2026年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 四半期ベースの会社予想(個別の四半期ガイダンス)は開示されておらず、短期の市場予想との比較情報も資料に無し(差異不明)。
- 業績の方向性: 増収(売上高+32.1%)・増益(調整後営業利益+43.6%、営業利益+27.2%)だが、経常利益と四半期純利益は前年同期比で減少(経常利益△8.8%、親会社株主に帰属する四半期純利益△9.1%)。
- 注目すべき変化: プラットフォーム事業の主要KPIが堅調(プラットフォームARR+28.9%:37,120百万円、有料課金ユーザー数+13.7%:624,916件、ARPU+13.4%:59,407円)。一方で営業外費用(支払利息、為替差損、株式報酬償却等)の増加が経常利益・純利益を圧迫。
- 今後の見通し: 通期業績予想(通期売上高40,930~41,590百万円、調整後営業利益2,460~2,500百万円)に対する進捗は売上高で約23.5%(四半期比・通期に対してやや下回る)、調整後営業利益で約27.8%(目標に対してやや上回る)。決算発表時点で通期予想修正は無し。
- 投資家への示唆: ARR・ユーザー数・ARPUの強い伸びが収益基盤の拡大を示唆。短期的には営業ベースは改善しているが、金利負担・為替・株式報酬等の営業外費用増加と現金残高の減少に注意。通期の達成性はKPI動向次第(ARR/ARPUの継続的拡大が鍵)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: フリー株式会社 (freee K.K.)
- 主要事業分野: スモールビジネス向けクラウドERP(クラウド会計ソフト「freee会計」、クラウド人事労務「freee人事労務」)および関連金融サービス等(プラットフォーム事業)
- 代表者名: 代表取締役CEO 佐々木 大輔
- CFO(問合せ責任者): 常務執行役員CFO 坪井 亜美(TEL 03-6683-0242)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年11月13日
- 対象会計期間: 2026年6月期 第1四半期(2025年7月1日~2025年9月30日)
- セグメント:
- 単一セグメント: プラットフォーム事業(クラウドERP提供および金融サービス等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 59,581,486株(2026年6月期1Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計): 59,156,103株(当第1四半期)
- 自己株式数(信託含む): 415,146株(1Q末)/信託に残存する自己株式 386,101株(J-ESOP)
- 今後の予定:
- IRイベント: 決算説明会は開催(機関投資家、証券アナリスト向け)。今後の公開予定は資料に記載なし。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高: 9,743百万円(前年同期比+32.1%)。四半期の会社想定の個別ガイダンス無しのため達成率は算出不可。
- 営業利益: 271百万円(前年同期比+27.2%)。会社が公表する「調整後営業利益」基準では690百万円(+43.6%)。
- 純利益: 親会社株主に帰属する四半期純利益 154百万円(前年同期比△9.1%)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因(営業面): 有料課金ユーザー数・ARPUの増加によりプラットフォーム売上が大幅増。
- 下振れ要因(利益面): 支払利息の増加(31.7百万円)、為替差損の拡大(11.5百万円)、譲渡制限付株式報酬償却等の費用増(47.0百万円)および支払手数料等の増加が経常利益・純利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を発表していない。第1四半期の進捗は売上高で約23.4~23.8%(通期見通しに対して)、調整後営業利益で約27.6~28.0%と、営業収益面は概ね順調。ただし営業外費用やキャッシュ動向が通期達成に影響を与える可能性あり。
財務指標
(単位明記のある場合は百万円/千円で記載。※%は前年同期比)
- 財務諸表要点:
- 資産合計: 50,770百万円(前期末 52,596百万円、前期末比 △1,825百万円)
- 純資産合計: 19,937百万円(前期末 19,663百万円、前期末比 +273百万円)
- 自己資本(参考): 19,813百万円(自己資本比率 39.0%:安定水準に近い)
- 現金及び預金: 31,666百万円(前期末 35,790百万円、減少 4,124百万円)
- 収益性:
- 売上高: 9,743百万円(前年同期比+32.1%:+2,367百万円)
- 営業利益: 271百万円(前年同期比+27.2%:+58百万円)
- 調整後営業利益: 690百万円(前年同期比+43.6%)
- 経常利益: 149百万円(前年同期比△8.8%:△14百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 154百万円(前年同期比△9.1%:△15百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 2.61円(前年同期 2.90円)
- 営業利益率: 271/9,743 = 約2.8%(業種のSaaS平均と比べると低め。注:調整後営業利益率は690/9,743 ≒ 7.1%)
- ROE(年換算・参考): 当期四半期純利益154百万円÷自己資本19,813百万円×4 ≒ 約3.1%(目安8%以上を良好とする評価には到達せず)
- ROA(年換算・参考): 154/50,770×4 ≒ 約1.2%(目安5%以上を良好とする評価には到達せず)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗、通期中央値ベースで算出):
- 通期売上高進捗率: 9,743 / 41,260(中間値) ≒ 23.6%(四半期ベースの単純比較ではやや下回る)
- 通期調整後営業利益進捗率: 690 / 2,480(中間値) ≒ 27.8%(四半期比でやや上回る)
- 通期純利益進捗率: 通期純利益予想は開示されていないため算出不可
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(資料注記)。ただし現金及び預金は前期末比で約4,124百万円減少。
- フリー・キャッシュ・フロー(調整後)は通期で1,230~2,500百万円を見込む(通期予想)。
- 営業CF/純利益比率: 四半期の営業CF値未提示のため算出不可。営業CFの健全性は通期数値等の確認が必要。
- 四半期推移(QoQ):
- 本資料は第1四半期のみの数値提示で、QoQ比較は直近四半期(前期第4四半期)との比較データが限定的。ARR/ユーザー数等の四半期推移は提示(ARRは第1Q末で37,120百万円)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 39.0%(安定水準に近い、目安40%以上で安定)
- 流動負債: 29,228百万円、負債合計 30,833百万円(負債は総資産の約60.7%)
- 短期借入金: 9,200百万円(前期末 9,600百万円)
- 効率性・セグメント別:
- 単一セグメント(プラットフォーム事業)のため、セグメント別詳細は省略。
- 財務の解説:
- 売上はARR・有料ユーザー増とARPU上昇で拡大。営業ベースの収益性(調整後)は改善しているが、支払利息等の営業外費用増が経常・当期利益を抑制。ソフトウェア等無形資産の増加(資本化された開発費)や減価償却費の増加が見られる。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 新株予約権戻入益 23,392千円(当第1四半期)
- 特別損失: 投資有価証券評価損 8,177千円
- 一時的要因の影響: 特別項目合計は小規模で業績全体に大きな影響は限定的。主要な利益変動は営業外費用(利息・為替・株式報酬償却等)の増加によるもの。
- 継続性の判断: 支払利息や株式報酬関連の費用は今後も発生し得るため注意が必要(継続性ありうるコスト)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末予想): 0.00円(2026年6月期予想)
- 期末配当(期末): 0.00円(予想)
- 年間配当予想: 0.00円
- 配当利回り: -(配当0のため計算不能)
- 配当性向: -
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載は無し。J-ESOPによる株式給付信託の導入により従業員インセンティブを実施。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 無形固定資産(ソフトウェア等)が増加(ソフトウェア 3,161,883千円、ソフトウェア仮勘定 1,185,958千円:前期比増加)、研究開発費は主に資本化されソフトウェア勘定に反映されている模様。
- 減価償却費: 本第1四半期で187,368千円(前年同期 10,543千円)、のれん償却 35,095千円(前年同期0)。
- 研究開発:
- R&D費用の明細は開示なし(ソフトウェアの資本化額・償却額から投資規模は示唆される)。
受注・在庫状況
- 該当情報: 本資料では受注高・受注残・在庫情報の記載なし(–)。
セグメント別情報
- セグメント別状況: 単一セグメント(プラットフォーム事業)により個別開示は省略。
- プラットフォーム事業(主要KPI)
- プラットフォームARR: 37,120百万円(前年同期末比+28.9%)
- 有料課金ユーザー企業数: 624,916件(同+13.7%)
- ARPU: 59,407円(同+13.4%)
- 地域別売上: 記載なし(国内中心と記載あり)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 資料内に具体的中期目標の進捗率は無しが、ARR・ユーザー数・ARPUの成長は中長期の収益基盤強化に合致。
- KPI達成状況: 今期はARR・ARPUともに強い伸び。中長期のKPI目標(具体値不明)に対してはポジティブな進捗と判断できるが、費用面(営業外費用)の管理が課題。
競合状況や市場動向
- 競合との比較: 同業他社との定量比較データは資料に無し(–)。
- 市場動向: スモールビジネス向けクラウドERPのTAMを約1.7兆円と推計、クラウドサービスへの支出比率増加を踏まえ成長ポテンシャルを示唆。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期売上高: 40,930~41,590百万円(前期比+23.0~25.0%(プラットフォーム事業比))
- 通期調整後営業利益: 2,460~2,500百万円(前期比+30.5~32.6%)、調整後営業利益率目標 6.0%
- 調整後フリー・キャッシュ・フロー: 1,230~2,500百万円(調整後FCFマージン 3.0%~6.0%)
- 会社は通期予想の修正無しと表明
- 予想の信頼性: 第1四半期のKPIは好調であるが、営業外費用・金利負担・為替変動やキャッシュの動きが通期業績に影響する可能性あり。
- リスク要因:
- 金利上昇による支払利息負担の上昇
- 為替変動(為替差損の発生)
- 株式報酬関連費用(インセンティブの償却増)
- 顧客獲得コストや開発投資の想定超過
- M&Aや投資有価証券の評価損
重要な注記
- 会計方針: 重要な会計方針変更は無し。四半期財務諸表に特有の会計処理の適用無し。
- 株式給付信託(J-ESOP): 2025年7月に従業員向け株式給付信託を導入。これに伴い第三者割当で386,101株を新株発行、自己株式(信託保有)を純資産に計上(信託に残存する自己株式の帳簿価額 1,500,002千円、株式数 386,101株)。
- その他: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されておらず、CF詳細は開示無し(ただし調整後FCFの通期見通しは提示)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4478 |
| 企業名 | フリー |
| URL | https://corp.freee.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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