2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を下方修正(公表済)。第3四半期累計実績は会社予想を下回る見込み(下振れ)。市場予想は不明(–)。
  • 業績の方向性:増収ではなく「減収減益」。売上高1,609百万円(前年同期比△22.2%)、営業損失676百万円(前年同期は▲180百万円)。
  • 注目すべき変化:研究支援事業の売上・利益が大幅に減少(売上1,408百万円:△19.0%/セグメント利益33百万円:△91.3%)。米国向けの受注停滞(米国予算縮小の影響)を挙げて業績悪化を説明。
  • 今後の見通し:通期予想は修正済(売上2,276百万円:△23.4%等)。第3四半期累計で売上進捗は約70.7%と見込み達成の可否は高いが、利益面は通期で大幅な赤字を見込む(営業損失見込みが拡大)。なお会社は資金面は安定していると説明。
  • 投資家への示唆:短期は研究支援事業の受注環境(特に米国向け)に依存するため業績変動リスクが高い。一方で現金・有価証券が潤沢で財務安全性は高く(自己資本比率84.4%)、中長期ではメディカル事業(iPS系再生医療製品、受託製造、TIL/CAR‑T等)の臨床・GMP進捗が企業価値のカギ。

基本情報

  • 企業名:株式会社リプロセル
  • 主要事業分野:iPS細胞関連の研究支援事業(研究用試薬・細胞・受託サービス・機器販売等)およびメディカル事業(再生医療等製品の研究開発、受託製造、臨床検査サービス等)
  • 代表者名:代表取締役社長 横山 周史
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明資料・説明会:作成無し/説明会無し
  • セグメント:
    • 研究支援事業:研究試薬・iPS細胞、受託作製・解析、研究機器販売等(短中期の収益基盤)
    • メディカル事業:ステムカイマル、iPS神経グリア細胞製品、TIL療法、GPC‑1 CAR‑T等の研究開発・受託製造・臨床検査(中長期の成長柱)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):94,802,891株(自己株式含む)
    • 期末自己株式数:117,256株
    • 期中平均株式数(四半期累計):94,685,635株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(第3四半期)公表済(2026/2/12)
    • 株主総会/IRイベント:–(記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較)
    • 売上高:第3Q累計 1,609百万円(通期予想2,276百万円に対する進捗率 約70.7%)
    • 営業利益:第3Q累計 営業損失△676百万円(通期予想 営業損失△844百万円に対する進捗(損失比率)約80.1%)
    • 純利益:親会社株主に帰属する四半期純損失△458百万円(通期予想△575百万円に対する進捗約79.7%)
  • サプライズの要因:
    • 主因は米国でのバイオ関連予算縮小による主要顧客(研究機関等)の予算執行停滞・受注減。これにより研究支援事業の販売・受託が想定を下回った。
    • プロダクトミックスの変化も利益悪化を助長。
  • 通期への影響:
    • 会社は既に業績予想を下方修正済。売上・利益が当初予想を下回る見込みで、利益面は特に下押し。現時点では更なる修正の可能性は状況次第(米国の予算状況回復等)。

財務指標(主要数値)

(単位:百万円、当第3四半期累計=2025/4/1〜2025/12/31)

  • 売上高:1,609 百万円(前年同期比△22.2%:△459 百万円)
  • 営業利益(損失):△676 百万円(前年同期 △180 百万円)→ 営業利益率 約 △42.0%(営業損失÷売上)
  • 経常利益(損失):△455 百万円(前年同期 △33 百万円)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△459 百万円(前年同期 △31 百万円)
  • 1株当たり四半期純利益(EPS):△4.85 円(前年同期 △0.34 円)
  • 総資産:10,410 百万円
  • 純資産(自己資本):8,788 百万円
  • 自己資本比率:84.4%(安定水準)
  • 現金及び預金:2,645 百万円
  • 有価証券(短期運用含む):4,203 百万円
    • 現金+有価証券合計 = 6,848 百万円(流動性高い)
  • 流動資産:7,612 百万円、流動負債:1,487 百万円 → 流動比率(流動資産/流動負債) ≒ 512%(非常に余裕)
  • 発表された配当:中間・期末ともに 0.00 円(配当予想の修正なし)

収益性指標(目安と比較)

  • ROE(当四半期累計):四半期純損失 / 純資産 ≒ △5.22%(目安:8%以上で良好 → 現状はマイナス)
  • ROA:四半期純損失 / 総資産 ≒ △4.41%(目安:5%以上で良好 → 現状はマイナス)
  • 営業利益率:△42.0%(業種平均と比較して大きく劣後)

進捗率分析(通期予想に対する進捗)

  • 売上高進捗率:1,609 / 2,276 ≒ 70.7%(年内での進捗は高い)
  • 営業利益(損失)進捗(損失比率、絶対値):△676 / △844 ≒ 80.1%(損失額の大半を既に計上)
  • 純利益進捗:△459 / △575 ≒ 79.7%

キャッシュフロー

  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書(作成していない旨の注記あり)→ 詳細CFは未提供
  • 営業CF/純利益比率:算出不可(営業CF未開示)。ただし現金+有価証券6,848百万円、短期負債が小さい点から流動性は高い。
  • 減価償却費:50,995 千円(約51 百万円)

四半期推移(QoQ):詳細な四半期ごとの売上・利益推移は資料内に明確なQoQ表記がなく、累計比較中心のため判定は–。ただし前年同期比で大幅減収・赤字拡大。
財務安全性

  • 自己資本比率84.4%(安定水準。目安40%以上で安定 → 非常に高い)
  • 有利子負債等の記載なし(負債合計は1,621百万円。借入依存度は低いと推定)

セグメント別(第3Q累計、百万円)

  • 研究支援事業:売上 1,408(△19.0%)、セグメント利益 34(△91.3%)
  • メディカル事業:売上 201(△38.9%)、セグメント損失 10(前年は90百万円の利益)
  • 全社費(配賦前の調整等):全社費 478 百万円(前年514百万円)

財務の解説:

  • 研究支援事業の売上・利益が主要因で業績悪化。メディカル事業は研究投資段階のため利益寄与が限定的。
  • 補助金収入(99.9百万円)や為替差益(86.5百万円)等の営業外収益があるものの、営業損失と相殺できていない。
  • 投資有価証券の評価増などで包括利益はプラス影響(その他有価証券評価差額金 +207百万円)だが、実際のキャッシュ化は流動性方針次第。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益/損失としての大きな項目の記載は無し。ただし
    • 持分法適用会社の除外(Cell Innovation Partners, L.P. の清算)に伴う影響あり(持分法関係の損益は第3Q累計で増加)。
    • その他、営業外で持分法による投資損失23.47百万円計上。
  • 一時的要因の影響:
    • 為替差益や有価証券評価増(OCI)の影響で包括利益は改善しているが、営業損失は恒常的な事業環境の変化が主因であり、一時的とは判断しづらい。
  • 継続性の判断:
    • 研究支援事業の受注停滞は外部環境(米国予算)依存であり短期的に回復する可能性もあるが確約はない。

配当

  • 中間配当:0.00 円(実績/予想)
  • 期末配当(予想):0.00 円
  • 年間配当(予想):0.00 円(配当性向:–)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:配当なし。自社株買い等の発表なし。

設備投資・研究開発

  • 研究開発費(販売費及び一般管理費内):465,824 千円(約465.8 百万円、前年同期365,866千円→ +27.3%)
    • 対売上比率:約28.95%(465.8 / 1,609.8)
  • 設備投資(明示的な設備投資額の記載なし)
  • 減価償却費:50,995 千円(約51 百万円)
  • 主なR&Dテーマ(記載あり):iPS神経グリア細胞(ALSほか)、TIL療法、GPC‑1 CAR‑T、iPS由来エクソソーム、StemEdit(HLAノックアウト)等

受注・在庫状況

  • 受注関連の明確な数値(受注高/受注残)記載なし。ただし本文で米国の予算縮小により受注停滞を明記。
  • 在庫(棚卸資産):商品及び製品 140,990 千円、仕掛品 65,327 千円、原材料等 73,862 千円(前年との比較は資料参照)

セグメント別詳細

  • 研究支援事業:売上 1,408 百万円(△19.0%)、セグメント利益 34 百万円(大幅減、前年は391,112千円の利益)
    • 地域別では米国・英国の比率が高く、米国市場の影響が業績を左右
  • メディカル事業:売上 201 百万円(△38.9%)、セグメント損失 10 百万円(前年は利益)
    • 研究開発先行で売上寄与少。受託製造体制(日本・米国・スペインのGMP拠点)整備中
  • セグメント戦略:研究支援で短中期の収益、メディカルで中長期の成長を目指す。現在はメディカルのパイプライン整備(臨床/非臨床、GMP認証等)を進行中。

中長期計画との整合性

  • 中期の柱は研究支援(安定化)+メディカル(高成長)の二軸。現在は研究支援の受注環境悪化で短期業績が下押しされているが、メディカルの臨床・GMP進展(スペインでのGMP認証、米国でのDMF登録等)は中長期的な価値創出要素。
  • KPI等の詳細な数値進捗は資料に限定的(臨床進捗の記述あり)。

競合状況や市場動向

  • 再生医療市場は中長期で成長見込み(資料引用:2030年約17兆円の予測)。
  • 競合比較についての定量情報は資料に無し。特記事項としてiPS技術やRNAリプログラミング、GMP拠点の国際展開等で差別化を図っていると説明。

今後の見通し

  • 通期業績予想:修正あり(2025年5月発表の予想を下方修正)
    • 通期売上高:2,276 百万円(前期比△23.4%)
    • 通期営業損失:△844 百万円
    • 通期経常損失:△574 百万円
    • 通期親会社株主に帰属する当期純損失:△575 百万円(EPS △6.07円)
  • 会社予想の前提条件:米国等主要顧客の予算執行動向等を反映(米国のバイオ関連予算縮小が既に影響)。
  • 予想の信頼性:短期は受注環境に左右されるため不確実性高い。過去の予想達成傾向の明記は無し(保守的・中立・楽観的判断は資料外)。
  • リスク要因:為替、主要顧客(特に米国)の予算動向、研究支援市場の景気感、規制動向、臨床開発の失敗リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:持分法適用会社 Cell Innovation Partners, L.P. を清算により持分法範囲から除外
  • 継続企業の前提に関する注記:継続企業に重大な疑義を生じさせる可能性のある状況が存在すると明記。ただし現金・有価証券が十分にあり、同社は財務基盤は安定していると説明。

注記・留意点

  • 不明項目・未記載数値は「–」としています(例:市場コンセンサス、時価総額、詳細CF等)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4978
企業名 リプロセル
URL https://reprocell.co.jp
市場区分 グロース市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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