2026年6月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し。第1四半期の実績は会社予想に対しておおむね上振れ(進捗率が高い)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高45,521百万円、前年同期比+29.8%/営業利益4,328百万円、同+46.3%)。
- 注目すべき変化:分譲マンションの引渡戸数増(売上戸数583戸、前年同期比+7.6%)により不動産部門の売上・利益が大幅拡大。不動産関連が連結業績を主導。
- 今後の見通し:通期予想(売上144,000百万円、営業利益7,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,400百万円)に対し、第1四半期の進捗は売上31.6%、営業利益61.8%、純利益62.3%と、利益の進捗が非常に高く通期達成の可否は堅い印象。ただし季節性や案件引渡のタイミングに左右される点に留意。
- 投資家への示唆:不動産事業の引渡進捗と未契約戸数(期末未契約241戸)の動向、借入・社債等の有利子負債水準、及び売却・譲渡に関する一時的損益(子会社売却関連)を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:穴吹興産株式会社(証券コード 8928)
- 主要事業分野:分譲マンションを中心とする不動産関連事業、介護医療、施設運営、人材サービス、エネルギー、観光等
- 代表者名:代表取締役社長 穴吹 忠嗣
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期連結累計期間(2025年7月1日~2025年9月30日)
- セグメント:
- 不動産関連事業:分譲マンション販売・資産運用等(主力)
- 人材サービス関連事業:派遣等
- 施設運営事業:ホテル、サービスエリア、PPP等
- 介護医療関連事業:介護施設運営等
- エネルギー関連事業:電力提供、再エネ工事等
- 観光事業:旅行企画・販売等
- その他:コーポレート機能、霊園事業等
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):11,535,600株
- 期末自己株式数:868,799株
- 四半期累計平均株式数:10,666,801株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:第1四半期は開催無し(補足資料作成無し)
- 株主総会/IRイベント:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は通期ベースに対する進捗率を示す)
- 売上高:45,521百万円、通期予想144,000百万円に対する進捗率31.6%(第1四半期として順調)
- 営業利益:4,328百万円、通期予想7,000百万円に対する進捗率61.8%(利益進捗が高い)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,741百万円、通期予想4,400百万円に対する進捗率62.3%
- サプライズの要因:
- 主因は不動産関連事業の完成引渡の増加(売上戸数増)による売上・利益の上振れ。加えて一時的に固定資産売却益174.6百万円が計上されていることも営業外・特別項目で寄与。
- 通期への影響:
- 第1四半期の利益進捗が高く、会社の通期予想は現状維持(修正無し)。ただし不動産は引渡時期の偏在性があるため、第2~第4四半期の引渡スケジュール次第で変動する点に注意。
財務指標
(※金額は特記なき場合 百万円単位。前年同期比は必ず%で記載)
- 財務諸表要点(貸借対照表、損益計算書の主要値)
- 総資産:147,830百万円(前期末148,139百万円、△0.2%)
- 純資産合計:46,025百万円(前期末43,654百万円、+5.4%)
- 自己資本比率:31.1%(前期末29.4% → 改善)
- 現金及び預金:13,123百万円(前期末6,973百万円、+6,151百万円)
- 収益性(当該四半期累計)
- 売上高:45,521百万円(前年同期比+29.8%、増加額10,464百万円)
- 営業利益:4,328百万円(前年同期比+46.3%、増加額1,370百万円)
- 営業利益率:9.51%(4,328/45,521 ×100。参考:業種平均と比較する際は注意)
- 経常利益:4,392百万円(前年同期比+45.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,742百万円(前年同期比+40.5%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):257.03円(前年同期182.97円、+40.5%)
- 収益性指標(簡易)
- ROE(四半期純利益/自己資本)(単純計算):2,741.7 / 45,935 = 5.97%(※四半期ベースの単純計算であり、目安:8%以上が良好 → 現状は下回る)
- ROA(四半期純利益/総資産):2,741.7 / 147,830 = 1.85%(目安5%以上 → 四半期ベースでは低め)
- 営業利益率:9.5%(業種や事業構成により評価が変わる)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:31.6%(45,521 / 144,000)
- 営業利益進捗率:61.8%(4,328 / 7,000)
- 純利益進捗率:62.3%(2,742 / 4,400)
- 過去同期間(前年第1Q)比:売上・利益とも大幅増で進捗は良好
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料記載)。ただし貸借対照表上の現金及び預金は13,123百万円(前期末6,973百万円、増加6,151百万円)と大幅増加。
- 減価償却費(当第1四半期累計):283,167千円(283.2百万円)
- 営業CF、投資CF、財務CF、フリーCF:–(作成無しのため記載なし)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未提示のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ):–(QoQ数値は本資料に未記載)
- 財務安全性
- 流動資産:118,410百万円、流動負債:49,202百万円 → 流動比率 ≒ 240.6%(流動資産/流動負債、良好)
- 有利子負債(B/S項目に基づく概算):短期借入金17,720百万円+1年内返済予定の長期借入金5,961百万円+長期借入金40,052百万円+社債(固定負債)10,252百万円+1年内償還予定の社債3,188百万円 ≒ 77,173百万円(概算)
- 有利子負債/自己資本(概算):77,173 / 45,935 ≒ 1.68(168%)
- 自己資本比率:31.1%(安定性の目安:40%以上が望ましいが、業種特性あり)
- 効率性:総資産回転率等の詳細指標は資料に基づく計算必要(売上/総資産 = 45,521 / 147,830 = 0.308 回/年相当)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 174,613千円(174.6百万円)
- 特別損失:関係会社株式売却損 57,102千円(57.1百万円)※株式会社ジョイフルサンアルファ全株式譲渡に伴う処理
- 一時的要因の影響:特別項目は純額でプラス(174.6 – 57.1 ≒ 117.5百万円のプラス影響)があるが、継続性は低く一過性。実質業績は本業(不動産引渡)を中心に評価すべき。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年6月期実績:中間 27.00円、期末 31.00円、年間 58.00円
- 2026年6月期(予想):中間 32.00円、期末 36.00円、年間 68.00円(直近公表から修正無し)
- 配当利回り:–(株価が資料に無いため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):配当総額(予想)/親会社株主に帰属する当期純利益(予想)= (年間68円 × 発行済株式数ベースの配当総額)/4,400百万円 → 詳細算出には発行済株式の「配当対象株数」を使用する必要(暫定値のため省略)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:当期も増配予想(前期58円→予想68円)で株主還元を継続
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(第1四半期の明細記載無し)
- 減価償却費:283,167千円(283.2百万円、前年同期:270,345千円)
- 研究開発費:–(該当記載無し)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:–(受注高の数値は記載無し)
- マンション契約戸数:契約341戸(前年同期比△9.1%)※販売(契約)戸数は減少
- 売上(引渡)戸数:583戸(前年同期比+7.6%)※完成引渡が増加し売上増に寄与
- 未契約住戸(通期売上予定1,798戸に対する):期末未契約241戸(確保状況は堅調)
- 在庫(販売用不動産等):販売用不動産 44,484百万円、仕掛販売用不動産 52,609百万円(前期比の増減値はBS欄参照)
セグメント別情報
- 不動産関連事業
- 売上高:36,502百万円(前年同期比+42.5%)
- セグメント利益:3,741百万円(前年同期比+35.7%)
- 構成比(売上):約80.2%(36,502/45,521)
- コメント:引渡戸数増加が主要因。新築一棟等の収益物件引渡も寄与。
- 人材サービス関連事業
- 売上高:1,499百万円(+8.1%)、営業利益77百万円(+71.0%)
- 施設運営事業
- 売上高:2,073百万円(+13.0%)、営業利益64百万円(前年は営業損失)
- 介護医療関連事業
- 売上高:1,911百万円(+11.3%)、営業利益142百万円(+39.5%)
- エネルギー関連事業
- 売上高:2,784百万円(+29.1%)、営業利益294百万円(+57.3%)
- 観光事業
- 売上高:587百万円(+51.7%)、営業損失15百万円(利益率低下)
- セグメント戦略:地域密着モデルを強化、「住まい+α」や新規事業(霊園、再エネ、物流、リゾート等)への投資を加速。海外(東南アジア、米国)展開も継続。
中長期計画との整合性
- 中期方針:『地域密着モデルの研鑽と拡充、独創的新事業の創造と挑戦による事業ポートフォリオの組替え』を策定。既存の分譲・仲介・再販事業強化と新規分野投資で収益の多様化を目指す。
- KPI進捗:当期は不動産引渡による収益拡大で短期KPIは良好。中期の非不動産分野での収益寄与はこれからの投資・施策次第。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内ではインバウンド回復・円安等を背景に投資用不動産需要は堅調。建築コスト上昇や金利動向はリスク要因。
- 競合比較:本資料に同業比較データは無し。分譲マンション中心で都市部の需給や土地取得力が競争力の鍵。
今後の見通し
- 業績予想:2026年6月期通期予想は従来発表から修正無し(売上144,000百万円、営業利益7,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,400百万円)。前提として不動産の引渡計画等が継続する想定。
- 予想の信頼性:第1四半期の利益進捗は高いが、不動産引渡のタイミング依存性があるため、四半期ごとの変動に留意。
- リスク要因:住宅ローン金利上昇、建築資材・人件費の高騰、サプライチェーン遅延、為替(海外展開)、金融市況の変化など。
重要な注記
- 会計方針の重要な変更:無し。
- 連結の範囲の変更:
- 新たに連結に含めた会社:栄新テクノ株式会社(連結)
- 除外した会社:株式会社ジョイフルサンアルファ(2025年7月1日付で全株式譲渡、連結除外)→ これに伴い「小売流通関連事業」を廃止。
- 子会社譲渡に伴う関係会社株式売却損57,102千円を特別損失計上。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期累計期間は作成していない(CF詳細は無し)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8928 |
| 企業名 | 穴吹興産 |
| URL | http://www.anabuki.ne.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
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