2025年12月期 第3四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 第3四半期(1–9月)はデータ利活用サービスの営業人員増強によりトップラインが堅調に成長したが、通期見通しについては見込先案件不足やアルファ・サルースの導入遅延を踏まえ修正した(10/14適時開示)。
  • 業績ハイライト: 3Q累計売上高4,650百万円(前年同期比+12.7%:増収=良い)、営業利益95百万円(前年同期△140百万円→黒字転換=良い)、経常利益106百万円(前年同期△229百万円→黒字化=良い)。ただし売上原価が大幅増(原価+40.7%)で営業利益の伸びは限定。
  • 戦略の方向性: データ利活用サービスの営業人員増強(17→23人)によるオーガニック成長、アルファ・サルースの導入体制再構築と4Qでの売上計上、健診データ等の二次利用(カルテコ→さくらデータバンク)で新たな収益柱・データ蓄積を目指す。
  • 注目材料: 通期業績予想の大幅下方修正(売上:期初9,000→今回6,860百万円、営業利益:2,600→490百万円など)。アルファ・サルースは導入遅延の解消に目処がつき4Qで売上計上見込み。配当は期初予想どおり9.0円を維持。
  • 一言評価: 売上の質(データ利活用のオーガニック成長)は良好だが、案件パイプラインと導入オペレーションが通期達成の鍵(総評:実行段階の課題顕在化、改善に注視)。

基本情報

  • 企業概要: メディカル・データ・ビジョン株式会社(証券コード:3902)。主要事業:
    • データネットワークサービス(病院向けデータ連携・オンプレ/クラウドサービス等)
    • データ利活用サービス(診療データ調査分析、MDV analyzerなど、製薬企業向け分析)
    • その他サービス(カルテコ、アルファ・サルース、Doctorbook等)
  • 説明者: 発表者(役職):–、発言の概要:資料に基づき業績と事業進捗を説明(詳細発言記録なし)。
  • セグメント:
    • データネットワークサービス:病院向けプラットフォーム、ストック/フロー/一部子会社売上など。
    • データ利活用サービス:診療データ調査分析、MDV analyzer等。
    • その他サービス:カルテコ、アルファ・サルース、Doctorbook等(23.1Q以降の区分変更あり)。

業績サマリー

  • 主要指標(3Q累計 1–9月):
    • 営業収益(売上高): 4,650百万円(前年同期比 +12.7%) ※(増収=良い)
    • 営業利益: 95百万円(前年同期 △140百万円 → 黒字化) ※(改善=良い)
    • 営業利益率: –(営業利益/売上比は約2.04%)
    • 経常利益: 106百万円(前年同期 △229百万円 → 黒字化)
  • 予想との比較:
    • 会社(通期)予想に対する達成率(3Q累計ベース): 売上 4,650 / 通期予想6,860 = 約67.8%進捗(進捗率は高め=ただし下方修正後の数値)。営業利益進捗 95 / 490 = 約19.4%(未達感)。
    • サプライズの有無: 第3四半期では黒字転換はポジティブ材料だが、通期見通しの大幅下方修正(期初比で大幅差)はネガティブサプライズ。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗(売上約67.8%、営業利益約19.4%)→ 営業利益は進捗遅れ。
    • 中期計画や年度目標に対する達成率: データ利活用サービスは堅調(3Q累計で過去最高売上)だが、アルファ・サルースの遅延が通期達成の阻害要因。
    • 過去同時期との比較: 売上はYoYで+12.7%(改善)。
  • セグメント別状況(3Q累計 1–9月、百万円、YoY):
    • データネットワークサービス: 918(+2.0%) — ストック642(△1.4%)、カルテコ13(+177.8%)、フロー245(+177.8%)、新規事業(子会社)31(△80.7%)。ストック収入微減はオンプレ契約減少が影響。
    • データ利活用サービス: 3,293(+16.1%) — 診療データ調査分析2,578(+19.5%)、MDV analyzer715(+5.4%)。(成長=良い)
    • その他サービス: 438(+12.5%) — アルファ・サルースの導入遅延が影響。

業績の背景分析

  • 業績概要: データ利活用サービスが営業人員増強により旺盛な製薬企業需要を取り込み売上を牽引。データネットワークサービスやその他も増収。だが原価(業務委託、クラウド費用等)増で営業利益の伸びは限定。営業外費用(持分法による投資損失)減少で経常黒字化。
  • 増減要因:
    • 増収の主因: データ利活用サービスの案件増(営業人員増強による受注拡大)。
    • 減収要因(通期修正背景): データ利活用の通期見込先不足(△1,100百万円)、アルファ・サルース導入遅延(△638百万円)が主因。
    • 増益/減益の要因: 売上原価増(+40.7%:業務委託費増 +87M、クラウド等 +50M)により営業増益幅は限定。販管費は広告宣伝費の削減(△220M)等で圧縮。営業外費用は持分法損失減で改善(△31M)。
  • 競争環境: 製薬企業のリアルワールドデータ需要に対し、MDVはDPCベースの豊富な医療ビッグデータ(実患者数5,370万人、導入病院1,400超)と顧客基盤を強みとする。競合優位性は維持されている旨の説明。
  • リスク要因: 案件パイプライン不足、導入オペレーション(アルファ・サルース)遅延、クラウド費用や外注コストの増加、製薬向け需要変動、サプライチェーンではなく人的リソースやシステム改修リスク。為替・規制エフェクトの記載はなし。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • データ利活用サービスの営業力強化によるオーガニック成長(営業人員を増強)。
    • アルファ・サルースの導入体制再構築で導入件数拡大(年間100施設以上導入体制目標)。
    • カルテコ等を通じた健診データの二次利用(さくらデータバンク構築)で新たなデータソースと収益化を図る。
  • 進行中の施策: 導入プロセスの標準化とPM/導入チーム整備、営業活動再開(アルファ・サルース)、カルテコの企業向け導入推進、MDV Actの無料機能導入先拡大。
  • セグメント別施策:
    • データネットワーク: 新規有料機能で顧客基盤拡大、導入オペレーション改善で受注残35件の4Q売上化を目指す。
    • データ利活用: 営業人員増強で案件数・単価向上、DPCデータに他データを組み合わせた高付加価値分析提案。
    • その他(アルファ・サルース): 導入体制再構築→導入期間短縮・コスト削減。
  • 新たな取り組み: 健診データの二次利用許諾の取得、さくらデータバンクによる健診データ利活用(カルテコ経由)、導入標準化による量産体制化。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2025年12月期・会社予想(10/14修正)):
    • 売上高: 6,860百万円(前期比 +16.1%) ※(増収=良い)
    • 営業利益: 490百万円(前期比 —、期初比では大幅下方)
    • 経常利益: 500百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 270百万円
    • 配当(予想): 9.0円(前期6.5円→増配)
  • 予想の前提条件: 明示的な為替・金利などの前提は提示無し(–)。主たる前提は「3Qまでの進捗と見込案件数、アルファ・サルースの導入進捗」。
  • 予想修正:
    • 通期売上予想:期初9,000→修正6,860(△2,140百万円)
    • 営業利益:期初2,600→修正490(△2,110百万円)/経常利益:2,500→500(△2,000百万円)/当期純利益:1,650→270(△1,380百万円)。
    • 主な修正要因:データ利活用の見込先不足(△1,100)、アルファ・サルースの導入遅延(△638)、その他(カルテコ等)で減少。原価増は主に業務委託費。
  • 中長期計画とKPI進捗: データ利活用は通期5,000百万円(YoY+19.9%)を想定、2017–2023年のCAGR17.9%を上回る想定。ROE・配当性向等の定量KPIは記載なし(–)。
  • 予想の信頼性: 今回は通期予想を下方修正しており、案件パイプラインと導入オペレーションが結果に直結するため、まだ不確実性は高い(経営はリスク開示しつつ実行改善を強調)。
  • マクロ経済の影響: 為替や金利の影響に関する記載なし(–)。

配当と株主還元

  • 配当方針: 明確な長期方針の記載なし。今回の通期予想で配当は9.0円を維持。
  • 特別配当: 無し。
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載なし(–)。

製品やサービス

  • 主要製品/サービス:
    • MDV Act(病院向け/MDVのデータ連携プラットフォーム)
    • MDV analyzer(分析ツール)
    • 診療データ調査分析(製薬向けRWD分析)
    • カルテコ(健診データ管理アプリ、累計ダウンロード 1,100,091)
    • アルファ・サルース(健診関連ソリューション、導入遅延→4Qで売上計上予定)
  • サービス提供エリア・顧客層: 主に国内の病院(DPC病院中心、導入病院1,400超)、製薬企業。
  • 協業・提携: カルテコの企業向け導入やイベント出展等を通じた業務提携の記載あり(詳細契約先は記載なし)。
  • 成長ドライバー: データ利活用サービスの営業力強化による受注拡大、アルファ・サルースの拡販による新収益柱構築、健診データの二次利用。

Q&Aハイライト

  • 質疑応答の記録: 資料内にQ&Aの詳細は無し(–)。
  • 経営陣の姿勢: 説明資料からは問題認識(導入遅延・パイプライン不足)を明示して改善施策(導入体制再構築、営業再開)を説明する姿勢が読み取れる。
  • 未回答事項: 案件の具体的な回復時期や金額の確度、R&D投資の今後の方針などは不明(–)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや慎重。第3Qの黒字化を示す一方で通期見通しを下方修正し、実行面の課題を明確に説明しているため「改善に注力する慎重なトーン」。
  • 表現の変化: 前回説明会との比較情報は資料に記載なし(–)。
  • 重視している話題: データ利活用サービスの販売力強化、アルファ・サルースの導入安定化、導入オペレーションの標準化。
  • 回避している話題: 純利益・EPSの四半期数値や詳細なキャッシュフローの開示は見当たらない。

投資判断のポイント(情報整理のみ)

  • ポジティブ要因:
    • データ利活用サービスの高い伸長(3Q累計 +16.1%、過去最高水準)。
    • 国内最大級の診療データ基盤(実患者数5,370万人、1,400病院超)と強い顧客基盤。
    • 営業人員増強によるオーガニック成長ポテンシャル。
    • 配当予想の増配(6.5→9.0円)。
  • ネガティブ要因:
    • 通期見通しの大幅下方修正(売上・利益ともに期初比大幅減)。
    • アルファ・サルースの導入遅延と導入体制リスク。
    • 売上原価(業務委託費、クラウド費用等)増加が利益を圧迫。
    • 案件パイプライン依存度と受注確度の不確実性。
  • 不確実性: アルファ・サルースの4Q売上計上が通期実績に与える影響、データ利活用の見込先回復度合い。
  • 注目すべきカタリスト:
    • アルファ・サルースの4Qでの売上計上(受注残35件の進捗)。
    • データ利活用サービスの受注動向(大型案件受注の有無)。
    • 次回の四半期開示での原価動向・販管費の推移。

重要な注記

  • 会計/区分変更: 23.1QよりDoctorbook、AIRBIOSの売上を「その他サービス」に区分変更。24.3Qより一部子会社売上をストック/フローに再区分。2023年1月1日付でMDVトライアルを吸収合併し、売上分類を調整。これらの区分変更は過去比較に影響。
  • リスク要因(資料内特記): 将来予測には既知/未知のリスクや不確実性があり実際の結果は異なる可能性がある旨を明記。
  • その他: IR問合せ先の記載あり(https://www.mdv.co.jp/contactus/form.php?classification=7)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3902
企業名 メディカル・データ・ビジョン
URL http://www.mdv.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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