2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想に対する進捗で、営業利益・経常利益・当期純利益は既に通期予想を上回る進捗(営業利益は通期予想比105.2%)。通期予想は直近で修正(上方修正)がある旨を開示。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比 +3.4%、しかし親会社株主に帰属する四半期純利益は △36.8%)。
- 注目すべき変化:第二事業部(防災事業)で固定資産の減損905百万円を特別損失計上。前年同期は固定資産売却益2,307百万円が計上されており、特別損益の差が純利益減少の大きな要因。
- 今後の見通し:第3四半期累計の進捗は売上高で74.7%、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも通期予想を超過(いずれも達成可能性高い/既に上振れ)。ただし外部環境(原材料・エネルギー高、為替、車載向け減産等)は依然リスク。
- 投資家への示唆:セグメント差(第一事業部・フイルム/工業資材の好調が業績牽引、シューズは消費環境悪化で減収)と、一時的な減損の影響を切り分けて業績を評価することが重要。営業利益は改善しており収益性再構築は進行中。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:アキレス株式会社
- 主要事業分野:シューズ、プラスチック・フィルム、ウレタン、工業資材、断熱・建装・防災資材等(近年は重点分野に基づく組織再編・中期経営計画の下で「第一事業部」「第二事業部」「シューズBU」に再編)
- 代表者名:代表取締役社長 日景 一郎
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月9日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:無
- セグメント:
- 第一事業部:エレクトロニクス、モビリティ、メディカル&ヘルスケア向け(車輌資材、フイルム、ウレタン、工業資材 等)
- 第二事業部:コンストラクション&インフラ、セーフティ等(断熱資材、建装資材、防災対策商品 等)
- シューズBU:シューズ事業(BROOKS、アキレス・ソルボ、瞬足 等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):14,562,714株
- 期末自己株式数:896,505株
- 期中平均株式数(四半期累計):13,666,813株
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正公表(2026年2月9日付で「通期業績予想の上方修正及び特別損失の計上に関するお知らせ」を公表)
- 株主総会/IRイベント:–(資料未記載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想=通期ベース/進捗率は第3四半期累計値に対する割合)
- 売上高:実績 60,454 百万円、通期予想 81,000 百万円、進捗率 74.7%(概ね想定ペース)
- 営業利益:実績 2,419 百万円、通期予想 2,300 百万円、進捗率 105.2%(通期見通しを上回る)
- 純利益(親会社株主帰属):実績 1,664 百万円、通期予想 1,450 百万円、進捗率 114.8%(通期見通しを上回る)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:フイルム(ライフサイエンス・エレクトロニクス向け)や工業資材(半導体向け部材)が好調で第一事業部が増収増益。全社での原価低減・経費抑制・価格改定も寄与し営業利益が改善。
- 下振れ/特殊要因:第二事業部(防災事業)で固定資産の減損905百万円を計上(特別損失)。前年同期に特別利益(固定資産売却益2,307百万円)があったため、比較で四半期純利益は減少。
- 通期への影響:
- 通期予想は直近修正があり(上方修正を公表)、第3四半期までの進捗は営業面では良好。特別損失は非反復性の一時項目であるため、基本業績は良好に推移しているが、外部環境リスクに注意。
財務指標
- 損益(第3四半期累計:2025/4~2025/12)
- 売上高:60,454 百万円(前年同四半期比 +3.4%、金額差 +1, … → +2,002 百万円)
- 売上総利益:13,188 百万円(売上原価 47,266)
- 営業利益:2,419 百万円(前年同四半期 55 百万円、増加、営業利益率 ≒ 4.0%(2,419/60,454))
- 経常利益:3,161 百万円(前年同四半期 532 百万円、前年同期比 +493.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,664 百万円(前年同四半期 2,632 百万円、前年同期比 △36.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):121.80 円(前年同四半期 187.56 円、前年同期比 △34.9%)
- 主要財政数(2025/12/31)
- 総資産:80,393 百万円(前期末 79,504 百万円)
- 純資産:40,056 百万円(前期末 39,336 百万円)
- 自己資本比率:49.8%(安定水準)
- 1株当たり純資産(BPS):2,931.09 円
- 収益性指標(目安を併記)
- ROE(第3Q累計ベース):1,664 / 40,056 = 4.16%(9か月当期純利益ベース)。年率換算すると約5.5%。(目安:8%以上が良好 → 現状は低め)
- ROA(第3Q累計ベース):1,664 / 80,393 = 2.07%(年率換算約2.8%)。(目安:5%以上が良好 → 低め)
- 営業利益率:4.0%(業種平均との比較は業種で差あり。化学・素材系では中〜低水準の可能性)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:74.7%(通期ペースとしてはほぼ通常の第3Qまでの進捗)
- 営業利益進捗率:105.2%(通期目標を既に達成)
- 純利益進捗率:114.8%(通期目標を既に達成)
- キャッシュフロー等
- キャッシュ・現金同等物:7,450 百万円(前連結年度末 7,721 百万円、▲271 百万円)
- 営業CF・投資CF・財務CFの明細は四半期連結キャッシュフロー計算書が作成されていないため記載無し(注記あり)。
- 減価償却費(第3Q累計):1,997 百万円(前年同期間 2,047 百万円)
- 備考:売上債権が1,634 百万円増、棚卸資産が517 百万円増加し運転資本はやや増加。
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は未掲載(累計での比較のみ)。
- 財務安全性:
- 流動資産 47,411 百万円 / 流動負債 29,046 百万円 → 流動比率 ≒ 163%(良好)
- 総負債 40,336 百万円、純資産 40,056 百万円 → D/E比(有利子負債ベース)は低め(短長期借入金合計 8,900 百万円)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当第3四半期累計では固定資産売却益 8 百万円(前年同期は固定資産売却益 2,307 百万円)。
- 特別損失:減損損失 905 百万円(第二事業部の防災事業に関する固定資産グループ)、固定資産除却損 53 百万円 等。特に減損905百万円は当期の主な一時損失。
- 一時的要因の影響:前年同期の大きな固定資産売却益がないことと、当期の減損計上により四半期純利益の前年比は悪化している。営業利益ベースでは改善している点と切り分けて評価すべき。
- 継続性の判断:減損は当該資産グループに関する一時的会計処理であり、継続的な費用ではないと判断される。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00 円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):30.00 円
- 年間配当予想:30.00 円(前期は合計20.00円)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(予想ベース):配当30 円 / 予想EPS106.10 円 = 約28.3%(適度な還元水準)
- 特別配当:無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(第3四半期累計での明細は資料に記載無し)
- 減価償却費:1,997 百万円(第3Q累計)
- 研究開発費:–(資料未記載)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:–(資料未記載)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品等):9,756 百万円(前期末 8,874 百万円、増加 +882 百万円)
- 在庫増加は在庫回転に関する注意点となるが、詳細(回転日数等)は資料に無し。
セグメント別情報
- 売上高(第3Q累計・金額・構成比)
- 第一事業部:36,775 百万円(+2,844 百万円、前年同期比 +8.4%)→ 構成比 約60.9%
- 第二事業部:16,998 百万円(△5 百万円、前年同期比 0.0%)→ 構成比 約28.1%
- シューズBU:6,680 百万円(△836 百万円、前年同期比 △11.1%)→ 構成比 約11.0%
- セグメント利益(第3Q累計)
- 第一事業部:2,598 百万円(前年同期比 +168.6%)— フイルム・工業資材増収で粗利改善
- 第二事業部:1,697 百万円(前年同期比 +21.4%)— 断熱/建装の価格改定等で粗利改善。ただし防災事業で減損発生
- シューズBU:△158 百万円(前年同期は △582 百万円、損失幅は縮小)
- 地域別(収益分解)
- 日本:45,064 百万円(外部顧客売上)
- 米国:7,932 百万円(増加)
- その他:7,458 百万円
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(FY25–FY27):「選択と集中」「新たな価値の創造」「グローバル戦略の推進」を掲げ、組織再編(セグメント再編)を実施。今回の収益改善(第一事業部中心)とシューズの採算改善活動は中期計画の方向性に整合。
- KPI達成状況:営業利益は改善し通期目標超過の進捗。純利益は一時要因で減少だがベース改善は見られる。
競合状況や市場動向
- 市場動向:米国は個人消費堅調、欧州は緩やかな回復、中国は消費伸び悩み。自動車市場の減産(中国・北米の日系メーカー影響)が車輌資材に影響。原材料・エネルギーコストや為替が業績変動要因。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)会社予想(修正あり):売上高 81,000 百万円(+2.4%)、営業利益 2,300 百万円、経常利益 2,550 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 1,450 百万円、1株当たり当期純利益 106.10 円。
- 第3四半期累計の達成状況から見ると、営業利益・経常利益・当期純利益は既に通期予想を上回る進捗(上振れ)。ただし特別損失の影響や下期の需給・原料・為替動向は注意点。
- 予想の信頼性:会社は直近に業績予想の修正(上方)を行っており、第3Qまでの実績は堅調。過去の予想達成傾向は資料に詳細無し(評価:中立)。
- リスク要因:為替変動、原材料・エネルギーコスト、顧客(特に自動車メーカー)の生産動向、地政学リスク、米国の通商政策等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間のキャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- セグメント区分変更:2025年第1四半期より報告セグメントを「第一事業部/第二事業部/シューズBU」に変更。前期数値は変更後区分で比較計算済。
(注記)
- 本資料は会社開示に基づく要約であり、投資助言を行うものではありません。
- 不明な項目は — としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5142 |
| 企業名 | アキレス |
| URL | http://www.achilles.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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