2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収増益(中間:売上収益は前年同期比 △0.9% 、営業利益は +84.3%)」――売上はほぼ横ばいながら採算改善で利益が大幅改善。
  • 注目すべき変化(前年同期比):営業利益が8,317 → 15,332百万円(+84.3%)と大幅増。貴金属事業(特に北米精錬関連とトレーディング)が寄与。売上は240,357 → 238,239百万円(△0.9%)。
  • 今後の見通し:会社は通期予想を上方修正(売上 448,199 → 517,000百万円、営業利益 22,000 → 30,000百万円)。中間時点の進捗(売上進捗約46.1%、営業利益進捗約51.1%)から見て達成見込みは現時点では合理的と判断。ただし受取債権・棚卸の増加に伴う営業CF悪化は留意点。
  • 投資家への示唆:収益性改善と予想・配当の上方修正はポジティブ。ただし自己資本比率低下(19.8%)や高い有利子負債水準、営業CFの赤字化(中間:△49,074百万円)がリスク要因。業績の質(キャッシュ創出力 vs 会計上利益)の差に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:AREホールディングス株式会社
    • 主要事業分野:貴金属・希少金属のリサイクル(回収・精錬・加工・販売)、北米精錬関連事業、産業廃棄物処理等の環境保全事業(純粋持株会社としてグループ戦略を担う)
    • 代表者名:代表取締役社長 東浦 知哉
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月29日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日〜2025年9月30日)
    • 決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)、補足資料作成あり
  • セグメント:
    • 貴金属事業:スクラップからの金・銀・Pd・Pt等の回収・販売、精錬・加工等(収益の大部分)
    • 環境保全事業:産業廃棄物の収集運搬、中間処理等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む):79,708,688株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):76,617,462株
    • 自己株式(期末):3,079,484株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
    • 配当支払開始予定日:2025年11月21日
    • IR/決算説明会:開催済/実施予定(補足資料あり)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(ここでは「通期修正予想に対する中間実績の進捗」で整理)
    • 売上高:中間実績 238,239百万円。通期(修正)517,000百万円に対する進捗率 46.1%。
    • 営業利益:中間実績 15,332百万円。通期(修正)30,000百万円に対する進捗率 51.1%。
    • 親会社帰属中間利益:中間実績 10,849百万円。通期(修正)21,600百万円に対する進捗率 50.2%。
  • サプライズの要因:
    • 主因は貴金属事業(貴金属リサイクル+北米精錬関連)の採算改善。具体的には北米での入荷増・精錬拡大、トレーディングでの裁定取引利益増、宝飾分野の採算重視の取引などにより営業利益が大幅改善。
    • 一方で売上はほぼ横ばい(若干減)で、数量構成の変化(プラチナ増、金回収減など)や触媒分野の回収減が影響。
  • 通期への影響:会社は通期を上方修正し配当増額も決定。中間時点の進捗からは通期予想達成は合理的であるが、為替・貴金属市況・回収量の変動、決済タイミング(受取債権)などが達成可否に影響。

財務指標

  • 損益要点(中間・対前年同期)
    • 売上収益:238,239百万円(前年同期 240,357百万円、△0.9%:△2,117百万円)
    • 売上総利益:18,122百万円(前年 11,650百万円、+55.6%)
    • 営業利益:15,332百万円(前年 8,317百万円、+84.3%)
    • 税引前中間利益:13,869百万円(前年 8,392百万円、+65.3%)
    • 親会社の所有者に帰属する中間利益:10,849百万円(前年 6,604百万円、+64.3%)
    • 基本的1株当たり中間利益(EPS):141.60円(前年 86.41円、+64.0%)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:15,332 / 238,239 = 6.43%(前年は 8,317/240,357 = 3.46%。改善)
    • 簡易ROE(中間期間の親会社帰属持分を基に算出・参考値):
    • 平均親会社持分 ≒ (126,301 + 133,172)/2 = 129,737百万円
    • 単純ROE(中間):10,849 / 129,737 = 8.37%(半期ベース)。年率換算すると約16.7%(参考値)
    • 簡易ROA(中間):10,849 / ((490,037+671,509)/2=580,773) = 1.87%(半期ベース)、年率換算 ≒3.74%(参考値、5%以上が目安)
  • 貸借対照表(主要項目)
    • 資産合計:671,509百万円(前期末 490,037百万円、 +181,472百万円)
    • 流動資産合計:596,565百万円(主に営業債権 469,876百円、棚卸資産 75,110百万円が増加)
    • 非流動資産合計:74,943百万円
    • 負債合計:538,310百万円(前期末 363,688百万円、 +174,622百万円)
    • 流動負債:497,217百万円(営業債務 93,689百万円、社債・借入金 339,103百万円)
    • 非流動負債:41,092百万円
    • 資本合計(親会社所有者帰属持分):133,172百万円(前期末 126,301百万円、 +6,871百万円)
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):19.8%(前期末 25.8%) — 目安40%以上で安定だが、同社は低下(やや注意)
  • 進捗率分析(通期修正予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:46.1%
    • 営業利益進捗率:51.1%
    • 親会社帰属当期利益進捗率:50.2%
    • 過去同期間(前年中間)の進捗は資料に通期前回比のみ記載のため直接比較不可だが、営業利益は前年同期比で大幅改善
  • キャッシュフロー(中間・百万円)
    • 営業CF:△49,074(前年同期 11,175 → 大幅悪化)
    • 投資CF:+737(前年同期 4,603)
    • 財務CF:+42,676(前年同期 △4,201)
    • フリーCF(営業CF+投資CF):△48,337(営業CFが大幅マイナスのためフリーCFも大幅マイナス)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△49,074) / 親会社帰属中間利益(10,849) = -4.53(目安1.0以上が健全。現状は劣後)
    • 現金同等物残高:10,581百万円(前期末 17,555百万円、△6,974百万円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単独の詳細数値は要約表に限定されるため–(詳細は補足資料参照)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:19.8%(低下、目安40%以上で安定。現状は低め)
    • 流動比率:流動資産 596,565 / 流動負債 497,217 = 約1.20(短期流動性はおおむね確保)
    • 負債依存度・レバレッジ:総負債が資本を大きく上回る構造(負債比率高め)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益/特別損失:決算短信にて大きな特別損益の計上は記載なし(該当事項なし)。持分法投資損益は前年同期とほぼ同水準(877百万円)。
  • 一時的要因の影響:キャッシュ・フローの悪化は在庫・営業債権の増加によるタイミング要因。営業利益自体は事業性による改善であり、特別損益に依存した改善ではない。

配当

  • 中間配当:60円(前回予想から +20円の増配)
  • 期末配当(予想):60円(前回予想から +20円の増配予定)
  • 年間配当予想(修正後):120円(前回は80円)
  • 配当利回り:–(株価の記載なし)
  • 配当性向:会社方針は配当性向40%目安。通期予想EPS 281.90円に対しDPS 120円で計算すると配当性向 ≒42.6%(やや会社目安を上回る想定)
  • 自社株買い/その他還元:当期は記載なし(直近での取得・処分は期中の履歴あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CF項目より)
    • 有形固定資産取得による支出(中間):5,572百万円(前年同期 3,246百万円 → 増加)
    • 有形固定資産売却収入:2,016百万円
    • 減価償却費:1,348百万円
  • 研究開発:R&D費用の明示的記載なし(–)

受注・在庫状況(該当する業種向け情報)

  • 受注状況:–(記載なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:75,110百万円(前期末 51,178百万円、 +23,931百万円、前年同期比の増加がキャッシュ悪化要因)
    • 在庫回転日数:–(記載なし)

セグメント別情報

  • セグメント(売上収益・営業利益、中間期データ)
    • 前中間(2024/4–9)
    • 貴金属:売上収益 240,325百万円、セグメント利益 7,498百万円
    • 環境保全:売上収益 0(計上なし)、セグメント利益 964百万円
    • 合計営業利益(調整後)8,317百万円
    • 当中間(2025/4–9)
    • 貴金属:売上収益 238,179百万円、セグメント利益 14,575百万円(前年同期比 +94.4%)
    • 環境保全:売上収益 –(小額)、セグメント利益 870百万円(前年同期比 △9.8%)
    • 合計営業利益(調整後)15,332百万円
  • セグメント戦略/寄与
    • 貴金属事業が営業利益増の主因。北米精錬での入荷増、製品(100オンス金鋳造等)の生産拡大、トレーディングでの裁定取引拡大が寄与。
    • 環境保全は概ね横ばい〜小幅減益。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に特定中期計画進捗の記載なし(–)。ただし通期上方修正は中期目標達成に向けた短期的改善の表出と解釈可能。
  • KPI達成状況:明示的KPIは記載なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 競合他社比較:資料に記載なし(–)。一般論として貴金属リサイクル・精錬分野は原材料(貴金属)市況や回収量が業績に直結。
  • 市場動向:貴金属市況、北米宝飾市場動向、需給変動が収益に影響。トレーディングは市況変動を背景とした収益機会を享受。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後) 2026年3月期:売上収益 517,000百万円(+2.1%対前期)、営業利益 30,000百万円(+50.1%対前期)、親会社帰属当期利益 21,600百万円(+50.8%対前期)、EPS 281.90円
    • 前回予想からの修正:売上 +68,801百万円(+15.4%)、営業利益 +8,000百万円(+36.4%)
  • 予想の前提:詳細前提は補足資料参照だが、北米の精錬拡大・トレーディング収益等の継続が前提。
  • リスク要因:為替や貴金属価格変動、回収量(電子/触媒/デンタル/宝飾分野)の不確実性、受取債権・在庫の膨張による流動性リスクおよび金利上昇(負債コスト)等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外(注記あり)
  • 将来予測等の記載は前提と不確実性あり。詳細は添付資料P.3参照。

(注記)

  • 不明な項目は「–」と記載しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5857
企業名 AREホールディングス
URL https://www.asahiholdings.com/
市場区分 プライム市場
業種 鉄鋼・非鉄 – 非鉄金属

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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