2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上は会社予想(通期売上288,000百万円)に対して進捗率が高く上振れの様相(第3四半期累計で通期の約77.1%)。一方で営業利益・経常利益・親会社株主帰属当期純利益は前年同期比で悪化(営業利益は△20.3%)。会社予想との乖離(上振れ/下振れ)の明確な市場予想比較は開示なし。
- 業績の方向性:増収減益(売上高+9.3%、営業利益△20.3%)。売上は拡大したがコスト(仕入原価、人件費等)増加や支払利息増で利益率低下。
- 注目すべき変化:棚卸資産が36,940→50,118百万円(+35.8%)と大幅増、短期借入金が69,623→87,871百万円(+26.2%)等で資産・負債が拡大。のれん償却(第3Q累計で1,749百万円)や支払利息増(4,511百万円)が利益圧迫。ニュージーランド向け検査数量減や小売での仕入原価上昇が利益減の主因。
- 今後の見通し:会社はIFRS任意適用後の通期予想を公表(IFRS:売上288,000、営業利益10,200、親会社帰属当期利益3,100百万円)しており、通期達成に向け売上寄与は進捗しているが営業利益の進捗はやや遅く、金利負担・原価上昇が継続すると通期達成には注視が必要。通期予想は修正有(注記あり)。
- 投資家への示唆:売上拡大は確認されるが利益面はコスト・金利の影響で弱含み。短期借入金・長期借入金の増加と自己資本比率の低水準(13.2%)は財務安全性の観点で注視すべきポイント。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社オプティマスグループ(証券コード 9268)
- 主要事業分野:自動車関連の輸出入、物流、小売・卸売、検査、金融・メディア等のサービス(オーストラリア・ニュージーランド中心)
- 代表者名:代表取締役社長 山中 信哉
- 問合せ先:戦略企画ユニット長 齋藤 英之(TEL 03-6370-9268)
- URL:https://www.optimusgroup.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)、日本基準(注:通期はIFRS任意適用で開示)
- 決算説明会:無し(補足資料は作成あり)
- セグメント(報告区分):
- 輸出入:中古/新車の輸出入販売(中核子会社㈱日貿)
- 物流:海上/内陸輸送等(Dolphin Shipping等)
- サービス:自動車ローン等金融、メディア(Auto Finance Direct、Auto Trader等)
- 検査:出荷前検査・検疫等
- 小売・卸売:オーストラリア等でのディーラー運営(Autopact等)
- その他:持株会社・管理部門等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):76,937,300株(2026年3月期第3Q)
- 期末自己株式数:8,583,772株
- 期中平均株式数(四半期累計):68,275,088株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:該当資料(本第3四半期短信)発表済(2026/2/13)
- 株主総会:–(期日開示なし)
- IRイベント:決算説明会は開催なし(補足資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(連結・第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31、単位:百万円)
- 売上高:221,959(前年同期203,148、+9.3%)。通期会社予想(日本基準)288,000に対する進捗率:約77.1%(やや高い進捗)
- 営業利益:4,461(前年同期5,599、△20.3%)。通期会社予想(日本基準)8,100に対する進捗率:約55.1%(進捗は遅め)
- 純利益(親会社株主帰属):△153(前年同期+68)→累計で赤字、通期日本基準予想1,100に対する進捗は達成困難な状況(現時点では通期見通し達成に向けリカバリーが必要)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:輸出入の販売台数増(㈱日貿が前年比+5.7%で輸出台数増)、物流(豪州向け輸送台数増、Autocare買収効果)により売上が増加。
- 下振れ要因:小売・卸売で新車仕入原価上昇と人件費増、支払利息の増加(支払利息4,511百万円→前年3,654百万円)、のれん償却・減価償却等で営業利益・経常利益が低下。ニュージーランド市場の検査・輸入停滞も影響。
- 特記事項:雹害対応費用が発生しセグメント利益を圧迫したが、保険金(営業外収益320百万円)でカバーされる処理。
- 通期への影響:
- 売上は通期見通しに近い進捗だが、利益面は金利負担・原価上昇の継続で通期予想達成にリスクあり。会社はIFRS適用後の通期見通しを公表しており、予想修正(注記あり)が行われているため今後の数値修正を注視する必要あり。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 総資産:192,811(前期159,469、+20.9%)
- 純資産:27,119(前期25,463、+6.5%) 参考自己資本 25,542
- 自己資本比率:13.2%(前期14.9%)※目安:40%以上が安定水準 → 13.2%(低水準)
- 現金及び預金:15,228(前期12,970、+17.4%)
- 棚卸資産:50,118(前期36,940、+35.8%)
- 短期借入金:87,871(前期69,623、+26.2%)
- 長期借入金:23,535(前期18,575、+26.7%)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:221,959百万円(前年同期比+9.3%/+18,811百万円)
- 営業利益:4,461百万円(前年同期比△20.3%/△1,138百万円)
- 営業利益率:4,461 / 221,959 = 約2.01%(業種平均との比較は業種に依存。参考目安:高付加価値ビジネスで5%以上が良好)
- 経常利益:1,171百万円(前年同期比△31.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△153百万円(前年同期+68百万円)
- 1株当たり四半期純利益(累計):△2.24円(前年同期+1.06円)
- 収益性指標(概算)
- ROE(参考自己資本25,542百万円ベース、累計純損失△153):約△0.6%(目安:8%以上で良好 → 現状低い/マイナス)
- ROA(総資産192,811ベース):約△0.08%(目安:5%以上で良好 → 現状低い/マイナス)
- 進捗率分析(通期日本基準予想との比較)
- 売上高進捗率:77.1%(高め)
- 営業利益進捗率:55.1%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:累計で赤字(通期想定の黒字達成には改善必要)
- 過去同期間との比較:売上は平常ペース超だが利益は前年比で悪化
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は「作成していない」との注記。直接的な営業CF・投資CF・財務CF数値は開示なし。ただし現金預金は増加(12,970→15,228百万円)。
- フリーCF:–(未開示)
- 営業CF/純利益比率:–(純利益が赤字かつCF表未作成のため算出不能)
- 四半期推移(QoQ)
- 直近四半期単独の売上・営業利益のQoQは四半期別数値開示の詳細がないため算出不能(累計値ベースの比較のみ)。
- 季節性:自動車関連は地域による季節性・検査・輸入規制の影響あり(ニュージーランドのCCS変更等が需要に影響)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:13.2%(低い、目安40%で安定 → 13.2%は脆弱)
- 流動比率:流動資産106,276 / 流動負債110,778 ≒ 95.9%(目安100%以上が望ましい → やや不足)
- 負債合計:165,691百万円(前期134,005百万円、+23.6%)
- 効率性
- 総資産回転率(累計):売上221,959 / 総資産192,811 ≒ 1.15回/年(参考値)
- 売上高営業利益率(営業利益率):約2.0%(低下)
- セグメント別(第3四半期累計:当期=2025/4–2025/12、単位:百万円)
- 輸出入:売上(外部)35,496、セグメント利益475(前年は売上30,851、利益703 → 売上増・利益減)
- 物流:売上22,706、利益2,067(前年 売上21,068、利益1,329 → 増収・大幅増益)
- サービス:売上2,822、利益227(前年2,869、利益50 → 減収・増益)
- 検査:売上3,228、利益603(前年2,949、利益101 → 増収・大幅増益)
- 小売・卸売:売上157,449、利益1,490(前年145,109、利益3,505 → 増収・大幅減益)
- セグメント合計利益は調整後で営業利益4,461(その他・消去含む)
- 財務の解説(要旨)
- 売上拡大は主に輸出入・物流・小売の販売増。一方で小売の粗利低下、金利負担増、のれん償却等により営業利益率が低下。負債増加により財務レバレッジが上昇、自己資本比率低下。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 31百万円(小額)
- 特別損失:固定資産除売却損 129百万円
- 一時的要因:雹害対応費用がセグメントで発生したが、営業外収益(受取保険金320百万円)でカバー。為替換算差額の計上で包括利益は大幅増(為替換算調整勘定 +3,396百万円)。
- 継続性の判断:のれん償却(1,749百万円)は継続的な費用、支払利息増は借入構成次第で継続可能性あり。一方、保険金は一時的要因。
配当
- 配当実績と予想:
- 第2四半期(中間)実績:8.00円
- 期末(予想):10.00円
- 年間配当予想:18.00円(変更なし)
- 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不能)
- 配当性向:–(日本基準の通期EPSが未提示のため算出不能。IFRSベースのEPS46.55円で単純計算すると配当性向約38.7%(18/46.55)だが、IFRSと日本基準のベース差に注意)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし(無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(開示なし)
- 主な投資内容:有形固定資産は増加(有形固定資産合計 41,249→54,008百万円)と記載ありが、内訳詳細は一部開示のみ(リース資産等の増加)。
- 減価償却費:5,361百万円(第3四半期累計、前年4,925百万円)
- R&D費用:–(開示なし)
受注・在庫状況(該当する業種)
- 受注状況:受注高・受注残高の開示なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:50,118百万円(前年36,940、+35.8%)→ 在庫増加が資金負担となっている可能性あり
- 在庫回転日数:–(未開示)
- 在庫の質:内訳は開示なし(仕掛品・製品・原材料の詳細は記載なし)
セグメント別情報(要約)
- 輸出入:日貿の輸出台数が増加(欧州向け等で拡大、輸出台数34,478台で前年同期比+5.7%)、売上増だが雹害対応費用で利益減。
- 物流:ニュージーランド向けは輸送台数減少も、オーストラリア向けやAutocare買収の寄与で増収・大幅増益。
- サービス:自動車ローン残高増だが金利低下や為替影響で金利収入減、広告減により売上減だが利益改善(コスト削減等)。
- 検査:NZ向け検査減も他地域での増加により増収・大幅増益。
- 小売・卸売:販売台数は増加したが新車の仕入原価上昇と人件費等で増収減益(利益が大幅低下)。
- 地域別:主にオーストラリア・ニュージーランド中心。為替影響(為替換算差益867百万円、為替換算調整勘定増)は包括利益を押し上げている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:明確な中期KPIの進捗に関する記載は今回短信内に限定的(詳細は別資料の可能性あり)。IFRS任意適用に伴う通期予想の開示が行われた点は注目。
- KPI達成状況:売上は堅調だが利益率・自己資本比率目標に対しては乖離(改善課題)。
競合状況や市場動向
- 競合環境:オーストラリア市場では中国メーカー車のシェア拡大によりディーラー収益が圧迫。ニュージーランドではCCS(クリーン・カー・スタンダード)の変更が中古車需要に影響。
- 市場動向:世界的なAI向け投資等で景気底堅い面がある一方、地政学リスクや米国関税政策の影響が不透明要因。
今後の見通し
- 業績予想:
- IFRS(会社開示・通期予想):売上288,000百万円、営業利益10,200百万円、税引前利益5,900百万円、親会社帰属当期利益3,100百万円(EPS 46.55円)
- 日本基準(参考):売上288,000百万円、営業利益8,100百万円、経常利益3,800百万円、親会社株主帰属当期純利益1,100百万円
- 直近公表の業績予想から修正有(IFRS適用に伴う影響反映との注記)
- 予想の信頼性:IFRS任意適用の影響で比較可能性が変化。過去の予想達成傾向の記載は限定的。利益面は金利・原価の動向に敏感であり予想達成は不確実要素がある。
- リスク要因:
- 為替変動(為替差益/差損の影響が大きい)
- 金利上昇(支払利息負担)
- 原価上昇(特に新車仕入れコスト)
- 地域政策(NZのCCS等)や市場競争(中国自動車メーカーの台頭)
- 借入依存度の上昇による財務リスク
重要な注記
- 会計方針:当期より通期決算でIFRSを任意適用予定。第3四半期累計は日本基準に基づく開示だが、通期見通しはIFRSベースで開示。比較性に注意が必要。
- その他:第3四半期累計における企業結合の暫定的会計処理の確定処理反映、四半期連結CFは作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9268 |
| 企業名 | オプティマスグループ |
| URL | https://www.optimusgroup.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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