2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:市場予想との比較は開示資料に明示なしだが、会社は通期業績予想を修正しており(修正有)、中間実績は「ほぼ予想通り」ではなく下振れの様相。特に営業・経常で損失計上となった(上振れ/下振れ:下振れ)。
  • 業績の方向性:減収減益(売上高15,692百万円、前年同期比△6.0%、営業損失71百万円→前年は営業利益2,824百万円)。
  • 注目すべき変化:外航海運(ハンディ船市況)の悪化と為替差(円高寄与、平均146.05円/US$→前年153.70円)により海運セグメントが赤字化。前期に含まれた固定資産売却益(1,020百万円)が今期に無く、利益差を拡大。
  • 今後の見通し:通期予想は修正済(通期売上32,340百万円、営業利益810百万円、親会社株主に帰属する当期純利益570百万円)。売上進捗は約48.5%で通常ペースだが、利益面は中間で赤字のため通期達成には第3・4四半期の改善が必要。会社は為替・燃料の前提を示している(修正有)。
  • 投資家への示唆:外航海運市況の回復と為替の動向が業績回復の鍵。中間は物流・不動産が下支えする一方で、船隊市況依存度が高く四半期の収益変動が大きい点に注意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:乾汽船株式会社(Inui Steamship Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:外航海運事業(ハンディ/船舶運航)、倉庫・運送事業、賃貸不動産事業(保有物件の賃貸等)
    • 代表者名:代表取締役社長 乾 康之
    • 問合せ先:経理部長 一井 聡(TEL 03-5548-8613)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月11日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
    • 決算説明会:機関投資家向け(開催予定・2025年11月21日オンライン)
    • 決算補足説明資料作成:有
  • セグメント:
    • 外航海運事業(ロジスティクス): 船舶による海上運送(ハンディ船中心)
    • 倉庫・運送事業(ロジスティクス): 普通倉庫、運送、引越業等
    • 不動産事業: 保有賃貸ビル・賃貸マンション等、再開発(プラザ勝どきの閉館・再開発)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):26,072,960株
    • 期末自己株式数:891,385株
    • 期中平均株式数(中間期):25,150,647株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出:2025年11月12日
    • 決算説明会(機関向け):2025年11月21日(オンライン)
    • 配当支払開始予定日:2025年12月8日

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社が通期予想を修正済、ただし中間期の会社予想との達成率は明記なし)
    • 売上高:15,692百万円(対通期予想32,340百万円に対する進捗率48.5%)
    • 営業利益:△71百万円(通期予想810百万円に対する進捗率:マイナス、利益面は未達の状態)
    • 純利益(親会社株主帰属):△9百万円(通期予想570百万円に対する進捗率:マイナス)
  • サプライズの要因:
    • 主因はハンディ船市況の下落(外航海運事業の収益悪化)と為替の影響(円高方向の影響で円換算収入が圧迫)。
    • 前年同期に計上された固定資産売却益(1,020百万円)が今期には無く、比較ベースで利益が大きく減少。
  • 通期への影響:
    • 売上は通期見通しに対しておおむね半期で約48.5%と順調だが、利益は中間で赤字のため通期での利益回復(特に海運市況の改善)が前提。会社は既に通期予想を修正している(修正有)。

財務指標

  • 財務諸表の要点(中間末:2025年9月30日、単位:百万円)
    • 総資産:75,273(前期末74,903、+370百万円、+0.5%)
    • 純資産:35,701(前期末36,875、△1,174百万円、△3.2%)
    • 自己資本比率:47.4%(前期末49.2% → 若干低下)
    • 現金及び現金同等物:16,582(期首18,652、△2,070百万円)
  • 主要損益(中間累計、前年同期比)
    • 売上高:15,692百万円(△6.0%、△1,003百万円)
    • 営業利益:△71百万円(前年同期 2,824百万円 → 前年同期比 実額△2,896百万円)
    • 経常利益:△132百万円(前年同期 2,709百万円 → 実額△2,841百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:△9百万円(前年同期 3,261百万円 → 実額△3,271百万円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):△0.37円(前年同期 129.89円)
  • 収益性指標(中間期実績ベース、概算)
    • ROE(中間):約△0.03%(目安:8%以上良好 → 今回は極めて低い/マイナス)
    • ROA(中間):約△0.01%(目安:5%以上良好 → 今回は極めて低い/マイナス)
    • 営業利益率:△0.45%(営業損失/売上高、業種平均との差異注記が重要)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 通期売上進捗率:48.5%(通常ペース:中間期で50%前後が目安 → やや順調)
    • 通期営業利益進捗率:実績が赤字のため進捗評価は否定的(達成には下期での大幅改善が必要)
    • 通期純利益進捗率:同上(中間でほぼゼロ)
  • キャッシュフロー(中間累計、単位:百万円)
    • 営業CF:1,835(前年同期比△68.0%)
    • 投資CF:△4,179(固定資産取得支出3,683主因、前年△368)
    • 財務CF:313(長期借入金による収入2,804、配当支払1,777等)
    • フリーCF:△2,344(営業CF1,835 − 投資CF4,179 = △2,344)
    • 営業CF/純利益比率:算出不可(中間で純利益がマイナスのため参考値にならず)→ 実務上は注意
    • 現金同等物残高:16,582(期首18,652、減少)
  • 四半期(QoQ)・季節性:本資料は累計(中間)開示。海運は市況に季節性・景気循環があり四半期変動あり。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:47.4%(目安40%以上で安定 → 現状は安定水準)
    • 負債合計:39,572(前期末38,028、増加)
    • 流動比率:流動資産22,375 / 流動負債11,621 ≒ 192%(良好)
    • 負債/純資産比(負債純資産比):39,572 / 35,701 ≒ 1.11(借入依存は中程度)
  • 効率性:
    • 減価償却費:1,929百万円(中間、前年1,566百万円 → 上昇、船舶取得増加が要因)
    • 船舶(純額):31,107百万円(前期23,316→増加。船舶取得による固定資産増)

特別損益・一時的要因

  • 今回(当中間期):特別利益 0百万円、特別損失 0百万円(該当なし)
  • 参考(前中間期):固定資産売却益1,020百万円が収益を押し上げていた(継続性は非永続)
  • 一時的要因の影響:前年同期との比較では固定資産売却益の反動が大きく、実質的業績を評価する際にはこの差を考慮すべき

配当

  • 中間配当:3.00円(2026年3月期中間、前年中間は6.00円)
  • 期末配当(予想):3.79円(通期予想の内示、会社は配当予想を修正)
  • 年間配当予想:6.79円(修正後)
  • 配当利回り:–(株価情報が開示されていないため算出不可)
  • 配当性向(通期予想ベース):約30.0%(配当6.79円 / EPS予想22.64円 ≒ 30.0%)
  • 特別配当:該当なし
  • 株主還元方針:特別な自社株買いは開示なし(自己株式保有は継続)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):固定資産取得支出 3,683百万円(当中間期、前年1,386百万円)
    • 主な内容:船舶取得等(船舶の純額が期末で大幅に増加)
  • 減価償却費:1,929百万円(増加)
  • 研究開発費:–(開示なし)

受注・在庫状況

  • 該当情報:受注高・受注残高の明細は開示なし
  • 在庫(貯蔵品):1,404百万円(前期1,268百万円、増加)

セグメント別情報

  • 外航海運事業(当中間期)
    • 売上高:11,732百万円(前年同期比△7.1%、△891百万円)
    • セグメント損益:△775百万円(前年は2,098百万円の黒字 → 大幅悪化)
    • 主因:ハンディ船市況の下落、為替影響
  • 倉庫・運送事業(当中間期)
    • 売上高:1,989百万円(前年同期比+4.2%、+79百万円)
    • セグメント利益:193百万円(前年同期比+29.9%、+44百万円)
    • 備考:保管・取扱量は前年同期を上回る水準
  • 不動産事業(当中間期)
    • 売上高:1,970百万円(前年同期比△8.9%、△192百万円)
    • セグメント利益:987百万円(前年同期比△7.9%、△84百万円)
    • 備考:プラザ勝どき閉館(再開発)に伴う影響あり
  • セグメント合計(調整後)
    • セグメント合計利益405百万円、全社費用(調整)△477百万円により全社で営業損失△71百万円となる

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料中に中期計画の記載や再開発(プラザ勝どき)進行の言及あり。進捗は個別KPIでの明示なし(–)
  • KPI達成状況:–(開示なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:当期はハンディ船市況が前年高水準から軟化。前年はパナマ運河の通航制限や中東情勢等で高騰していた反動。
  • 競合比較:同業他社との相対比較は本資料に明示なし(–)。海運業は市況循環の影響が大きく、個別会社は船隊構成・契約形態で差異が出る。

今後の見通し

  • 業績予想(通期・修正後、2025年4月1日~2026年3月31日)
    • 売上高:32,340百万円(+1.8%)
    • 営業利益:810百万円(△77.8%)
    • 経常利益:596百万円(△84.5%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:570百万円(△88.6%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS予想):22.64円
  • 会社予想の前提条件(外航海運事業):第3~4四半期の想定為替151.00円/US$、燃料油価格514.97 USD/MT 等(当中間期実績:為替146.05、燃料530.15)
  • 予想の信頼性:中間で赤字化しているため、通期達成は下期の海運市況・為替・燃料動向に依存。会社は既に予想修正を実施。
  • リスク要因:為替変動、燃料油価格、ハンディ船市況、世界貿易環境の不透明性、再開発等の実行リスク

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当なし
  • 監査等:本中間決算短信は監査法人のレビュー対象外
  • その他:中間での固定資産取得(船舶購入等)により有形固定資産が増加。業績予想・配当予想は修正有(詳細は「2026年3月期第2四半期連結累計期間業績予想値と実績値の差異及び通期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ」を参照)

(注)不明な項目は「–」で記載しました。本要約は提供資料に基づく整理であり、投資助言は行っていません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9308
企業名 乾汽船
URL http://www.inui.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 運輸・物流 – 海運業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.1)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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