし、IT業界は競争が激しく、技術革新の速度が非常に高く、常に新たなトレンドに対応していく必要があります。また、収益性の低下や事業の多角化による経営リスクも課題として挙げられます。

3. 経営戦略と重点分野

経営陣が掲げるビジョンや戦略:

経営陣は事業規模の拡大と収益性の向上を目指し、2025年3月期~2027年3月期の3か年計画を掲げています。事業モデルの確立、企業価値の向上と株主還元を目標に掲げています。

中期経営計画の具体的な施策や重点分野:

  • 事業規模の拡大
  • 収益性の向上
  • 継続的な成長の実現
  • 企業価値の向上と株主還元

4. 事業モデルの持続可能性

収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など:

イメージ情報開発は主にITソリューションとBPOサービスを提供しており、これらの事業はDX(デジタルトランスフォーメーション)の需要増加に対応できる可能性があります。しかし、市場の競争が激しく、常に新しい技術やサービスの開発に対応していく必要があります。

5. 技術革新と主力製品

技術開発の動向や独自性:

技術革新はIT業界において非常に重要であり、イメージ情報開発も継続的に技術開発を行っています。特に、最新のITトレンドに対応したサービスの提供が重要です。

収益を牽引している製品やサービス:

主力製品はITソリューションとBPOサービスであり、これらの事業が主要な収益源となっています。

6. 株価の評価

EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など:

  • EPS(会社予想): 37.20円
  • BPS(実績): 183.51円
  • PER(会社予想): 13.52倍

現在の株価503円に対して、BPSが183.51円と比較的高値圏にあり、EPS予想も高いが、市場の反応や業績の見通しによって変動する可能性があります。

7. テクニカル分析

株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:

直近10日間の株価を見ると、株価は500円台を中心として変動しており、52週高値765円、52週安値401円の間で推移しています。現在の株価は503円で、52週高値から下落していますが、52週安値からは上昇しています。

8. 財務諸表分析

売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:

  • 売上(過去12か月): 527,910千円
  • 営業利益(過去12か月): -13,505千円
  • 経常利益(過去12か月): -12,251千円
  • 純利益(過去12か月): -20,735千円
  • ROE(過去12か月): -5.76%
  • ROA(過去12か月): -2.76%

過去数年分の比較では、売上は増加傾向にありますが、営業利益、経常利益、純利益は赤字となっています。

9. 株主還元と配当方針

配当利回りや配当性向の分析:

  • 配当利回り(会社予想): 0.00%
  • 1株配当(会社予想): 0.00円
  • 配当性向: 0.00%

配当は行われていない状況です。

自社株買いなどの株主還元策:

自社株買いは行われていない。

10. 株価モメンタムと投資家関心

株価の直近の変動傾向(上昇・下降の勢い):

直近10日間の株価は500円台を中心として変動しており、特に大きな変動は見られません。

株価への影響を与える要因:

業績の見通し、市場の動向、業界のトレンドなどが主要な要因となります。

11. 総評

各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:

イメージ情報開発はITソリューションとBPOサービスを提供する企業で、事業の多角化と収益性の向上を目指しています。技術革新への対応が重要であり、市場の競争が激しい中、持続可能な成長を目指しています。現在の株価は高値圏にあり、配当は行われていない状況です。財務状況は売上は増加しているものの、利益は赤字となっています。投資判断は慎重に行い、業績の見通しや市場動向に注視する必要があります。


企業情報

銘柄コード 3803
企業名 イメージ情報開発
URL http://www.image-inf.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

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