2025年12月期 決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: FY25は受注高・売上収益・営業利益・親会社帰属当期利益がいずれも過去最高を更新。FY26は受注高・売上収益で初の1兆円超え、受注高から当期利益まで6期連続の過去最高を目指す。株主還元は配当引上げ(FY26計画66円)と自己株取得枠設定を継続。
- 業績ハイライト: FY25 売上収益9,582億円(+10.6%)、営業利益1,138億円(+16.2%)、親会社帰属当期利益766億円(+7.3%)。FY26計画は売上10,200億円(+6.4%)、営業利益1,250億円(+9.8%)、親会社帰属当期利益866億円(+13.0%)。
- 戦略の方向性: 精密・電子(生成AI向けの設備需要)を成長エンジンとしつつ、国内S&S強化、海外(米州・EMEA)展開、脱炭素(アンモニア・水素・CCUS等)や環境分野での事業化へ投資。成長投資と基盤投資を継続。
- 注目材料: FY26で受注高・売上ともに1兆円超え見込み、FY26配当66円計画(FY25比+7円)、FY25に自己株取得200億円実施・一部消却予定、FY26は自己株取得枠100億円。精密・電子の需要回復(生成AI関連)が収益押上げ要因。
- 一言評価: 需要回復を背景に主要指標が過去最高更新。成長投資と株主還元の両立を目指すフェーズ。
基本情報
- 企業概要: 荏原(Ebara Corporation、証券コード: 6361) — 主要事業:精密・電子(半導体関連装置)、エネルギー(石油・ガス、新エネルギー、電力)、建築・産業(建築設備・産業設備)、インフラ(水インフラ・換気等)、環境(固形廃棄物処理等)。代表者名: –(資料に明記なし)
- 説明者: 発表者(役職)と発言概要: –(資料に個別の発言者情報は明記なし)
- セグメント:
- 精密・電子:半導体関連装置(CMP、コンポーネント等)
- エネルギー:石油・ガス、新エネルギー、電力向け製品・サービス
- 建築・産業:建築設備・産業設備、S&S
- インフラ:水インフラ、公共ポンプ等
- 環境:固形廃棄物処理、EPC・O&M
- その他・調整
業績サマリー
- 主要指標(FY25 1-4Q 実績 / 前年同期比)
- 受注高: 9,496億円(+10.4%)(良:増加)
- 売上収益: 9,582億円(+10.6%)(良:増収)
- 営業利益: 1,138億円(+16.2%)(良:増益)
- 営業利益率: 11.9%(+0.6pt)(良:改善)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 766億円(+7.3%)(良:増益)
- 1株当たり利益(EPS): 166.31円(+7.6%)(良)
- 予想との比較(FY25 実績 vs 当初計画 2025/11/13)
- 受注高達成度: 実績9,496億円は計画9,440億円に対して+0.6%(計画超過)
- 売上収益: 実績9,582億円は計画9,270億円に対して+3.4%(計画超過)
- 営業利益: 実績1,138億円は計画1,100億円に対して+3.5%(計画超過)
- サプライズ: 全体的に計画を若干上回る着地(特筆すべき大幅なアンダー/オーバーはなし)
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率(FY25実績 vs FY26通期目標ではなくFY25内進捗は四半期推移で管理)→ 補足資料に半期別配分あり(1-2Q/3-4Q)。FY26通期進捗目安: FY26計画(通期)に対するFY25実績比は売上+6.4%、営業利益+9.8%(FY26は更なる増加を見込む)。
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 資料では「6期連続過去最高を目指す」との方針(具体的中期KPIの達成率は明示なし)。
- 過去同時期比較: 前年同期比は上記の通りプラス基調。
- セグメント別状況(FY25 1-4Q 実績 / 前年同期比)
- 精密・電子: 売上収益3,422億円(+23.0%)、営業利益577億円(+15.2%)、営業利益率16.9%(-1.1pt)。(良:大幅増収、収益性は案件ミックスで若干低下)
- エネルギー: 売上収益2,178億円(+3.5%)、営業利益259億円(-7.4%)、営業利益率11.9%(-1.4pt)。(混在:売上微増だが利益減)
- 建築・産業: 売上収益2,419億円(+1.6%)、営業利益152億円(+47.5%)、営業利益率6.3%(+2.0pt)。(良:利益改善)
- インフラ: 売上収益571億円(+11.8%)、営業利益46億円(+26.6%)、営業利益率8.2%(+1.0pt)。(良)
- 環境: 売上収益978億円(+11.9%)、営業利益130億円(+54.0%)、営業利益率13.3%(+3.6pt)。(良:受注・収益性とも改善)
- その他・調整: 売上12億円、営業損失28億円(若干改善)
- 各セグメントの寄与:精密・電子と環境が売上・利益の主要牽引(特に精密・電子の回復が大きい)
業績の背景分析
- 業績概要: 全セグメントで増収。精密・電子は生成AI関連やCMP/コンポーネント需要回復で大幅増収。環境・インフラでも大型案件やO&M寄与で収益改善。建築・産業は国内S&S好調で増益。エネルギーは中国の石油化学減速などで利益減。
- 増減要因:
- 増収要因: 精密・電子の需要回復(生成AI向け)、環境の大型受注とO&M増、インフラの公共案件堅調。
- 減収/減益要因: エネルギーでの石油化学案件減、案件ミックス(S&S比率低下)や人件費・R&D増で収益性低下。FY25には前期に計上したトルコVansan社ののれん減損がなくなった(これが前期比較で増益に寄与)。FY25には貸倒引当金計上等の一時要因あり。
- 競争環境: 精密・電子はWFE(前工程装置)市場の回復(WFE見通し10%以上)に追随。各分野で地域差(中国市場の鈍化、北米・中東の堅調)が顕在化。競合比較は個別数値非開示。
- リスク要因: 為替変動(USD~JPY想定145円等)、中国市場の需要変動、受注案件のプロジェクトリスク(貸倒・完工リスク)、サプライチェーン、規制・関税、エネルギー関連の市場変動。
戦略と施策
- 現在の戦略: 精密・電子の需要取り込み(生成AI向け)、国内S&S拡充、海外市場(米州・EMEA)での受注拡大、脱炭素関連(アンモニア・水素・CCUS)や循環経済(ケミカルリサイクル等)への投資、成長と株主還元の両立。
- 進行中の施策: 水素事業の一部をエネルギーセグメントへ移管(FY26~)、ケミカルリサイクル等のパイロット設備投資(減価償却増)、S&S・O&Mの比率向上。
- セグメント別施策:
- 精密・電子: CMP/コンポーネント両面で受注確保、S&S比率拡大期待。
- エネルギー: LNGや脱炭素関連の商用化フェーズ対応。
- 環境: EPC完工プロジェクトのコンティンジェンシー戻入れ等で利益改善、O&M長期契約の拡大。
- 新たな取り組み: FY26計画で水素事業の再編(移管)や循環型技術への投資継続等が明記。研究開発・設備投資の増額計画あり。
将来予測と見通し
- 業績予想(FY26計画)
- 受注高: 10,700億円(FY25比+12.7%)
- 売上収益: 10,200億円(+6.4%)
- 営業利益: 1,250億円(+9.8%)、営業利益率12.3%(+0.4pt)
- 親会社帰属当期利益: 866億円(+13.0%)
- EPS: 189.67円(+14.0%)
- 配当(予定): 66円/株(FY25比+7円)
- 予想の前提条件: 為替想定(対USD 145円、対EUR 175円、対人民元20.0円)、各市場は精密・電子はWFE+10%程度、LNGは6%台成長見込み等(スライドの市場見立てに依存)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 期初受注残高の高水準、生成AI需要の継続見込み、国内S&S強化と海外の追い風が根拠。資料上は達成意欲を強調(強気目標)。
- 予想修正: 通期予想の修正有無: FY25中に配当予想は上方修正(56→59円)した経緯あり。今回のFY26は新規計画(通期ベース)の提示で、FY25実績を踏まえた増額目標。
- 中長期計画とKPI進捗: ROIC 11.9%→FY26見込み12.0%、ROE 15.6%→16.5%。連結配当性向目標は35%以上(継続)。
- 予想の信頼性: 過去の計画達成傾向の記載は限定的。FY25は計画を上回って着地しているため、今回の計画も実現可能性ありと読み取れるが外部要因依存。
- マクロ経済の影響: 為替、各地域(中国、北米、欧州)の需要動向、建設コスト/労働コスト、エネルギー市況や脱炭素関連の政策動向が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 連結配当性向35%以上を目標に、当該期業績に連動して実施。
- 配当実績:
- FY25(予定): 59円/株(FY24比+4円) → 良(増配)
- FY26(計画): 66円/株(FY25比+7円) → 良(更なる増配計画)
- 配当性向: 目標35%以上(具体的比率は年度業績に依存)
- その他株主還元: FY25で自己株式取得200億円(547万株)実施、内500万株を消却予定。FY26は自己株取得枠100億円(上限)を設定。
製品やサービス
- 主要製品: 半導体製造装置(CMP、コンポーネント等)、ポンプ・水処理設備、廃棄物処理プラント等。
- サービス: S&S(メンテナンス等)、環境分野でのO&M長期契約が増加(環境O&M比率77%)。提供エリアはグローバル(日本・アジア・北米・欧州・中東等)。
- 協業・提携: 資料上の個別提携記載は限定的(事業化に向けた社内プロジェクト等)。
- 成長ドライバー: 生成AI向け半導体需要、公共・水インフラ更新、防災投資、廃棄物処理の延命化・O&M、脱炭素関連の商用化。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの記載: 資料内にQ&Aの具体的記述はなし → 該当資料なし(–)
- 経営陣の姿勢: 資料全体からは「成長投資を継続しつつ株主還元を強化する」姿勢が読み取れる。
- 未回答事項: 個別の市場想定や詳細セグメント別見通しの前提(例:製品別の単価推移等)は限定的。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 強気~中立。FY25の好業績を踏まえFY26も増収増益計画を提示しており、達成に前向きな姿勢。
- 表現の変化: 前回(FY25中間)との差分として配当・自己株主還元の拡充や1兆円超え目標を明確化。
- 重視している話題: 精密・電子(生成AI関連)、受注残の消化、株主還元、脱炭素・環境事業の商用化。
- 回避している話題: 個別大口顧客リスクや詳細の地域別顧客依存度の深掘りは限定的。
投資判断のポイント(情報整理、投資助言ではない)
- ポジティブ要因:
- FY25で主要指標が過去最高を更新(受注・売上・利益)。
- 精密・電子分野での需要回復(生成AI向け)による増収。
- 環境・インフラのO&M拡大で収益性改善。
- 配当増額と自己株取得による株主還元強化。
- ネガティブ要因:
- フリーキャッシュフローがFY25で-504億円(悪化、投資重視による)→ 資金繰り・債務増加の確認が必要。
- 有利子負債が増加(FY25期末2,247億円、D/E 0.44へ上昇)→ レバレッジ上昇。
- エネルギー分野での中国市場の減速や、プロジェクト性リスク(貸倒等)。
- FY26で一部セグメント(環境・エネルギー)の利益見通しが下振れリスクあり。
- 不確実性:
- 為替(USD/JPY想定145円だが変動リスクあり)。
- 中国・欧米等の顧客投資サイクル変化。
- 大型案件の完工リスクや受注キャンセル/遅延。
- 注目すべきカタリスト:
- FY26の四半期別進捗(特に精密・電子の受注/出荷の継続性)
- 脱炭素関連(アンモニア・水素・CCUS)の受注・商用化ニュース
- 大型環境案件の進捗とO&M契約拡大
- 自己株消却の実施完了(500万株消却予定)とFY26自己株取得の実施状況
重要な注記
- 会計方針: 財務数値はIFRSベースで表記。
- 特記事項・一時項目: FY24に計上したトルコVansan社ののれん減損がFY25比較でプラス寄与。FY25では特定顧客に対する貸倒引当金計上や前期に計上した土地売却益が無いといった変動要因あり。
- その他: FY25の資本的支出が大幅増(1,007億円、FY24比+421億円)、FY26でも高水準投資継続予定(990億円)。ESG関連で外部評価の受賞や社内制度(パートナーシップ制度)導入などの情報あり。
- 不明な項目は — と記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6361 |
| 企業名 | 荏原製作所 |
| URL | http://www.ebara.co.jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.20)」によって自動生成されました。
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